問題キー
Adobe Sign リリースノート:2021
Adobe Sign:2021 年 3 月
改善された機能
ライブラリテンプレートを使用した Web フォームの作成
作成者は、既存のライブラリテンプレートを使用して新しい Web フォームを作成できるようになりました。ファイルは、すべてのフィールドに変更を加えずに読み込まれます。
モバイル表示用の Adobe Sign の「Liquid Mode」
Liquid Mode は、状況に応じて表示を生成するためのオプション機能で、署名者のデバイスタイプに基づいて文書の表示を改善できます。
署名された文書は標準の PDF バージョンで保存され、受信者は携帯電話で Liquid Mode を表示したり、元の文書を表示したりすることができます。
HTML 文書をアップロードして、携帯電話用の Liquid Mode ビューを生成できるようになりました。
画像または手書きの署名方式で署名するときに、既知のユーザーの名前の値をロック
署名式中に受取人の名前を変更できると望ましくない場合があります。Adobe Sign では、署名者ごとに名前の環境設定を変えることで柔軟に対応できました。 よりコンプライアンスの高い環境では、この柔軟性は許容できないため、契約書に受信者の名前をロックする新しいコントロールが追加されました。
管理者は、既知の名前の値を持つ受信者が、手書きまたは画像の署名を適用するときに、これらの値を変更できないようにすることができるようになりました。
名前の値がわかっている状況:
- Adobe Sign ID を使用して受信者に送信する場合
- API を介して名前を送信する場合
- フォームの入力中に「署名者情報」フィールドに入力した場合
- KBA 認証または Government ID 認証の完了中に名前がロックされた場合
ナレッジベース認証の改善
KBA 方式のID 認証にコントロールが追加されました。これにより、受信者の名前を指定するように送信者に要求できようになり、署名プロセスによってその名前の値が所定の場所にロックされます。
電子メールセキュリティを強化するオプション
電子メールのセキュリティを強化するために、2 つの新しいオプションを利用できます。両方の設定がデフォルトで有効になっています。
- 署名済みの契約書を表示するためのリンクを電子メールに含める
- 契約書の最初のページの画像を電子メールに含める
- デフォルトで有効になっています
- 有効にすると、契約書の最初のページの画像が、一部の電子メール配信に表示されます
v6 REST API の更新内容
すべての v6 REST API 要求の標準ヘッダー
デフォルトでは、すべての v6 REST API 要求に次の標準ヘッダーが含まれるようになりました。
/AGREEMENTS
agreement id パスを含むすべての /agreements エンドポイントでは、GDPR ツールを使用して契約書が削除された場合に、404 AGREEMENT_DESTROYED エラーコードが返されます
ライブラリテンプレート
PUT /libraryDocuments/{libraryDocumentId}- 新しいフィールド ownerId を含めるように拡張されました
v6 REST API のみが影響を受けます。
これらのヘッダーを含まない v6 REST API 呼び出しは、これらのヘッダーが存在しないことを明示的に示します。
- GET /libraryDocuments :新しいフィールド ownerEmail を含むように拡張されました
- GET /libraryDocuments/{libraryDocumentId} - 新しいフィールド ownerId、ownerEmail、および ownerName を含むように拡張されました
LibraryDocumentInfo オブジェクトの新しいフィールド:
動作が更新されたフィールド:
WEB FORMS (/WIDGETS)
- POST /widgets - libraryDocumentId を使用した Web フォームの作成が、有効な ID を使用してサポートされるようになりました
追加されたステータスコード:
- PUT /widgets - libraryDocumentId を使用した Web フォームの作成が、有効な ID を使用してサポートされるようになりました
追加されたステータスコード:
- PUT /widgets/{widgetId} - 新しいフィールド ownerId を含むように拡張されました
追加されたステータスコード:
エクスペリエンスの変更
動作が更新されたフィールド:
パラメーター:
応答オブジェクト:
- PUT /megaSigns/{megaSignId}/formFields - Mega サイン契約書のフォームフィールドを更新します
パラメーター:
応答オブジェクト:
- PUT /megaSigns/{megaSignId}/state - Mega サインテンプレートのオーサリングをサポートするための state 値として、AUTHORING が追加されました。その結果、megaSignCancellationInfo は必須フィールドではなくなりました
存在するすべてのアカウントに対して、最新のホームページおよび管理ページが有効になりました
すべてのアカウントのコントロールセットが更新され、ユーザー向けの最新のホームページと管理ページが有効になりました。
従来のエクスペリエンスに戻す必要があるアカウント向けに、管理者メニューにコントロールが残されています。
管理メニューに表示される Adobe Sign のサービスレベルとアカウント ID
管理者は、「グローバル設定」ページでアカウント ID を確認できるようになりました。
グループ ID は、「グループ設定」ページで確認できます。
明示的な HIPAA 設定
HIPAA 要件の対象となる契約書の管理がアカウントで有効になっていることを明確に示す新しいページがあります。
- このコントロールは、アカウントレベルでのみ表示されます。グループレベルの管理者にはアクセス権がありません
- このコントロールは閲覧限定であり、アカウントが設定されている場合に明確に示します
- HIPAA 設定を有効にするには、サクセスマネージャーまたはサポートにお問い合わせください
Windows システム上の Outlook デスクトップアプリケーションを使用しているお客様向けに、行動喚起ボタンが変更されました
