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- タイムラインのカスタマイズ
- 目次および再生バーのカスタマイズ
- プロジェクトプロパティを編集
- シミュレーションプロジェクトの作成
- プロジェクトのプレビュー
- レビュー用にプロジェクトを共有する
- プロジェクトのパブリッシュ
- Adobe Captivate でプロジェクトをアップグレードする
概要
Adobe Captivate の「レビュー用に共有」機能を使用すると、e ラーニングコンテンツ作成者は、プロジェクトのレビュー担当者と簡単に共同作業を進めることができます。作成者は、プロジェクトの公開リンクや非公開リンクを生成し、フィードバックをやり取りするためにリンクをレビュー担当者と共有できます。 レビュー担当者はプロジェクトにアクセスし、コメントを残して、貴重なフィードバックを提出できます。Captivate をインストールする必要はありません。作成者は、レビューに取り組んでプロジェクトを完成させるか、レビューサイクルを新たに開始することができます。
このページのトピック:
レビューが重要な理由
Captivate で作成されたプロジェクトをレビューすることは重要です。理由は次のとおりです。
- フィードバックと共同作業:レビューを実行すると、作成者とレビュー担当者で e ラーニングの共同作業を実施できます。Captivate プロジェクトのフィードバック機能を使うと、作成者がレビュー担当者から提案を受け取ることができるため、プロジェクトのコンテンツやデザインを改善しつつ、品質を確保することができます。
- 品質保証:レビュー作業では、コンテンツ、デザイン、機能、ユーザーエクスペリエンスを調査することで、プロジェクトの品質を確認します。 レビュー担当者は改善するためのポイントを提示し、著作権法を遵守していることを確認して、最終確認時に見落とした訂正エラーを見つけることができます。
- エンドユーザーの視点:レビューを実施することで、エンドユーザーの視点からプロジェクトを評価することができます。 レビュー担当者は、プロジェクトの明瞭度、使いやすさ、効果についてフィードバックを提出して、全体的なユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
つまり、プロジェクトの精度、品質、基準への準拠、および有効性を保証するためには、Captivate プロジェクトの包括的なレビューを実施することが大切です。 「レビュー用に共有」機能には、このような要素がすべて単一のプラットフォームに利便性よくまとめられています。
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Captivate でレビューするプロジェクトを開きます。
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ツールバー右下隅の「レビュー用に共有」を選択します。 この操作によってレビューパネルが開き、そのパネルでレビューを作成できます。
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レビューのタイトルを追加します。タイトルは、デフォルトでプロジェクト名から取得されます。 ただし、タイトルを変更することも可能です。
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「レビューを作成」を選択して、レビューを作成します。 ボタンを選択すると、Captivate でプロジェクトのアセットがクラウドにアップロードされ、レビュー用のプロジェクトが準備されます。
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「アクセス権限のタイプ」ドロップダウンで次のオプションから選択します。
- 公開:リンクにアクセスできるすべてのユーザーがコメントを追加および編集できます:リンクを知っているすべてのユーザーがプロジェクトを表示できます。 セキュリティの制限が少ないため、プロジェクトを多くのユーザーと共有する場合にはこのオプションが最適です。
- 非公開:招待されたユーザーのみがコメントを追加および編集できます:招待されたレビュー担当者のみが共有されたプロジェクトにアクセスできます。 このオプションを選択すると、アクセスできるのが招待されたレビュー担当者のみに限定されるため、安全性を確保できます。
注意:どちらのユーザーグループも、プロジェクトレビューにアクセスしてコメントを残すためにはアドビ ID が必要です。
- 公開:リンクにアクセスできるすべてのユーザーがコメントを追加および編集できます:リンクを知っているすべてのユーザーがプロジェクトを表示できます。 セキュリティの制限が少ないため、プロジェクトを多くのユーザーと共有する場合にはこのオプションが最適です。
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「ユーザーを招待」を選択して、プロジェクトにレビュー担当者を追加します。 レビュー担当者の電子メールアドレスを入力します。
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プロジェクトのコンテキストを設定し、レビュー担当者向けのメッセージを入力します。
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「招待して表示」を選択して、レビュー担当者を招待します。
レビュー担当者は、プロジェクトをレビューするためのメールを受け取ります。
レビュー担当者は電子メールで通知を受け取ります。Web リンクをもう一度開いて更新されたプロジェクトを表示し、必要に応じてフィードバックを送信できます。
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「新規レビュー」を選択します
レビューを最初から新たに作成し、レビュー担当者と共有できます。 レビューを作成すると、以前に作成されたレビューが並べて表示され、最新のレビューが一番下に配置されます。 作成者には、プロジェクトに関するレビューのアクセス権限のタイプ(公開および非公開)がレビューリストですべて表示されます。
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リストのレビューにカーソルを合わせると、レビューの削除、レビューリンクのコピー、レビューを Web で開くなどのオプションが表示されます。
Adobe Captivate プロジェクトをレビューする方法
Adobe Captivate では、web で共有されたプロジェクトのコンテンツをレビューできます。 コメントを追加することや、変更点を提案すること、さらに他の共同作業者にタグを付けて情報を提供することが可能です。 作成者はフィードバックを確認し、変更を加えることで、コメントに対応できます。 レビュープロセスを実施することで、フィードバックに基づいて提案および編集された変更内容を追跡しやすくなります。プロジェクトが必要な要件および品質基準を満たすことを確認できます。
