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Photoshop では、日本語、中国語、韓国語のテキストに対する複数のオプションが提供されています。
多国語機能を利用する場合は、使用中のオペレーティングシステムでその言語およびフォントがサポートされている必要があります。詳しくは、オペレーティングシステムソフトウェアのメーカーにお問い合わせください。
日本語、中国語、韓国語のテキストオプションの表示と設定
Photoshop 23.0(2021 年 10 月)リリースでは、日本語、中国語、韓国語テキストのシームレスな統合テキスト入力機能をサポートするようになり、環境設定または段落パネルのフライアウトメニューで東アジアテキストエンジンを選択する必要がなくなりました。
また、すべての東アジア言語の高度なテキスト入力機能が自動的に使用できるようになり、Photoshop のテキストレイヤープロパティパネルでグループ化されます。この機能は、本リリースでも文字パネルと段落パネルから使用することができ、段落パネルのフライアウトメニューで「東アジア言語の機能」を選択します。
また、フォント名を英語で表示するか、または母国語で表示するか、という表示方法も選択できます。
-
-
必要に応じて次のオプションを選択します。
フォント名を英語表記
日本語フォント名を英語で表示します。
東アジア(Photoshop および Photoshop CS6)または日本語オプションを表示(CS5)
文字パネルと段落パネルに、日本語テキストオプションを表示します。
ツメを使用した日本語文字の周りの間隔の縮小
文字ツメは、文字の周囲のスペースを、指定した割合で削減しますが、文字自体は拡大または縮小しません。代わりに、文字のバウンディングボックスと仮想ボディの間隔を縮小します。文字にツメを追加すると、文字の両側のスペースが同じ比率で縮小されます。
-
調整する文字を選択します。
-
文字パネルで、詰め に比率を入力するか、リストから選択します。比率が大きくなると、文字間隔がより狭くなります。最大値の 100%を指定すると、文字のバウンディングボックスと仮想ボディの間隔がなくなります。
Photoshop 23.0(2021 年 10 月)リリースでは、テキストレイヤープロパティパネルからもツメにアクセスすることができます。
日本語テキストの行送りの指定
-
調整する段落を選択します。
-
段落パネルメニューで行送りオプションを選択します。
日本語基準の行送り
行の上端間の距離がテキストの行間として計測されます。日本語基準の行送りを使用すると、段落内の 1 行目のテキストはバウンディングボックスの一番上に揃えられます。
欧文基準の行送り
横組みテキストの場合、テキストのベースライン間の距離がテキストの行間と見なされます。欧文基準の行送りを使用すると、テキストの 1 行目とバウンディングボックスとの間に間隔があけられます。選択されているオプションの横にはチェックマークが表示されます。
注意:選択した行送り基準オプションは、行送りの幅には影響しません。行送りを測定する方法を指定するだけです。
縦中横の使用
縦中横は、縦書きテキスト行内にレイアウトされた横書きテキストのブロックです。縦中横を使用すると、縦組みテキスト内の数字、日付、短い外国語などの半角文字を読みやすくすることができます。
-
回転する文字を選択します。
-
文字パネルメニューから「縦中横」を選択します。チェックマークは、このオプションがオンであることを示します。
Photoshop 23.0(2021 年 10 月)リリースでは、テキストレイヤープロパティパネルからもアイコンを選択できます。この例では、ハイライトされたアイコンは、オプションがオンになっていることを示しています。
注意:縦中横を使用しても、テキストの編集および書式設定を妨げることはありません。他の文字と同様に、回転させた文字も編集でき、書式設定オプションを適用することができます。
日本語の文字揃え
文字揃えとは、日本語テキストで文字を揃えることです。1 行のテキストにサイズの異なる文字が含まれている場合は、最も大きい文字に対するテキストの整列位置を指定できます。整列位置は、仮想ボディの上、中央または下(縦組みテキストの場合は、右、中央または左)、欧文ベースライン、平均字面の上または下(縦組みテキストの場合は、右または左)から選択できます。平均字面(ICF)とは、フォントデザイナーがフォントを構成する全角字形をデザインするときに基準とする、標準の高さと幅です。
A. 小さい文字を大きい文字の下に合わせて整列 B. 小さい文字を大きい文字の中央に合わせて整列 C. 小さい文字を大きい文字の上に合わせて整列
-
文字パネルメニューの文字揃えサブメニューからオプションを選択します。
欧文ベースライン
大きい文字のベースラインに小さい文字が揃えられます。
仮想ボディの上/右、仮想ボディの中央、仮想ボディの下/左
大きい文字の仮想ボディの指定された位置に小さい文字を揃えます。縦組みのテキストエリアでは、「仮想ボディの上 / 右」を選択するとテキストが仮想ボディの右に揃えられ、「仮想ボディの下 / 左」を選択するとテキストが仮想ボディの左に揃えられます。
平均字面の上/右、平均字面の下/左
大きい文字の平均字面の指定した位置に小さい文字が揃えられます。縦組みテキストのテキストエリアでは、「平均字面の上 / 右」を選択するとテキストが平均字面の右に揃えられ、「平均字面の下 / 左」を選択するとテキストが平均字面の左に揃えられます。
注意:Photoshop 23.0(2021 年 10 月)リリースでは、テキストレイヤープロパティパネルからもオプションを選択できます。
