開いているプロジェクトで、以下に示すいずれかの操作を実行します。
- 標準ツールバーの右上隅に表示されているクイック生成アイコン()をクリックし、設定を編集アイコン()をクリックします。
- 標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。
出力ビューが表示されます。
ここでは、RoboHelp で提供される各種出力プリセットについて説明します。また、これらのプリセットを使用して、レスポンシブ HTML5、フレームなし、モバイルアプリなど、様々な形式で出力を生成する方法についても説明します。
Adobe Captivate、Adobe FrameMaker、Adobe RoboHelp の最新バージョンにおける既知の問題および制限事項を解決します。
詳細については、「Technical Communication Suite の既知の問題を解決する」を参照してください。
RoboHelp には強力な公開機能が備わっているため、様々な形式で出力を生成できます。 レスポンシブ HTML5、PDF、モバイルアプリなど、幅広いタイプの出力プリセットからお好きなものを選択し、各種プラットフォーム向けに配信できます。 出力プリセットの設定は簡単です。各種設定を使用し、異なるコンテンツ、レイアウト、エクスペリエンスを組み合わせて、同じプロジェクトから多数のヘルプシステムを作成できます。
RoboHelp (2019 release) を使用すると、プロジェクトの使用を続けながら出力をスムーズに生成できます。
プロジェクト出力は、任意のタイプの出力プリセットを使用して生成できます。 RoboHelp では以下のタイプの出力プリセットを使用できます。
macOS では、Microsoft HTML ヘルプ(.chm)がサポートされていません。
RoboHelp でプロジェクト出力を生成する前に、出力プリセットを作成して設定する必要があります。 出力プリセットの準備ができると、プリセットを使用して出力を生成できます。
RoboHelp で出力プリセットを作成するには、以下の手順を実行します。
開いているプロジェクトで、以下に示すいずれかの操作を実行します。
出力ビューが表示されます。
出力ツールバーで、「出力プリセット」をクリックします。出力プリセットパネルが表示されます。
出力プリセットパネルで、 をクリックします。
新しいプリセットダイアログボックスで、以下を指定します。
名前:出力プリセットの名前を指定します。
タイプ:出力プリセットのタイプを選択する場合は、このドロップダウンリストを使用します。レスポンシブ HTML5、PDF、Microsoft HTML Help、フレームなし、モバイルアプリ、eBook から選択できます。
「終了」をクリックします。
出力プリセットには、出力ツールバーの出力プリセットパネルからアクセスすることができます。または、オーサリングウィンドウのクイック生成ダイアログボックスから出力プリセットにアクセスすることもできます。
出力プリセットパネルまたはクイック生成ダイアログボックスで出力プリセットのタイプを識別するには、出力プリセット名の前に表示されるアイコンを確認します。以下のアイコンは出力プリセットの特定のタイプを表しています。
レスポンシブ HTML5
印刷ドキュメント
Microsoft HTML Help
フレームレス
モバイルアプリ
eBook
Microsoft HTML ヘルプ(.chm)の出力プリセットを作成しても、Mac ユーザーには表示されません。
出力プリセットの設定を構成するには、以下の手順を実行します。
開いているプロジェクトで、以下に示すいずれかの操作を実行します。
出力ツールバーで、「出力プリセット」をクリックします。出力プリセットパネルで、以下に示すいずれかの操作を実行します。
選択した出力プリセットのタイプに基づいて全般、コンテンツなどのタブを表示し、設定を構成できます。
出力プリセットのタイプを設定する方法について詳しくは、以下のリソースを参照してください。
生成された出力にプロジェクト全体は含まれません。 「コンテンツ」タブ/「目次」フィールドで選択された目次によって何を含めるかが決まります。 つまり、選択された目次ファイルのトピック(およびトピック内の参照ファイル)のみが含まれます。
設定を保存するには、標準ツールバーの左上隅に表示されているすべて保存アイコン()をクリックします。
必要な出力プリセットを設定すると、出力を生成することができます。
出力を生成するには、以下の手順を実行します。
開いているプロジェクトのオーサリングウィンドウで、標準ツールバーの右上隅に表示されているクイック生成アイコン()をクリックします。
クイック生成ダイアログボックスで目的の出力プリセットを選択し、「生成」をクリックします。
または、以下の操作を実行して出力を生成することもできます。
進行状況バーは出力生成の進行状況を表示します。 出力の生成をキャンセルするには、 をクリックします。 出力の生成が完了した後、出力を表示するには、 をクリックします。 出力の生成が失敗する場合は、 をクリックしてエラーログを表示します。
出力を生成する前に、クイック生成ダイアログボックスで、複数の出力プリセットを編集することもできます。 これを行うには、次の手順を実行してください。
出力生成はバックグラウンドで行われ、RoboHelp を使用し続ける間に複数の出力を同時に生成できます。
RoboHelp GUI を起動せずに出力を生成するには、コマンドラインユーティリティで以下のコマンドを指定します。
<path_of_Robohelp.exe> --cl "<project_path>" -o "<output_preset>" -l "<logfile_path>" -p "<output_path>"
コマンドの説明 :
以下に例を示します。
Robohelp.exe --cl "C:\Latte.rhpj" -o "My Responsive Output" -l "C:\logfile.html" -p "C:\outputfolder"
パスと出力プリセット名のようにスペースを含む引数値は、二重引用符で囲んでください。
コマンドラインのユーティリティーを使用して、Adobe RoboHelp プロジェクトを Adobe RoboHelp サーバーに公開するには、RoboHelp Server への公開を参照してください。
出力プリセットは簡単に複製することも、出力プリセットパネルやクリック生成ダイアログボックスから削除することもできます。
標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。
出力ビューが表示されます。
出力ツールバーで、「出力プリセット」をクリックします。出力プリセットパネルが表示されます。
出力プリセットパネルで、名前を変更する出力プリセットに対して「オプション /名前を変更」を選択します。
プリセットの名前を変更ダイアログボックスで、出力プリセットの名前を指定します。
「終了」をクリックします。
以下に示すいずれかの操作を実行します。
出力ビューが表示されます。
出力ツールバーで、「出力プリセット」をクリックします。出力プリセットパネルが表示されます。
出力プリセットパネルで、目的の出力プリセットの横に表示されているオプションアイコン()をクリックします。
「オプション」ドロップダウンリストで、「複製」を選択します。
複製する出力プリセットの名前を指定し、「終了」をクリックします。
以下に示すいずれかの操作を実行します。
出力ビューが表示されます。
出力ツールバーで、「出力プリセット」をクリックします。出力プリセットパネルが表示されます。
出力プリセットパネルで目的の出力プリセットを選択し、オプションアイコン()をクリックします。
「オプション」ドロップダウンリストで、「削除」を選択します。確認ダイアログボックスで、「はい」をクリックします。
標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。
出力ビューが表示されます。
出力ツールバーで、「出力プリセット」をクリックします。出力プリセットパネルが表示されます。
「出力プリセット」パネルで、検索する出力プリセットに対して「オプション /エクスプローラーで表示(Mac:ファインダーで表示)」を選択します。
出力プリセットファイルと保管場所が、コンピューターに表示されます。