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グループ共有は、Microsoft Azure Active Directory と Adobe Admin Console の同期に依存するエンタープライズ版の機能です。
- グループ共有とは何ですか?
グループ共有を使用すると、DL-xyz、Grp-abcなどの組織グループを受信者として選択して追加し、XD クラウドドキュメントにユーザーを招待したり、XD デザインスペックやプロトタイプに対するプライベートリンクを共有したりできます。
現在、グループ共有を利用できるのは、Enterprise ID または Federated ID を使用し、XD 公開サービスを有効にしている CCE ユーザーだけです。Creative Cloud サービスが無効になっている場合、グループ共有は機能しません。
- XD の現在の招待機能とグループ共有の違いは何ですか?
現在、XD クラウドドキュメントまたは公開リンクに招待者を追加するには、個々の名前と電子メールアドレスを入力する必要があります。入力する件数が多いと、これは面倒な作業になります。
- グループ共有はいつ使用しますか。また、どのようなメリットがありますか?
グループ共有は、クラウドドキュメントや公開済みのプライベートリンクをチームの複数のメンバーと共有する場合に使用します。グループ共有では、個々の電子メールアドレスを入力する必要はありません。組織グループを直接追加できるので、作品を簡単に共有し、共同作業をスムーズに進めることができます。これにより、面倒な手間を省き、時間を短縮できます。
- グループ共有を設定するには、どうしたらよいですか?
- グループ共有を使うには、どのような前提条件がありますか?
IT 管理者
この機能を使用するには:
- 組織が ID プロバイダーとして Azure Active Directory を使用している必要があります。
- XD 公開サービスが有効で、Microsoft Azure Active Directory と Adobe Admin Console が同期している必要があります。
- Azure Active Directory が Adobe Admin Console と同期されている場合は、グループ共有を有効にするために追加の操作を行う必要はありません。Azure AD Connector で SSO を設定する方法については、「Azure AD Connector で SSO を設定する」を参照してください。
組織で別の ID プロバイダーを使用している場合は、Azure AD に切り替えるか、Azure AD に移行して、AD グループを使用する必要があります。移行サポートは 2020 年 6 月から開始します。
デザイナーとステークホルダー
デザイナーやステークホルダーが追加で行う操作や設定はありません。
組織のアドレス帳にあるグループに関連付けられた電子メールアドレスはありません。会社が Azure AD を使用し、すべてのグループが同期されているときに、招待ポップアップメニューで ORG-MYBOSS-DIRECTS を選択すると、招待が機能します。招待ポップアップの編集フィールドに ORG-MYBOSS-DIRECTS@company.com という電子メールアドレスを手動で入力しても、招待は機能しません。
- グループの招待者が共有ドキュメントやプライベートリンクにアクセスするには、どうしたらよいですか?
プライベートリンクにアクセスするには、招待者はエンタープライズ版の Adobe ID を使用してログインする必要があります。関連付けられた組織とグループに基づいて、Enterprise ID が認識されます。これにより、アクセスの管理が簡単になります。