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- レイアウトとデザイン
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- CSS 見出しプロパティおよび CSS リンクプロパティの設定
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- テキスト、タグ、属性の検索と置換
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- ドキュメントウィンドウでのエレメントの選択および表示
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- Dreamweaver での区切り線の使用
- Dreamweaver でのフォントの組み合わせの追加と変更
- アセットを使用した作業
- Dreamweaver での日付の挿入と更新
- Dreamweaver でのお気に入りアセットの作成と管理
- Dreamweaver でのイメージの挿入と編集
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- Dreamweaver での HTML5 オーディオの挿入
- ライブラリ項目の操作
- Dreamweaver でのアラビア語およびヘブライ語のテキストの使用
- リンクおよびナビゲーション
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- Dreamweaver でのコーディングについて
- Dreamweaver のコーディング環境
- コーディングの環境設定
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- コードの記述と編集
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- スニペットでコードを再利用する
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- デザインビューでのコードの編集
- ページのヘッドコンテンツの操作
- Dreamweaver でのサーバーサイドインクルードの挿入
- Dreamweaver でのタグライブラリの使用
- Dreamweaver へのカスタムタグの読み込み
- JavaScript ビヘイビアーの使用(基本操作)
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- XML および XSLT について
- Dreamweaver でのサーバーサイド XSL 変換の実行
- Dreamweaver でのクライアントサイド XSL 変換の実行
- Dreamweaver での XSLT の文字エンティティの追加
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- 製品間ワークフロー
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- Dreamweaver テンプレートについて
- テンプレートおよびテンプレートから作成されたドキュメントの認識
- Dreamweaver テンプレートの作成
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- Dreamweaver でのリピート領域およびテーブルの作成
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- Dreamweaver での編集可能なタグ属性の定義
- Dreamweaver でネストされたテンプレートを作成する方法
- テンプレートの編集、更新、削除
- Dreamweaver での xml コンテンツの書き出しおよび読み込み
- 既存のドキュメントでのテンプレートの適用または削除
- Dreamweaver テンプレートでのコンテンツの編集
- Dreamweaver でのテンプレートタグのシンタックスルール
- テンプレート領域のハイライト表示の環境設定
- Dreamweaver でテンプレートを使用する利点
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- 動的ページのデザイン
- 動的コンテンツソースの概要
- 動的コンテンツのソースの定義
- ページへの動的コンテンツの追加
- Dreamweaver での動的コンテンツの変更
- データベースのレコードの表示
- Dreamweaver でのライブデータの入力とトラブルシューティング
- Dreamweaver でのカスタムサーバービヘイビアーの追加
- Dreamweaver を使用したフォームの作成
- フォームを使用したユーザーからの情報の収集
- Dreamweaver での ColdFusion フォームの作成と有効化
- web フォームの作成
- フォームエレメントの HTML5 サポート強化
- Dreamweaver を使用したフォームの開発
- アプリケーションのビジュアル開発
- web サイトのテスト、プレビュー、パブリッシュ
- トラブルシューティング
Dreamweaver 以降では、ユーザーインターフェイスが簡素化されています。そのため、この記事で説明されているオプションの一部が Dreamweaver 以降には存在しない場合があります。詳しくは、こちらの記事を参照してください。
SQL を使用しないレコードセットの定義
SQL ステートメントを手作業で入力することなくレコードセットを作成することができます。
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ドキュメントウィンドウに、レコードセットを使用するページを開きます。
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ウィンドウ/バインディングを選択してバインディングパネルを表示します。
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バインディングパネルで「+」ボタンをクリックし、ポップアップメニューで「レコードセット(クエリー)」を選択します。
基本のレコードセットダイアログボックスが表示されます。ColdFusion のサイトを開発している場合、レコードセットダイアログボックスの内容は多少異なります。詳細設定のレコードセットダイアログボックスが表示された場合は、「基本設定」をクリックして、基本設定のレコードセットダイアログボックスに切り替えてください。
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ドキュメントタイプに対応するレコードセットダイアログボックスに情報を入力します。
手順については、以下のトピックを参照してください。
