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Illustrator でアートボードのコピー、移動、並べ替え、再配置を行う方法、およびアートボードビューを設定する方法について説明します。
アートボードを作成し、デザイン要件に合わせて変更した後は、アートボードを管理する必要があります。 アートボードに多数のデザインやレイヤーが含まれている場合、アートボードを整理することで、アイデアやデザインをすっきりと秩序立てることができます。
アートボードのカット、コピー、ペースト、移動は、ドキュメント内とドキュメント間のいずれでも簡単に行えます。 Illustrator には、アートボードを再配置したり、並べ替えたりするための複数の方法が用意されています。 また、その他のアートボードオプションについて詳しく知って、アートボードのビューを変更することもできます。
以下では、アートボードを管理する方法について説明します。
準備
- Illustrator でアートボードを作成および編集する方法がまだ不確かな場合は、アートボードの管理方法に関するこの説明をお読みになる前に確認してください。
- アートボードを管理するには、Illustrator の各パネルを開いておきます。 アートボードパネル、プロパティパネル、またはコントロールパネルをアクティベートにするには、以下のいずれかを選択します。
ウィンドウ/アートボード
ウィンドウ/プロパティ
ウィンドウ/コントロール
ドキュメント内または Illustrator ドキュメント間でアートボードをカット、コピー、ペーストして、デザインを簡単に複製することができます。 同様に、アートボードを移動して、同じドキュメントまたは別のドキュメント内の任意の場所に配置することもできます。
アートボードのカット、コピー、ペースト
-
-
1 つまたは複数のアートボードを選択します。
-
Ctrl + X を押してカットするか、Ctrl + C を押してコピーし、Ctrl + V でアートボードを同じドキュメントまたは別のドキュメントにペーストします。
アートボードの移動
選択したアートボードを移動するには、次のいずれかを実行します。
- アートボードをドラッグして、同じドキュメントまたは別のドキュメントに配置します。
- 選択したアートボードを同じドキュメント内で正確に移動するには、プロパティパネルまたはコントロールパネルで、「X」と「Y」の値を指定します。
- オブジェクトなしにアートボードのみを移動またはコピーするには、プロパティパネルで「オブジェクトと一緒に移動」の選択を解除します。
Illustrator ドキュメントの書き出し時や印刷時に、ワークスペース内でアートボードを移動することなく、アートボードの順序を変更できます。 ただし、ワークスペース内でアートボードを整理するには、アートボードを再配置する必要があります。 レイアウトに応じて、アートボードの任意の数の列や行を再配置できます。 アートボードを再配置すると、アイデアを整理したり、アートボードを順番に書き出したりすることができます。
アートボードを並べ替えるには、次の操作を行います。
-
アートボードツール をクリックします。
-
アートボードパネルで、上向き矢印と下向き矢印をクリックします。
A. アートボードを再配置 B. アートボードを 1 レベル上に移動 C. アートボードを 1 レベル下に移動
アートボードを再配置するには次の操作を行います。
-
アートボードツール をクリックします。
-
アートボードパネルで、をクリックして、すべてのアートボードを再配置ダイアログボックスを開きます。
-
「すべてのアートボードを再配置」テーブルに表示されているレイアウトオプションのいずれかを選択します。
テーブルを参照して、すべてのアートボードを再配置します。
オプション |
説明 |
横に配列 |
複数のアートボードを指定された列数に配置します。 |
縦に配列 |
複数のアートボードを指定された行数に配置します。 |
横一列 |
すべてのアートボードが横一列に配置されます。 |
縦一列 |
すべてのアートボードが縦一列に配置されます。 |
レイアウトの順序 |
アートボードが左から右へ、または右から左へ配置されます。 |
選択した軸に沿ってアートボードを配置および分布させるには、次の手順に従います。
-
アートボードツール をクリックするか、Shift + O を押します。
-
整列または分布させる 1 つまたは複数のアートボードを選択します。
-
ウィンドウ/整列を選択して、整列パネルを開きます。
-