デスクトップ版 Outlook の電子メールクライアントを使用している受信者には、Adobe Sign からの電子メールの行動喚起ボタンが異なる方法で表示されます。
新しいエクスペリエンスでは、青色の HTML ボタンが削除され、代わりにクリック可能なテキストリンクが提供されます。
この変更は、Windows システム上の Outlook デスクトップアプリケーションにのみ影響します。その他の電子メールクライアントおよびオペレーティングシステムでは、引き続き青色のボタン付きのテンプレートを受信します。
データガバナンスの最大値が 5475 日(15 年)に延長されました
Adobe Sign システムから契約書を自動的に削除するデータガバナンスルールを使用しているお客様は、その削除日を最大 15 年に設定できるようになりました(10 年から延長)。
米国社会保障番号を検証するための、フィールドレベルのテキストラベルが更新されました。
米国社会保障番号を検証するためのフィールドレベルのテキストラベルが更新され、この社会保障番号が米国に限定されることが明記されました。
リマインダー:ソーシャル認証が削除されました
11 月に発表されたように、ソーシャル ID を使用した認証方法は、管理メニューの認証方法のリストから削除されました。
リマインダー:個人 Twitter の統合が削除されました
12 月に発表されたように、Twitter への個人的な認証接続を可能にするユーザーの機能は削除されました。
非アクティブユーザーが契約書に含まれると、そのユーザーは電子メール通知を受信します
ステータスが非アクティブに設定されているユーザーには、別のユーザーに契約を委任するように指示する電子メール通知が送信されるようになりました。
解決された問題
Adobe Sign:2021 年 5 月
改善された機能
ライブラリテンプレートおよび Web フォームの所有権の新しいユーザーへの移譲
アセットの所有者の変更は、アセットにアクセス権があるアカウントの管理者が実行することができます。
管理者は、権限の下にいる任意のユーザーにアセットの所有権を割り当てることができます。
- アカウント管理者は、すべての共有アセットと全ユーザーにアクセスできます。したがって、アカウントレベルの管理者は、ライブラリテンプレートまたは Web フォームの所有権を、アカウント内の他のユーザーに再割り当てすることができます
- アセットが 1 人のユーザー(所有者)のみが使用できるように設定されている場合、そのアセットは共有されないため、新しいオーナーに再割り当てできません
- グループ管理者は、管理者権限を持つグループ内のライブラリテンプレートと Web フォームにのみアクセスできます
- グループ管理者は、プライマリグループが管理者権限下にあるユーザーのみにアセットを再割り当てすることができます
アセットの転送をサポートする API エンドポイントの更新
以下に示すエンドポイントは、v6 REST API でのみ使用できます。
ライブラリドキュメントの所有者の更新をサポートするように拡張されました。
LibraryDocumentInfo:
その他のエラーステータスコード:
その他のエラーステータスコード:
LibraryDocument オブジェクトの新しいフィールド:
LibraryDocumentInfo オブジェクトの新しいフィールド:
動作が更新されたフィールド:
WidgetInfo オブジェクトの新しいフィールド:
動作が更新されたフィールド:
エクスペリエンスの変更
デフォルトの v6 REST GET /workflows{workflowId} の戻り値が変更されました
v6 REST GET /workflows{workflowId} API 呼び出しが更新され、最新バージョンの WorkflowID が返されるようになりました(5 月リリース以前では、元のバージョン ID が戻り値として返されていました)
この更新では、Webhook エクスペリエンスに、デフォルトの API エクスペリエンスに合わせて、同じ WorkflowID が提供されます。これにより、アプリケーションの開発と管理が改善される予定です。
何らかの理由により、アカウントで API を使用して元の ID を返す必要が生じた場合(5 月リリース以前と同様に)、サポートにご連絡いただき、アカウントでワークフローの基本バージョン ID を返す必要があることをお知らせください
解決された問題
Adobe Sign:2021 年 6 月
アップグレードを希望する既存のエンタープライズ版およびビジネス版アカウントのアップグレードプロセスについては、こちらを参照してください >
Sign の Liquid Mode の導入
「ページを送信」または「契約書を送信」API を使用して送信される HTML で、モバイルフォンでの Liquid Mode 表示が有効になります。HTML で Sign の Liquid Mode を有効にするオプションが、アカウントレベルとグループレベルの両方の管理メニューリストで使用できるようになりました。
Liquid Mode 文書について詳しくは、こちらを参照してください >
Liquid Mode は現在、NA1、NA2、および NA4 環境でのみ使用できます。
シームレスな Web フォームアップデート
ドラフトステータスの Web フォームを編集して、次の内容を変更できます。
- Web フォーム名
- 副署名者の電子メールアドレス
- CC の関係者の電子メールアドレス
- 編集する添付ファイル
- Web フォーム上のフィールド(以前に利用可能)
アクティブな Web フォームをアップデートすると、元の URL を変更せずにフォーム要素を編集できるので、既に埋め込まれた、またはオーディエンスに送信された Web フォームのコンテンツをアップデートする必要がある場合に円滑な処理が可能です。編集可能な要素は、次のとおりです。
- ファイル(文書)と、受信者に適用されたフィールド
- 副署名者(管理ページから)
- CC の関係者(管理ページから)
シームレスな Web フォーム機能を有効にするには、グローバル設定メニューの参加者の追加を許可するオプションを有効にする必要があります。
OAuth 2.0 が新しいデフォルトに
使用ミスを防ぐために、新しく改良されたバージョンの Oauth エンドポイントが追加されました。このバージョンは次のように動作します。
- api_access_point / web_access_point は、本文内のアクセストークン要求でのみ返される
- Adobe Sign は、クエリパラメーターとしてシークレットを受け取らない
