メモ帳（Windows）またはテキストエディタ（macOS）を使用して、プレーンテキストファイル（.txt）を作成します。
最終更新日 :
2024年11月5日
オプションの拡張機能は、「クリックして確定」の無効化、仮想メモリバッファー管理、仮想記憶ディスク圧縮の無効化など、特殊な動作を管理するために使用されます。
機能拡張を有効にする方法
-
-
次の表を使用して、目的の設定を有効にする必須テキストを入力します。
注意：例：次のテキスト
# 仮想メモリバッファーを強制する
VMForceBuffering 1をテキストファイルに入力します。各設定の必須テキストを、テキストファイルの新しい行に入力します。
名前 必須テキスト 仮想記憶ディスクログを有効にする LogScratch 1 Async IO を使用しない AllowAsyncIO 0 仮想メモリバッファーを使用しない VMDisableBuffering 1 仮想メモリバッファーを強制する VMForceBuffering 1 仮想記憶ディスク圧縮を使用しない VMCompressPages 0 常にオーバースクロールを許可 スローファイルを保存 RecentFilesSlowTimeout 1200 レガシー修復ブラシを有効にする Windows Ink の代わりに WinTab を使用する UseSystemStylus 0 無制限のプレビューサイズ FullPreviewMaxSize 32767 「デフォルトで縦横比率に応じて変形」を無効にする 「クリックして確定」を無効にする OnCanvasClickToCommit 0 ライブ描画モードを無効にする LiveBlendModes 0 ドキュメントの分類を無効にする EnableDocumentGroup 0 「被写体を選択」のバージョン SelectSubjectVersion 1 GPU を強制的にオフにする GPUDeny 1
GPU を強制的にオンにする GPUForce 1 ニューラルフィルターの GPU を無効にする NeuralFilterForceGPU 0
3D 機能の無効化 GPUAllow3D 0
廃止された macOS save API を使用する
ForceInplaceSaveForNonAPFSOnMac 1
UseDeprecatedAppleMediaServer 1
-
ファイルを Photoshop 設定フォルダーに「PSUserConfig.txt」の名前で保存します。
Windows：
- [インストールドライブ]:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe\[Photoshop のバージョン]\[Photoshop のバージョン]Settings\
macOS：
- //Users/[ユーザー名]/Library/Preferences/[Photoshop のバージョン]Settings/
注意：macOS では、ユーザーライブラリのフォルダーは非表示になっています。詳しくは、非表示のユーザーライブラリファイルにアクセスする方法 | macOS を参照してください。
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# 仮想記憶ディスクログを有効にする LogScratch 1 |
|
Async IO を使用しない
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# Async IO を使用しない |
|
仮想記憶ディスク圧縮を使用しない
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# 仮想記憶ディスク圧縮を使用しない |
|
Photoshop の初期設定では、ページは圧縮されてから仮想記憶ファイルに書き込まれます。この圧縮を行っても、Photoshop では圧縮前のページを格納するためのディスク容量を確保しなければならないため、仮想記憶ファイルのサイズが小さくなることはありません。低速なディスクドライブや SCSI 実装の場合は、転送するデータを圧縮することでデータの圧縮や展開に必要な時間が短くなりますが、高速なディスクドライブおよび SCSI 実装の場合には効果はありません。「仮想記憶ディスク圧縮を使用しない」は、高速ディスクドライブと SCSI 実装を備えたマシンにおけるパフォーマンスをわずかに改善します。
仮想メモリバッファーを使用しない
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# 仮想メモリバッファーを使用しない |
|
RAM が 4 GB 以上の macOS で実行した場合、Photoshop は、仮想記憶ファイルアクセスの速度を上げるために仮想記憶ファイル用のバッファーとして追加 RAM を使用するように OS に指示します。「仮想メモリバッファーを使用しない」を使用すると、Photoshop は追加 RAM にアクセスしません。
仮想メモリバッファーを強制する
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# 仮想メモリバッファーを強制する |
|
RAM が 4 GB 未満の macOS で実行した場合、Photoshop は、仮想記憶ファイルアクセスの速度を上げるために仮想記憶ファイル用のバッファーとして追加 RAM を使用するように OS に指示しません。「仮想メモリバッファーを強制する」を使用すると、Photoshop は仮想メモリバッファーのために RAM にアクセスするように強制されます。
常にオーバースクロールを許可
注意：
Photoshop の最新バージョンでは、環境設定でオーバースクロールの挙動を制御します。
- 環境設定／ツールを選択し、オーバースクロールを有効にします。
スローファイルを保存
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# スローファイルを保存 |
|
Photoshop の初期設定では、ファイルを開いた後に、または保存した後に、最近使用したファイルのリストの更新時のファイルの保存場所を確認するのに 20 ティック（1/3 秒）以上の時間がかかった場合は、ファイルは最近使用したファイルのリストから削除されます。一部のリムーバブルデバイスやネットワークドライブの場合は、それより長くかかることがあります。「スローファイルを保存」を使用すると、最新のファイルのリストの更新時に、ファイルの場所の検索に時間がかかりすぎるファイルがリストから消去されないようにできます（最大 20 秒まで許容）。ただし、このプラグインをインストールした場合、ファイルを保存または開くための時間が長くなる可能性があります。
レガシー修復ブラシを有効にする
注意：