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「テスト」ボタンをクリックしてクエリーを実行し、要求する情報が取得されたことを確認します。
ユーザーによって入力されたパラメーターを使用するフィルターを定義した場合は、「テスト値」ボックスに値を入力して、「OK」をクリックします。レコードセットのインスタンスが正常に作成されると、レコードセットから抽出されたデータを表示するテーブルが表示されます。
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「OK」をクリックして、バインディングパネルの使用可能なコンテンツソースのリストにレコードセットを追加します。
基本設定のレコードセットダイアログボックスのオプション(PHP、ASP)
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「名前」ボックスに、レコードセットの名前を入力します。
一般的には、接頭辞「rs」をレコードセット名に付けることで、レコードセット名をコード内の他のオブジェクト名と区別します(例:rsPressReleases)。
レコードセット名には、文字、数字、およびアンダースコア(_)のみを使用できます。特殊文字またはスペースは使用できません。
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接続ポップアップメニューから接続を選択します。
リストに接続が表示されない場合は、「定義」をクリックして接続を設定します。
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テーブルポップアップメニューで、レコードセットにデータを提供するデータベーステーブルを選択します。
ポップアップメニューには、指定したデータベース内のすべてのテーブルが表示されます。
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テーブルの一部の列だけをレコードセットに含めるには、「選択」をクリックし、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながらリスト内の目的の列をクリックします。
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テーブルから返されたレコードをさらに限定するには、「フィルター」領域に値を入力します。
1 つ目のポップアップメニューで、定義したテスト値と比較するための列をデータベーステーブルから 1 列選択します。
2 つ目のポップアップメニューで、各レコードの選択された値をテスト値と比較するための条件式を選択します。
3 つ目のポップアップメニューで「入力値」を選択します。
ボックスにテスト値を入力します。
レコード内の指定した値がフィルター条件に一致すると、そのレコードはレコードセットに含まれます。
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(オプション)レコードを並べ替えるには、並べ替えの対象とする列を選択し、レコードを昇順(1、2、3... や A、B、C...)または降順のどちらで並べ替えるかを指定します。
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「テスト」をクリックしてデータベースに接続し、データソースのインスタンスを作成します。「OK」をクリックして、データソースを閉じます。
返されたデータを含むテーブルが表示されます。各行にはレコードが含まれており、各列はレコードのフィールドを表しています。
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「OK」をクリックします。バインディングパネルに、新しく定義したレコードセットが表示されます。
基本設定のレコードセットダイアログボックスのオプション(ColdFusion)
SQL ステートメントを手作業で記述せずに、動的コンテンツのソースとして ColdFusion ドキュメントタイプのレコードセットを定義することができます。
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「名前」ボックスに、レコードセットの名前を入力します。
一般的には、接頭辞「rs」をレコードセット名に付けることで、レコードセット名をコード内の他のオブジェクト名と区別します。例:rsPressReleases
レコードセット名には、文字、数字、およびアンダースコア(_)のみを使用できます。特殊文字またはスペースは使用できません。
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ColdFusion コンポーネントのレコードセットを定義している場合(CFC ファイルが現在 Dreamweaver で開いている場合)は、関数ポップアップメニューから既存の CFC 関数を選択するか、「新しい関数」をクリックして関数を新規作成します。
注意:関数ポップアップメニューは、CFC ファイルが現在のドキュメントであり、ColdFusion MX 7 以降を実行するコンピューターにアクセスできる場合にだけ使用できます。
レコードセットは関数内で定義します。
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データソースポップアップメニューでデータソースを選択します。
データソースがポップアップメニューに表示されない場合は、ColdFusion データソースを作成する必要があります。
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必要に応じて、「ユーザー名」と「パスワード」ボックスに、ColdFusion アプリケーションサーバーのユーザー名とパスワードを入力します。
ColdFusion のデータソースにアクセスするために、ユーザー名とパスワードが必要な場合があります。ColdFusion のデータソースにアクセスするためのユーザー名とパスワードを持っていない場合は、所属する組織の ColdFusion の管理者に連絡してください。
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テーブルポップアップメニューで、レコードセットにデータを提供するデータベーステーブルを選択します。
テーブルポップアップメニューには、指定したデータベース内のすべてのテーブルが表示されます。
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テーブルの一部の列だけをレコードセットに含めるには、「選択」をクリックし、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながらリスト内の目的の列をクリックします。
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テーブルから返されたレコードをさらに限定するには、「フィルター」領域に値を入力します。
