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- Adobe Captivate でプロジェクトをアップグレードする
Adobe Captivate で、アクセシビリティを確保し、基準に準拠したプロジェクトを作成する方法について説明します。
ユーザーフレンドリーでアクセシビリティが高いコンテンツを作成することで、さまざまな能力を持つ学習者がコンテンツを利用し、学習要件を満たすことができます。 新しい Adobe Captivate を使用すると、アクセシビリティが高い e ラーニングコースを作成できます。新しい Adobe Captivate を使用した包括的な e ラーニング開発に関する詳細をご覧ください。
スライドをアクセス可能にして、スライド上の画像、SVG、インタラクティブコンポーネント、ウィジェット、クイズへのアクセシビリティを高めることができます。
アクセシビリティ準拠レポート(ACR)
この記事のトピック:
アクセシビリティに関するセマンティック構造を改善するためのガイドライン
スライドコンテンツに含まれているセマンティック構造やアクセシビリティを改善するために、次のガイドラインが採用されています。
- タイトル:スライドのタイトルにはすべて <h1> の見出しタグが指定されているため、ドキュメント内の重要性と階層がはっきりします。
- サブタイトル:サブタイトルとなる二次的な見出しは、<h2> の見出しタグで判別できます。タグをこのように使うことで構造がはっきりするため、ユーザーが移動しやすくなり、補助テクノロジーを使いやすくなります。
- 本文のコンテンツ:スライド本文のメインコンテンツには、見出しタグが組み込まれていません。そのため、メインの見出しとサブタイトルが強調され、ドキュメント構造の整合性を保ちつつ内容が明確になります。
- 画像コンテンツブロック:画像コンテンツブロックのサブタイトルは、書式の一貫性を確保し、読みやすくするために標準の本文ブロックとみなされます。また、画像と関連があるキャプションには、見出しレベル 1 というラベルが付けられます。
さらに、ページに複数のタイトルやサブタイトルが含まれ、コンテンツブロックを複数使用してスライドの構造を設定している場合、対応する <h1> タグと <h2> タグがそれぞれのコンテンツブロックに設定されます。この手法を採用することで、コンテンツセクションのセマンティック階層が個別に維持されるため、スライド全体の構成と明確性が向上します。見出しタグをそれぞれのタイトルとサブタイトルに適切に割り当てることにより、ユーザーはコンテンツ間を効率よく移動できるようになります。特に、補助テクノロジーを使用する場合や、従来の形式を採用していないコンテンツにアクセスする場合は効果的です。
このような取り組みは Web アクセシビリティの基準に準拠しているため、すべての利用者に対してプレゼンテーションの使いやすさを向上させることができます。
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右側のツールバーで「アクセシビリティ」を選択します。
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「アクセシビリティテキスト」フィールドに、アクセシビリティテキストを入力します。
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アクセシビリティテキストで使用する言語に基づいて、スピーチエージェントを選択します。 例えば、ドイツ語でテキストを入力する場合、「スピーチエージェント」ドロップダウンで「ドイツ語」を選択すると、スクリーンリーダーがロケール固有のエージェントを使用してテキストを読み上げます。
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スライドの画像を選択します。
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右側のツールバーで「アクセシビリティ」を選択します。「読み上げ順序」には、スライド上のすべてのオブジェクトが表示されます。
スライドのオブジェクトはすべて、「読み上げ順序」セクションに表示されている順序で読み上げられます。「読み上げ順序」のオブジェクトは、上から下、左から右に読み上げられます。
例えば、「読み上げ順序」でテキストオブジェクトを選択すると、スライド上のそのテキストをスピーチエージェントが読み上げます。
スクリーンリーダーから非表示
「スクリーンリーダーから非表示」オプションを有効にすると、スクリーンリーダーはそのオブジェクトを無視します。
タブ順序を表示
「タブ順序を表示」トグルをオンにすると、スライド上のインタラクティブオブジェクトの移動順序が表示されます。 インタラクティブオブジェクトをドラッグすることで順番を変更できます、
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オブジェクト(スライドの画像など)を選択します。
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オブジェクトにステートを追加した場合は、アクセシビリティテキストを追加して、スピーチエージェントをステートごとに選択できます。
ステートにアクセシビリティを追加する点に関する詳細については、次のセクションを参照してください。
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左側のツールバーでメディアブロックを追加/画像グリッドを選択し、画像グリッドのコンテンツブロックをスライドに挿入します。
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アセットまたはコンピューターから画像を挿入します。画像挿入の詳細については、「Adobe Captivate プロジェクトへの画像の追加」を参照してください。
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右側のツールバーで「アクセシビリティ」をクリックします。
「読み上げ順序」セクションで、画像にアクセシビリティテキストを追加できます。 そのテキストをスクリーンリーダーで読み上げる場合は、「スクリーンリーダーから非表示」トグルをオフのままにしておきます。
注意:特定のオブジェクトをスクリーンリーダーから非表示にするには、各オブジェクトの「スクリーンリーダーから非表示」トグルをオンにします。
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テキストにアクセシビリティを追加する場合は、「読み上げ順序」のテキストを選択してスピーチエージェントを選択するか、そのテキストをスクリーンリーダーから非表示にします。