- クライアントシークレットのローテーションがサポートされる
OAuth v1 エンドポイントは、今後数か月間は既存の接続で引き続き機能し、継続してアクセスが可能です。
OAuth v1 の廃止は、スケジュールが決まり次第、技術的なお知らせページで発表されます。
クライアントシークレットのローテーション
Adobe Sign UI でアプリケーション ID にアクセスできる管理者は、アプリケーションのクライアントシークレットをローテーションできます。
エクスペリエンスの変更
グループ管理者は、管理者権限に属する API アプリケーションのみを確認できる
アカウントに関連付けられたアプリケーションの表示は、ユーザーの管理範囲に属するアプリケーションのみを表示するように制限されるようになりました。グループ管理者でのみ、次のように動作が変更されます。
- ユーザーには自分が所有するアプリケーションが表示される
- グループ管理者には、管理者権限を持つグループのアプリが表示される
- アカウント管理者には、アカウント内のすべてのアプリケーションを表示される
契約書が完了したときの送信者への電子メールのアップデート
送信者に送信される契約書の最終的な電子メール通知がアップデートされ、完了した契約書に関して通知されたすべての関係者の全体的なリストが提供されます。
最初の送信者のみがこの電子メールテンプレートを利用できます。
GET /agreements/{agreementId}/signingUrls の v6 REST API 結果のアップデート
6 月のリリース以前では、GET/agreements/{agreementId}/signingUrls を呼び出すと、API は契約の作成直後は 404 を返しました。
404 エラーがクリアされた後しばらくの間、応答は 404 以外の応答を返しますが、送信者の署名 URL のみが含まれました(署名者の参加は引き続き定義されていました)。
2021 年 6 月のリリース後、署名 URL のすべてのリストが完了して 200 コードが返されるまで、404:AGREEMENT_NOT_EXPOSED コードが返されます。
200 応答が返されるまで API 呼び出しの試行を続けたくない場合は、Webhooks を使用し、AGREEMENT_CREATED イベントに応答することをお勧めします。
解決された問題
Adobe Sign:2021年8月
エクスペリエンスの変更
- Aadhaar の国際サポート – すべての Adobe Sign インスタンスのお客様が、オプションの Aadhaar サービスをデジタル署名プロバイダーとして使用できるようになりました。以前は、IN1 インスタンスのアカウントでのみ使用できました。Aadhaar アドオンは、署名トランザクションごとに追加料金で購入できます。
- REST v6 アップデート:POST/users - REST v6 POST/Users API 呼び出しがアップデートされ、オプションの primaryGroupId パラメーターが定義されていない場合、アカウントの Default グループにユーザーが作成されます。 この変更の影響を受けるのは、REST API の v6 のみです。
解決された問題
|
説明 |
---|---|
4299495 |
Workflow Designer で、説明の中の顧客定義の URL が機能しない問題を修正しました。 |
4308294 |
レポートの CSV ファイルで、契約書の中で同じ受信者の電子メールが複数回使用されている場合に、「宛先」フィールドと「受信者名」フィールドが空白になることがある問題を修正しました。 |
4310569 |
Adobe Sign テンプレートがサンドボックスオプションから除外されました。 |
4311098 |
グループ管理者が CSV アップロードでグループ内のユーザーをアップデートできない問題を修正しました。 |
4311723 |
ユーザーが別の Adobe Sign インスタンスを使用している場合に、GET /groups/ID/users API 呼び出しが失敗する問題を修正しました。 |
4312103 |
バルクアップロードで作成された SAML ユーザーが、「アクティブ」ではなく「作成済み」の状態になる問題を修正しました。 |
4312309 |
グループ内の他のユーザーが Web フォームを作成した場合、グループ管理者が Web フォームの所有権を再割り当てできない問題を修正しました。 |
4312840 |
2 回目のアクティベーション電子メールが新しいユーザーに送信され、その 2 回目の電子メールリンクが使用されているときに、新しいユーザーのアクティベーションができないという問題を修正しました。 |
4314751 |
別のユーザーの「代理で署名」したときに、「契約を拒否する」オプションが表示されない問題を修正しました。 |
4315033 |
SAML モードが「必須」に設定されているときにアカウント管理者がパスワードをリセットできない問題を修正しました。 |
4315605 |
政府発行 ID の画像が正常に処理されない問題を修正しました。 |
4316057 |
政府発行 ID で文書の四隅が見つからなかったことを示すエラーが表示される問題を修正しました。 |
4316474 |
「代理で署名」オプションが有効になっていないアカウントでこのオプションが表示される問題を修正しました。 |
4316659 |
GET /agreements/id 呼び出しで「actingUserEmail」の電子メールアドレスを指定すると、契約書が完全に署名された後に、システムが生成した電子メールが返される問題を修正しました。 |
4317095 |
最初の署名者にナレッジベース認証が使用されている場合、受信者名が「参加者 1」ラベルに読み込まれる問題を修正しました。 |
4317221 |
失敗した webhook の自動通知メールが、webhook 作成者に通知しないように設定されているにもかかわらず、webhook 作成者に送信される問題を修正しました。 |
4317347 |
Power Automate 内の OAuth の認証によってユーザーがホームページにリダイレクトされる問題を修正しました。 |
4317429 |
CSV アップロードでアップデートする際に、管理者がユーザーの「送信可能」プロパティをアップデートできない問題を修正しました。 |
4317548 |
