プロジェクトのオーサリングウィンドウで、標準ツールバーの右上隅に表示されているクイック生成アイコン()をクリックします。
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- 付録
RoboHelp でコンテンツのみの出力を生成して、出力をよりスマートかつ多機能で効果的なものにする方法について説明します。
コンテンツのみの出力とは
コンテンツのみの出力では、すべてのデータが Extensible Markup Language(XML)形式の RAW 形式で生成されます。これはニーズに応じてコンテンツを再利用するのに役立ちます。トピックは、XHTML 形式、TOC、参照シーケンス、用語集、インデックス、およびマップ ファイルで単純な XML 形式によって生成され、必要に応じて簡単に解析して他の形式に変換できます。
コンテンツのみの出力プリセットを設定
RoboHelp プロジェクトの出力を生成するには、最初に出力プリセットを作成してから、その出力プリセットの各種設定を構成する必要があります。 以下の設定を使用して、コンテンツのみの出力プリセットを構成することができます。
全般
タイトル、ターゲット、出力パス、エンコーディングなど、基本的な出力設定を指定するには、以下のオプションを使用します。
タイトル:生成された出力のタイトルを指定します。
タイトル内で変数を使用することができます。 タイトル内で変数を使用するには、Ctrl + 1 を押して、ドロップダウンリストで変数を選択して Enter キーを押します。「コンテンツ」タブ/「変数セット」フィールドで設定された変数を選択すると、出力の生成時に、その変数の値が変数セットから取得されます。
出力パス:出力の場所を指定します。場所を選択するには、をクリックします。
出力パスがプロジェクトフォルダーのパスに含まれていないことを確認します。出力パスがプロジェクトフォルダーのパスに含まれている場合、出力は生成されません。 また、必要なコンテンツが保管されていないフォルダーを選択してください。 RoboHelp はフォルダー内のコンテンツを削除した後、出力を生成します。
プロジェクトに対する相対パスとして出力パスを保存:有効にして出力パスを参照すると、出力へのパスは絶対パスではなく相対パスになります。
エンコーディング:コンテンツで使用する文字のエンコーディング形式を指定する場合は、このドロップダウンリストを使用します。
生成後スクリプト:出力生成後にカスタムスクリプトを実行するには、ドロップダウンリストからスクリプトの .js ファイルを選択します。
コンテンツ
以下のオプションを使用して、目次、条件式、変数セット、展開テキスト、ドロップダウンテキストなど、コンテンツ関連の出力設定を指定します。
目次:出力に含める目次を選択する場合は、このドロップダウンリストを使用します。このドロップダウンリストには、プロジェクトで使用可能な目次が表示されます。 デフォルトでは、このドロップダウンリストの最初の目次が選択されます。
選択された目次にあるファイルとその参照のセットが、生成された出力に表示されます。
条件式:出力の条件式を指定する場合は、このドロップダウンリストを使用します。この設定を使用すると、目的の出力タイプや対象ユーザーに応じて、出力内に表示するコンテンツと出力から除外するコンテンツを簡単に指定することができます。選択した条件式を編集するには、をクリックします。条件式を指定しない場合は、ドロップダウンリストで「なし」を選択します。
変数セット:このドロップダウンリストを使用して、該当する出力で使用する変数セットを指定します。プロジェクトのデフォルトの変数セットを使用する場合は、このドロップダウンリストで <デフォルトの変数セット> を選択します。 変数セットを使用すると、出力方法に応じて変数を使用できます。 例えば、お客様と内部ユーザーとで異なる変数セットを使用して出力を生成できます。
展開テキストを含める:コンテンツのみの出力に展開テキストを含めるには、このオプションを選択します。このオプションを選択しないと、出力には展開タイトルのみが含められます。ただし、出力において、展開テキストは展開された形式で表示されます。
ドロップダウンテキストを含める:コンテンツのみの出力にドロップダウンテキストを含めるには、このオプションを選択します。このオプションを選択しないと、ドロップダウンタイトルのみが出力に含められます。ただし、生成された出力には、ドロップダウンテキストが表示されます。
レイアウト
以下のオプションを使用して、出力の外観を設定します。
テンプレート:出力のドロップダウンメニューからテンプレートを選択します。