1 つ目のポップアップメニューで、定義したテスト値と比較するための列をデータベーステーブルから 1 列選択します。
2 つ目のポップアップメニューで、各レコードの選択された値をテスト値と比較するための条件式を選択します。
3 つ目のポップアップメニューで「入力値」を選択します。
ボックスにテスト値を入力します。
レコード内の指定した値がフィルター条件に一致すると、そのレコードはレコードセットに含まれます。
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(オプション)レコードを並べ替えるには、並べ替えの対象とする列を選択し、レコードを昇順(1、2、3... や A、B、C...)または降順のどちらで並べ替えるかを指定します。
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「テスト」をクリックしてデータベースに接続し、データソースのインスタンスを作成します。
返されたデータを含むテーブルが表示されます。各行にはレコードが含まれており、各列はレコードのフィールドを表しています。「OK」をクリックしてテストレコードセットを閉じます。
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「OK」をクリックします。バインディングパネルに、新しく定義した ColdFusion レコードセットが表示されます。
SQL を使用した高度なレコードセットの定義
詳細設定のレコードセットダイアログボックスでは、独自の SQL ステートメントを記述したり、グラフィカルな「データベース項目」のツリーを使用して SQL ステートメントを作成したりできます。
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ドキュメントウィンドウに、レコードセットを使用するページを開きます。
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ウィンドウ/バインディングを選択してバインディングパネルを表示します。
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バインディングパネルで「+」ボタンをクリックし、ポップアップメニューで「レコードセット(クエリー)」を選択します。
詳細設定のレコードセットダイアログボックスが表示されます。ColdFusion のサイトを開発している場合、レコードセットダイアログボックスの内容は多少異なります。基本設定のレコードセットダイアログボックスが表示された場合は、「詳細設定」ボタンをクリックして、詳細設定のレコードセットダイアログボックスに切り替えてください。
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詳細設定のレコードセットダイアログボックスに情報を入力します。
手順については、以下のトピックを参照してください。
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「テスト」ボタンをクリックしてクエリーを実行し、要求する情報が取得されたことを確認します。
ユーザーによって入力されたパラメーターを使用するフィルターを定義した場合、「テスト」ボタンをクリックするとテスト値ダイアログボックスが表示されます。「テスト値」ボックスに値を入力して、「OK」をクリックします。レコードセットのインスタンスが正常に作成されると、レコードセットのデータを表示するテーブルが表示されます。
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「OK」をクリックして、バインディングパネルの使用可能なコンテンツソースのリストにレコードセットを追加します。
詳細レコードセットダイアログボックスのオプション(PHP, ASP)
カスタム SQL ステートメントを記述するか、またはグラフィカルな「データベース項目」のツリーを使用して SQL ステートメントを作成することにより、動的コンテンツのソースとしてレコードセットを定義することができます。
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「名前」ボックスに、レコードセットの名前を入力します。
一般的には、接頭辞「rs」をレコードセット名に付けることで、レコードセット名をコード内の他のオブジェクト名と区別します。例:rsPressRelease
レコードセット名には、文字、数字、およびアンダースコア(_)のみを使用できます。特殊文字またはスペースは使用できません。
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接続ポップアップメニューから接続を選択します。
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SQL テキスト領域に SQL ステートメントを入力するか、またはダイアログボックスの下部にあるグラフィカルな「データベース項目」のツリーを使用して、選択したレコードセットから SQL ステートメントを作成します。
データベース項目のツリーを使用して SQL ステートメントを作成するには、次の操作を行います。
SQL テキスト領域が空白であることを確認します。
必要なデータベースオブジェクトが表示されるまでツリーのブランチを展開します。このオブジェクトとしては、テーブルの列やデータベース内にあるストアードプロシージャなどがあります。
データベースオブジェクトを選択し、ツリーの右側にあるいずれかのボタンをクリックします。
例えば、テーブル列を選択した場合は、「SELECT」ボタン、「WHERE」ボタン、および「ORDER BY」ボタンを利用できます。いずれかのボタンをクリックして、関連する句を SQL ステートメントに追加します。
また、「データベース項目」のツリーからストアードプロシージャを選択し、「プロシージャ」ボタンをクリックすることにより、ストアードプロシージャ内の定義済み SQL ステートメントを使用することもできます。この場合、Dreamweaver によって「SQL」領域と「変数」領域に値が入力されます。
-
SQL ステートメントに変数が含まれる場合は、「変数」領域で「+」ボタンをクリックし、変数名、変数の種類(整数、テキスト、日付または浮動小数点値)、初期設定値(ランタイム値が返されなかった場合に変数で使用する値)、およびランタイム値を入力して、これらの変数の値を定義します。注意:
PHP で SQL ステートメントに変数を使用する場合、Dreamweaver によって変数名の先頭にドル記号が自動的に追加されるため、ドル記号は省略してください(例えば、$colname ではなく colname)。
SQL ステートメントに変数が含まれる場合は、「変数」ボックスの「初期設定値」列に有効なテスト値が入力されていることを確認してください。
ランタイム値は、通常、ユーザーが HTML フォームフィールドに入力した URL パラメーターまたはフォームパラメーターです。
「ランタイム値」列の URL パラメーター:
サーバーモデル
URL パラメーターに使用するランタイム値
ASP
Request.QueryString("formFieldName")
PHP
$_GET['formFieldName']
「ランタイム値」列のフォームパラメーター:
サーバーモデル
フォームパラメーターに使用するランタイム値
ASP
Request.Form("formFieldName")
PHP
$_POST['formFieldName']
-
「テスト」をクリックしてデータベースに接続し、レコードセットのインスタンスを作成します。
SQL ステートメントに変数が含まれる場合は、「テスト」をクリックする前に、「変数」ボックスの「初期設定値」列に有効なテスト値が入力されていることを確認してください。
特に問題がなければ、テーブルが表示され、レコードセットのデータが表示されます。各行にはレコードが含まれており、各列はレコードのフィールドを表しています。「OK」をクリックしてレコードセットをクリアします。
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作業が終わったら 「OK」をクリックします。
詳細設定のレコードセットダイアログボックスのオプション(ColdFusion)
詳細設定のレコードセットダイアログボックスでは、カスタム SQL クエリーを記述したり、「データベース項目]」のツリーを使用してポイント&クリックインターフェイスで SQL ステートメントを作成したりできます。
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「名前」ボックスに、レコードセットの名前を入力します。
一般的には、接頭辞「rs」をレコードセット名に付けることで、レコードセット名をコード内の他のオブジェクト名と区別します。例:rsPressReleases
レコードセット名には、文字、数字、およびアンダースコア(_)のみを使用できます。特殊文字またはスペースは使用できません。
ColdFusion コンポーネントのレコードセットを定義している場合(CFC ファイルが現在 Dreamweaver で開いている場合)は、関数ポップアップメニューから既存の CFC 関数を選択するか、「新しい関数」をクリックして関数を新規作成します。
注意:関数ポップアップメニューは、CFC ファイルが現在のドキュメントであり、ColdFusion MX 7 以降を実行するコンピューターにアクセスできる場合にだけ使用できます。
レコードセットは関数内で定義します。
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データソースポップアップメニューでデータソースを選択します。
データソースがポップアップメニューリストに表示されない場合は、最初に ColdFusion データソースを作成する必要があります。
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必要に応じて、「ユーザー名」と「パスワード」ボックスに、ColdFusion アプリケーションサーバーのユーザー名とパスワードを入力します。
ColdFusion のデータソースにアクセスするために、ユーザー名とパスワードが必要な場合があります。ColdFusion のデータソースにアクセスするためのユーザー名とパスワードを持っていない場合は、所属する組織の ColdFusion の管理者に連絡してください。
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SQL テキスト領域に SQL ステートメントを入力するか、またはダイアログボックスの下部にあるグラフィカルな「データベース項目」のツリーを使用して、選択したレコードセットから SQL ステートメントを作成します。
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(オプション)「データベース項目」のツリーを使用して SQL ステートメントを作成するには、次の操作を行います。
SQL テキスト領域が空白であることを確認します。
必要なデータベースオブジェクトが表示されるまでツリーのブランチを展開します。このオブジェクトとしては、テーブルの列などがあります。
データベースオブジェクトを選択し、ツリーの右側にあるいずれかのボタンをクリックします。
例えば、テーブル列を選択した場合は、「SELECT」ボタン、「WHERE」ボタン、および「ORDER BY」ボタンを利用できます。いずれかのボタンをクリックして、関連する句を SQL ステートメントに追加します。
SQL ステートメントにパラメーターが含まれる場合は、「パラメーター」領域で「+」ボタンをクリックし、パラメーター名と初期設定値(ランタイム値が返されなかった場合にパラメーターで使用する値)を入力して、これらのパラメーターの値を定義します。
SQL ステートメントにパラメーターが含まれる場合は、「パラメーター」ボックスの「初期設定値」列に有効なテスト値が入力されていることを確認してください。
「ページパラメーター」では、記述する SQL のランタイム値を参照するための初期設定値を指定できます。例えば、以下の SQL ステートメントでは、社員 ID の値に基づいて社員レコードが選択されます。このパラメーターには、ランタイム値が必ず返されるように、初期設定値を割り当てることができます。この例では、FormFieldName は、ユーザーが社員 ID を入力したフォームフィールドを参照します。
SELECT * FROM Employees WHERE EmpID = + (Request.Form(#FormFieldName#))
ページパラメーターダイアログボックスには、以下のような名前と値の組み合わせが表示されます。
名前
デフォルト値
FormFieldName
0001
ランタイム値は、通常、ユーザーが HTML フォームフィールドに入力した URL パラメーターまたはフォームパラメーターです。
-
「テスト」をクリックしてデータベースに接続し、レコードセットのインスタンスを作成します。
SQL ステートメントにランタイム参照が含まれる場合は、「テスト」をクリックする前に、「ページパラメーター」フィールドの「初期設定値」列に有効なテスト値を指定してください。
特に問題がなければ、テーブルが表示され、レコードセットのデータが表示されます。各行にはレコードが含まれており、各列はレコードのフィールドを表しています。「OK」をクリックしてレコードセットをクリアします。
-
作業が終わったら 「OK」をクリックします。
SQL ステートメントでのパラメーターの定義(ColdFusion)
SQL ステートメントに含まれるパラメーターを定義することができます。初期設定値は、ランタイム値が返されなかった場合にパラメーターに使用する値です。
-
名前ポップアップメニューからパラメーター名を選択します。
-
「初期設定値」ボックスに初期設定値を入力して、「OK」をクリックします。
SQL ステートメントでのパラメーターの定義(PHP)
SQL ステートメントに含まれるパラメーターを定義することができます。初期設定値は、ランタイム値が返されなかった場合にパラメーターに使用する値です。
-
「名前」ボックスにパラメーター名を入力します。
-
「初期設定値」ボックスに初期設定値を入力します。
-
「ランタイム値」ボックスにパラメーターのランタイム値を入力して、「OK」をクリックします。
「データベース項目」のツリーを使用した SQL クエリーの作成
SQL ステートメントを SQL ボックスに手作業で入力する代わりに、「データベース項目」のポイント&クリックインターフェイスを使用して、複雑な SQL クエリーを作成することができます。「データベース項目」のツリーを使用すると、データベースオブジェクトを選択し、SQL の SELECT、WHERE、および ORDER BY 句を使用してこれらのデータベースオブジェクトをリンクできます。SQL クエリーを作成してから、ダイアログボックスの「変数」領域を使用して任意の変数を定義できます。
以下の 2 つの例では、2 つの SQL ステートメントと、これらを詳細なレコードセットダイアログボックスの「データベース項目」ツリーを使用して作成する手順について説明します。
例:テーブルの選択
この例では、「Employees」テーブルの内容すべてを選択します。このクエリーを定義する SQL ステートメントは以下のとおりです。
SELECT * FROM Employees
このクエリーを作成するには、以下の手順に従います。
-
「テーブル」ブランチを展開し、選択したデータベース内のすべてのテーブルを表示します。
-
「Employees」テーブルを選択します。
-
「SELECT」ボタンをクリックします。
-
「OK」をクリックして、バインディングパネルにレコードセットを追加します。
例:テーブルからの特定の行の選択、および結果の並べ替え
次の例では、「Employees」テーブルから 2 つの行を選択し、変数(定義必要)を使用して職種を選択します。次に、結果を社員名で並べ替えます。
SELECT emplNo, emplName FROM Employees WHERE emplJob = 'varJob' ORDER BY emplName
-
「テーブル」ブランチを展開し、選択したデータベース内のすべてのテーブルを表示します。次に、「Employees」 テーブルを展開し、個々のテーブル行を表示します。
-
次の手順に従って SQL ステートメントを作成します。
「emplNo」 を選択して、「SELECT」ボタンをクリックします。
「emplName」 を選択して、「SELECT」ボタンをクリックします。
「emplJob」 を選択して、「WHERE」ボタンをクリックします。
「emplName」 を選択して、「ORDER BY」ボタンをクリックします。
-
挿入ポイントを SQL テキスト領域の WHERE emplJob の後に置き、「='varJob'」と入力します。等号記号も含めます。
-
変数 'varJob' を定義します。これを行うには、「変数」領域で「+」ボタンをクリックし、「名前」、「初期設定値」、および「ランタイム値」列にそれぞれ「varJob」、「CLERK」、「Request("job")」と入力します。
-
「OK」をクリックして、バインディングパネルにレコードセットを追加します。
URL パラメーターの定義
URL パラメーターには、ユーザーによって入力された取得情報が格納されます。作業を始める前に、フォームパラメーターまたは URL パラメーターがサーバーに渡されたことを確認してください。URL 変数を定義すると、その値を現在選択しているページで使用できます。
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ドキュメントウィンドウに、変数を使用するページを開きます。
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ウィンドウ/バインディングを選択してバインディングパネルを表示します。
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バインディングパネルで「+」ボタンをクリックし、ポップアップメニューから次の項目のいずれかを選択します。
ドキュメントタイプ
URL 変数に関するバインディングパネルのメニュー項目
ASP
リクエスト変数 > Request.QueryString
ColdFusion
URL 変数
PHP
URL 変数
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URL 変数ダイアログボックスで、ボックスに URL 変数の名前を入力して、「OK」をクリックします。
URL 変数名は、通常、HTML フォームフィールドの名前、またはその値を取得するために使用されたオブジェクトの名前です。
-
URL 変数がバインディングパネルに表示されます。
フォームパラメーターの定義
フォームパラメーターには、Web ページの HTTP 要求に含まれる取得情報が格納されます。POST メソッドを使用するフォームを作成した場合、フォームによって送信されたデータはサーバーに渡されます。作業を始める前に、フォームパラメーターがサーバーに送信されたことを確認してください。フォームパラメーターをコンテンツソースとして定義すると、その値をページで使用できます。
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ドキュメントウィンドウに、変数を使用するページを開きます。
-
ウィンドウ/バインディングを選択してバインディングパネルを表示します。
-
バインディングパネルで「+」ボタンをクリックし、ポップアップメニューから次の項目のいずれかを選択します。
ドキュメントタイプ
フォーム変数に関するバインディングパネルのメニュー項目
ASP
リクエスト変数 > Request.Form
ColdFusion
フォーム変数
PHP
フォーム変数
-
フォーム変数ダイアログボックスで、フォーム変数の名前を入力して、「OK」をクリックします。フォームパラメーター名は、通常、HTML フォームフィールドの名前、またはその値を取得するために使用されたオブジェクトの名前です。
フォームパラメーターがバインディングパネルに表示されます。
セッション変数の定義
セッション変数を使用すると、ユーザーのアクセス(セッション)中に保持される情報を格納および表示することができます。サーバーは、各ユーザーに対して個別にセッションオブジェクトを作成し、指定期間中またはオブジェクトが明示的に終了されるまでこれを保持します。
ページのセッション変数を定義する前に、これらをソースコードで定義する必要があります。Web アプリケーションのソースコードでセッション変数を定義すると、Dreamweaver からセッション変数の値を取得し、Web ページで使用することができます。
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ソースコードでセッション変数を作成し、そのセッション変数に値を割り当てます。
例えば、以下の ColdFusion の例では、username という名前のセッションがインスタンス化され、これに値 Cornelius が割り当てられています。
<CFSET session.username = Cornelius>
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ウィンドウ/バインディングを選択してバインディングパネルを表示します。
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「+」ボタンをクリックして、ポップアップメニューから「セッション変数」を選択します。
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アプリケーションのソースコードで定義した変数の名前を入力して、「OK」をクリックします。
ASP と ColdFusion のアプリケーション変数の定義
ASP および ColdFusion では、アプリケーション変数を使用して、アプリケーションの存続期間中にわたり保持される全ユーザー共通の情報を格納および表示できます。アプリケーション変数を定義すると、その値をページで使用できます。
PHP にはアプリケーション変数オブジェクトは存在しません。
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ドキュメントウィンドウに、動的ドキュメントタイプを開きます。
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ウィンドウ/バインディングを選択してバインディングパネルを表示します。
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「+」ボタンをクリックして、ポップアップメニューから「アプリケーション変数」を選択します。
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アプリケーションのソースコードで定義した変数の名前を入力して、「OK」をクリックします。
アプリケーション変数がアプリケーションアイコンの下のバインディングパネルに表示されます。
ColdFusion レコードセットのデータソースとしての変数の使用
ページのレコードセットをバインディングパネルで定義すると、Dreamweaver ではそのページの cfquery タグに ColdFusion データソースの名前が入力されます。より柔軟な操作性を実現するために、データソース名を変数に格納し、その変数を cfquery タグ内で使用することもできます。Dreamweaver では、視覚的な方法でこのような変数をレコードセット内に指定することができます。
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ドキュメントウィンドウで、ColdFusion ページがアクティブであることを確認します。
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バインディングパネルで「+」ボタンをクリックし、ポップアップメニューで「データソース名変数」を選択します。
データソース名変数ダイアログボックスが表示されます。
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変数を定義し、「OK」をクリックします。
-
レコードセットを定義するときに、この変数をレコードセットの "データソース" として選択します。
レコードセットダイアログボックスでは、サーバー上の ColdFusion データソースと共にデータソースポップアップメニュー内に変数が表示されます。
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レコードセットダイアログボックスに情報を入力し、「OK」をクリックします。
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変数を初期化します。
Dreamweaver では変数が自動的に初期化されることはないので、変数を初期化する方法や場所は必要に応じて選択できます。変数は、セッション変数やアプリケーション変数としてページのコード内(cfquery タグの前)やインクルードファイル内で初期化できる他、その他のファイル内でも初期化することができます。
サーバー変数の定義
Web アプリケーション内で使用する動的コンテンツのソースとしてサーバー変数を定義します。サーバー変数は、ドキュメントタイプに応じて異なり、フォーム変数、URL 変数、セッション変数、およびアプリケーション変数があります。
サーバー変数は、サーバーにアクセスしているすべてのクライアント、およびサーバー上で実行されているすべてのアプリケーションからアクセスできます。サーバー変数は、サーバーが停止するまで保持されます。
ColdFusion サーバー変数の定義
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ウィンドウ/バインディングを選択し、バインディングパネルを開きます。サーバー変数ダイアログボックスで、サーバー変数の名前を入力して、「OK」をクリックします。
-
「+」ボタンをクリックして、ポップアップメニューから「サーバー変数」を選択します。
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変数の名前を入力し、「OK」をクリックします。ColdFusion サーバー変数がバインディングパネルに表示されます。
以下の表に、組み込み ColdFusion サーバー変数のリストを示します。
変数 |
説明 |
Server.ColdFusion.ProductName |
ColdFusion の製品名。 |
Server.ColdFusion.ProductVersion |
ColdFusion のバージョン番号。 |
Server.ColdFusion.ProductLevel |
ColdFusion の種類(Enterprise、Professional)。 |
Server.ColdFusion.SerialNumber |
現在インストールされている ColdFusion のシリアル番号。 |
Server.OS.Name |
サーバーで実行されているオペレーティングシステムの名前(Windows XP、Windows 2000、Linux など)。 |
Server.OS.AdditionalInformation |
インストールされているオペレーティングシステムに関する補足情報(サービスパック、アップデートなど)。 |
Server.OS.Version |
インストールされているオペレーティングシステムのバージョン。 |
Server.OS.BuildNumber |
インストールされているオペレーティングシステムのビルド番号。 |
ColdFusion ローカル変数の定義
ローカル変数は、ColdFusion ページ内で CFSET タグまたは CFPARAM タグを使用することによって作成されます。定義済のローカル変数がバインディングパネルに表示されます。
-
ローカル変数ダイアログボックスで、ローカル変数の名前を入力して、「OK」をクリックします。
ASP サーバー変数の定義
動的コンテンツのソースとして Request.Cookie、Request.QueryString、Request.Form、Request.ServerVariables、および Request.ClientCertificates の ASP サーバー変数を定義することができます。
-
ウィンドウ/バインディングを選択し、バインディングパネルを開きます。
-
「+」ボタンをクリックして、ポップアップメニューから「リクエスト変数」を選択します。
-
リクエスト変数ダイアログボックスで、タイプポップアップメニューから以下のいずれかのリクエストコレクションを選択します。
QueryString コレクション
GET メソッドを使用する HTML フォームがページに含まれる場合など、送信元ページの URL に追加された情報を取得します。クエリーストリングは、例えば、last=Smith、first=Winston のように、名前と値の組み合わせで構成されます。組み合わせは複数でもかまいません。このストリングは URL の後に疑問符(?)と共に追加されます。 クエリー文字列に複数の名前と値の組み合わせが含まれている場合、各組み合わせはアンパサンド(&)を使用して結合されます。
Form コレクション
POST メソッドを使用する HTML フォームの HTTP 要求の本文に含まれるフォーム情報を取得します。
ServerVariables コレクション
定義済みの環境変数の値を取得します。このコレクションには、多くの値のリストが含まれます。CONTENT_LENGTH(フォームが空かどうかを確認するために使用する、HTTP 要求で送信されたコンテンツの長さ)や HTTP_USER_AGENT(ユーザーのブラウザーに関する情報を提供)などです。
例えば、Request.ServerVariables("HTTP_USER_AGENT") には送信元のブラウザーに関する情報が含まれます。Mozilla/4.07 [en](WinNT; I) の場合は、Netscape Navigator 4.07 ブラウザーを示しています。
ASP サーバーの環境変数の詳細なリストについては、インストールした PWS(Microsoft Personal Web Server)または IIS(Internet Information Server)に用意されているオンラインマニュアルを参照してください。
Cookies コレクション
HTTP 要求で送信される Cookie の値を取得します。例えば、ページで、ユーザーシステム上にある "readMe" という Cookie を読み込むとします。サーバーで、Cookie の値は、変数 Request.Cookies("readMe") に格納されます。
ClientCertificate コレクション
ブラウザーから送信される HTTP 要求の証明書フィールドを取得します。証明書フィールドは、X.509 標準で指定されています。
-
アクセスするコレクションの変数名を指定して、「OK」をクリックします。
例えば、変数 Request.ServerVariables("HTTP_USER_AGENT") の情報にアクセスする場合は、引数 HTTP_USER_AGENT を入力します。変数 Request.Form("lastname") の情報にアクセスする場合は、引数 lastname を入力します。
リクエスト変数がバインディングパネルに表示されます。
PHP サーバー変数の定義
PHP ページの動的コンテンツのソースとしてサーバー変数を定義することができます。PHP サーバー変数がバインディングパネルに表示されます。
-
ウィンドウ/バインディングを選択し、バインディングパネルを開きます。
-
「+」 ボタンをクリックして、ポップアップメニューから変数を選択します。
-
リクエスト変数ダイアログボックスで、変数の名前を入力して(例えば、REQUEST_METHOD)、「OK」をクリックします。
詳しくは、PHP のマニュアルで $_SERVER キーワードを検索してください。
ColdFusion クライアント変数の定義
ページの動的コンテンツのソースとして ColdFusion クライアント変数を定義することができます。バインディングパネルに、新しく定義した ColdFusion クライアント変数が表示されます。
-
クライアント変数ダイアログボックスで、変数の名前を入力して、「OK」をクリックします。
例えば、ColdFusion 変数 Client.LastVisit の情報にアクセスする場合は、「LastVisit」と入力します。
クライアント変数は、特定のクライアントにデータを関連付けるためにコードで作成される変数です。クライアント変数は、ユーザーがアプリケーション内の各ページおよびセッションを移動するときに、アプリケーションの状態を維持します。
クライアント変数は、ユーザー定義変数または組み込み変数です。以下の表に、組み込み ColdFusion クライアント変数のリストを示します。
変数
説明
Client.CFID
サーバーに接続する各クライアントのインクリメンタル ID。
Client.CFTOKEN
特定のクライアントを一意に識別するために使用する無作為に生成される番号。
Client.URLToken
Cookie が使用されていない場合に、テンプレート間で渡される CFID と CFTOKEN の組み合わせ。
Client.LastVisit
クライアントが最後に訪問したときのタイムスタンプ。
Client.HitCount
1 つのクライアントに関連付けられたページ要求の数(CFID と CFTOKEN を使用して追跡されます)。
Client.TimeCreated
特定のクライアントに対して CFID と CFTOKEN が最初に作成されたときのタイムスタンプ。
ColdFusion Cookie 変数の定義
Cookie 変数がコードに作成され、ブラウザーからサーバーに渡された Cookie に含まれる情報にアクセスします。定義済みの Cookie 変数がバインディングパネルに表示されます。
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Cookie 変数ダイアログボックスで、Cookie 変数の名前を入力して、「OK」をクリックします。
ColdFusion CGI 変数の定義
定義済みの CGI 変数がバインディングパネルに表示されます。
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CGI 変数ダイアログボックスで、変数の名前を入力して、「OK」をクリックします。
例えば、変数 CGI.HTTP_REFERER の情報にアクセスする場合は、「HTTP_REFERER」と入力します。
以下の表に、サーバーで作成される最も一般的な ColdFusion CGI 変数のリストを示します。
変数
説明
SERVER_SOFTWARE
要求に応答する(およびゲートウェイを実行する)情報サーバーソフトウェアの名前とバージョン。形式は name/version です。
SERVER_NAME
自己参照 URL に表示される、サーバーのホスト名、DNS エイリアス、または IP アドレス。
GATEWAY_INTERFACE
このサーバーが準拠する CGI 仕様のリビジョン。形式は CGI/revision です。
SERVER_PROTOCOL
要求によって使用された情報プロトコルの名前とバージョン。形式は protocol/revision です。
SERVER_PORT
要求の送信先のポート番号。
REQUEST_METHOD
要求の処理に使用されたメソッド。HTTP の場合は、Get、Head、Post などです。
PATH_INFO
クライアントによって指定された追加パス情報。仮想パス名の最後に追加情報を加えることによって、スクリプトにアクセスできます。追加情報は、PATH_INFO として送信されます。
PATH_TRANSLATED
サーバーによって提供される、変換したバージョンの PATH_INFO。この変数はパスを取得し、任意の仮想パスと物理パスの間のマッピングを実行します。
SCRIPT_NAME
実行されるスクリプトへの仮想パス。自己参照 URL に使用されます。
QUERY_STRING
このスクリプトを参照した URL の中で、疑問符(?)の後に続くクエリー情報。
REMOTE_HOST
要求を行うホスト名。サーバーにこの情報がない場合、サーバーは、REMOTE_HOST の代わりに REMOTE_ADDR を設定します。
REMOTE_ADDR
要求を行うリモートホストの IP アドレス。
AUTH_TYPE
サーバーがユーザー認証をサポートし、スクリプトが保護されている場合に、ユーザーの検証に使用されるプロトコル固有の認証方法。
REMOTE_USER AUTH_USER
サーバーがユーザー認証をサポートし、スクリプトが保護されている場合に、サーバーで認証されたユーザー名。AUTH_USER としても使用できます。
REMOTE_IDENT
HTTP サーバーが RFC 931 による識別をサポートしている場合に、サーバーから取得したリモートユーザーに設定される。この変数は、ログ記録にのみ使用します。
CONTENT_TYPE
HTTP POST や PUT のように、情報が添付されたクエリーの場合の、データのコンテンツタイプ。
CONTENT_LENGTH
クライアントによって指定されたコンテンツの長さ。
以下の表に、ブラウザーで作成され、サーバーに渡される最も一般的な CGI 変数のリストを示します。
変数
説明
HTTP_REFERER
参照ドキュメント。リンク先のドキュメント、または送信されたフォームデータです。
HTTP_USER_AGENT
要求を送信するためにクライアントが現在使用しているブラウザー。形式は software/version library/version です。
HTTP_IF_MODIFIED_SINCE
ページが最後に修正された日時。この変数は、通常、LAST_MODIFIED HTTP ヘッダーを送信したサーバーに対する応答で、ブラウザーの判断により送信されます。この変数を使用すると、ブラウザー側のキャッシュ機能を利用できます。
コンテンツソースのキャッシュ
動的コンテンツのソースは、デザインノートにキャッシュ、つまり保存することができます。これにより、動的コンテンツのソースを保存しているデータベースやアプリケーションサーバーにアクセスしていない場合でも、サイトで作業することができます。キャッシュを行うことにより、ネットワーク経由でデータベースやアプリケーションサーバーに繰り返しアクセスする必要がなくなるため、開発時間を短縮することができます。
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バインディングパネルの右上隅にある矢印ボタンをクリックして、ポップアップメニューの「キャッシュ」をオンに切り替えます。
コンテンツソースを変更した場合は、バインディングパネルの右上隅にある「更新」ボタン(丸い矢印のアイコン)をクリックして、キャッシュを更新できます。ボタンが表示されていない場合は、パネルを拡張してください。
コンテンツソースの変更または削除
動的コンテンツの既存のソース(バインディングパネルに表示されているコンテンツソース)は、変更または削除できます。
バインディングパネルのコンテンツソースを変更または削除しても、ページのコンテンツのインスタンスが変更または削除されることはありません。ページに使用可能なコンテンツのソースとして変更または削除するだけです。
バインディングパネルでのコンテンツソースの変更
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バインディングパネル(ウィンドウ/バインディング)で編集するコンテンツソース名をダブルクリックします。
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表示されたダイアログボックスで変更を行います。
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作業が終わったら「OK」をクリックします。
バインディングパネルでのコンテンツソースの削除
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バインディングパネル(ウィンドウ/バインディング)のリストからコンテンツソースを選択します。
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「-」ボタンをクリックします。
別のページへのレコードセットのコピー
レコードセットは、定義したサイト内のあるページから別のページにコピーすることができます。
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バインディングパネルまたはサーバービヘイビアーパネルのいずれかでレコードセットを選択します。
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レコードセットを右クリックして、ポップアップメニューから「コピー」を選択します。
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レコードセットのコピー先となるページを開きます。
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バインディングパネルまたはサーバービヘイビアーツールバーを右クリックし、ポップアップメニューから「ペースト」を選択します。