iPad を使用している顧客の一部に、モバイルデバイス向けに最適化されたページではなく、Web ページが表示される問題を修正しました。 |
4317629 |
アポストロフィを含む名前の場合、アポストロフィに対応する HTML コードが表示される問題を修正しました。 |
4318175 |
電子メールリンクを介してアカウントをアーカイブするときにユーザーにエラーが表示される問題を修正しました。 |
4319012 |
REST v5 および v6 POST/users を介して作成されたユーザーが default グループに作成されない問題を修正しました。 |
4320197 |
ボタンが無効になっているので、管理ページから署名者の ID レポートをダウンロードできない問題を修正しました。 |
Adobe Sign:2021 年 9 月
改善された機能
- サンドボックス - エンタープライズ層のお客様は、テンプレート、カスタマーワークフロー、API アプリケーションなどをテストするために、サンドボックス環境へのアクセスを購入できます。これらのオブジェクトを運用環境からサンドボックスに移動して安全な環境でアップデートを行い、アップデートが検証され、デプイロメントの準備が整ったら、運用環境に戻すことができます。
- ECDSA デジタル署名のサポート - Adobe Sign は、ECDSA 形式に基づく、より安全で効率的なデジタル署名をサポートします。ECDSA 形式は、ANS X9.62-2005 標準で定義された楕円曲線暗号を使用します。
FIPS 標準で定義された SHA-2 ハッシュ関数を持つ NIST 曲線がサポートされ、Cloud Signature Consortium のトラストサービスプロバイダー(TSP)パートナーに、米国連邦政府およびシンガポール政府が使用する推奨要件を満たす、より高速で安全な楕円曲線資格情報を署名者に提供するオプションが提供されます。
- Liquid Mode の更新 - Liquid Mode の署名機能が拡張され、契約書だけでなくて Web フォームにも対応するようになりました。Liquid Mode フォームを使用すると、入力が必要なフィールドにフォーカスを絞ることができるため、表示のためにフォームの内容をピンチしてズームする必要がなくなり、署名者の操作性が大幅に向上します。
- 新しいトラストサービスプロバイダー- Cleverbase(オランダ)、PrimeSign(オーストリア)、Sectigo(グローバル)、TrustPro(アイルランド)は、最も高い標準とコンプライアンス要件を満たす安全なデジタル署名を適用するための証明書を提供する、Cloud Signature Consortium の新しいトラストサービスプロバイダーです。
- 受信者への電子メールヘッダーの「宛先」および「CC」フィールドをカスタマイズ - 受信者への電子メールヘッダーを介して電子メールアドレスが漏洩することを懸念されるお客様は、「宛先」および「CC」フィールドの電子メールアドレス値を非表示にすることができます。
- このオプションは、エンタープライズおよび法人階層アカウントで使用でき、アカウントおよびグループレベルで設定できます。
- この機能コントロールにアクセスするには、アカウント設定/電子メール設定/「宛先」および「CC」フィールドをカスタマイズに移動します。
エクスペリエンスの変更
- 電子サインページのアドビの利用条件の同意 - アドビの法的要件に準拠するため、Adobe Sign では電子サインページの利用条件(ToU)の同意動作をアップデートしています。新しいエクスペリエンスでは、「不明」なすべての受信者は、契約書を操作する前に Adobe Sign 利用条件およびプライバシーポリシーに同意する必要があります(「続行」ボタンをクリックする前)。この同意は、アカウントの利用条件/CD の同意設定に従って引き続き解決される、カスタマーアカウントが設定したカスタム利用条件とは異なります。
- 「不明な」受信者とは、信頼できるアカウントに登録されているアクティブなユーザー電子メールではない電子メールアドレスです。
- 「既知」のユーザーは、ユーザーアカウントを検証したときに登録プロセスの一部として Adobe Sign の利用条件に同意したため、再度同意するように求められません。
以下は、お客様が設定したカスタム利用条件を含む契約書に対する暗黙的同意フローの例です。
- 「続行」ボタンを選択して Adobe Acrobat Sign 利用条件に同意します(契約書を開いた後)。
- 必要に応じて、契約書のフィールドに入力します。
- 「クリックして署名」ボタンを選択して、消費者への情報開示およびカスタム利用条件に同意します。
- 名前の値のロックが入力される署名にも適用 - 3 月のリリースでは、名前が提供されているか、(API またはユーザープロファイルを通じて)すでに知られている場合に、署名時に受信者が名前の値を編集できるようにするかどうかを設定する機能が導入されました。 入力される署名はこの機能から除外されたため、一部の署名者は署名プロセス中に名前の値を変更できます。 9 月のリリースでは、この機能がアップデートされ、入力される署名を含むすべての署名タイプで名前ロック設定が優先されます。
- 「名前とイニシャル の入力」を有効、「署名者による名前またはイニシャルの変更を許可する」を無効にしている場合は、動作が変更になります。入力される署名の署名プロセスでは、名前の値は編集できなくなります。
- 署名プロセス中に名前の値を編集できるようにするには、「署名者による名前またはイニシャルの変更を許可する」の設定を有効にする必要があります(署名環境設定メニュー)。
- 非アクティブなユーザーが契約書に署名可能 - 現在、Adobe Sign は、非アクティブなユーザーを(インバウンドの契約書に署名する目的で)システムで認識していないように扱うようになりました。非アクティブなユーザーが契約書に署名するよう求められた場合、その 1 つの契約書に署名する目的で、新しい使い捨てのユーザー ID が明示的に作成されます。使い捨てのユーザー ID は、非アクティブなユーザー ID とそれを管理するアカウントから独立しています。これにより、いくつかの影響があります。
- 非アクティブなステータスは、契約書に対して生成される使い捨てのユーザー ID には適用されないため、非アクティブなユーザーに送信された契約書の署名は実行できます。
- 使い捨てのユーザー ID によって署名された契約書は、非アクティブなユーザー ID のアセットではないため、非アクティブなユーザー ID のアカウントに置かれません。
