プラグイン

InDesign プラグインモジュールとは、機能を追加するために、アドビまたは他のソフトウェア開発業者がアドビと共同開発したソフトウェアプログラムです。アドビソフトウェアには、読み込み、書き出し、自動化および特殊効果のためのプラグインが多数付属し、Plugins フォルダーに自動的にインストールされます。InDesign のほとんどの機能は、プラグインによって提供されます。

プラグインのインストール

プラグインモジュールをインストールすると、その機能がメニュー、ダイアログボックス、またはパネルのオプションとして表示されます。

UXP を使用した InDesign プラグインの作成

InDesign のプラグインは、Unified Extensibility Platform（UXP）で強化されたことで、最新の JavaScript（ES5 および ES6 のほとんどの機能）を使用できるようになりました。詳しくは、「UXP プラグイン」を参照してください。

UXP の機能強化

• InDesign のフライアウトメニュー   を使用すると、パネルが乱雑になることなく追加の操作にアクセスできます。InDesign のフライアウトメニューで実行できる内容は次のとおりです。
  • スクリプトの実行：フライアウトメニューからスクリプトを実行できます。
  • サブメニューの追加：フライアウトメニュー内の項目にはサブメニューを追加でき、複数のレベルにネストできます。
  • 絵文字の追加：フライアウトメニューの項目で絵文字を使用できます。
  • 有効なプロパティの設定：項目をグレー表示にしてアクセスできないように設定できます。
  • プログラムによるプロパティの変更：切替スイッチ、チェック済み、有効なプロパティなど、フライアウトメニュー内の項目のプロパティをプログラムで変更できます。
• 永続ストレージを使用すると、プラグインで、セッションやバージョンのアップグレードにわたって利用可能な状態のデータを保存できます。これにより、アプリケーションを閉じた後でもユーザーの環境設定と状態が保持されます。

グローバル一意識別子のサポート（GUID サポート）

InDesign では、UXP 3P プラグイン開発者がプラグインのユーザーを識別し、スムーズでパーソナライズされたユーザーエクスペリエンスを実現できるように、GUID サポートを提供しています。

• 3P プラグイン向けの GUID サポートが提供されます。
• 開発者は、UXP 開発者ツール（UDT）および CCD マーケットプレイスからアクセスできます。 

詳しくは、InDesign 用の UXP を参照してください。

「アドオンを参照」メニューを使用した Creative Cloud アドオンとの統合

Adobe Exchange Web サイトでプラグインや拡張機能などを検索して Adobe InDesign や他の製品にインストールできます。

• InDesign に追加プラグインをアドオンするには、ウィンドウ／アドオンを参照を選択します。アドオンは、無料のものも有料のものもあります。InDesign 用の Creative Cloud アプリからインストールまたは取得したプラグインは、今回のワークフローから InDesign に同期されます。「アドオンを参照」Web ページに移動します。
• インストールまたは取得したアドオンは、ウィンドウ／拡張機能、ダウンロード、またはアドオンの説明を検索する場所に示された場所に表示されます。ダウンロードしたアドオンを表示するには、「アドオンを参照」Web ページに移動します。Web ページの左側のペインに、「My Add-on を見る」オプションがあります。各アドオンがサポートされている製品とバージョンも表示されます。

ファイルの同期が有効な場合、「アドオンを参照」は Creative Cloud アカウントと同期します。

その他の関連ヘルプ

• スクリプト
• InDesign の Capture 拡張機能