北米
Adobe Sign リリースノート:2016
IE7 および IE8 のサポートは終了しました
2015 年 9 月以降の当社のマンスリーテクニカルアップデートで以前通知したとおり、電子サインサービスは Internet Explorer 旧バージョンのサポート ライフサイクルに関する Microsoft のポリシーと足並みを揃えています。
したがって、2016 年 1 月 12 日をもって、IE7 および IE8 のサポートは終了しました。このリリースでは、IE7 または IE8 を使用して電子サインサービスへのアクセスを試みるユーザーはブロックされるか、ブラウザーがサポートされていない旨を知らせる以下のエラーメッセージを受信します。
「サポートされていないブラウザーを使用して Adobe Document Cloud にアクセスしようとしています。新テクノロジー、高速化、パフォーマンス、プライバシーおよびセキュリティのサポートを保証する最新ブラウザーをダンロードしてインストールすることを強くお勧めします。」
詳しくは、アドビによってサポートされるブラウザーのリストをご覧ください。
アクションが必要です:Internet Explorer の最新版にアップグレードするか、アドビによってサポートされる他のブラウザーを使用してください。
グローバルデータセンターのサポートの追加
電子サインの利用が世界中で進むなか、当社のインフラストラクチャを拡大およびインターナショナルデータセンターを追加します。拡張されたサービスは、サービスで使用中の IP アドレスセットよりもさらに新しいもので運用されます。
アクションが必要です: 既存のネットワークまたはファイアウォールの構成が、電子サインサービスの IP アドレスをホワイトリストに明示的にリストしている場合、ネットワーク構成をアップデートして、これらの IP アドレスを含めるようにしてください。
- 既存の IP アドレス:
|
166.78.79.112/28 207.97.227.112/28 |
- 追加の IP アドレス:
北米 |
52.71.63.224/27 52.35.253.64/27 |
欧州 |
52.48.127.160/27 52.58.63.192/27 |
既存の IP アドレスは継続的に使用されます。ネットワーク構成から消去または削除しないでください。
既知の問題
問題 ID |
説明 |
---|---|
4111900 |
SugarCRM は EU データセンターが作成した ID を継続サポートできないので、NA に制限されています。 |
4109710 |
Acrobat Reader 11 は NA データ センターにのみ文書をアップロードできます。 |
4110553 |
クロスデータセンターは、Fax ワークフローが管理ページで正しくロードされないことに同意しています。 |
解決された問題
問題 ID |
説明 |
---|---|
4099362 |
ユーザーがアプリケーションを所有していない場合、API のリクエストログがすべてのコールを捕捉しない問題を修正。 |
4098680 |
「グループのレポート設定」のページを更新にすると、「レポートデータのエクスポート」セクションの選択がリセットされる問題を修正。 |
4091157 |
SAML がアカウントで必須と設定されている場合、ユーザーを設定できなかった問題を修正。 |
4087287 |
Salesforce v12 統合を使用時にパスワードを設定するしないにかかわらず、誤った内容のエラーメッセージ「1 つ以上のエラーが発生しました - パスワードおよび確認が一致しません」が表示された問題を修正。 |
4090083 |
Netsuite 統合での OAuth URL リダイレクションに関する問題を修正。 |
4085659 |
ナレッジベース認証(KBA)トラック使用状況が「送信」設定で正しく表示されない問題を修正。 |
新機能および改善された機能
新しい契約の送信機能
拡張された新しい送信機能は、ハイブリッドルーティング順序、リアルタイムの文書訂正、署名者の委任など、昨年の 11 月にリリースされた強力で使いやすい新機能に基づいて作成されています。詳しくは、『Adobe Document Cloud eSign サービスの新機能ガイド(2015 年 11 月リリース)』をご覧ください。
2015 年 11 月に発表された機能のいくつかは、P2 Adobe Document Cloud 電子サインサービスアカウントのみが使用できる機能です。詳しくは、担当のクライアントサクセスマネージャー(CSM)にお問い合わせください。
送信機能には、署名者ごとに設定できる認証方法、メッセージテンプレートの使用、文書ライブラリやオンラインストレージアカウントからのファイルの選択、署名済み PDF を開くパスワードの定義、署名者の言語の選択、ヴォールトオプションの有効化などの便利な送信オプションが新たに組み込まれています。