共有されたプロジェクトにレビューコメントを追加する方法について、簡単なチュートリアルをご覧ください。
プロジェクトをレビューするには、次の手順を実行します。
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プロジェクトの作成者から送信された電子メールの通知を開きます。
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電子メールで「レビューを開く」を選択して、Web ブラウザーでプロジェクトレビューを開きます。
プロジェクトレビューを開くと、プロジェクトのスライドを表示し、関連するスライドにコメントを追加することでフィードバックを提供できます。
マッピングされていないコメントとは、プロジェクト内の特定のスライドに関連付けられていないコメントのことです。
2 種類のマッピングされていないコメントがあります。
- レビュー中の最初の画面で「再生」を選択する前に追加されたコメント。
- 削除されたスライドに追加されたコメント。
コメントを次の基準で絞り込むことができます。
- レビュー担当者の絞り込み:このフィルターを使用すると、コメントを追加したレビュー担当者の名前がすべて表示されます。レビュー担当者の名前を選択して、その担当者が追加したコメントを絞り込むことができます。
- 時間の絞り込み:このフィルターを使用すると、コメントを追加された時間に基づいて絞り込めます。今日、昨日、過去 7 日間、それ以前などのオプションを選択できます。
- ステータスの絞り込み:このフィルターを使用すると、解決済みのコメントのみを一覧表示できます。解決済みオプションを使用して、解決済みコメントを絞り込めます。
このようなフィルターを使用することで、レビュープロセス中に不要な要素を排除して、関連のあるコメントに注意を集中できます。
この操作によって、プロジェクトのフィードバックを簡単に管理できます。該当するスライドのコメントをすべて全画面で表示できます。
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レビューを開きます。
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コメントを追加するスライドを選択します。
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スライドでデバイスの視点を表すボタンを選択することで、デバイスの表示形式を切り替えることができます。
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コメントボックスに入力して、デバイスの視点ごとにコメントを追加します。「@」マークの後にユーザー名を追加することで特定の共同作業者にタグ付けして、コメントに関する通知を送信することも可能です。
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プロジェクトへの変更完了後にコメントに返信して、問題を解決したことや、変更が適用されたことを伝えることができます。
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コメントで提案された点を適用した場合は、「解決済み」
オプションを選択します。
承認されている URL やドメインのリスト全体をこちらからダウンロードできます。
ダウンロード
アドビがホストしているドメイン:
- *.adobe.com
- *.adobe.io
- *.adobecc.com
- *.adobecces.com
- *.adobeccstatic.com
- *.adobedtm.com
- *.adobeexchange.com
- *.adobegenuine.com
- *.adobegov.com
- *.adobe-identity.com
- *.adobejanus.com
- *.adobelogin.com
- *.adobeoobe.com
- *.adobeprojectm.com
- *.adobesc.com
- *.adobesc.com
- *.adobe-services.com
- *.adobess.com
- *.adobesunbreak.com
- *.adobetag.com
- *.behance.net
- *.ftcdn.net
- *.typekit.com
- *.typekit.net
- slp-statics.astockcdn.net
- *.arkoselabs.com
地域依存:
- platform-cs-jpn3.adobe.io
- ims-na1.adobelogin.com
- federatedid-na1.services.adobe.com
- adobeid-na1.services.adobe.com
地域依存:日本、米国東海岸、ヨーロッパなどどこでも、地理的ロケーションに適しており、利用可能な最も近いサービスインスタンスを使用してユーザーのリクエストに対応します。
共有されている Adobe Captivate プロジェクトをオンラインでレビューしているときに、アドビの利用条件に違反するコンテンツが見つかった場合は、その旨を報告することができます。
右上から
アイコンを選択し、「不正使用を報告」を選択してフォームに入力します。または、abuse@adobe.com 宛てにメールで不適切な内容を報告することも可能です。
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「ヘルプ」メニュー/「マイアカウントを管理」を選択します。 Web 上で「アドビアカウント」設定が開きます。
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「アナウンス設定」ドロップダウンから「コラボレーション」を選択します。
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Creative Cloud のアセットに関するコメント通知を設定するには、アクティビティに関する通知を受信したい頻度に応じて、ドロップダウンメニューから「すべての電子メール」、「1 日のダイジェスト」、または「電子メールを受信しない」を選択します。
よくある質問
1. アクセス権の種類について教えてください。
非公開:非公開のレビューにアクセスできるのは、招待済みのユーザーのみです(招待されていないユーザーは、非公開プレビューに対するアクセス権をリクエストできます)。
公開:レビューリンクを知っているユーザーは、レビューを表示してコメントを追加できます(プロジェクトのレビューにアクセスする前に、認証が必要です)。
2. Captivate のライセンスに割り当てられているストレージの容量について教えてください。
ユーザーは、assets.adobe.com の 100 GB のストレージに割り当てられます。
3. アドビ製品のライセンスを複数保有している場合、ストレージの割り当てはどのように計算されますか?
