変更の取り消し

編集やエフェクトを変更した後で、その変更を元に戻したい場合、Adobe Premiere Elements では操作を取り消すことができます。取り消し可能な操作は、ビデオの内容を変更する操作だけです。例えば、編集操作は取り消すことができますが、パネルウィンドウのスクロールは取り消すことはできません。

• 直前の変更を取り消したり、やり直したりするには、編集／取り消しを選択します（一連の変更を順番に取り消すことができます）。
• 最後にプロジェクトを開いてから加えた変更やその後のすべての変更を取り消すには、ヒストリーパネルから削除します。
• Adobe Premiere Elements が処理中の変更を停止するには（たとえば、進行状況バーが表示されている場合）、Esc キーを押します。
• 最後にプロジェクトを保存した後に行った変更をすべて取り消すには、ファイル／復帰を選択します。

以前に行った変更の取り消し

ヒストリーパネルには、プロジェクトに加えた変更履歴が記録されます。クリップの追加、マーカーの挿入、エフェクトの適用を行うたびに、その操作がリストに追加されます。使用したツールまたはコマンドも、識別用のアイコンと一緒にパネルに表示されます。このパネルを使用すると、複数の変更を一度に取り消すことができます。パネルで変更履歴を選択すると、プロジェクトがその変更を加えたときの状態に戻ります。次の変更を行うと、最近の変更は灰色に変わり、消えます。

ヒストリーパネル

Premiere Elements のヒストリーパネルには、アクションのシーケンスを確認してアクセスするためのスペースが用意され、必要に応じて特定の手順を取り消したり、やり直したりできます。ヒストリーパネルに移動するには、ウィンドウ／ヒストリーを選択します。ヒストリーパネルを見つけたら、そのパネルを使用してアクティビティを監視し、Premiere Pro プロジェクト内で実行した変更の時系列レコードを確認できます。

ヒストリーパネルを使用して、現在の作業セッション中に作成されたプロジェクトの任意の状態にジャンプします。プロジェクトの一部に変更を適用するたびに、そのプロジェクトの新しい状態がパネルに追加されます。選択した状態からプロジェクトを変更できます。 

ヒストリーパネルについては、以下のガイドラインを参考にしてください。

• パネル、ウィンドウ、環境設定などの プログラム全体の変更はプロジェクト自体の変更ではないので、 ヒストリーパネルには追加されません。

• プロジェクトを閉じて再度開くと、ヒストリーパネルで 以前の状態が使用できなくなります。

• 最も古い状態がリストの上部に表示され、最新の 状態が下部に表示されます。

• 各状態は、プロジェクトの変更に使用したツールやコマンドの 名前と、ツールやコマンドを表すアイコンと共に一覧表示されます。 一部のアクションでは、タイトルなど、アクションの影響を受ける パネルごとに状態を生成します。このようなパネルで実行するアクションは、 ヒストリーパネルでは単一の状態として処理されます。

• 状態を選択すると、その下の状態がグレー表示になり、 その状態のプロジェクトで作業した場合に削除される変更点が示されます。

• 状態を選択してプロジェクトを変更すると、それ以降のすべての 状態が削除されます。