cfobject:Web サービスオブジェクト

説明

Web サービスプロキシオブジェクトを作成します。

シンタックス

name = "local name">
webservice= "service identifier"
password = "string"
proxyPassword = "string"
proxyPort = "port number"
proxyServer = "URL or IP address"
proxyUser = "string"
refreshWSDL = "no|yes"
type = "webservice"
username = "string"
wsdl2javaArgs = "argument string"
wsportname = "port name"
wsversion = "version of the axis to be used" >
注意:

このタグの属性は attributeCollection 属性で指定でき、その値は構造体になります。attributeCollection 属性で構造体の名前を指定し、タグの属性名を構造体のキーとして使用します。

NTLM 属性の使用

<cfobject
authType="NTLM"
ntlmdomain="domain name"
workstation="workstation name"
type="webservice" 
name="ws"
webservice="WSDL URL" 
username = "user name"
password = "password">

ここで、

authType

使用する認証タイプ。NTLM または BASIC を使用できます。

ntlmdomain

ドメインコントローラーのホスト名。

workstation

クライアントマシンのホスト名。

注意:

authType=NTLM の場合、ntlmDomain は必須です。

ユーザーがドメインに属している場合は、ntlmDomain 属性が必須です。ユーザーがドメインに属していない場合、ntlmDomain 属性はオプションです。

関連項目

cfcollectioncfexecutecfindexcfreport、cfsearchcfwddx、『ColdFusion アプリケーションの開発』の「Web サービスの使用」の「Web サービスの利用

履歴

cfobject タグのメインページの「履歴」を参照してください。

属性

属性

必須/オプション

デフォルト

説明

name

必須

 

Web サービスのローカル名です。文字列です。

webservice

必須

 

次のいずれかです。

  • Web サービスの絶対 URL
  • ColdFusion Administrator で Web サービスに割り当てられた名前 (文字列)

password

オプション

存在する場合には、Administrator で設定されたパスワード

Web サービスにアクセスするためのパスワードです。ColdFusion Administrator で設定された Web サービス名が webservice 属性で指定されている場合は、Administrator のエントリで指定されたパスワードではなく、ここで指定されたパスワードが使用されます。

proxyPassword

オプション

存在する場合には、http.proxyPassword システムプロパティ

プロキシサーバー上で使用するユーザーのパスワードです。

proxyPort

オプション

存在する場合には、http.proxyPort システムプロパティ

プロキシサーバー上で使用するポートです。

proxyServer

オプション

存在する場合には、http.proxyHost システムプロパティ

Web サービスの URL にアクセスするために必要なプロキシサーバーです。

proxyUser

オプション

存在する場合には、http.proxyUser システムプロパティ

プロキシサーバーに送信するユーザー ID です。

refreshWSDL

オプション

no

  • yes:WSDL ファイルをリロードし、Web サービスを利用するために必要な生成結果を再生成します。
  • no

type

オプション

 

オブジェクトのタイプです。この属性は省略できますが、使用する場合は webservice を指定します。

username

オプション

存在する場合には、Administrator で設定されたユーザー名

Web サービスにアクセスするためのユーザー名です。ColdFusion Administrator で設定された Web サービス名が webservice 属性で指定されている場合は、Administrator のエントリで指定されたユーザー名ではなく、ここで指定されたユーザー名が使用されます。

wsdl2javaArgs

オプション

 

WSDL2Java ツールに渡す引数のスペース区切りリストを含む文字列です。WSDL2Java ツールは Web サービス用の Java スタブを生成するためのツールです。使用可能な引数は次のとおりです。

  • W または -noWrapped:wrapped document/literal スタイルオペレーションの特別な処理を無効にします。
  • a または -all:参照されないものも含め、WSDL 内の全要素のコードを生成します。
  • w または -wrapArrays:ラップされた XML 配列型に対してストレートな配列を作成するのではなく bean を作成します。このスイッチは Axis のマニュアルには記載されていません。
    有効な引数について詳しくは、『Apache Axis WSDL2Java Reference』を参照してください。

wsportname

オプション

WSDL 内の最初のポート

Web サービスのポート名です。この値では大文字と小文字が区別され、service 要素内の port 要素の name 属性に対応します。Web サービスに複数のポートが含まれている場合にこのパラメーターを指定します。

wsversion

オプション

 

使用する軸のバージョンを指定します。wsversion を 1 に指定した場合は、軸 1 が使用されます。2 にした場合は、軸 2 が使用されます。

使用方法

Web サービスのプロキシオブジェクトのインスタンスを作成します。このタグでは、絶対 URL の入力や、ColdFusion Administrator で入力された Web サービスの参照ができます。コードの保守の必要性を最小限にするためには、Administrator で Web サービスを入力し、入力した名前をこのタグで参照します。

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