次のいずれかの操作を行って、テキストレイヤーを選択します。
- 移動ツール を選択し、カンバス上のテキストレイヤーをダブルクリックします。
- 横書き文字ツール または縦書き文字ツール を選択します。レイヤーパネルからテキストレイヤーを選択するか、テキストフローをクリックしてテキストレイヤーを自動選択します。
- いずれかのツールを選択した状態で、レイヤーパネルのテキストレイヤーのサムネール(T アイコン)をダブルクリックします。
次のいずれかの操作を行って、テキストレイヤーを選択します。
クリックして挿入ポイントを設定します。
編集する文字列を選択します。
次のいずれかの操作を行って、テキストレイヤーに変更を適用します。
メモ:フォーカスが他のアプリケーションに移動されると、変更が自動的に確定されます。
変更をキャンセルするには、オプションバーのキャンセルボタン をクリックするか、環境設定/テキスト/Esc キーを使用してテキストを確定で Esc キーの機能のデフォルト設定を変更している場合は Esc キーを押します。
Photoshop では、ドキュメントの解像度およびズーム比率に基づいてデフォルトのフォントサイズが計算されます。新規ドキュメントが作成されるか、テキストレイヤーが選択されていない既存のドキュメントが開かれると、フォントサイズが新しく計算されたデフォルトのフォントサイズにリセットされます。また、行送りが「自動」に設定されます。
以前は、デフォルトのフォントサイズが常に 12 pt でした。これは、解像度およびズーム比率によっては小さすぎる場合がありました。このオプションを無効にすると、従来のデフォルトの機能が有効になります。
この機能を無効にするには、「Photoshop でオプションの拡張機能を有効にする」を参照してください。
活字タイプの引用符は曲線引用符やスマート引用符と呼ばれることが多く、フォントの曲線と調和します。一般に、活字タイプの引用符は、引用符およびアポストロフィとして使用されます。直線引用符は、一般的にフィートやインチの省略形として使用されています。
アンチエイリアスを使用すると、エッジピクセルを部分的に塗りつぶすことによって、滑らかなエッジの文字が作成されます。その結果、文字のエッジが背景に溶け込みます。
Web に表示する画像用の文字を作成する場合には、アンチエイリアス処理を実行すると元の画像内のカラー数が大幅に増加することを考慮してください。カラー数が増加すると、最適化ファイルのサイズを小さくするために画像内のカラー数を減らす処理を行う際に、削減可能なカラー数が制限されます。また、アンチエイリアス処理で文字のエッジに沿ってカラーがにじむ場合があります。ファイルサイズとカラー数の制限を優先する場合は、アンチエイリアスを使用せずにエッジをギザギザのまま残しておくことをお勧めします。また、web 用には、プリント用の文字よりも大きい文字を使用することおすすめします。大きいテキストを使用すると web 上で見やすくなります。また、アンチエイリアスを適用しやすくなります。
アンチエイリアスを使用すると、小さいサイズや低解像度(web グラフィックに使用される解像度など)の文字では、きれいに表示されない場合があります。正しく表示するには、文字パネルメニューの「文字幅を調整」オプションの選択を解除します。
なし
アンチエイリアスを適用しません。
シャープ
文字が最もシャープに表示されます。
鮮明
文字がややシャープに表示されます。
強く
文字が太く表示されます。
滑らかに
文字が滑らかに表示されます。
ドキュメントのスペルチェックを実行すると、スペルチェック用辞書にない用語がすべてチェックされます。チェックされた単語のスペルが正しいときには、その用語をユーザー辞書に追加し、正しい単語として登録することができます。スペルミスがあるときには訂正します。
テキストレイヤーを選択します。
特定のテキストをチェックするには、そのテキストを選択します。
単語をチェックするには、その単語に挿入ポイントを配置します。
無視
テキストを変更せずに、スペルチェックを続行します。
すべて無視
以降のその単語のスペルチェックを無視します。
置換
スペルミスを訂正します。「置換文字列」テキストボックスに正しいスペルが入力されていることを確認し、「置換」ボタンをクリックします。目的の単語が修正候補として表示されない場合には、「候補」リストボックスで別の単語を選択するか、「置換文字列」テキストボックスに正しい単語を入力します。
すべてを置換
ドキュメント内の同じスペルミスをすべて訂正します。「置換文字列」テキストボックスに正しいスペルが入力されていることを確認してください。
加算
辞書に存在しない単語として検出された単語を Photoshop の辞書に登録しておくと、次回以降はスペルミスとしてチェックされなくなります。
検索して置き換えたいテキストを含むレイヤーを選択します。検索するテキストの先頭に挿入ポイントを置きます。
