PKG インストールパッケージの Contents/Info.plist ファイルを開きます。
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- パッケージの作成
- パッケージのカスタマイズ
- パッケージのデプロイ
- アップデートの管理
- Adobe Update Server Setup Tool(AUSST)
- Adobe Remote Update Manager(RUM)
- トラブルシューティング
- グループ版アカウントの管理
- 更新
- 契約の管理
- レポートとログ
- ヘルプを表示
Mac OS でのデプロイメント用にパッケージを準備する場合は、パッケージを Mac OS で作成して保存する必要があります。Windows にコピーして保存すると、Mac OS パッケージ内の参照設定が破損する可能性があります。
準備
アドビデプロイメントパッケージのデプロイを開始する前に、次の条件が満たされていることを確認します。
- すべてのターゲットシステムでリモートマネージメントが有効になっている。これは、System Preferences(システム環境設定)ペインで「Sharing(共有)」をクリックして有効にできます。表示されるウィンドウの左側のペインで「Remote Management(リモートマネージメント)」を選択し、有効にする共有機能を選択します。推奨事項については、ARD のドキュメントを確認してください。例えば、パッケージをデプロイする場合は「Copy Items(項目をコピー)」および「Delete and Replace Items(項目の削除と置き換え)」を選択する必要があります。デプロイメントコンポーネント参照。
- デプロイすることを計画しているアドビパッケージが管理コンピューター上にあるか、または管理コンピューターからアクセスできる。
- アドビパッケージのデプロイ先とするすべてのターゲットシステムを含む ARD グループを既に定義している。
- デプロイするのに十分な空き領域がすべてのターゲットシステム上にある。これには、デプロイされる製品のインストール後のサイズに加えて、ターゲットシステムにデプロイメントパッケージをコピーするための容量も含まれます。
ユーザーにインストール場所の指定を許可する
インストールデプロイメントパッケージの設定時に「Specify directory during deployment(デプロイメント中にディレクトリを指定)」を選択した場合は、ARD によってデプロイする前に作成したパッケージを修正する必要があります。
作成した PKG インストールパッケージで次の変更を行います。
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IFPkgFlagDefaultLocation タグの値を修正してターゲットフォルダーの絶対パスにします。例えば次のようになります。
/Volumes/<ボリューム名>/<フォルダー名>またはルートボリュームにデプロイする場合は次のようにします。
/<フォルダー名>「Copy Items(項目をコピー)」および「Send Unix Command(Unix コマンドを送信)」を使用してデプロイする場合は、フォルダー名を指定し、ボリューム名とインストーラーコマンドを渡します。
この変更を行ったら、続行して以下の説明どおりに ARD を使用してパッケージをデプロイできます。
パッケージのデプロイメント
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管理システムで ARD を起動します。
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ターゲットコンピューターを選択します。
ARD のメインウィンドウの左ペインで、希望のコンピューター一覧を選択し、右ペインでターゲットコンピューターを確認します。
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インストールパッケージをセットアップします。
ARD の「Install Packages(パッケージをインストール)」オプションを選択し、デプロイするインストールパッケージを追加します。
再起動するかどうか、このタスクをこのアプリケーションまたはタスクサーバーのどちらから実行するか、および必要に応じてその他のオプションを選択します。「Run this task from: Task server on this computer(タスクを実行:このコンピューターのタスクサーバーを使用)」を選択した場合は、タスクサーバーによって、タスクの開始時にオンラインでなかったシステムにタスクが転送されます。
必要であれば、インストールタスクを後で実行するように予約できます。これを行うには、Install Packages(パッケージをインストール)ウィンドウの左下隅にある「Schedule(スケジュール)」をクリックし、次に、Schedule Task(タスクのスケジュール)ウィンドウで、パッケージをインストールする日時を入力します。
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ターゲットシステムにインストールします。
タスクを後で実行するように予約していない場合は、Install Packages(パッケージをインストール)ウィンドウの下部にある「Name(名前)」領域に一覧表示されたすべてのターゲットコンピューターの利用可能性を確認します。「Install(インストール)」をクリックすると、一覧表示されたすべてのターゲットコンピューターですぐにインストールが開始されます。