手書き署名(Fax)の収集および受信者の電子メールアドレスのオートコンプリート機能は、今後追加される予定です。過去のリリースにおいて管理者が設定することのできた、送信者に最初または最後に署名することを求めるオプションは、新しい送信機能ではサポートされていません。今後、送信者は、受信者リストの任意の位置に署名者として自らを追加できます。必ずしも最初または最後の署名者である必要はありません。
新しい送信機能を有効にするには、「送信設定」の「新しい送信機能」設定を使用します。オプションとして、新しい送信機能と従来の送信機能の切り替えをユーザーに許可することもできます。例えば、まだ実装されていない機能が必要になる場合、ユーザーは従来の送信ページに戻すことができます。
新しい送信機能で活用できる送信オプションは、以下のとおりです。
1.メッセージテンプレートの使用 - メッセージテンプレートを選択して、契約書に関するカスタムメッセージをすべての参加者に送信することができます。
2.文書ライブラリまたはオンラインストレージアカウントからのファイルの選択 - 「ファイルを追加」をクリックしてファイルを選択ダイアログを表示し、有効なすべてのファイルソースにアクセスできます。
- 新しい「送信」ページでは、Evernote から文書を添付する機能はサポートされなくなりました。
- ユーザーがクラウドストレージのファイルにアクセスする際には、ストレージプロバイダーの資格情報を使用して認証をおこなう必要があります。
署名者ごとの認証
すべての送信者は、署名者ごとの認証を設定して、各受信者に異なる認証方法を割り当てることができます。P2 をご使用の場合は、アカウントで有効になっていれば、電話認証やナレッジベース認証も使用できます。
署名機能の強化
すべての参加者は、電子サインページで送信者のメッセージを表示できるようになります。プライベートメッセージを使用している場合、電子サインページにも表示されます。
送信者のメッセージとプライベートメッセージの表示は、デフォルトで有効になっています。管理者は、「署名の環境設定」の「追加設定」で「電子サイン時に受信者にメッセージを表示」を無効にして、これらのメッセージを非表示にすることができます。
プライベートメッセージ
送信者は、署名用または承認用の文書を送信する前に、署名プロセスに含まれる各受信者への固有のメッセージを作成できます。プライベートメッセージが有効になっていれば、送信者は「プライベートメッセージを追加」ボタンをクリックして、
特定の受信者に向けたプライベートメッセージをプライベートメッセージダイアログで入力することができます。
受信者は、署名プロセス中、プライベートメッセージをいつでも読むことができます。
プライベートメッセージは、受信者に送信する電子メールに一般メッセージに加えて記載することもできます。
プライベートメッセージの作成機能は、デフォルトで無効になっています。管理者は、「署名の環境設定」の「受信者へのプライベートメッセージ」設定を使用して、この機能を有効にすることができます。
新しいプレビューおよびオーサリング機能(ベータ版)
最新のフォームオーサリング機能によって、文書を迅速に準備できます。新しいオーサリング機能は、新しい送信機能と連携して機能します。レスポンシブデザインが採用されているので、パソコンやタブレットなど様々なウィンドウサイズに合わせて自動的に調整がおこなわれます。ベータ版の新しいオーサリング機能は、標準の署名フィールド(署名、イニシャル、署名ブロックなど)、署名者の情報フィールド、データフィールド(テキストフィールド、ドロップダウン、チェックボックス、ラジオボタンなど)および印鑑をサポートします。また、送信者はオーサリングした文書を文書ライブラリに保存できるようになります。
署名の自動クリーンアップ
署名やイニシャルの画像を「署名」からアップロードすると、背景が削除されて、署名やイニシャルの鮮明な画像が作成されます。
以下の画像は、以前のリリースでアップロードされた署名とイニシャルの画像です。
以下の画像は、今回のリリースでアップロードされた署名とイニシャルの画像です。画像のサイズと鮮明さが適切に調整されていることがわかります。
アカウント共有の強化
高度なアカウント共有機能は、P2 のお客様向けの限定リリースとして 11 月に導入されました。高度なアカウント共有機能が有効になっていれば、管理者やユーザーは送信、変更、表示の権限を他のユーザーに委任することができます。例えば休暇中など、誰かに業務を代わってもらわなければならない場合、他のユーザーに代行してもらうことができます。この機能を使用すれば、人的資源管理(HRM)などの仮想ユーザーのアカウントに権限を割り当て、そのアカウントをグループで共有することもできます。
このリリースでは、アカウントを共有するユーザーは以下の操作も実行できるようになります。
- 他のユーザーの代理として、そのユーザーのライブラリからファイルを選択する
- 送信ワークフローに従い、他のユーザーの代理としてそのユーザーのカスタム送信ページから署名用の文書を送信する
CSV レポートファイルの追加情報
レポートを作成してレポートデータをエクスポートする際には、オプションとして CSV ファイルに詳細情報を追加することができます。この機能を有効にする方法については、クライアントサクセスマネージャー(CSM)にご相談ください。