- 非アクティブなユーザー ID からの共有では、使い捨てのユーザー ID によって署名された契約書は反映されません。
- 非アクティブなユーザー ID に対するレポートでは、使い捨てのユーザー ID によって署名された契約書は反映されません。
- 非アクティブなユーザー ID が再び有効になった場合、使い捨てのユーザー ID によって署名された契約書のレコードは、管理ページに表示されません。
上記の動作には、次の2つの例外があります。
- 「非アクティブ」のフラグが設定される前にユーザーに送信された契約書は、署名されない可能性があります(契約書は既に非アクティブユーザー ID に関連付けられています)。
- 契約書への署名を許可しないように明示的に設定されているユーザーは、引き続き署名アクションが許可されません。
非アクティブなユーザーは、Adobe Sign システムにログインして、自分の権限で契約書を(どのような方法であれ)送信することはできません。
- パスワードを使用した Web フォームアクセスのセキュリティの強化 - Web フォームには、パスワードで保護された URL へのアクセスを何度も失敗した後の遅延が組み込まれています。
- Aadhaar の国際サポート - すべての Adobe Sign インスタンスのお客様が、オプションの Aadhaar サービスをデジタル署名プロバイダーとして使用できるようになりました。以前は、IN1 インスタンスのアカウントでのみ使用できました。Aadhaar アドオンは、署名トランザクションごとに追加料金で購入できます。
- 契約書の共有の制限 - 契約書を外部の電子メールアドレスと共有する場合、契約書の共有に上限が設定されました。
- マルチライセンスアカウントでは、1 つの契約書を 10 回まで共有できます。
- 個人アカウントでは、1 つの契約書を 5 回まで共有できます。
- 内部ユーザーとの契約書の共有は制限されません。
- マルチライセンスアカウントでは、1 つの契約書を 10 回まで共有できます。
- 電話認証のカスタム会社名をサービスから削除 - 電話認証方法に挿入できるカスタマイズ可能な会社名の値が、6 月の技術的なお知らせで発表されたようにサービスから削除されました。
- HIPAA 対応アカウントでは、グローバル/グループ設定ページから、受信者の電子メールの画像とリンクのコントロールにアクセスできるようになりました。
- 最終版の PDF に含まれる添付ファイルの順序が更新され、最初にページ番号で並べ替えられてから、次にフィールド位置(左から右へ、または上から下へ読む場合)で並べ替えられるようになりました。
- 新しい管理ページの「受信者を置き換え」機能では、送信者が新しい受信者向けのオプションのメッセージを含めることができるようになりました。
- 契約書に多要素認証が設定されている場合、完了した契約書にアクセスする外部署名者は(Adobe Sign へのログインを求めるメッセージが表示される代わりに)、認証処理に成功する必要があります。
- Web フォームでは、管理ページの「フォームフィールドデータをダウンロード」機能を使用してフィールドデータにアクセスする場合、未検証の Web フォームのフィールド値をレポートするようになりました。
API のアップデート
- Web フォームの契約書読み取りオプション - Web フォームを表示するためのアクセスを提供する 2 つの新しい REST v6 API 呼び出しを使用できます。
- GET /widgets/<resourceId>
- GET /widgets/<resourceId>/combinedDocument/url
- GET/workflows/{workflowId} で、応答として参加者役割が返されるようになりました。
解決された問題
4292343 | モバイルデバイスで「署名を入力」オプションを使用する際の署名の明瞭度を改善しました。 |
4295123 | ブラウザーで開くときに電子署名が表示されない問題を修正しました。 |
4299289 | 送信者が新しい受信者にメッセージを含めることができるようにすることで、受信者を置き換えエクスペリエンスを改善しました。 |
4299857 | 署名された契約書で印鑑証明が適用されない問題を修正しました。 |
4304261 | オプションメニューに「契約書を読み込み」オプションが表示されない問題を修正しました。 |
4308516 | OneDrive を使用しているときに、ユーザーが管理者の同意を得るように求めるメッセージが継続的に表示される問題を修正しました。 |
4310225 | エラーメッセージ「この文書に適用された署名は無効です。消去して、もう一度署名してください。」というエラーメッセージが表示されるサーバーエラーをトリガーする複数の署名を含む契約書の問題を修正しました。 |
4310416 | POST /users を使用してユーザーを作成する場合に、アクティブな状態で作成するために、v5 REST API を更新しました。 |
4311287 | ユーザーがグループから削除された後、UMG 対応アカウントでグループナビゲーションボタンが消えてしまう問題を修正しました。 |
4311956 | フィールドに指定されたフォントサイズが署名者エクスペリエンスに反映されない問題を修正しました。 |
4312302 | SAML モードが「必須」に設定されている場合に、「パスワードのリセット」オプションが削除される問題を修正しました。 |
4312735 | 共有通知が無効になった場合に、共有イベント通知が配信される問題を修正しました。 |
4313025 | ハイブリッドルーティングが有効になっている場合に、フォーム入力者の役割が割り当てられていない役割を入力できない問題を修正しました。 |
4313030 | プライマリグループの送信者による送信が許可されていない場合に、カスタムワークフローを使用すると、UMG 対応アカウントでエラーがトリガーされる問題を修正しました。 |
4313264 | グローバル設定ページで電子メールのリンク/画像へのアクセスを許可する HIPAA 対応設定をアップデートしました。 |
4315839 | 送信者が 2 番目の受信者でもある場合に、フィールドの事前入力を許可しないカスタムワークフローの問題を修正しました。 |
4316058 | テキストフィールドの先頭にゼロを表示できるように、レポートフィールドの動作をアップデートしました。 |
