最終更新日 :
2023年5月24日
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アップスケール(ディテールを保持)エフェクトでは、画像のディテールを保持しながら画像を大幅に拡大できます。また、シャープな線のシャープネスや曲線が保持されます。例えば、SD フレームサイズから HD フレームサイズへ、または HD フレームサイズからデジタルシネマのフレームサイズへ拡大できます。
このエフェクトは、Photoshop の画像サイズダイアログボックスの「詳細を維持」再サンプリングオプションと非常に緊密に連携しています。詳しくは、「Photoshop での画像のサイズ変更」を参照してください。
エフェクトコントロール
詳細を維持しながらアップスケールエフェクトでは、次のコントロールを利用できます。
- コンポジションの幅に合わせる:レイヤーの幅がコンポジションの幅と一致するように、スケールのパーセンテージを設定します。
- コンポジションの高さに合わせる:レイヤーの高さがコンポジションの高さと一致するように、スケールのパーセンテージを設定します。
- スケール:最小値は 100%です。
- ノイズを軽減:スケールを計算する前に、ノイズリダクションを適用するために使用されます。ノイズが誤って保持する必要があるディテールとして扱われないように、この値を大きくします。
- ディテール:値を大きくすると、エッジのシャープネスやコントラストが大きくなりますが、共鳴やハロー現象が発生する可能性があります。ディテールの値が低いと、エッジがよりスムーズで自然な状態で維持されます。
- アルファ:アルファチャンネルをカラーチャネルとは異なる方法で処理します。パフォーマンスの理由で、アルファチャンネルをカラーチャンネルと別に処理することも選択できます。デフォルト値はバイキュービックです。
詳細を維持しながらアップスケールエフェクトは、トランスフォームプロパティグループのレイヤーのネイティブバイリニアまたはバイキュービックスケーリングの使用など、他のスケーリング方法よりも低速です。