Lightroom Classic のぼかし（レンズ）

Lightroom Classic の新しいぼかし（レンズ）ツールを使用すると、写真の任意の部分に美しいぼかし効果を追加できます。インタラクティブでカスタマイズ可能なエクスペリエンスを通じて、光学的なぼかしおよびボケを簡単に適用できます。この効果では、Adobe Sensei を使用して画像の深度マップを作成することで、背景や前景をぼかすことができます。

ぼかし（レンズ）を適用する前と後のクジャクの画像。

手順に従ってぼかし（レンズ）を適用します。

ぼかし（レンズ）は、既に深度マップがある .HEIC のような画像のデバイス深度をサポートしています。

背景にぼかしを適用アダプティブプリセット

プリセット／アダプティブ：背景をぼかすを選択すると、1 回クリックするだけでぼかし（レンズ）を画像に適用できます。プリセット適用量スライダーを使用することで、ぼかしの強さを調整します。画像の美観に一致するように、次のプリセットリストを選択できます。

• 弱く
• 強く
• 正円
• 渦巻き (円)
• バブル
• 渦巻き (バブル)
• 幾何学
• 渦巻き (幾何学)
• リング
• 渦巻き (リング)
• 楕円
• 渦巻き (楕円)

効果を削除する場合は、「ぼかしをリセット」を選択します。

独自のぼかし（レンズ）を作成できます。初めに「プリセット」タブのプラスアイコンを選択し、次に「ぼかし（レンズ）」選択し、同時に含めるその他の設定を選択して、「作成」をクリックします。現像プリセットの使用方法については、こちらを確認してください。

ぼかし（レンズ）設定の一括コピー＆ペースト

2024年5月リリースの Lightroom Classic バージョン（13.3）以降では、ぼかし（レンズ）設定を 1 枚または複数の写真にコピー＆ペーストできるようになりました。

ぼかし（レンズ）の前の設定、同期、および自動同期

右側のパネルの一番下にある同期ボタンは、フィルムストリップで選択している写真の数（1 枚または複数枚）に応じて切り替わります。写真が 1 枚のみ選択されている状態で「前の設定」ボタンをクリックすると、前に選択した写真のすべての設定をコピーして、フィルムストリップで現在選択されている写真にペーストできます。複数の写真が選択されている状態で「同期」ボタンをクリックすると、現在選択している写真の設定のうち、選択されている他の写真にペーストする設定を指定できます。自動同期では、写真に変更が加えられると、選択した他の写真が自動的に調整されます。Ctrl キー（Windows）または Command キー（Mac OS）を押すと、「同期」ボタンが「自動同期」ボタンに変わります。