CSV ファイルには、以下の追加情報を含めることができます。
- 送信者の会社名、役職、IP アドレス、タイムゾーン、使用デバイス
- 参加者の数、完了した署名数、残りの署名数、契約レベルのメッセージ
- 各受信者のタイムゾーン、受信時刻、閲覧時刻、使用デバイス、拒否の理由(拒否する場合)
- 送信文書の数
- ページ数
これらの追加情報を含めることができるのは、新しいトランザクションのみです。
ワークフローデザイナーのグループ管理者のアクセス権
グループ管理者は、ワークフローデザイナーを使用して送信者用のワークフローテンプレートを構築および編集できるようになりました。ワークフローのテンプレートを用意することで、署名プロセスの手順を統一し、毎回確実に実行することができます。
SOAP と同等の機能を持つ REST API
REST Document Services API が完成し、いくつかの新しい REST Partner Service API が追加されました。REST API を使用すると、参加者の置換、署名の委任、ライブラリテンプレートの削除、Mega サインとして送信された契約書の取り消し、Mega サインとして送信された契約書のフォームデータの取得、ユーザーのアクティベートとアクティベート解除を実行できます。Adobe Document Cloud REST API メソッドについて詳しくは、こちらをクリックしてください。
パスワードの複雑性の強化
新しいルールでは、パスワードは 8 文字以上(最大 100 文字)でなければなりません。また、以下の文字を含んでいる必要があります。
- 1 文字以上の小文字
- 1 文字以上の大文字
- 1 文字以上の数字
- 1 文字以上の特殊文字
また、以下のロジックが適用されるようになりました。
- パスワードは、よく使用されるパスワードのリストと照合されます。
- パスワードの履歴が 10 件保存されます。過去に使用した 10 個のパスワードと同じものは利用できません。
- パスワードには、ユーザーの姓、名、電子メールアドレスを含むことはできません。
前述のように、ユーザーは、新しい基準に従うために 90 日間の猶予が与えられます。
新しいデベロッパーポータル
この新しい 電子サインサービスデベロッパーセンターは、デベロッパーが作業をすばやく開始するのに必要なドキュメントや API ツールなどの情報を提供します。
モバイル生産性機能の強化
iOS 用と Android 用の両方で 電子サイン機能が強化されました。
iOS 用 eSign Manager
- 文書にアクセスするダッシュボードがより直観的でわかりやすくなりました。新しいダッシュボードは、iOS 9 や iPad Pro でも動作が向上しています。
- より優れた送信エクスペリエンスを使って、文書を署名用に簡単に送信できます。
- 委任者の役割のサポート:
○ 署名者の電子メールアドレスが不明な場合や、仲介者が必要な場合、送信者は委任者に文書をルーティングし、委任者が署名者を割り当てられるようになりました。
○ 委任者は別の関係者に署名を委任することができます。
Android 用 eSign Manager
• Acrobat Mobile に対応する 19 の言語にローカライズされました。
• iOS 用 eSign Manager と同様、委任者の役割がサポートされています(上記を参照)。
Document Cloud 電子サインサービスプラン別の機能
機能 | Adobe Document Cloud のレベル |
---|---|
契約書送信の新しい拡張機能 |
すべて |
署名者ごとの認証 | すべて |
署名機能の強化 | すべて |
プライベートメッセージ | P2 |
新しいプレビューおよびオーサリング機能(ベータ版) | すべて |
アカウント共有機能の向上 | P2 |
CSV レポートファイルの追加情報 | P1 と P2 |
署名の自動クリーンアップ | すべて |
ワークフローデザイナーのグループ管理者のアクセス権 | P2 |
SOAP と同等の機能を持つ REST API | P2 |
パスワードの複雑性の強化 | すべて |
新しいデベロッパーポータル | P2 |
モバイル生産性機能の強化 | すべて |
解決された問題
問題 ID | 説明 |
---|---|
3943375 | API トランザクション用パスワードの複雑性要件を強化するため、問題を修正 |
3955375 | 管理画面でデジタル署名のステータスが正しく表示されなかった問題を修正 |
3980245 | 特定のインスタンスの送信者に確認メールが重複して送信されていた問題を修正 |
4008564 | ダッシュボードの「待機中」セクションに Mega サイン契約書が正しく表示されるよう修正 |
4014192 | 特定の形式のフィールドが正しく参照されなかった問題を修正 |
4015746 | 特定のインスタンスで、最後の署名と保管が完了した電子メールのコピーにトランザクション番号フィールドが表示されなかった問題を修正 |
