最終更新日 :
2021年4月28日
- Audition ユーザーガイド
- はじめに
- ワークスペースと設定
- デジタルオーディオの基本
- 読み込み、録音および再生
- オーディオファイルの編集
- エッセンシャルサウンドパネルを使用したオーディオの編集、修復および向上
- マルチトラックのセッションマーカーとクリップマーカー
- テキストからスピーチを生成
- 複数のオーディオファイル間でのラウドネスの一致
- 波形エディターでのオーディオ表示
- オーディオの選択
- Audition でのオーディオのコピー、カット、ペースト、削除の方法
- 視覚的なフェードおよび振幅の変更
- マーカーの操作
- オーディオの位相反転、リバースおよび無音部分の作成
- 一般的な操作の自動化
- フェーズ、周波数および振幅の分析
- 周波数バンドスプリッター
- 取り消し、やり直し、ヒストリー
- サンプルタイプの変換
- Audition を使用したポッドキャストの作成
- エフェクトの適用
- エフェクトリファレンス
- マルチトラックセッションのミキシング
- ビデオとサラウンドサウンド
- キーボードショートカット
- 保存と書き出し
波形の位相反転
位相反転エフェクトは、オーディオのフェーズを 180 度反転します(フェーズの度数については、波形の測定を参照してください)。
位相反転によりもたらされる変化は、個別の波形では聴き取れませんが、波形を結合すると違いがわかります。例えば、ペーストしたオーディオを位相反転することで、既存のオーディオに揃えることができます。ステレオファイルの 1 つのチャンネルを位相反転することによって、フェーズがずれた録音を修正することもできます。
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波形の一部を位相反転する場合は、対象となる範囲を選択します。波形全体を位相反転する場合は、すべてのオーディオデータの選択を解除します。
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エフェクト/位相反転を選択します。
波形のリバース
リバースエフェクトは、波形の順序を右から左へと逆にして、逆方向に再生されるようにします。リバースは特殊エフェクトの作成に便利です。
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波形の一部をリバースする場合は、対象となる範囲を選択します。波形全体をリバースする場合は、すべてのオーディオデータの選択を解除します。
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エフェクト/リバースを選択します。
無音部分の作成
無音部分の作成は、一時停止を挿入したり、オーディオファイルから不要なノイズを削除したりするのに便利です。Adobe Audition では、次の 2 つの方法で無音部分を作成できます。
波形エディターで既存のオーディオをミュートするには、対象となるコンテンツを選択してエフェクト/無音を選択します。選択範囲を削除または切り取った場合は、周囲のマテリアルが継ぎ合わされますが、ミュートすると選択範囲のデュレーションがそのまま残ります。
波形またはマルチトラックエディターで無音部分を追加するには、時間インジケーター を置くか、既存のオーディオを選択し、編集/挿入/無音を選択して秒数を入力します。右側にあるオーディオは挿入された時間分だけ後ろにずれ、デュレーションが延長されます。マルチトラッククリップは必要に応じて分割されます。