トピック CSS ファイルを除外するには、「すべてのトピックの CSS ファイルを除外」チェックボックスをオンにします。
出力プリセットを設定すると、オーサリングウィンドウのクイック生成ダイアログボックスや、公開ウィンドウの出力プリセットパネルからアクセスできます。
XHTML
開始ページ:RoboHelp で出力の URL の生成に使用できるページ名と拡張子(.xml)を指定します。例えば、default.xml などを指定します。
用語集:出力に含める用語集を選択する場合は、このドロップダウンリストを使用します。用語集を使用すると、プロジェクト内の関連用語とその定義をすばやく取得できます。
参照シーケンスを含める:オンライン出力のすべてのトピックのアルファベット順リストを作成するには、この設定を選択します。参照シーケンスは、ユーザーが特定の順序でトピックを「参照」するのに役立ちます。
索引を含む:出力に索引ページを含める場合は、この設定を選択します。
マップファイルを含める:このオプションを選択すると、XML 出力にマップファイルを含めます。.map ファイルは、パブリケーションのトピックの定義、トピックシーケンスの指定、およびトピック間のリンクの制御に使用されます。
公開
出力は、FTP、SFTP またはファイルシステムに公開できます。出力を公開できるようにするには、まず適切なサーバータイプ用の公開プロファイルを設定します。詳しくは、「FTP、SFTP またはファイルシステム用の公開プロファイルの設定」を参照してください。
公開プロファイルを保存すると、 RoboHelp の公開タブにプロファイルが表示されます。 出力を公開するには、該当する公開プロファイルを選択し、 をクリックします。
初期設定では、選択された公開プロファイルを使用して公開されるのは、前回の公開以降に変更されたファイルのみです。
すべてのファイルを公開するには、「すべてを再公開」を選択し、をクリックします。公開ログを表示するには、出力プリセットパネルで、該当する出力プリセットについて/「公開ログを表示する」を選択します。
コンテンツのみの出力を生成
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クイック生成ダイアログボックスで、コンテンツのみの出力プリセットを選択します。
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設定を構成するには、以下に示すいずれかの操作を実行します。
- クイック生成ダイアログボックスで、設定を編集アイコン()をクリックします。
- 標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。
出力ビューが表示されます。
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出力ツールバーで、「出力プリセット」をクリックします。 出力プリセットパネルで、以下に示すいずれかの操作を実行します。
- 目的のコンテンツのみの出力プリセットをダブルクリックします。
- 目的の出力プリセットの横に表示されている アイコンをクリックして「編集」を選択します。
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出力設定の構成方法については、コンテンツのみの出力プリセットの設定を参照してください。
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出力ビューの標準ツールバーの左上隅に表示されている保存アイコン()をクリックして、設定を保存します。
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出力プリセットパネルのプリセットを生成アイコン()をクリックします。
次に、出力プリセットパネルで、選択した出力プリセットの横に表示されているプログレスバーを確認します。出力の生成が完了すると、画面の右下隅に成功ダイアログボックスが表示されます。
出力の生成が完了したら、出力プリセットパネルの をクリックして出力を表示します。
注意:オーサリングウィンドウで出力を生成することもできます。 その場合は、ツールバーでクイック生成アイコン()をクリックし、目的の出力プリセットを選択して「生成」をクリックします。
次に、クイック生成ダイアログボックスのプログレスバーを確認します。出力の生成が完了したら、出力プリセットの横に表示されている をクリックして出力を表示します。出力の生成が失敗した場合は、選択した出力プリセットの横に表示されている をクリックしてエラーログを確認します。