ユーザーがアドビ製品のライセンスを複数保有している場合は、ストレージ容量の最も大きい割り当てが優先されます。 例えば、ユーザーが Captivate(100 GB)と Creative Cloud 製品(100 GB)のライセンスを購入した場合、100 GB 利用できるようになります。ストレージが 200 GB になることはありません。
4. いくつかのアドビ製品のストレージを組み合わせて割り当てることは可能ですか?
いいえ。いくつかのアドビ製品のストレージを組み合わせて割り当てることはできません。 ただし、ユーザーはライセンス製品で最も容量が大きいストレージの割り当てを使用できるようになります。
5. レビューを作成するためには、Adobe Creative Cloud アプリケーションが必要ですか?またはクラウドストレージを追加購入する必要がありますか?
レビュー作成に Adobe Creative Cloud アプリケーションは必要ありません。クラウドストレージサービスを追加する必要もありません。 Captivate ライセンスに 100 GB の Creative Cloud ストレージが割り当てられます。
6. レビュー担当者を同時に何人まで追加できますか?
必要に応じて何人でも追加できます。
7. コンテンツやアクセス権のタイプを変更する際に、「レビューを更新」を選択する必要がありますか?
コンテンツを変更する際には、レビューを更新することが必要です。このアクティビティを明示的に実施して、変更内容を URL に反映させる必要があります。レビューパネルの変更内容に関しては、「レビューを更新」を選択する必要はありません。
8. 既存のレビューでアクセス権のタイプやコンテンツを変更した場合、レビュー URL も変更されますか?
新しいリンクが作成されるのは、新しいレビューが作成された場合のみです。レビューの更新内容は、既存の URL に存在するコンテンツに対して反映されます。固有の URL がレビューごとに設定されます。
9. 1 つのプロジェクトにレビューを何個まで作成できますか?
レビューの個数に制限はありません。ストレージが足りない場合は、レビューを作成できません。
10. スライドや画面にコメントを追加するにはどうすればよいですか?
スライドに移動して、右側のコメントパネルでコメントを追加します。
11. マッピングされていないコメントとは何ですか?
レビュー更新後にスライドが削除されると、そのスライドに追加されているコメントのマッピングが解除されます。「再生」を選択する前に追加されたコメントは、「マッピングされていない」と定義されます(プロジェクトレベルのコメント全体)。
自動再生が有効化されている場合、レビュー担当者はグローバルレベルのコメントを作成できません。
12. スライドが削除され、更新された URL をレビュー担当者が入手した場合、スライドのコメントはどうなりますか?
削除されたスライドのコメントは、マッピングされていないコメントとしてグループ化されます。
13. 作成者は他のレビュー担当者のコメントを削除できますか?
はい、削除できる権限があるのは作成者だけです。省略記号を選択して削除してください。削除済みのコメントは、マッピングされていないコメントではありません。
14. 「全画面」コメントの切り替えはどのように使用できますか?
切り替えをオフにすると、選択したスライドでコメントが表示されます。デバイスアイコンを選択することで、デバイスの表示形式を手動で変更できます。切り替えをオンにすると、プロジェクトと表示形式全体に追加されたコメントがすべて表示されます。
15. コメントで他のユーザーをタグ付けすると、どのように通知されますか?
assets.adobe.com 経由で通知が電子メールで送信されます。
16. すべてのコメントの保存場所を教えてください。
assets.adobe.com のストレージに保存されます。
17. コメントが解決されるとどうなりますか?
コメントはレビューから削除され、assets.adobe.com に移動します。
18. コメントを誤って解決した場合に実行できる「未解決に移動」というオプションはありますか?このオプションを実行できるのは作成者のみですか?
すべてのユーザーがコメントを解決できます。「未解決」ボタンを選択して元に戻すか、表示されるメッセージから元に戻すことができます。また、絞り込みから元に戻すこともできます。
「解決済みコメント」で絞り込めます。
19. 生成されるリンクに付与されるアクセス権限のデフォルトタイプを教えてください。リンクをコピーしてからアクセス権限のタイプを変更すると、リンクも変更されますか?
アクセス権限のデフォルトタイプは「公開」です。URL は変更されません。
20.レビュー担当者の絞り込みセクションで表示されるのは、コメントを少なくとも 1 つ追加した担当者だけですか?あるいは、コメントを残しているかどうかにかかわらず、アクセス権限が付与されている担当者がすべて表示されますか?
レビュー担当者からコメントが少なくとも 1 つ入力されている必要があります。
21. レビュー担当者別に絞り込んだ場合、コメントや返信はすべて表示されますか?
絞り込みを適用した後に表示されるのは、親コメントのみです。親コメントとは、その後の返信が付属する最初のコメントのことです。