管理者資格情報を使用して、Salesforce 向け Acrobat Sign アカウントにログインします。
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概要
『Salesforce 向け Adobe Acrobat Sign:大きな文書および契約書転送サービスガイド』では、Salesforce 向け Acrobat Sign を設定して、大きな文書(契約書の送信ページからの 4.0 MB および一括送信時の 9.0 MB を超えるサイズ)を送信したり、Salesforce 環境以外で作成した契約書を転送したりする方法について説明します。
大きな文書および契約書の転送サービスを構築して使用するには、コールバック環境を定義する必要があります。コールバック環境は、いずれかまたは両方のサービスに使用できます。コールバック環境では、新規および専用のユーザーと、それらのプロファイルを作成する必要があります。これにより、次のことが保証されます。
- 既存の、必要最小限に承認された権限のセットが有効になります。
- ユーザーが無効になっても、機能が停止されません。
コールバック環境を構築し、大きな文書および契約書の転送サービスを使用するには、次の手順を完了する必要があります。
- Salesforce 向け Adobe Acrobat Sign パッケージがインストールされている必要があります。
- コールバックユーザーの OAuth 認証を許可するために、マイドメインを設定する必要があります。
Salesforce Professional Edition では、大きな文書の操作および契約書の転送のどちらもサポートしていません。
コールバックプロセスのオブジェクト権限を付与するための専用のユーザーを作成する必要があります。次の手順を実行します。
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- 新しく作成したコールバックユーザーとしてログインします。
- アプリケーションランチャー/Adobe Acrobat Sign 管理者に移動します。
- 「コールバックユーザー」の下で、「アカウントをリンク」を選択します。
- アクセスを許可ダイアログで、「許可」を選択します。
Salesforce アカウントに再度ログインするように求められます。 - ログインしたら、Adobe Acrobat Sign 管理者ページに移動し、コールバックユーザーがリンクされていることを確認します。
- 標準システム管理者プロファイルを使用して、Salesforce 向け Acrobat Sign アカウントにログインします。
- Salesforce 向け Acrobat Sign の Lightning ページで、「Adobe Acrobat Sign 管理者」タブを選択します。
- 「コールバックユーザー」の下で、「アカウントをリンク」を選択します。
- アクセスを許可ダイアログで、「その他のユーザー」を選択します。
- Salesforce ログインページで、コールバックユーザーの資格情報を入力してログインします。
Adobe Acrobat Sign 管理者ページに戻ります。コールバックユーザーがリンクされていることを確認します。
商用クラウド上の Acrobat Sign 管理者は、Adobe Acrobat Sign コールバック専用のサイトを構築して設定する必要があります。この設定により、契約書の更新が Salesforce に迅速に転送され、大きな文書を簡単にダウンロードできるようになります。官公庁クラウドのユーザーは、契約書の転送機能をご利用いただけません。
組織で Salesforce サイトを使用する前に、Force.com ドメインを登録する必要があります。このドメインは、アカウントのすべての Salesforce サイトに使用されます。ドメイン名を選択する場合は、Adobe Acrobat Sign のコールバック URL の文字制限である 255 文字を超えないようにします。
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サイト編集ページで、次の手順を実行します。
- 「サイトラベル」の値を Adobe Acrobat Sign コールバックに設定します。
- 「サイト名」フィールドを選択します。値が Adobe_Acrobat_Sign_Callback に自動的に設定されます。