複数のテキストレイヤーがあり、ドキュメント内のすべてのレイヤーを検索する場合は、テキストレイヤー以外のレイヤーを選択します。
レイヤーパネルで、検索対象のテキストレイヤーが表示され、ロック解除されていることを確認します。「検索と置換」コマンドでは、非表示のレイヤーやロックされたレイヤーは検索されません。
すべてのレイヤーを検索
ドキュメント内のすべてのレイヤーを検索します。このオプションは、レイヤーパネルでテキストレイヤー以外のレイヤーを選択したときに使用できます。
後方へ検索
テキスト内の挿入ポイントから後方に向かって検索します。このオプションの選択を解除すると、挿入ポイントの位置に関係なく、レイヤー内のテキスト全体が検索されます。
大文字と小文字を区別
大文字と小文字の違いを含めて、「検索」ボックスに入力したテキストに正確に一致する語句を検索します。例えば、「大文字と小文字を区別」オプションを選択し、「PrePress」を検索した場合、「Prepress」や「PREPRESS」は検索しません。
単語ごとに検索
検索テキストが大きな単語の一部として見つかった場合に、それを無視します。例えば、「any」を単語ごとに検索すると、「many」は検索されません。
置換
検索したテキストが訂正されたものに置き換えられます。引き続き検索を行うには、「次を検索」ボタンをクリックします。
すべてを置換
指定したテキストがすべて検索され、置き換えらます。
置換して検索
テキストが修正され、続いて次が検索されます。
Photoshop では、言語辞書を使用してハイフン設定をチェックします。言語辞書はスペルチェックにも使用されます。それぞれの辞書には、数十万語が標準的な音節規則で収められています。言語は、ドキュメント全体に割り当てることも、選択されたテキストに適用することもできます。
A. 米国英語での「Cactophiles」 B. 英国英語での「Cactophiles」 C. フランス語での「Cactophiles」
特定の言語辞書を使用してテキストを入力するには、文字パネルの左下にあるポップアップメニューから辞書を選択します。次に、テキストを入力します。
既存のテキストの辞書を変更するには、テキストを選択し、文字パネルの左下にあるポップアップメニューから辞書を選択します。
文字パネルで、パネルの左下にあるポップアップメニューから適切な辞書を選択します。
複数の言語が含まれるテキストを選択した場合や、テキストレイヤーに複数の言語が含まれている場合は、文字パネルのポップアップメニューはグレー表示になり、「複数」と表示されます。
元のサイズを基準にして、文字の縦と横の比率を設定することができます。比率が設定されていない文字の縦横比は 100 %です。フォントファミリーによっては、標準の文字スタイルより横幅の広い幅広フォントが含まれているものもあります。拡大や縮小をすると文字の形が歪むので、フォントファミリーに幅の狭いフォントまたは幅の広いフォントがある場合は、そのフォントを使用することをお勧めします。
テキストを回転するには、そのテキストレイヤーを選択し、いずれかの回転コマンドまたは「自由変形」コマンドを使用します。段落テキストの場合は、バウンディングボックスを選択し、ハンドルを使用してテキストを手動で回転することもできます。
縦書き日本語テキストの複数の文字を回転するには、縦中横を使用します。
縦書きテキストを扱う際には、文字の方向を 90 度回転することができます。回転した文字は、縦に表示されます。回転していない文字は、横(テキストラインに垂直)に表示されます。
中国語、日本語、韓国語の 2 バイト文字は回転されません。
テキストレイヤーの方向によって、ドキュメントウィンドウ(ポイントテキストの場合)またはバウンディングボックス(段落テキストの場合)を基準にしたテキスト行の方向が決まります。テキストレイヤーが垂直の場合、テキストは縦に表示されます。テキストレイヤーが水平の場合、テキストは横に表示されます。テキストレイヤーの方向とテキスト行内の文字の方向とを混同しないでください。
文字ツールを選択して、オプションバーのテキストの向きを変更ボタン をクリックします。
レイヤー/テキスト/横書き、またはレイヤー/テキスト/縦書きを選択します。
文字パネルメニューから「テキストの向きを変更」を選択します。
フィルター効果およびペイントツールなどのいくつかのコマンドやツールは、テキストレイヤーで使用できません。そのようなコマンドやツールを使用する前に、文字をラスタライズする必要があります。ラスタライズすると、テキストレイヤーが標準のレイヤーに変換され、その内容がテキストとして編集できなくなります。ラスタライズしたレイヤーを必要とするコマンドまたはツールを選択すると、警告メッセージが表示されます。一部の警告メッセージには、レイヤーをラスタライズするための「OK」ボタンが表示されます。