書き出し対象の写真やビデオを選択し、ファイル/書き出しを選択します。
ダイアログボックスの上部にある書き出し先ポップアップメニューが示すように、初期設定では写真がハードディスクに書き出されます。
写真をハードディスク、CD、または DVD に書き出すには、次の手順に従います。手順 3 に示した設定については、このページで説明しています。
書き出し対象の写真やビデオを選択し、ファイル/書き出しを選択します。
ダイアログボックスの上部にある書き出し先ポップアップメニューが示すように、初期設定では写真がハードディスクに書き出されます。
写真またはビデオをディスクに書き出すには、書き出し先/CD/DVD を選択します。
書き出しダイアログボックスの設定パネルで、「書き出し場所」、「ファイルの名前」、「ビデオ」、「ファイル設定」、「画像のサイズ調整」、「シャープ出力」、「メタデータ」、「透かし」、「後処理」の各オプションを指定します。
書き出し先ポップアップメニューから書き出し先を選択します。
(オプション)指定フォルダー内のサブフォルダーに写真を書き出す場合は、「サブフォルダーに保存」を選択します。サブフォルダー名を入力します。
(オプション)「このカタログに追加」をオンにすると、書き出された写真が現在の Lightroom Classic カタログに自動的に追加されます。元画像と同じフォルダーに書き出す場合は、「スタックに追加」をオンにして、再読み込みされる写真を元のスタックに含めます。コレクションの表示中に写真を書き出す場合は、スタックは元画像と同じフォルダーに作成され、そのスタックが表示されるのはソースとしてそのフォルダーまたは「すべての写真」が選択された場合のみです。
選択した場所に同じ名前のファイルがあった場合の処理を指定します。
処理方法を確認
警告が表示され、名前の競合を解決するために新しい名前を選択するか、既存のファイルを上書きするか、ファイルの書き出しを中止するかを選択できます。
書き出したファイルの新しい名前を選択
ハイフンと末尾番号を追加することで、書き出し対象ファイルに別の名前が割り当てられます。
確認せずに上書き
既存のファイルが書き出し対象ファイルに置き換えられ、競合に関する警告は表示されません。
無視
写真は書き出されません。
変更後の名前ポップアップメニューでオプションを選択します。
カスタムテキストを使用するオプションを選択した場合は、「カスタムテキスト」ボックスにカスタム名を入力します。
連番の開始番号を「1」以外にする場合は、その番号を「開始番号」テキストボックスに入力します。
その他のオプションを選択する場合は、変更後の名前/編集を選択します。
カスタム名について詳しくは、命名オプションを参照してください。
「ビデオファイルを含める」を選択します。
「ビデオ形式」と「画質」の設定を選択します。
H.264
H.264 は、モバイルデバイスで広く使用されている圧縮率の高いビデオ形式です。ビデオをモバイルデバイスで再生する場合は、画質/低を選択し、web ブラウザーで再生する場合は、画質/中を選択します。
DPX
Digital Picture Exchange(DPX)は、Kodak Cineon 形式から派生した標準で、視覚効果の作業で広く使用されています。DPX ファイルは 1920 × 1080 で書き出されますが、24p、25p または 30p の画質設定を指定できます。
元画像
元のクリップと同じ形式、同じ速度でビデオを書き出します。
「ソース」情報には、Lightroom Classic にあるビデオファイルの解像度とフレームレートが表示されます。「対象」情報では、選択したビデオ形式と画質で書き出されるビデオの解像度、フレームレートおよび予想ファイルサイズを確認できます。複数のビデオを選択した場合、「ソース」情報には、最も頻繁に選択されているファイルの情報が表示されます。
「画像形式」ポップアップメニューをクリックして、JPEG、JPEGXL、AVIF、PSD、TIFF、PNG、DNG、または元画像を選択します。「HDR 出力」チェックボックスをオンにして、画像を HDR 画質で書き出します。次に、選択した形式に対して適切なオプションを指定します。HDR 出力は、RAW 形式以外のすべての形式(JPEG を除く)で有効です。HDR 出力を有効にして JPEG を書き出す場合は、Lightroom Classic で画像を保存する際にゲインマップが書き込まれ、使用しているディスプレイに合わせてファイルが調整されるため、異なるディスプレイ間で一貫した表示エクスペリエンスを実現することができます。「HDR 出力」オプションは、HDR 編集モードが有効になっている画像にのみ適用されます。