日本語テキストでの左下線および右下線の指定
-
縦書き文字を選択します。
-
文字パネルのフライアウトメニューから、下線左または下線右を選択します。
日本語 OpenType フォントオプションの設定
日本語 OpenType フォントには、PostScript フォントや TrueType フォントでは使用できない数多くの機能があります。通常、任意の太さの Kozuka Gothic Pr6N および Kozuka Mincho Pr6N OpenType フォントを使用することをお勧めします。これらのフォントには、アドビが作成する日本語、中国語、韓国語フォントの字形を最も多く含んでいます。
-
文字ツールを選択して、次のいずれかの操作を行います。
既存のテキストレイヤーで、設定を適用する文字またはテキストオブジェクトを選択します。
新しいテキストレイヤーを作成する画像をクリックします。
-
文字パネルで、日本語 OpenType Pro フォントが選択されていることを確認します。
-
文字パネルのフライアウトメニューから OpenType オプションを選択します。
JIS 78 字形 標準字形を JIS 78 字形に置き換えます。
エキスパート字形 標準字形をエキスパートの字形に置き換えます。
旧字体 標準字形を旧字体の字形に置き換えます。
プロポーショナルメトリクス 半幅および全幅の字形をプロポーショナル幅の字形に置き換えます。
かな 水平方向のレイアウトの場合、標準かな字形を水平方向に最適化したかな字形に置き換えます。ただし、一般にはごくわずかな違いしか生じません。
欧文イタリック 標準プロポーショナル字形を斜体字形に置き換えます。
詳しくは、OpenType 機能の適用を参照してください。
カンバス上の字形切り替えと字形パネル
テキストレイヤーでの作業中、字形を選択することで、カンバスの右側に代替字形をすばやく表示することができます。切り替えグリッドの > アイコンをクリックすると、字形パネルに移動します。
文字組みセットの選択
文字組みでは、日本語のテキストで使用する和文字、欧文字、句読点、特殊文字、行頭文字、行末文字、数字などの間隔を指定します。Photoshop には、日本工業規格(JIS)X 4051-1995 に基づいたいくつかの定義済み文字組みセットが含まれています。
-
段落パネルで、文字組みポップアップメニューからオプションを選択します。
Photoshop 23.0(2021 年 10 月)リリースでは、テキストレイヤープロパティパネルからも文字組みポップアップメニューにアクセスできます。
なし
文字組みの使用をオフにします。
約物半角
句読点などの約物に半角の間隔設定を使用します。
行末約物半角
行末以外のほとんどの約物に全角の間隔設定を使用します。
行末約物全角
ほとんどの約物と行末約物に全角の間隔設定を使用します。
約物全角
すべての文字に全角の間隔設定を使用します。
禁則処理オプションの設定
禁則処理を行うと、日本語テキストの改行が調整されます。行頭または行末で使用できない文字のことを禁則文字と呼びます。Photoshop には、日本工業規格(JIS)X 4051-1995 に基づいた弱い禁則セットと強い禁則セットが含まれています。弱い禁則処理セットでは、長母音記号や小さいひらがなの禁則処理は行われません。
段落の禁則処理の有効・無効の切り替え
-
段落パネルで、禁則処理ポップアップメニューからオプションを選択します。
Photoshop 23.0(2021 年 10 月)リリースでは、テキストレイヤープロパティパネルからも禁則処理ポップアップメニューにアクセスできます。
なし
禁則処理の使用をオフにします。
弱い禁則、または強い禁則
以下の文字が行頭または行末に配置されるのを防ぎます。
「弱い禁則」オプションの文字セット
行頭禁則文字
行末禁則文字
「強い禁則」オプションの文字セット
行頭禁則文字
行末禁則文字
禁則処理調整方式オプションの指定
以下の改行オプションを使用するには、禁則処理または文字組みを選択する必要があります。
-
段落パネルのフライアウトメニューから禁則調整方式を選択し、以下のいずれかの方法を選択します。
追い込み優先
文字を前の行に上げて、禁則文字が行の先頭または末尾になることを防ぎます。
追い出し優先
文字を次の行に下げて、禁則文字が行の先頭または末尾になることを防ぎます。
追い出しのみ
常に文字を次の行に下げて、禁則文字が行の先頭または末尾になることを防ぎます。前の行には上げられません。
選択されている方法の横にはチェックマークが表示されます。
ぶら下がりオプションの指定
ぶら下がりを設定すると、1 バイト文字や 2 バイト文字の句読点が、段落のバウンディングボックスの外側に配置されます。
-
段落パネルで、パネルメニューの「ぶら下がり」を選択します。
Photoshop 23.0(2021 年 10 月)リリースでは、テキストレイヤープロパティパネルのポップアップメニューを使用しても、ぶら下がりオプションを設定できます。
-
サブメニューでオプションを選択します。
なし
ぶら下がりの設定は適用されません。
標準
バウンディングボックスの端が揃うように句読点をぶら下げます。
強制
行末にある句読点をバウンディングボックスの外に追い出して、その行のテキストを均等配置します。
注意:禁則処理が「なし」に設定されている場合、「ぶら下がり」オプションは使用できません。
その他の日本語 OpenType 機能
フォントがサポートするその他の日本語 OpenType 機能は、字形パネルのフォントメニューの下のポップアップメニューに表示されます。フォントによっては、追加の OpenType オプションを使用できます。
詳しくは、字形パネルを参照してください。