ファイル/新規/調整レイヤーを選択します。
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Premiere Pro で調整レイヤーを使用することによるメリットを説明します。エフェクトまたは不透明度調整を特定の範囲のクリップに一度に適用します。
調整レイヤー
Adobe® Premiere® Pro では、1 つの調整レイヤーを使用して同じエフェクトをタイムラインの複数のクリップに適用できます。調整レイヤーに適用したエフェクトは、そのレイヤーの下にあるすべてのレイヤーに適用されます。
単一の調整レイヤーで効果を組み合わせて使用できます。複数の調整レイヤーを使用して、より多くの効果を制御できます。
Premiere Pro の調整レイヤーは、Adobe Photoshop や Adobe After Effects の調整レイヤーと同様に動作します。
調整レイヤーを作成する
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ビデオ設定ダイアログボックスで、必要に応じて調整レイヤーの設定を変更して「OK」をクリックします。
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調整レイヤーをプロジェクトパネルからタイムラインで影響を与えるクリップの上のビデオトラックへドラッグ(または上書き)します。
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調整レイヤーの本体の任意の場所をクリックして選択します。
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調整レイヤーが選択された状態で、適用する効果の名前をエフェクトパネルの「検索」ボックスに入力します。
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効果をダブルクリックして、調整レイヤーに追加します。複数の効果を調整レイヤーに追加できます。
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Shift+5 キーを押して、エフェクトコントロールパネルを開きます。必要に応じて、効果のパラメーターを変更します。
シーケンスを再生すると、下位のトラックのすべてのクリップが調整レイヤーに加えた変更の影響を受けます。
領域をハイライトするために調整レイヤーのサイズを変更する
調整レイヤーに濃淡やカラー補正エフェクトなどの効果を追加してから、調整レイヤーのサイズを変更することができます。この手法によって、画面の領域をハイライトすることができます。
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タイムライン表示領域で調整レイヤーをダブルクリックします。
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画面中央のアンカーポイントをドラッグして調整レイヤーの位置を変更し、次にクリップの端をドラッグして縮小します。
描画モードと調整レイヤー
調整レイヤーを使用すると、クリップの範囲に同じ描画モードや不透明度の調整を適用できます。これを Premiere Pro で行うには、調整レイヤーの「エフェクトコントロール」タブの「不透明度」で描画モードを変更します。
この手法は、ビデオトラックのクリップを既存クリップ上に複製し、その描画モードを変更することと同等です。
トランスフォーム効果と調整レイヤー
スケールや回転などのトランスフォーム効果を調整レイヤーに追加して、クリップのスパン(または静止画)でアニメーション化することができます。この手法によって、これまではクリップをネストすることで行っていたモーション効果を実現することができます。
これで、シーケンスを再生すると、クリップに 2 つ以上のクリップスパンでアニメーション化するトランスフォーム効果が設定されます。