Digital Negative(DNG)形式では、Camera Raw ファイルがアーカイブ形式で保存されます。
AVIF および JPEG XL は新しい形式であるため、アプリケーションやプラットフォームをまたいだサポートは限られています。
元画像を選択した場合は、元の写真が撮影されたときと同じ形式で画像データが書き出され、ファイル設定オプションは使用できません。元の RAW ファイルを書き出す場合、メタデータの変更内容は付属のサイドカーファイルに書き出されます。
画質:
(JPEG、JPEG XL、AVIF)圧縮率を指定します。JPEG の圧縮方式(ロス圧縮)は、一部のデータを切り捨てて、画質の劣化と引き換えにファイルを縮小します。画質スライダーをドラッグするか、「画質」ボックスに 0 ~ 100 の数値を入力します。
無損失画質
(JPEG XL)画質を損なわずに書き出すことができます。
カラースペース
(JPEG、PSD、TIFF、PNG、AVIF、JPEG XL)写真を sRGB、HDR カラースペース、AdobeRGB または ProPhoto RGB カラースペースに変換し、そのカラープロファイルに応じたタグを写真に付けます。「その他」を選択して、カスタムカラープロファイルを選択します。
ファイルサイズの制限
(JPEG)書き出すファイルの最大ファイルサイズを指定します。
ビット数
(PSD、TIFF、PNG、AVIF、JPEG XL)画像を 1 チャンネルあたり 8 ビットまたは 16 ビットのビット数で保存します。HDR TIFF および PSD には 32 ビットが使用できますが、AVIF は 10 ビット でのみ保存されます
圧縮
(TIFF)ZIP 形式または LZW 形式、あるいは「なし」を選択します。ZIP と LZW は劣化なしの圧縮形式であり、画像データを破棄せずにファイルサイズが縮小されます。
メモ:ビット数が 16 ビットコンポーネントに設定されている場合、LZW 形式の圧縮は使用できません。
互換性のある形式
(DNG)そのファイルを読み込むことができる Camera Raw および Lightroom Classic のバージョンを指定します。
JPEG プレビュー
(DNG)書き出す JPEG のプレビュー方法(フルサイズ、標準サイズ、作成しない)を指定します。
高速読み込みデータを埋め込み
(DNG)現像モジュールで画像を速く読み込むことができますが、ファイルサイズが少し大きくなります。
非可逆圧縮を使用
(DNG)ファイルサイズが大幅に小さくなりますが、画質が低下することがあります。
オリジナル RAW ファイルを埋め込む
(DNG)DNG ファイルに元の Camera RAW データを保存します。
書き出しのファイル形式に JPEG、PSD、PNG、AVIF、JPEG XL または TIFF を選択した場合は、画像サイズを指定します。
サイズを変更して合わせる
写真の幅または高さの上限サイズを設定します。指定した値により、写真のピクセル数と、書き出された画像のディテールの美しさが決まります。オプションを選択し、サイズをインチ、センチメートルまたはピクセル単位で指定します。「拡大しない」をオンにすると、指定した解像度が保持され、写真を拡大する幅や高さの設定は無視されます。
幅と高さ
元の縦横比を維持しつつ、指定した幅と高さに収まるように、写真のサイズを変更します。例えば、400 x 600 に指定すると、400 x 600 の縦方向の写真または 400 x 267 の横方向の写真が生成されます。
寸法
写真の元の縦横比にかかわらず、大きい方の値を長辺に、小さい方の値を短辺に適用します。例えば、400 x 600 に指定すると、400 x 600 の縦方向の写真または 600 x 400 の横方向の写真が生成されます。
長辺と短辺
写真の長辺または短辺に値を適用し、写真の元の縦横比を使用して、もう一辺の長さを計算します。
メモ:書き出される写真の長辺は、65,000 ピクセル以内である必要があります。
メガピクセル
書き出される写真のメガピクセル数と解像度(ドット/インチ(dpi)単位)を設定します。
解像度
プリント出力するファイルの解像度を指定します(ピクセル/インチまたはピクセル/cm)。インクジェットプリンターでのプリントには、180 ppi ~ 480 ppi が適切です。オフセット印刷またはラボでのプリントについては、サービスプロバイダーに問い合わせてください。
