Creative Cloud アプリケーションから Animate 19.0 および After Effects 16.0 をインストールします。
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- モーショントゥイーンアニメーション
- モーショントゥイーンアニメーションの作成
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- モーションエディターを使用したモーショントゥイーンの編集
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- モーショントゥイーンの操作
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- モーションプリセットの作成と適用
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- モーショントゥイーンとクラシックトゥイーン
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- Creative Cloud ライブラリと Adobe Animate の使用
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- Animate ワークフローとワークスペース
- HTML5 Canvas ドキュメントでの Web フォントの使用
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- 複数のタイムラインの操作
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- モバイルアプリおよびゲームエンジン用アニメーションの書き出し
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- Animate のグラフィックオブイジェクトの変形と組み合わせ
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- SVG ファイルの書き出し
- Animate で使用するビデオファイルの作成
- Animate にビデオを追加する方法
- Animate でのオブジェクトの描画および作成
- 線とシェイプの変更
- Animate CC での線、塗り、グラデーション
- Adobe Premiere Pro と After Effects の使用
- Animate CC のカラーパネル
- Animate で Flash CS6 ファイルを開く
- Animate でのクラシックテキストの操作
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- 3D グラフィック
- Animate でのシンボルの操作
- Adobe Animate での線とシェイプの描画
- Animate でのライブラリの使用
- サウンドの書き出し
- Animate CC でのオブジェクトの選択
- Animate での Illustrator AI ファイルの操作
- ブレンドモードの適用
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- コマンドメニューを使用したタスクの自動化
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- グラフィックフィルター
- サウンドと ActionScript
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- 他のドキュメントタイプ形式への Animate プロジェクトの変換
- カスタムプラットフォームサポート
- Animate での HTML5 Canvas ドキュメントの作成およびパブリッシュ
- WebGL ドキュメントの作成とパブリッシュ
- AIR for iOS 用アプリケーションのパッケージ化
- AIR for Android アプリケーションのパブリッシュ
- デスクトップ用 Adobe AIR のパブリッシュ
- ActionScript パブリッシュ設定
- ベストプラクティス - アプリケーションでの ActionScript の整理
- Animate での ActionScript の使用
- Animate ワークスペースのアクセシビリティ
- スクリプトの記述と管理
- カスタムプラットフォームサポートの有効化
- カスタムプラットフォームサポートの概要
- カスタムプラットフォームサポートプラグインの操作
- ActionScript 3.0 のデバッグ
- カスタムプラットフォームサポートの有効化
- 書き出しとパブリッシュ
- Animate CC からファイルを書き出す方法
- OAM パブリッシング
- SVG ファイルの書き出し
- Animate によるグラフィックとビデオの書き出し
- AS3 ドキュメントのパブリッシュ
- モバイルアプリおよびゲームエンジン用アニメーションの書き出し
- サウンドの書き出し
- ベストプラクティス - モバイルデバイス向けのコンテンツ作成のヒント
- ベストプラクティス - ビデオ規則
- ベストプラクティス - SWF アプリケーションのオーサリングガイドライン
- ベストプラクティス - FLA ファイルの構造化
- FLA ファイルを Animate 向けに最適化するベストプラクティス
- ActionScript パブリッシュ設定
- Animate のパブリッシュ設定の指定
- プロジェクターファイルの書き出し
- 画像とアニメーション GIF の書き出し
- HTML パブリッシュ用テンプレート
- Adobe Premiere Pro と After Effects の使用
- アニメーションのクイック共有とパブリッシュ
- トラブルシューティング
Adobe Premiere Pro と Adobe Animate の操作
Adobe Premiere Pro は、プロフェッショナル向けのビデオ編集ツールです。Adobe Animate を使用して Web サイトやモバイル機器向けのインタラクティブコンテンツをデザインする場合、このようなプロジェクトのムービー編集に Adobe Premiere Pro を使用できます。Adobe Premiere Pro は、フレーム単位で厳密なビデオ編集を行うことができるプロフェッショナル向けツールです。コンピューター画面やモバイル機器上の再生用にビデオファイルを最適化できるツールなどを備えています。
Adobe Animate は、ビデオフッテージを Web やモバイル機器のプレゼンテーションに組み込むためのツールです。Adobe Animate の持つ技術面およびクリエイティブな面のメリットにより、ビデオをデータ、グラフィック、サウンドおよびインタラクティブコントロールと融合させることができます。FLV 形式のファイルは、ほとんどすべてのユーザーが表示できる形式で Web ページに簡単に配置できます。
ビデオファイルを他の標準形式で書き出す場合は、Adobe Animate を使用してビデオをリッチメディアアプリケーションにエンコードできます。最新の圧縮テクノロジーにより、小さいファイルサイズで可能な限り高品質の結果が出力されます。
Animate と After Effects の使用
Adobe® Animate® で作成したビデオやアニメーションを After Effects に読み込んで編集および調整できます。例えば、Animate からアニメーションやアプリケーションを QuickTime ムービーとして書き出し、次に、After Effects を使用してこのビデオを編集および調整できます。
Animate と After Effects では、次のものを含む一部の共通の概念に対して別々の用語を使用します。
After Effects のコンポジションは、Animate のムービークリップと同様です。
コンポジションパネルのコンポジションフレームは、Animate のステージと同様です。