- 「サイトの連絡先」の値を、サイトに関する通知を受け取る Salesforce ユーザーに設定します。多くの場合、これはアカウント管理者です。
- 「デフォルトの web アドレス」の値を AdobeAcrobatSignCallback に設定します。
- 「アクティブ」チェックボックスをオンにします。
- 「アクティブなサイトのホームページ」の値を EchoSignCallback に設定します。
EchoSign は Adobe Acrobat Sign の旧称です。 - 「保存」を選択します。
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サイトの公開アクセス設定の IP 範囲を追加して、Adobe Acrobat Sign IP に制限します。次の手順を実行します。
- コールバックサイト用のサイトの詳細ページで、「パブリックアクセスの設定」を選択します。
- 「ログイン IP 範囲」を選択します。
- 「新規」を選択します。
- ログイン IP 範囲ダイアログボックスで、次のように 1 つ目の IP アドレス範囲を入力します。
- 開始 IP アドレス:52.71.63.224
- 終了 IP アドレス:52.71.63.255
- 説明:Acrobat Sign
- 「保存」を選択します。
- 下表に示す IP アドレス範囲について、手順 2~5 を繰り返します。
地域に関連付けられている IP 範囲を確認するには、使用している環境に応じて次の IP アドレスのリストのいずれかを参照してください。
サンプルの IPアドレス範囲のリスト:
開始 IP 終了 IP 説明 13.126.23.0 13.126.23.31 Adobe Acrobat Sign 3.236.206.64 3.236.206.95 Adobe Acrobat Sign
40.67.154.249 40.67.154.249 Adobe Acrobat Sign
40.67.155.112 40.67.155.112 Adobe Acrobat Sign
40.67.155.147 40.67.155.147 Adobe Acrobat Sign
40.67.155.185 40.67.155.185 Adobe Acrobat Sign
44.234.124.128 44.234.124.159 Adobe Acrobat Sign
51.105.221.160 51.105.221.191 Adobe Acrobat Sign
52.196.191.224 52.196.191.255 Adobe Acrobat Sign
52.35.253.64 52.35.253.95 Adobe Acrobat Sign
52.48.127.160 52.48.127.191 Adobe Acrobat Sign
52.58.63.192 52.58.63.223 Adobe Acrobat Sign
52.65.255.192 52.65.255.223 Adobe Acrobat Sign
52.71.63.224 52.71.63.255 Adobe Acrobat Sign
Adobe Acrobat Sign コールバックサイトの最終的なログイン IP 範囲が次のように表示されます。
注意:「IP 範囲のリストに現在の IP アドレスが含まれません」というエラーが表示された場合は、「現在の IP アドレスが含まれていなくても IP 範囲を保存する」オプションを選択し、「保存」を選択します。
大きな文書では、送信操作およびバックグラウンドアクションがデフォルトでサポートされます。各機能には、次のように、固有のサイズ制限があります。
- 送信操作 — 契約書ページで「署名用に送信」オプションを選択すると、最大 4.0 MB の単一の文書、または合計サイズが最大 4.0 MB の複数の文書を送信できます。
- バックグラウンドアクション — バックグラウンドアクションを使用して、最大 9.0 MB の単一の文書、または合計サイズが最大 9.0 MB の複数の文書を送信できます。詳しくは、高度なカスタマイズに関するガイドを参照してください。
大きな文書の送信を有効にするには、次の手順を実行します。
- 追加のアクセス権を付与するためのコールバックユーザープロファイルを編集する。
- サイトの LargeFileDownloadService Apex クラスを有効にする。
- コールバック URL を使用するためのカスタム設定の更新.