4317382 | ツールチップのアポストロフィの代わりに HTML コードが表示されるラジオボタンの問題を修正しました。 |
4317978 | 最終版の PDF をグループ添付ファイルとして並べる順序を更新し、最初にフィールドのページ番号に基づき、次にフィールドの相対位置(左から右へ、または上から下へ読む場合)に基づいて並べ替えられるようになりました。 |
4318598 | GET/workflows/{workflowId} REST v6 API 呼び出しで、応答として参加者役割が返されるようになりました。 |
4318606 | 管理ページの「フォームフィールドデータをダウンロード」機能で、まだ検証されていない Web フォームのフィールド値が返されるようになりました。 |
4318617 | UMG 対応アカウントでグループ管理者が招待を再送信できないという問題を修正しました。 |
4318679 | 記述された署名文書のアップロードに失敗する断続的な問題を修正しました。 |
4318926 | モバイルデバイスから契約を生成する際にエラーが発生する問題(ブラウザーで Cookie 機能が無効になる)を修正しました。 |
4318991 | SAML が「許可」に設定されている場合、最大ログイン失敗設定が無視される問題を修正しました。 |
4319068 | 契約書に多要素認証が設定されている場合、完了した契約書にアクセスする外部署名者は(Adobe Sign へのログインの代わりに)、2 要素認証処理に成功することが必要になりました。 |
4319422 | パスワードを確認せずに受信者を置き換えられる問題を修正しました(パスワードで認証を行う契約書の場合)。 |
4319455 | 保存後に設定が永続的にならない場合がある高度な共有の問題を修正しました。 |
4320123 | 管理ページで契約書を表示および承認しようとしたときにエラーがトリガーされる問題を修正しました。 |
4320205 | 高度な共有を使用して契約書を事前入力する場合に、保存ができない問題を修正しました。 |
4320542 | 「検索」を使用して 1 つのグループを削除した場合に、UMG 対応アカウントのすべてのユーザーの所属グループを削除できる問題を修正しました。 |
4321357 | 認証用に KBA を選択し、「送信時に名前が必要」が有効になっているときに、送信ページでエラーが発生する場合がある問題を修正しました。 |
4322445 | 背景色に一貫性を持たせるために、作成エクスペリエンスを改善しました。 |
4322956 | 受信者が署名者の実際の電子メールアドレスを確認できないカスタム電子メールテンプレートの問題を修正しました。 |
4323609 | 開発中 - 署名済み文書をアップロードすることで契約書を完了した場合、AGREEMENT_WORKFLOW_COMPLETED webhook 通知がトリガーされない問題を修正しました。 |
4323968 | プロファイルまたは API を介して名前値を指定した場合に、入力した署名が含まれるように、署名のロック機能を改善しました。 |
Adobe Sign:2021 年 10 月
改善された機能
- 「不正を報告」リンク - 小規模企業および個人階層アカウントに、受信者が受信した契約書リクエストに関して不正行為の可能性を報告する機能へのリンクが含まれるようになりました。
- Notarize の統合 - Adobe Sign と Notarize Inc. の Remote Online Notarization(RON)プラットフォームを統合することで、お客様はリモートオンライン公証サービスを Adobe Sign でのトランザクションの一部として追加できます。Adobe が ETLA プログラムを通じて直接販売する、エンタープライズおよびビジネス層の米国のお客様にご利用いただけます。このお客様に限り、Notarize Transaction を追加費用でアドオンとして購入できます。
- 送信ページのアップデート - 公証を有効にしているお客様は、認証方式の右側にある受信者レコードで「公証が必要」オプションを選択できます。
- 送信ページのアップデート - 公証を有効にしているお客様は、認証方式の右側にある受信者レコードで「公証が必要」オプションを選択できます。
アプリケーションまたは統合で組み込みの送信ページを使用するお客様は、公証機能にもアクセスできます。
契約書が設定され、送信者が「次へ」をクリックすると、公証プロセス用の追加の設定オプションが送信者に表示されます。
- API のアップデート - Notarize 統合をサポートするために、API が大幅にアップデートされました。
POST /agreements
POST /agreements API がアップデートされ、公証のための契約書の送信がサポートされるようになりました。
- 新しい役割 NOTARY_SIGNER を使用して公証セッションの参加者を表示します。
- AgreementInfo 定義に新しい NotaryInfo 属性を追加し、公証を必要とする新しい契約書の作成に関連するすべてのオプションが含まれるようになりました。
パラメーター名 |
REST オブジェクト |
説明 |
||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
memberInfos |
ParticipantInfo[] |
参加者固有のデータ(電子メールなど)を含む ParticipantInfo オブジェクトの配列。配列内のすべての参加者が同じセットに属します。 |
||||||||||||||||
role |
|
セットのすべての参加者が担当する役割(署名者、承認者など) |
FileInfo の展開
Fileinfo の定義を展開して、公証を実行する文書を指定する必要があります。
パラメーター名 |
タイプ |
デフォルト |
必須 |
説明 |
---|---|---|---|---|
document |
文書 |
|
オプション |
契約書に関連付けられている文書。 |
label |
文字列 |
|
オプション |
ファイル情報要素の一意のラベル値。カスタムワークフローの場合、ワークフロー定義内の対応するファイル要素にファイルをマップします。 |
libraryDocumentId |
文字列 |
|
オプション |
契約書に追加される既存のライブラリ文書の ID |
transientDocumentId |
文字列 |
|
オプション |
契約書に追加される一時的な文書の ID。 |