現在のバージョンの Photoshop では、ツールオプションバーの「従来形式を使用」を有効にすると、修復ブラシツールの以前の動作に戻すことができます。
新しい誤差拡散法スライダーを使用すると、従来のアルゴリズムと同様の結果を得ることができます。詳細については、修復ブラシの例を参照してください。
Windows Ink の代わりに WinTab を使用する
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# WinTab を使用する |
|
Windows 10 では、Photoshop は Windows Ink を使用して、Photoshop とスタイラスデバイスのインタラクションを制御します。Windows Ink を使用すると、ストロークの成果が向上し、ドライバーをインストールしなくてもタブレット PC や互換デバイスを使用できるようになります。
タブレットで WinTab ドライバーを使用していて、Windows Ink を使用できない場合は、Windows Ink ではなく WinTab を使用するように Photoshop を設定できます。
詳しくは、タブレットでの Photoshop のサポートを参照してください。
無制限のプレビューサイズ
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# 無制限のプレビューサイズ |
|
Photoshop において、ファイルの保存環境設定で「プレビュー画像」の「フルサイズ」オプションを有効にした場合、プレビュー画像のサイズは 512 x 512 ピクセルに制限されます。「無制限のプレビューサイズ」は、512 x 512 ピクセルのファイルプレビューサイズの制限を解除します。
「デフォルトで縦横比率に応じて変形」を無効にする
注意：
現在のバージョンの Photoshop では、環境設定／一般／従来の自由変形を使用を有効にすると、以前の動作に戻すことができます。
詳しくは、一貫した変形動作を参照してください。
Javascript の警告を無効にする
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|---|---|
|
# Javascript の警告を無効にする WarnRunningScripts 0 |
|
Javascript の警告を無効にすると、Photoshop のファイル／スクリプトメニュー以外でスクリプトを実行している際に、警告ダイアログが非表示になります。
「クリックして確定」を無効にする
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# 「クリックして確定」を無効にする |
|
「クリックして確定」を無効にすると、切り抜き、変形、配置の確定動作が従来の方式に戻ります。
ライブ描画モードを無効にする
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# ライブ描画モードを無効にする |
|
ライブ描画モードを無効にすると、レイヤー描画モードのキャンバスでライブプレビューが無効になります。
ドキュメントの分類を無効にする
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|
# ドキュメントの分類を無効にする |
|
Photoshop は、アドビ製品向上プログラムに基づき、アプリケーションから保存されるドキュメントの種類をデフォルトで収集します。
「被写体を選択」のバージョン
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|---|---|
|
# 「被写体を選択」バージョン 1 アルゴリズムを使用 SelectSubjectVersion 1 |
|
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|---|---|
|
# GPU を強制的にオフにする GPUDeny 1 |
|
GPU を完全に無効にします。GPU は一切使用されず、Photoshop で Sniffer が実行されず、Photoshop で GPU API が使用されません。
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|---|---|
|
# GPU を強制的にオンにする GPUForce 1 |
|
Photoshop では、最小要件を満たさないカードが無効になります。サポートされていないカードを強制的にオンにすることができ、サポートされていないカードを有効にすると、Photoshop が機能する場合があります。ただし、この設定が有効になっている場合、Photoshop は公式にはサポートされません。自己責任にてご使用ください。
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|---|---|
|
# ニューラルフィルターの GPU を無効にする NeuralFilterForceGPU 0 |
|
ニューラルフィルターでの GPU を使用した処理を無効にして、代わりに CPU を使用します。
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|---|---|
|
# 3D 機能の無効化 GPUAllow3D 0 |
|
すべての 3D 機能を無効にします。特定の場合において、開いているファイルがクラッシュするのを防ぐために使用できます。
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|---|---|
|
# 廃止された macOS Save API を使用する ForceInplaceSaveForNonAPFSOnMac 1 UseDeprecatedAppleMediaServer 1 |
|
Photoshop は、最新バージョンの macOS Save API を使用します。この設定を有効にすると、Photoshop で旧版の廃止された Save メソッドが強制的に使用されます。
|
必須テキスト |
互換性のある形式 |
|---|---|
|
# デフォルトのフォントサイズの自動設定を無効にする |
|
Photoshop では、ドキュメントの解像度およびズーム比率に基づいてデフォルトのフォントサイズが計算されます。新規ドキュメントが作成されるか、テキストレイヤーが選択されていない既存のドキュメントが開かれると、フォントサイズが新しく計算されたデフォルトのフォントサイズにリセットされます。また、行送りが「自動」に設定されます。
以前は、デフォルトのフォントサイズが常に 12 pt でした。これは、解像度およびズーム比率によっては小さすぎる場合がありました。このオプションを無効にすると、従来のデフォルトの機能が有効になります。
