macOS Monterey 以前の場合は、システム環境設定/プライバシーとセキュリティを選択します。
macOS 10.14(Mojave)以降、Apple は、すべてのアプリケーションがユーザーの同意を得てからドキュメント、ダウンロード、デスクトップおよびネットワークボリュームにアクセスすることを保証するのに役立つ、新しいプライバシー構造を導入しています。macOS のアップグレード後、これらのアクセス権が取り消される場合があります。そのようなケースでは、ドキュメント、ダウンロード、デスクトップ、外部ボリュームまたはネットワークボリュームなどのフォルダーへのアクセス中に、「写真が見つかりません」というメッセージが表示される場合があります。
次のようなエラーメッセージが表示される場合があります。
- 読み込み中にフォルダーにアクセスしている際の「写真が見つかりません」というメッセージ
- 画像にアクセスしている際の画像が見つからないというアイコン
標準フォルダーへのアクセス権を付与していないことが意図的である場合は、次のメッセージを無視し、「次回から表示しない」を選択できます。
システムに Time Machine がマウントされている場合、ダイアログが表示されることがあります。「次回から表示しない」を選択して無視することをおすすめします。
「ファイルとフォルダー」へのアクセスを Lightroom Classic に許可する
macOS で「ファイルとフォルダー」へのアクセスを Lightroom Classic に許可するには、次の手順に従います。
macOS で Lightroom Classic にフルアクセスを許可する
macOS で Lightroom および Lightroom Classic にフルディスクアクセスを許可する方法
引き続き写真へのアクセス中に問題が発生する場合は、次の手順に従い、フルアクセスを Lightroom Classic に付与する必要があります。
macOS で Lightroom Classic へのフルディスクアクセスの許可を簡単に行うためのクイックヒントをご紹介します。順を追った説明により、Lightroom Classic が Mac のディスクまたは外部ストレージデバイス上のファイルに対してシームレスにアクセスおよび管理する権限を持っていることを確認できます。
スクリプトを使用してアクセス権を復元する
フォルダーのアクセス権に問題が発生した場合は、簡単に実行可能な以下のシェルスクリプトベースの解決策をお試しください。このシェルスクリプトは、所有権および読み取り/書き込みの権限を自動的に復元し、アドビユーザーフォルダーおよびサブフォルダーのセットからアクセス制御リスト(ACL)を削除します。
このシェルスクリプトを実行するには、次の手順を実行します。
- 上記に指定したリンクを使用して LightroomCorrectPermission.zip をダウンロードします。デフォルトでは、このファイルは、/Users/[ユーザー名]/Downloads/LightroomCorrectPermission.zip にダウンロードされます。
- このダウンロードしたファイルを解凍すると、LightroomCorrectPermission.sh シェルスクリプトファイルが展開されます。
- Mac デスクトップで、Spotlight 検索ボックスに Terminal と入力して、ターミナルを起動します。
- 解凍した LightroomCorrectPermission.sh シェルスクリプトファイル(手順 2)を Finder からターミナルウィンドウにドラッグします。ターミナルウィンドウに次のテキストが表示されます。
/Users/[ユーザー名]/Downloads/LightroomCorrectPermission.sh - Enter キーを押してシェルスクリプトを実行します。
- プロンプトが表示されたら、Mac ログイン認証情報を入力します。
注意:管理者権限のあるアカウントを使用してログインしてください。 - Lightroom を起動します。