After Effects のプロジェクトパネルは、Animate のライブラリパネルと同様です。
After Effects のプロジェクトファイルは、Animate の FLA ファイルと同様です。
After Effects からムービーをレンダリングして書き出し、Animate から SWF ファイルをパブリッシュします。
Animate からの QuickTime ビデオの書き出し
Animate を使用してアニメーションまたはアプリケーションを作成すると、Animate のファイル/書き出し/ムービーの書き出しコマンドを使用して、QuickTime ムービーとして書き出すことができます。Animate アニメーションでは、アニメーションのビデオ出力を最適化できます。Animate アプリケーションでは、アプリケーションのビデオが実行時にレンダリングされるので、ユーザーがビデオを操作できます。この結果、ビデオファイルに含めるアプリケーションのブランチや状態をキャプチャできます。
Animate でのビデオの読み込みとパブリッシュ
FLV ファイルを Animate に読み込むと、スクリプトや Animate コンポーネントなどの様々な手法を使用して、ビデオ周辺の視覚的なインターフェイスを制御できます。例えば、再生コントロールやその他のグラフィックも含めることができます。また、合成結果の FLV ファイルの上にグラフィックレイヤーを追加することもできます。
グラフィック、アニメーション、およびビデオの合成
Animate と After Effects には、ビデオやグラフィックの複雑な合成を実行するための多くの機能が含まれます。使用するアプリケーションは、個人的な好みや作成する最終出力によって異なります。
Animate は、After Effects より Web 指向のアプリケーションで、最終的なファイルサイズを小さくすることができます。また、Animate を使用すると、アニメーションを実行時に制御することもできます。After Effects はビデオやフィルムの制作に適しており、幅広い視覚効果を提供でき、最終出力としてビデオファイルを作成するために使用されます。
いずれのアプリケーションも、オリジナルのグラフィックやアニメーションの作成に使用できます。いずれもタイムラインを使用し、アニメーションをプログラムで制御するためのスクリプト機能を備えています。After Effects には、Animate よりも多くのエフェクトが含まれますが、スクリプト機能を比較すると、Animate の ActionScript® 言語の方が制御が充実しています。
いずれのアプリケーションでも、合成時に画像を別々のレイヤーに配置できます。これらのレイヤーは、必要に応じてオンとオフを切り替えることができます。また、いずれのアプリケーションでも、各レイヤーの内容にエフェクトを適用できます。
Animate では、合成内容はビデオコンテンツに直接影響を与えず、Flash Player での再生時にのみビデオの外観を変化させます。これに対し、After Effects では、読み込んだビデオを編集してビデオファイルを書き出す際に、画像とエフェクトを実際に合成します。
After Effects でのすべての描画とペイントは、読み込まれたビデオには影響を与えずに実行されるので、常に非破壊的です。Animate には、破壊的な描画モードと非破壊的な描画モードの両方があります。
SWF ファイルの After Effects への読み込み
Animate には、After Effects や Adobe® Illustrator® では表現できない、様々な描画ができる独自のベクトルアートツールがあります。SWF ファイルを After Effects に読み込み、他のビデオと合成したり、クリエイティブなエフェクトを使用してビデオとしてレンダリングしたりできます。インタラクティブな内容とスクリプトによるアニメーションは保持されません。キーフレームで定義されたアニメーションは保持されます。
After Effects に読み込まれた SWF ファイルは単一の連続ラスタライズされたレイヤーに分割・統合されます。この SWF ファイルのアルファチャンネルは保持されます。連続ラスタライズとは、画像を徐々に拡大するときに鮮明度が維持される機能のことです。この機能によって、SWF ファイルのルートレイヤーやオブジェクトを、After Effects 内でスムーズにレンダリングされる要素として使用できるので、各ツールの機能を十分に使用できます。
高度なレイヤーモード(修正/ドキュメント/モード)は、デフォルトで有効になり、各レイヤーは、このモードでムービークリップとしてパブリッシュされます。高度なレイヤーモードをオンにしてパブリッシュされ、After Effects に読み込まれた SWF ファイルには、読み込まれるムービークリップと同じ制限があります。
.swf ファイルのパブリッシュ設定を指定する際に、カメラエフェクト、レイヤー深度および After Effects に対するペアレンティングが可能な互換 SWF を生成するオプションがあります。パブリッシュ設定ダイアログの「After Effects に最適化」オプションを選択します。また、このオプションは、FLA が After Effects にドラッグ&ドロップされた場合、デフォルトで有効になり、高度なレイヤー機能が After Effects でそのまま保持されます。
Animate FLA ファイルの After Effects への読み込み
Animate FLA ファイルを After Effects に読み込み、ビデオと合成したり、クリエイティブなエフェクトを追加してビデオとしてレンダリングしたりできるようになりました。After Effects は、プラグインを使用して Animate と連携できます。
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After Effects を起動してプロジェクトを作成します。
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ファイル/読み込み/ファイル...メニューへ移動します。
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sample.fla ファイルを選択し、読み込みを選択します。
AS3 .fla を sample.fla ファイルとして使用します。
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環境設定の読み込みダイアログで、すべてのレイヤーの FLA が生成された場所を参照し、「OK」をクリックします。
デフォルトでは、保存されたファイルの場所を取得します。
「オーディオを読み込む」オプションを選択すると、FLA のメインタイムラインのオーディオが . mp3 または .wav サウンドファイルとして書き出されます。このオーディオは、After Effects に個別のレイヤーとして読み込まれます。
すべてのレイヤーが After Effects のコンポジション内に読み込まれます。コンポジション内のレイヤーの順序は、Animate で使用されている順序と似ています。
レイヤーエフェクトおよびカメラフィルターを使用している場合は、読み込み時に無視されます。
After Effects を使用したアニメーションの作成
After Effects がなければ、アニメーションは完成しません。ビデオに精緻さと見栄えを加えます。After Effects でアニメーションファイルを読み込んで作成する方法を学習するには、この例の最後にあるチュートリアルを参照して、次の手順に従ってください。
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ファイル/読み込みをクリックして目的の Animate CC ドキュメントを選択し、「OK」をクリックします。
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エフェクト/描画をクリックして、目的のエフェクトを選択します。