タッチ対応デバイスを使用して、いつでもどこでもレイアウトを作成することができます。タッチワークスペースを使用すると、レイアウトをジェスチャーで作成することができます。そうして作成したレイアウトは、InDesign によってグラフィックに変換されます。タッチワークスペースは、Microsoft Windows のすべてのタッチ対応デバイスでサポートされています。これには、タブレットのほか、タッチ対応デスクトップやラップトップコンピューターも含まれます。直感的なタッチジェスチャーを使用して、シェイプを描画したり、テキストやイメージプレースホルダーを追加したりできます。作成したレイアウトに Creative Cloud ライブラリからクリエイティブアセットを追加することもできます。
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新しいタッチワークスペースを使用すれば、シンプルなジェスチャーで簡単にレイアウトを作成できます。簡単なチュートリアルについては、タッチ操作でのレイアウトデザインを参照してください。
タッチワークスペースへの切り替え
タッチワークスペースに切り替えるには、ウィンドウ/ワークスペース/タッチに移動するか、現在の InDesign ワークスペースの右上隅にある タッチワークスペースアイコンをタップします。
タッチ対応のデバイスからキーボードを取り外すと、InDesign でこの変化が即座に検出され、現在のワークスペースがタッチワークスペースに切り替わります。キーボードをデバイスに取り付け直すと、最後に作業していたワークスペースに切り替わります。
注意:このキーボードの動作のオン/オフを切り替えるには InDesign 環境設定に移動します。
タッチワークスペースのツール
タッチワークスペースには、InDesign に付随する一部のツールが含まれていませんが、このワークスペースで作成できないオブジェクトを含むドキュメントを開くことができます。このようなオブジェクトは完全な精度で表示できますが、編集することはできません。レイアウトの作成を開始するには、次のいずれかのツールを使用します。
描画ツール:描画ツールはタッチワークスペースでのみ使用できます。ジェスチャーによるレイアウトの作成を開始するには描画ツールを使用します。詳しくは、ジェスチャーによる描画を参照してください。
文字ツール:レイアウトにテキストフレームを含めるには文字ツールを使用します。テキストフレームは、移動、変更、サイズ変更することができます。詳しくは、テキストフレームを参照してください。
フレームツール:レイアウトにグラフィックを含めるにはフレームツールを使用します。グラフィックとそのフレームの関係を変更することでグラフィックを編集できます。詳しくは、フレームとオブジェクトを参照してください。
シェイプツール:レイアウトにシェイプを含めるにはシェイプツールを使用します。長方形ツール、楕円形ツール、多角形ツールから選択できます。詳しくは、シェイプツールを使用した描画 を参照してください。
ジェスチャーによる描画
ジェスチャーでレイアウトを作成するには
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新しいドキュメントを作成し、まだ選択されていなければ、描画ツールを選択します。
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16 のジェスチャーのいずれかを使用して、レイアウトの InDesign 要素を作成します。使用できるジェスチャーについては、次の図を参照してください。
ジェスチャーのヘルプを表示するには、ワークスペースの右上隅にあるヘルプアイコンをクリックします。
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コンポーネントは、ワークスペースの右側のパネルを使用して、サイズを変更したり、カラーやスタイルを修正したりして加工できます。Creative Cloud ライブラリからクリエイティブアセットを追加することもできます。
コンポーネントの加工
タッチワークスペースには、レイアウト要素を加工するためのパネルも用意されています。カラー、不透明度、整列などのプロパティを変更できます。エレメントを選択し、右側の該当するパネルを開きます。
カラー
テキスト
線
CC ライブラリ
揃えと分布
コンテキストメニュー
不透明度
他の InDesign ワークスペースに切り替えて、カンプやモックアップをさらに加工したり仕上げたりすることもできます。