notarize |
true |
false |
オプション |
この文書は、公証する必要があることを示します。 |
ParticipantInfo の展開
公証による認証方法を指定するために、ParticipantInfo 定義が展開されました。
パラメーター名 |
タイプ |
デフォルト |
必須 |
説明 |
---|---|---|---|---|
|
文字列 |
N/A |
必須 |
参加者の電子メール。 |
notaryAuthentication |
列挙 |
MULTI_FACTOR_AUTHENTICATION |
オプション |
MULTI_FACTOR_AUTHENTICATION - 二要素認証方法を使用した公証による認証が実行されます。 |
NotaryInfo
新しいオプションの notaryInfo フィールドが AgreementInfo 定義に追加され、公証に関連する追加オプションを指定する NotaryInfo オブジェクトが含まれます。
パラメーター名 |
タイプ |
デフォルト |
必須 |
説明 |
---|---|---|---|---|
notaryType |
列挙 |
「Notarize オンデマンド公証サービス」のみがアカウントで有効になっている場合のみ、 |
必須 |
NOTARIZE_NOTARY — Notarize サービスが公証人を提供します。 |
payment |
列挙 |
BY_SENDER |
オプション |
type == NOTARIZE_NOTARY の場合にのみ適用されます。 |
appointmentStart |
文字列 |
"" |
オプション |
ISO_DATE_TIME 形式の文字列。ISO_ZONED_DATE_TIME を参照してください。 |
note |
文字列 |
なし |
オプション |
公証セッションのメモ。 |
notaryEmail |
文字列 |
"" |
オプション |
自社公証人持ち込みの電子メール |
例 /agreement
{ "fileInfos": [ { "transientDocumentId": "{{transientDocumentId}}", "notarize": true } ], "name": "notary_agreement_name", "participantSetsInfo": [ { "memberInfos": [ { "email": "someone@somewhere.com", "securityOption": { "notaryAuthentication": "MULTI_FACTOR_AUTHENTICATION" } } ], "order": 1, "role": "NOTARY_SIGNER", "name": "participant_set_name" } ], "signatureType": "ESIGN", "state": "IN_PROCESS", "notaryInfo": { "appointment": "2021-10-29'T'13:00", "notaryEmail": "notaries@email.com", "notaryType": "PROVIDER_NOTARY", "note": "This is a note for the notary.", "payment": "BY_SIGNER" } }
PUT|GET /agreements/{aid}
PUT /agreements/{aid} API は、公証オプションを使用した契約書のアップデートをサポートします。 GET /agreements/{aid} API は、契約書の公証用に設定されたオプションを返します。アップデートされた属性を表示するには、POST /agreements セクションを参照してください。
エラーコード
POST /agreements の既存のエラーコードは変更されません。新しいエラーコードが次のように定義されました。
REST エラーコード |
HTTP ステータスコード |
メッセージ |
シナリオ |
---|---|---|---|
PERMISSION_DENIED |
403 |
ユーザー設定または Oauth 範囲トークンでは、公証のための契約書の送信が許可されていません。 |
このエラーは、役割が NOTARY_SIGNER に設定されていて、API 呼び出し元(つまり、見込み送信者)が公証機能を有効にしていない場合、および/または公証サービスプロバイダーが設定されていない場合にスローされます。 |
ドキュメントへの影響
要求の AgreementInfo オブジェクトで、「status」要素には、新しい契約書ステータス「WAITING_FOR_NOTARIZATION」が含まれます。
POST /agreements/{agreementId}/members/participantSets/{participantSetId}/participants/{participantId}/signingTokens
お客様(公証署名者)は API を使用して署名トークンを取得し、フローの電子サインフェーズを完了することができます。
- 新しい役割 - ACCEPT_BEFORE_NOTARIZATION を取得するための新しい署名機能が追加されました。
- 公証フェーズを完了するために署名トークンを取得することはできません。
{ "securityInfo": { "authenticationMethod": "NONE" }, "signingCapabilities": [ "ACCEPT_BEFORE_NOTARIZATION" ] }
PUT /agreements/{agreementId}/members/participantSets/{participantSetId}/participants/{participantId}/status
お客様(公証署名者)は API を使用して、フローの電子サインフェーズを完了することができます。 新しい役割に対応するために、新しい列挙ステータス値 - ACCEPTED_BEFORE_NOTARIZATION が導入されました。
属性 |
タイプ |
説明 |
||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ステータス |
列挙<文字列>
|
|
||||||||||||||
公証署名者は、次の API 呼び出しのシーケンスに従って、電子サインフェーズを完了できます。