写真を書き出すときに、それぞれの形式に応じた出力のシャープアルゴリズムを JPEG、PSD、PNG、AVIF、JPEG XL または TIFF 写真に適用できます。適用されるシャープの量は、指定する出力メディアと出力解像度に基づきます。出力のシャープは、現像モジュールで適用した各種のシャープ設定に加えて行われます。
書き出しダイアログボックスの「シャープ出力」領域で「シャープ対象」ボックスを選択します。
書き出し対象として「スクリーン」、「マット紙」または「光沢紙」から 1 つの出力を指定します。
適用量ポップアップメニューを「弱」または「強」に変更して、シャープの適用量を減少または増加します。ほとんどの場合、適用量は初期設定の「標準」で問題ありません。
書き出される写真に関連付けられたメタデータとキーワードの処理方法を指定します。
著作権情報のみ
書き出す写真に、IPTC 著作権に関するメタデータのみを埋め込みます。DNG ファイルの場合、このオプションは使用できません。
著作権情報および問い合わせ先のみ
書き出す写真に、IPTC 連絡先および著作権に関するメタデータのみを埋め込みます。DNG ファイルの場合、このオプションは使用できません。
カメラおよび Camera Raw 情報以外のすべて
書き出す写真に、露光量、レンズ焦点距離、撮影日時メタデータなどの EXIF カメラメタデータ以外のすべてのメタデータを埋め込みます。DNG ファイルの場合、このオプションは使用できません。
すべて
書き出す写真にすべてのメタデータを埋め込みます。DNG ファイルの場合、このオプションは使用できません。
撮影場所情報を削除
ポップアップメニューで「カメラおよび Camera Raw 情報以外のすべて」または「すべて」を選択した場合も、GPS メタデータを写真から削除します。DNG ファイルの場合、このオプションは使用できません。
Lightroom Classic 階層としてキーワードの書き込み
パイプ文字(|)を使用して、メタデータフィールドで親子関係を指定します(「Names|Maria」など)。
JPEG、PSD、PNG、JPEG XL、AVIF または TIFF ファイルで、「透かし」ボックスをオンにすると、書き出す写真に著作権の透かしが含まれます。
シンプルな著作権の透かし 書き出す写真に、著作権メタデータフィールドの内容を透かしとして埋め込みます。著作権フィールドが空の場合、透かしは適用されません。
カスタム 透かしポップアップメニューに名前が表示されるカスタムの透かしを選択します。カスタムの透かしを作成するには「透かしを編集」をクリックします。詳しくは、透かしエディターの使用を参照してください。
メモ:書き出した写真に透かしが適用されない場合は、最新のアップデートを使用していることを確認してください。Lightroom Classic では、ヘルプ/アップデートを確認を選択します。その他のトラブルシューティングについては、Lightroom Classic ユーザーフォーラムを参照してください。
書き出し後メニューから次のいずれかのオプションを選択します。
何もしない 写真を書き出した後、何の処理も行いません。
エクスプローラー/Finder で表示 書き出したファイルをエクスプローラー(Windows)または Finder(Mac OS)のウィンドウに表示します。
Photoshop/Photoshop Elements で開く 書き出した写真を Photoshop または Photoshop Elements で開きます。この機能を使用するには、コンピューターに Photoshop または Photoshop Elements がインストールされている必要があります。
[追加外部エディター] で開く 書き出した写真を、Lightroom Classic の環境設定で追加外部エディターとして指定されているアプリケーションで開きます。
他のアプリケーションで開く 書き出した写真を、アプリケーションポップアップメニューで指定するアプリケーションで開きます。
今すぐ Export Actions フォルダーを表示 Export Actions フォルダーを開きます。このフォルダーには、任意の実行可能ファイル(アプリケーション)や、実行可能ファイル(アプリケーション)のショートカットまたはエイリアスを配置しておくことができます。Export Actions の作成を参照してください。