Adobe Acrobat Sign コールバックのサイトユーザーのオブジェクトレベル権限を有効にするには、次の手順を実行します。
- プロファイルページに移動してから、作成したコールバックユーザー(この例では「Demo callback user」)に移動して、「編集」を選択します。
- 「カスタムオブジェクト権限」まで下にスクロールし、契約オブジェクトに対するすべての権限(参照、作成、編集、削除、すべて表示、すべて変更)を有効にします。
- 「保存」を選択します。
Adobe Acrobat Sign コールバックサイトを調整して、「LargeFileDownloadService」Apex クラスを追加し、表示されるようにする必要があります。
以下の手順は、拡張プロファイルインターフェイスに対応しています。 プロファイルインターフェイスの詳細については、 Salesforce プロファイルを選択します。
Acrobat Sign API を使用すると、署名の依頼の送信、web フォームの作成、および これらの web サイトへの埋め込みができます。これらの契約書は、Salesforce から直接送信した場合と同じように Salesforce に転送して作成できます。adobesign.com web アプリケーション経由で契約書を送信し、Salesforce と同期することもできます。
契約書の転送を有効にするには、次の手順を実行します。
Webhook 2.0 への移行後に、契約書の転送コールバックが正しく機能するには、Webhook IP アドレスをサイトコールバックユーザープロファイルに追加する必要があります。
Visualforce ページの追加後、コールバックサイトのサイト詳細ページに戻ります。ページを編集するには、次の手順を実行します。
- 「公開アクセス設定」を選択します。
- Adobe Acrobat Sign コールバックプロファイルページで、「編集」を選択します。
- 「標準オブジェクト権限」セクションが表示されるまで下にスクロールします。
- 取引先、取引先責任者、契約、リード、および商談のオブジェクトに対して、「参照」と「作成」を有効にします。
- 「保存」を選択します。
コールバックプロファイルに戻ります。 - 必要に応じてフィールドレベルで調整するには、「項目レベルセキュリティ」セクションまで下にスクロールして、次のように項目の設定を編集します。
- 取引先担当者
- 取引先:「参照アクセス権」と「編集アクセス権」のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
- メール:「参照アクセス権」と「編集アクセス権」のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
- 名前:「参照アクセス権」と「編集アクセス権」のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
- リード
- 会社名:「参照アクセス権」と「編集アクセス権」のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
- メール:「参照アクセス権」と「編集アクセス権」のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
- 名前:「参照アクセス権」と「編集アクセス権」のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
- 会社名:「参照アクセス権」と「編集アクセス権」のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
- 取引先担当者
Acrobat Sign のご使用のアカウント以外で送信されたすべての契約書が作成されて、Salesforce に転送されるようにするには、次の手順を実行します。
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セキュア URL アドレスを、作成した Acrobat Sign コールバックサイトからコピーし、/echosign_dev1__EchoSignAgreementPushCallback に追加して、コールバック URL を作成します。
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アドビサポートに連絡し、Adobe Acrobat Sign アカウントのデフォルト URL として設定するコールバック URL を提供します。
例:サイトアドレスが https://<MyDomain>.my.salesforce-sites.com/AdobeSignCallback の場合、Acrobat Sign API URL は次のようになります。https://<MyDomain>.my.salesforce-sites.com/AdobeSignCallback/echosign_dev1__EchoSignAgreementPushCallback
アドビサポートは、デフォルトのコールバック URL API のユーザーを設定するためにお客様の Adobe Acrobat Sign userID を入力する必要があります。すべての Salesforce アカウントが、コールバック URL に文書キーを追加するように設定されていることを確認します。
API を介した契約書の送信:
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セキュア URL を、作成した Adobe Sign コールバックサイトからコピーし、/echosign_dev1__EchoSignAgreementPushCallback を付加して、Adobe Acrobat Sign API のコールバック URL を作成します。
例:サイトアドレスが https://<MyDomain>.my.salesforce-sites.com/AdobeSignCallback の場合、Acrobat Sign API URL は次のようになります。https://<MyDomain>.my.salesforce-sites.com/AdobeSignCallback/echosign_dev1__EchoSignAgreementPushCallback
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API を使用して契約書を送信したり Web フォームを作成したりする場合は、コールバック URL を提供する必要があります。
Acrobat Sign Document API メソッドの最新のリストを確認して、API パラメーター「CallbackInfo」を参照してください。 -
文書キーをコールバック URL に追加するようにアカウントが設定されていることを確認します。Adobe Sign を使用している Salesforce のお客様については、デフォルトでこのように設定されています。
問題が発生した場合は、Adobe サポートにお問い合わせください。 -
転送マッピング設定に移動して、契約書が Salesforce に転送されたときのレコードの作成方法に関する設定を定義します。