整列パネルで、いずれかのオプションを選択してアートボードを整列させます。
ここでは、アートボードオプションダイアログを使用して、アートボードのプリセット、寸法、位置、方向、名前を設定する方法を既にご存知のものとして説明を進めます。 アートボードオプション内で、アートボードの表示とグローバル設定を変更することもできます。
アートボードの表示設定を変更するには、以下の手順に従います。
-
アートボードツールをクリックし、アートボードをダブルクリックします。
-
アートボードオプションダイアログで、チェックボックスを選択または選択解除して、アートボードの表示設定を変更します。
オプション |
説明 |
センターマークを表示 |
アートボードの中央にポイントを表示すると、オブジェクトの位置決めが容易になります。 |
十字線を表示 |
アートボードの各辺から中心を通る十字線を表示します。 |
ビデオセーフエリアを表示 |
ビデオの表示可能な領域を識別するためのガイドを表示します。 |
ビデオ定規に使用されるピクセル縦横比を指定します。 |
|
アートボードの外側の領域をシェード |
アートボードツールがアクティブなときに、アートボードの外側の領域を濃いシェードで表示します。 |
ドラッグ時に更新 |
アートボードをドラッグしてサイズを大きくしたり移動したりするときに、アートボード内のドラッグ領域を明るく表示したままにします。 |
Illustrator が提供するアートボードプリセットのほとんどは、正方形のピクセルを持っています。つまり、ビデオ定規のピクセル縦横比(VPAR)は 1.0 です。アートボードオプションダイアログで 1.0 でない VPAR(非正方形ピクセル)を指定した場合、ピクセルがビデオ定規によって自動調整されます。
ビデオ定規、センターマーク、十字線、ビデオセーフエリアは、ビデオの作成を支援するビデオプロパティです。
アートボードにビデオ定規を表示するには、次の操作を行います。
-
任意のツールでアートボードをクリックします。
-
表示/定規/ビデオ定規を選択します。
定規の数字は、アートボードの寸法をピクセル単位で表しています。
複数のアートボードで作業する場合は、アートワークを作成するアートボードをアクティベートできます。 またアートボードの境界を隠したり、アートワークを正確に処理できるようにアートボードをカンバス合わせたりすることができます。 アートワークを印刷する前に、アートボードの印刷可能な領域と印刷不可能な領域を確認することもできます。
任意のツールでアートボードをクリックしてアクティベートします。
- ツールパネルのツールを使用してアートボードをクリックし、アートボードをアクティベートします。
アートボードの境界を隠す
- 表示/アートボードを隠すを選択します。
アートボードのズームと全体表示
アートボードをカンバスに合わせて全体表示し、中央に配置するには、次の操作を行います。
- アプリウィンドウの下部にあるステータスバーのドロップダウンリストをクリックします。
- アートボード番号を選択します。
印刷ページの境界を表示
選択したアートボードの印刷可能領域と印刷不可能領域を表示するには、次の操作を行います。
- アートボードを選択し、表示/プリント分割を表示を選択します。
ヒントとコツ
- アートボードをコピーする際に同じアートボードとレイヤー構成を再利用するには、レイヤーパネルの詳細オプションをクリックし、「コピー元のレイヤーにペースト」を選択します。
- ロックされたオブジェクトまたは非表示のオブジェクトをアートボードと一緒に移動するには、編集/環境設定/選択範囲・アンカー表示を選択し、「ロックまたは非表示オブジェクトをアートボードと一緒に移動」を選択します。
- アートボードをコピーした場合、アートボードの名前はコピーされたバージョンでも同じ名前になります。 アートボードの順序番号でアートボードを区別できます。
- アートボード内のアートボードはトリムエリアと同様に扱われ、再配置の際は、それを含むアートボードと一緒に移動します。
- ズーム、カット、コピー、ペーストのキーボードショートカットについては、「Illustrator デスクトップ版のキーボードショートカット」を参照してください。
ここでは、Illustrator でアートボードのコピー、移動、並べ替え、再配置を行う方法、およびアートボードビューを設定する方法について説明しました。
ここからは、アートワークを保存する方法、アートワークを書き出す方法、ドキュメントを印刷用に設定する方法に進んでください。
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