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左側のツールバーのインタラクティブコンポーネントを追加/ボタンをクリックして、ボタンを追加します。
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右側のツールバーで「アクセシビリティ」を選択します。
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「読み上げ順序」セクションで、アクセシビリティテキストをボタンのラベルとして追加し、スピーチエージェントを選択できます。
ボタンが複数ある場合は、タブの順序を並べ替えることができます。 「タブ順序を表示」トグルをオンにして、ボタンを並べ替えます。
インタラクティブオブジェクトの読み上げ順序を変更しても、「読み上げ順序」セクションで実際の位置が変更されることはありません。ただし、スクリーンリーダーは、「タブ順序を表示」トグルをオンにして指定した順序で読み上げます。
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左側のツールバーでメディアブロックを追加/キャラクターおよびテキストを選択します。キャラクターを複数のポーズに置き換えます。 キャラクターをアセットのポーズで置き換える方法については、「Captivate プロジェクトへのキャラクターの追加」を参照してください。
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ビジュアルプロパティパネルで「表示」をクリックしてステートフライアウトを起動し、ポーズをステートとして表示します。
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右側のツールバーで「アクセシビリティ」を選択します。「読み上げ順序」セクションでは、オブジェクトステートが「ステート」ドロップダウンに表示されます。
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ドロップダウンからポーズを選択し、アクセシビリティテキストを追加します。
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この手順を繰り返して、他のステートにもアクセシビリティテキストを追加します。
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プロジェクトにスライドを追加します。
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左側のツールバーのインタラクティブコンポーネントを追加/チェックボックスをクリックします。
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右側のツールバーで「アクセシビリティ」を選択します。
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「読み上げ順序」セクションで、チェックボックスラベルのスピーチエージェントを選択します。
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左側のツールバーで新しいウィジェットを追加/カードを選択して、カードウィジェットを追加します。
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右側のツールバーで「アクセシビリティ」メニューを起動します。
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「読み上げ順序」には、インタラクティブオブジェクトとインタラクティブではないオブジェクトがすべて表示されます。「タブ順序を表示」トグルをオンにして、ウィジェットにインタラクティブオブジェクトを表示します。
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「読み上げ順序」セクションでカードコンテナーを選択し、アクセシビリティテキストを追加して、スピーチエージェントを選択します。
注意:同様に、テキストオブジェクトにアクセシビリティを追加したり、カードコンテンツブロック内のカード裏面にあるテキストのスピーチエージェントを選択したりできます。
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カードグループ内のオブジェクトすべてにアクセシビリティテキストを追加する場合は、コンテナーの横にある矢印を選択します。
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アクセシビリティテキストを追加し、カード内の特定のオブジェクトに対してスピーチエージェントを選択します。
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左側のツールバーの + アイコンをクリックして、「多肢選択」を選択します。
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右側のツールバーで「アクセシビリティ」を選択します。
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「読み上げ順序」セクションには、2 つのモードがあります。
クイズモード
解答オプションのタイトルとテキストについて、スピーチエージェントを選択します。 スクリーンリーダーは「スピーチエージェント」ドロップダウンで選択した言語でテキストを読み上げます。「タブ順序を表示」トグルをオンにすると、インタラクティブオブジェクトを並べ替えて、指定した順序でスクリーンリーダーが読み上げるようにすることができます。
また、「スクリーンリーダーから非表示」トグルをオンにして、特定のオブジェクトをスクリーンリーダーから非表示にすることもできます。
レビューモード
レビューモードには、「戻る」と「次へ」の 2 つのボタンが追加されます。このモードを使用すると、テキストオブジェクトに対してスピーチエージェントを選択できます。ボタンオブジェクトに対しては、アクセシビリティテキストを追加できます。
「タブ順序を表示」トグルをオンにすると、インタラクティブオブジェクトを並べ替えて、指定した順序でスクリーンリーダーが読み上げるようにすることができます。
スクリーンリーダーは、レビューモードでキャプションと正解を読み上げます。
Tab キーをもう一度押して、再生バーのメインコンテンツにスキップをハイライト表示します。 スペースキーと Tab キーを押すと、スライドのインタラクティブなオブジェクトにフォーカスが移動します。
Tab キーを 2 回押すと、再生バーの目次メニューにフォーカスが移動します。
スペースバーを押すと、目次が表示されます。
Tab キーを押すと、目次のコース全体を順に移動できます。
スペースバーを押すと、コースの特定の部分が表示されます。