4017296 | ダッシュボードのレポート機能を向上結果をグループやユーザー別にフィルタリングする機能を追加 |
4017303 | レポート設定の「完了に要した時間」フィールドに 3 桁以上の値を入力できるよう改善 |
4027284 | Safari ブラウザで自動入力されたフィールドデータが契約書に正しく表示されるよう修正 |
4036405, 4102567 |
Safari または Chrome を使用するモバイルデバイスで署名ボタンが表示されなかった問題を修正 |
4040519 | 契約書の添付ファイルが、添付した順番通りに署名済み文書に添付されなかった問題を修正 |
4041563 | フォームが分割され、補足文書が正しくないファイルタイプで戻される問題を修正 |
4055431 | 外部の CC 受信者に、トランザクションのすべての添付ファイルが送信されていた問題を修正 |
4056764, 4090907 |
文書の拡大機能を向上 |
4059580 | Mega サイン契約書を CSV を使用して送信する場合に、データが適切にマッピングされなかった問題を修正 |
4062644 | 新しいアカウント管理ユーザーインターフェイスの使用時、送信設定のナレッジベース認証使用状況の表示を向上 |
4064716 | 場合により契約書 URL の読み込みが完了しない問題を修正 |
4071574 | 共有テンプレートのキーワード検索が向上するよう問題を修正 |
4072327 | 管理ページの「文書別にフィルター」オプションが動作しない問題を修正 |
4078667, 4112445 |
エラーメッセージの向上 |
4079180 | アカウントタブでユーザーの最終アクセス日と最終ログイン日が一致しなかった問題を修正 |
4080399 | 文書に空のタイムスタンプパラメーターがあるデジタル署名が含まれている場合、署名しようとするとエラーが発生した問題を修正 |
4087897 | 一部のインスタンスでテキストフィールドの非表示が正しく動作しなかった問題を修正 |
4091103 | 署名済み電子サイン契約書を再利用する際のフォームフィールドの処理を向上 |
4094317 | コールバック取得要求への応答が「0」の場合のコールバックログインを向上 |
4098114 | Mega サイントランザクションでの文書保持の詳細設定を向上 |
4101229 | 電子メールアドレスの形式が適切でない場合に発生したマージデータの問題を修正 |
4103639 | グループレベルでのウィジェット作成を制限する機能が追加され、ウィジェット作成機能が向上 |
4104995 | 日本語で契約書を表示する場合に発生していたカスタム検証メッセージの問題を修正 |
4105834, 4116789 |
GMT+ タイムゾーンで記録された契約書の監査追跡に対応するため機能を向上 |
4107599 | SPLIT_MULTI_DOCS を true に設定した場合に監査追跡が認定されるよう問題を修正 |
4110545 | 文書分割機能の向上 |
4111946 | ドロップダウンフィールドで値が選択されていない場合に選択肢の一番上の値が表示されないよう変更 |
4112662 | REST API イベントの精度を向上 |
4113333 | パスワードで保護され、デジタル証明書で暗号化された添付ファイルに、一般的なエラーメッセージが表示された問題を修正 |
4113642 | CSV ファイルのフィールドに姓名がないと一括更新できなかった問題を修正 |
4114396, 4118835 |
署名者による添付ファイルのアップロード機能を向上 |
Adobe Sign への再ブランド化
Adobe Document Cloud 電子サインサービスは Adobe Sign として再ブランド化されました。Adobe Sign は Adobe Document Cloud ソリューションです。Web およびモバイルアプリケーションで Adobe Document Cloud 電子サインサービス が以前表示されていた箇所に Adobe Sign が表示されます。Adobe Sign には新しいロゴもあります。
すべての電子サイン機能に変更点はありません。アカウントが組織のブランディングでカスタマイズされている場合も、ロゴが変わることはありません。自分のブランドとアドビブランドが表示される共同ブランドロゴを使用する場合、(Powered by Adobe Document Cloud eSign services) 古いブランドが引き続き使用されます。このロゴは、今後のリリースで更新される予定です。
新機能および改善された機能
新しい認証機能(ベータ版)
標準の署名フィールド(デジタル署名を含む)に加えて、署名者情報フィールド、データフィールド、印鑑、オーサリングのための新機能のベータ版でサポートされるフィールドの数が増えています(添付ファイルやハイパーリンク)。フォームフィールドテンプレートもサポートされており、文書に適用できます。
グローバル証明書の拡張