タスクを後で実行するように予約した場合は、「Install(インストール)」をクリックします。タスクを開始するように予約した時間以前に、Install Packages(パッケージをインストール)ウィンドウの「Name(名前)」領域に一覧表示されたすべてのターゲットコンピューターが、アクティブユーザーのいない静的状態であり、アクティブでコマンドを受け取れる状態であることを確認してください。
「Install Packages(パッケージをインストール)」タスクを実行すると、そのステータスが ARD ウィンドウに表示されます。プロセスが完了すると、ステータスがそれに応じて更新されます。
警告:ARD でインストールまたはアンインストールタスクを停止しないでください。これを行うと、停止したことが ARD ウィンドウで示されている場合でも操作が継続する場合があります。
Adobe Application Manager Enterprise Edition によって作成されるパッケージ構造のため、ARD によるデプロイ時に表示される進行状況バーは役に立ちません。完了時に 0%と表示される(macOS 10.5 の場合)か、ほとんど常に約 95%の状態でとどまります(macOS 10.6 の場合)。
アップデートパッケージ
- アップデートパッケージは、<パッケージ名>_Update.pkg の形式の名前で作成されます。
- アップデートパッケージはアンインストールできません。
トラブルシューティング
デプロイメント中にユーザーの状態が変化した場合、つまり、ユーザーがログインまたはログアウトしたり、ユーザーを切り替えたりした場合、ARD によるパッケージのデプロイメントは失敗する可能性があります。タスクサーバーを使用した場合、状態が変化した後、タスクによって直ちに同じパッケージのデプロイが開始され、デプロイが失敗する可能性があります。これは標準的な ARD の動作です。この問題が発生した場合は、もう一度デプロイを実行してください。
「Copy Items(項目をコピー)」および「Send Unix Command(Unix コマンドを送信)」を使用してデプロイする
「Install Packages(パッケージをインストール)」オプションを使用する代わりに、「Copy Items(項目をコピー)」タスクを使用してパッケージタスクをターゲットシステムにコピーします。次に「Send Unix Command(Unix コマンドを送信)」を実行してインストーラーを実行し、コピーしたパッケージをデプロイできます。
-
管理システムで ARD を起動します。
-
ターゲットコンピューターを選択します。ARD のメインウィンドウの左ペインで、希望のコンピューター一覧を選択し、右ペインでターゲットコンピューターを確認します。
-
インストールパッケージをセットアップします。
- ARD の「Copy Items(項目をコピー)」オプションを選択し、デプロイするインストールパッケージを追加します。
- ターゲットコンピューター上のパッケージのコピー先を選択します。
注意:注意:ターゲットを起動ドライブにする場合、-target の後に「/」を指定してください。ターゲットシステムにインストールします。
- ARD の「Copy Items(項目をコピー)」オプションを選択し、デプロイするインストールパッケージを追加します。
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ターゲットシステムにインストールします。ARD の「Send Unix Command(Unix コマンドを送信)」オプションを選択します。
「Run command as: User(コマンドを実行 : ユーザー)」を選択して、ユーザーフィールドに「root」と入力します。
ボリューム名とインストーラーコマンドを渡します。
sudo installer -pkg -target <ボリュームの場所>
注意:ターゲットを起動ドライブにする場合、-target の後に「/」を指定してください。
注意:ターゲットを起動ドライブにする場合は、-target の後に「/」を指定してください。
注意:アンインストールパッケージは、アップデートパッケージには作成されません。
インストールデプロイメントパッケージには <パッケージ名>_Uninstall.pkg という名前のファイルが含まれており、これを使用すると、対応するインストールファイルである <パッケージ名>_Install.pkg を使用してインストールしたソフトウェアをアンインストールできます。この手順は、ソフトウェアをインストールする際に実行した手順に似ています。
デプロイメントパッケージを使用してアドビソフトウェアをアンインストールする
アンインストールパッケージは、アップデートパッケージには作成されません。
インストールデプロイメントパッケージには <package_name>_Uninstall.pkg という名前のファイルが含まれており、これを使用すると、対応するインストールファイルである <package_name>_Install.pkg を使用してインストールしたソフトウェアをアンインストールできます。この手順は、ソフトウェアをインストールする際に実行した手順に似ています。
「Copy Items(項目をコピー)」および「Send Unix Command(Unix コマンドを送信)」を使用してアンインストールする
この方法を使用してデプロイした場合は、インストールパッケージではなく、アンインストールパッケージをコピーして起動し、同じ方法でアンインストールします。
参考文献
- Adobe Creative Cloud 向けのパッケージをデプロイする
- 他のサードパーティツールを使用したパッケージのデプロイ: