説明
ロケール固有の形式を使用して、日付時刻値の日付部分の形式を設定します。
戻り値
形式設定された日付時刻値。マスクが指定されていない場合、この値はクライアントコンピュータのロケールの設定に従って形式が設定されます。
カテゴリ
シンタックス
LSDateFormat(date [, mask, locale])
関連項目
LSParseDateTime、LSTimeFormat、DateFormat、SetLocale、ColdFusion でのデータ処理(『ColdFusion アプリケーションの開発』)
履歴
ColdFusion(2021 リリース):JVM フラグ -Dcoldfusion.datemask.useDasdayofmonth が追加されました。デフォルト値は false ですが、これを true に設定すると、マスクに D(大文字の D)が含まれている場合、マスクは値を d(小文字の d)として扱います(小文字の d はその月の何日であるかを示します)。そのため、このフラグが true に設定されている場合、dateformat(now(), "mm-D-yyyy") は dateformat(now(), "mm-d-yyyy") と同じになります。デフォルトでは、大文字の D は、その年の何日目であるかを指定するために使用されます。
ColdFusion 8:locale パラメーターが追加されました。
ColdFusion MX:
- 形式設定の動作が変更されました。この関数では、以前のリリースと異なる形式で結果が返される場合があります。この関数では、すべてのプラットフォームで Java 標準のロケール形式設定ルールが使用されます。
- 次の mask パラメーターオプションのサポートを追加:short、medium、long および full
パラメーター
パラメーター |
説明 |
---|---|
date |
日付時刻オブジェクトです。値の範囲は西暦 100~9999 年です。 |
mask |
日付の表示方法を指定する文字のセットです。次の形式を組み合わせて指定します。
|
locale |
関数を処理するときに、ページのロケールの代わりに使用するロケールです |
使用方法
この関数では、すべてのプラットフォームで Java 標準のロケール形式設定ルールが使用されます。日付時刻値を文字列として渡すときは、その値を引用符で囲む必要があります。引用符で囲まない場合、その値は日付/時刻オブジェクトの数値表現として解釈されます。タイムゾーン間の時差を計算するには、GetTimeZoneInfo 関数を使用します。
例
<cfscript> date = LSDateFormat(now()); date1 = LSDateFormat(now(), "mmm-dd-yyyy"); date2 = LSDateFormat(now(), "mmmm d, yyyy"); date3 = LSDateFormat(now(), "mm/dd/yyyy"); date4 = LSDateFormat(now(), "ddd, mmmm dd,yyyy"); date5 = LSDateFormat(now(), "d/m/yy"); writeOutput(date1 & "<br/>") writeOutput(date2 & "<br/>"); writeOutput(date3 & "<br/>"); writeOutput(date4 & "<br/>"); writeOutput(date5 & "<br/>");; </cfscript>
出力
Nov-06-2018
November 6, 2018
11/06/2018
Tue, November 06,2018
6/11/18