- GET /agreements/{agreementId}/members - 公証署名者の参加者 ID と参加者セット ID を取得します。
- POST/agreements/{agreementId}/members/participantSets/{participantSetId}/participants/{participantId}/signingTokens - ACCEPT_BEFORE_NOTARIZATION 機能を使用して、公証署名者のトークンを要求します。
- POST/transientDocuments - レビューした文書をアップロードします。
- PUT /agreements/{agreementId}/members/participantSets/{participantSetId}/participants/{participantId}/status - レビュー済み文書を送信し、電子サインフェーズを完了します。
新しい Webhook イベント
お客様は、新しい Webhook イベント AGREEMENT_READY_FOR_NOTARIZATION に登録して、契約書に公証をおこなう準備ができたときに通知を受信することができます。イベントは Webhook UI には表示されず、POST /webhooks API 呼び出しを介して登録できます。
ドキュメントへの影響
次の API は変更されませんが、ドキュメントが更新され、新しい契約ステータス「WAITING_FOR_NOTARIZATION」または新しい役割「NOTARY_SIGNER」が含まれます。
GET /agreements
応答 UserAgreements/UserAgreement オブジェクトで 「status」要素には、対応するステータス「WAITING_FOR_NOTARIZATION」が含まれます。
GET /agreements/{agreementId}
応答 AgreementInfo オブジェクトで「status」要素には、対応するステータス「WAITING_FOR_NOTARIZATION」が含まれます。
GET /agreements/{agreementId}/events
API が更新され、新しい READY_TO_NOTARIZE と NOTARIZED イベントがサポートされます。
応答イベントオブジェクトで
- 「participantRole」要素に新しい役割 NOTARY_SIGNER が追加されました。
- 「type」要素には、新しいイベント READY_TO_NOTARIZE と NOTARIZED が含まれます。「description」要素は、それぞれ「公証のために文書が送信されました」と「公証された文書が受信されました」になります。
GET /agreements/{agreementId}/members/participantSets/{participantSetId}
応答 DetailedParticipantSetInfo オブジェクトで「status」要素には、対応するステータス「WAITING_FOR_NOTARIZATION」が含まれます。
PUT /agreements/{agreementId}
Request AgreementInfo オブジェクトに「WAITING_FOR_NOTARIZATION」ステータスが含まれるようになりました。
PUT /agreements/{agreementId}/members/participantSets/{participantSetId}
WAITING_FOR_NOTARIZATION ステータスは、DetailedParticipantSetInfo オブジェクトの「status」要素値の 1 つです。
POST /agreements/{agreementId}/view
WAITING_FOR_NOTARIZATION ステータスが、許可される表示の 1 つとして追加されました。
GET /agreements/{agreementId}/members/participantSets/{participantSetId}/participants/{participantId}/signingInfo
要求パスで指定された参加者に公証署名者の役割が割り当てられている場合、API はこの契約書/参加者の他の署名設定すべてにインラインで ACCEPT_BEFORE_NOTARIZATION 署名設定を返します。
解決された問題
問題 | 説明 |
4308901 | 電話認証を使用して契約書を委任する場合に、委任された電話番号の国コードが同じだと、エラーが表示される問題が修正されました。 |
4314113 | 新しい契約書を送信するときに、デフォルトの有効期限をユーザーが編集できない問題が修正されました。 |
4318558 | 受信者を電話認証に置き換えると、「指定された参加者セット ID が無効です」というエラーが表示される問題が修正されました。 |
4319038 | 「一括送信」ワークフローを使用して送信するときに、送信者が「外部受信者 ID 検証」オプションを指定できなかった問題が修正されました。 |
4319798 | ラジオボタンを選択すると、カーソルのフォーカスが別のフィールドにジャンプする問題が修正されました。 |
4320154 | ライブラリテンプレートを新しいグループリレーションシップに保存できない問題を修正しました。 |
4323013 | 管理ページで Web フォームを開くと、「ドキュメントがまだ使用できないか、表示するページがありません」というエラーが発生する問題を修正しました。 |
4323554 | 管理者権限を更新するイベントの日時スタンプが、同じ時刻値のレコードを 2 つ作成する可能性がある問題を修正しました。 |
4323609 | 管理ページで署名済みの契約書をアップロードしても、AGREEMENT_WORKFLOW_COMPLETED webhook がトリガーされない問題を修正しました。 |
4325142 | カスタム電子メールテンプレートで契約書をキャンセルすると、参加者の正しい名前の値を反映しない問題を修正しました。 |
4326747 | 一括送信ページで読み込みプロセスが完了せず、アップロードおよび送信アクションが実行されない問題が修正されました。 |
4326855 | 受信者が契約書の承認を拒否できない問題を修正しました。 |
4327000 | アルゴリズムが見つからなかったことを示すエラーが表示されて、Smart-ID クレデンシャルが失敗する問題を解決しました。 |