メニューバーから共同作業/新規接続を選択します。
選択すると、接続プロファイルの設定ダイアログウィンドウが開きます。
ここでは、RoboHelp で SharePoint にプロジェクトを追加する方法と、SharePoint からプロジェクトをダウンロードする方法について説明します。
エンタープライズファイアウォールが設定されている場合、以下の URL をホワイトリストに登録します。
接続プロファイルには、サーバーのパス、バージョン管理、関連するユーザー情報など、サーバーに関するすべての詳細が含まれています。 サーバーのパスに対して複数の接続プロファイルを個別に作成できます。
メニューバーから共同作業/新規接続を選択します。
選択すると、接続プロファイルの設定ダイアログウィンドウが開きます。
「+」をクリックして、新しいプロファイルを作成します。
「名前」フィールドで必要に応じて、名前を変更します。デフォルトは Profile_number で、既存のプロファイルの数に応じて変化します。
「バージョン管理」フィールドで、Git、SharePoint Online、Azure DevOps から選択します。 デフォルトでは、SharePoint Online が選択されています。
「SharePoint サイトの URL」 フィールドに、共同作業を行うために SharePoint サイトのアドレスを正確に入力します。
以下に例を示します。
<tenant>.sharepoint.com
<tenant-my>.sharepoint.com
SharePoint サイトが大きいサイトのサブサイトである場合は、次のような URL である可能性があります。
<tenant>.sharepoint.com/sites/<subsite>
「ログイン」をクリックして、SharePoint サイトにアクセスします。
会社の SharePoint ログインページが表示されます。 画面の指示に従って、SharePoint アカウントを認証して権限を受け入れ、Robohelp がサイトに公開することを許可します。
ログインすると、ユーザー名と ID が RoboHelp の接続プロファイルダイアログボックスに表示されます。
「保存」ボタンが有効になるのは、検索が成功して、サイトにアクセスするために必要な権限がユーザーアカウントに付与されている場合のみです。
SharePoint サイトを検索している進捗状況を示すウィンドウが右下隅に表示されます。
検索が成功して、ユーザーアカウントに権限が適切に付与されている場合、ログイン情報の下にプロファイルの詳細が表示されます。 指定した SharePoint サイトの URL が見つからない場合は、エラーメッセージが表示されます。
RoboHelp で「共同作業/接続を開く」を選択して、SharePoint Online 接続プロファイルを選択します。
RoboHelp プロジェクトファイルを参照して選択し、「選択」をクリックします。
リポジトリーの詳細ダイアログボックスで、プロジェクトのダウンロード先となる「ローカルパス」を指定して、「開く」をクリックします。 プロジェクトがダウンロードされ、RoboHelp に表示されます。
これらの手順を使用して RoboHelp プロジェクトを最初に起動するとき、接続情報は継続して使用するためにプロジェクトに保存されます。次からは「プロジェクトを開く」に記載されたいずれかの方法でプロジェクトを直接開くことができます。
デフォルトでは、ファイルは読み取り専用としてダウンロードされます。ファイルを書き込み可能にするには、コンテンツパネルで目的のファイルを右クリックして、「チェックアウト」を選択します。ファイルがチェックアウトされたときに、ファイルのステータスは のように表示されます。
読み取り専用ファイルに変更を保存しようとすると、最初にチェックアウトをするようプロンプトが表示されます。変更を保存できるようにするには、プロンプトを承諾します。
「アプリケーション設定ダイアログボックス/バージョンコントロール」タブで、「保存時にファイルを自動的にチェックアウトする」を選択すると、ファイルは保存時に自動的にチェックアウトされます。 この場合、チェックアウトプロンプトは表示されません。アプリケーション設定ダイアログボックスを起動するには、「編集/環境設定」を選択します。
変更内容を SharePoint Online にチェックインするには、「共同作業/チェックイン」を選択します。 チェックインダイアログボックスが表示されます。
プロジェクトを閉じるとき常にチェックインダイアログボックスを自動的に起動するには、アプリケーション設定ダイアログボックス/「バージョンコントロール」タブで、「プロジェクトが閉じられたときにファイルをチェックインする」フィールドを選択します。
チェックインダイアログボックスで、チェックアウトしたファイル、新しく追加したファイル、削除したファイルのリストからチェックインするファイルを選択します。
オプションでチェックインの説明を指定することもできます。
「チェックイン」をクリックします。
チェックインが正常に完了すると、成功メッセージが表示されます。ファイルのバージョンは、SharePoint Online の最新バージョンになります。
チェックインとチェックアウトの操作を実行するたびに、SharePoint Online のファイルのステータスは自動的に更新されます。最新のステータスを手動で取り込むには、「共同作業/ステータスを更新」を選択します。
SharePoint サイトのドライブに多くのファイルが含まれている場合は、更新操作に時間がかかる可能性があります。遅延が発生しないようにするには、使用されていないファイルを定期的に SharePoint サイトから削除してください。
ローカルファイルを SharePoint Online の最新バージョンと同期するには、「共同作業/最新バージョンを取得」を選択します。
SharePoint Online に、現在のプロジェクトを追加するフォルダーを作成します。
RoboHelp で「共同作業/プロジェクトを追加」を選択して、SharePoint Online 接続プロファイルを選択します。
ファイルブラウザーで、手順 1 で作成したフォルダーを選択します。チェックインダイアログボックスが表示されます。
「バージョン管理されたファイルの操作」を参照して、必要なファイルを確認してください。
サーバーに追加されたプロジェクトのパスを確認するために、ファイル/プロジェクト設定/バージョン管理でチェックイン以外のディレクトリパスを表示できるようになりました。
RoboHelp と SharePoint Online 間のネットワーク通信中にログインが期限切れになると、Microsoft のサインインウィンドウが起動します。 ネットワーク通信が正常に行われるようにするには、もう一度サインインして、ログインセッションを更新してください。毎回資格情報を入力する必要はありません。ユーザー ID を選択することによっても、セッションが更新されます。
現在の RoboHelp プロジェクトから SharePoint Online プロジェクト接続を削除するには、「共同作業/接続を削除」を選択します。
接続を削除する前に、すべての変更をチェックインしてください。
確認ダイアログボックスで、「OK」をクリックして接続を削除します。
接続が削除されるとプロジェクトが再度開き、共同作業メニューで、「プロジェクトを追加」オプションが使用可能になります。 プロジェクトをもう一度追加するには、「SharePoint Online にプロジェクトを追加する」を参照してください。