国固有の規制を遵守する不正開封防止シールが添付された信頼される文書を配信します。Adobe Sign は、インドおよびスイスの信頼のおける認証機関から発行される追加のデジタル証明書を使用します。このため、受信者は署名された文書が改ざんされていないことを確認できます。
顧客により承認されたアカウントへのアクセス
顧客は、トラブルシューティングの目的で、自分のアカウントにアクセスする権限を Adobe サポートに付与するための新ツールを使用できます。アドビのカスタマーサポート担当者は、このツールを使用して権限の申請を開始します。この申請に基づいて、権限を申請する顧客に電子メールが送信されます。顧客はこの電子メール内のリンクをクリックして、ツールにアクセスし許可を付与できます。
ワークフローデザイナーの機能強化点
ワークフローを作成する際、管理者は署名および承認プロセス中に送信される電子メールを管理できます。管理者は、様々なイベントに応じて、電子メール通知を受信する必要のある受信者を指定します。例えば、管理者は契約書が取り消されたとき、受信者および CC の宛先に通知メールが送信されるよう指定できます。
Adobe Sign プランで利用できる機能
既存の顧客アカウント、設定、カスタマイズは、このリリースに含まれる新機能の影響を受けません。ほとんどの機能は、アカウントへの展開時に、アカウント管理者が有効にできるようになります。
機能 |
Adobe Sign プラン |
---|---|
Adobe Sign への再ブランド化 |
すべて |
新しい認証機能(ベータ版) |
すべて |
グローバル証明書の拡張 |
Adobe Sign – Enterprise |
顧客により承認されたアカウントへのアクセス |
すべて |
ワークフローデザイナーの機能強化点 |
Adobe Sign – Enterprise |
アカウント管理者は、適切な検証およびテストの完了後、自分のアカウント内で新機能を段階的に展開できます。
現在のプラン名 | 過去のプラン名 |
|
---|---|---|
2016 年 4 月 26 日より有効 | 2015 年 3 月 17 日~ 2016 年 4 月 25 日 | 2011 年 7 月 18 日~ 2015 年 3 月 16 日 |
Adobe Sign - Individual | Adobe Send for Signature | Adobe EchoSign - Pro |
Adobe Sign - Business | Adobe Document Cloud 電子サインサービス - P1 | Adobe EchoSign - Enterprise* |
Adobe Sign - Enterprise | Adobe Document Cloud 電子サインサービス - P2 | Adobe EchoSign - Global |
Adobe EchoSign - Team | ||
* 旧 EchoSign Enterprise プランで使用可能な機能は、購入された日によって異なります。 |
解決された問題
下表に、このリリースで解決された問題について説明します。
問題 ID | 説明 |
---|---|
4118891 | 重複電子メールアドレスに関するリマインダー機能を改善 |
4121469 | 「承認外」契約書に関するリマインダー機能を改善 |
4049919 | 電子メールアドレスの特殊文字の取り扱いを改善 |
4103357 | Workday 統合エラーの対処方法を改善 |
4124216 | 編集および保存ワークフローがエラーを返したときに発生した問題を修正 |
4124730 | getFormData API コールが署名者名を返すように問題を修正 |
4117842 | オランダ語での署名機能を改善 |
4125256 | API 統合による Fax 送信が失敗する原因となる問題を修正 |
4137741 | API 統合による Fax 送信が失敗する原因となる問題を修正 |
4140245 | 署名および保管済みの契約書に添付ファイルがない問題を修正 |
4064716 | 複数行のフィールドが最終文書で正しく表示されないことのあった問題を修正 |
解決された問題
問題 ID | 説明 |
---|---|
4157651 | API 呼び出しで、署名用に送信した複数の文書が 1 つの文書として返される問題を修正しました。 |
4150272 4144119 4143932 4143641 4137276 4049919 |
電子メールフィールドの検証ルールとパフォーマンスを強化しました。 |
4148672 | 日付の検証とフィールド計算を同時に使用すると、間違った結果が返されていた問題を修正しました。 |
4144769 | 一部の削除日がレポートに表示されない問題を修正しました。 |
4139672 4110140 |
署名ページでのエラー処理を改善しました。 |
4135326 | 一部のトランザクション監査で、入力された電子メールが特定の順次署名フローに表示されない問題を修正しました。 |
4132043 | テキストフィールドの英国郵便番号の検証を強化しました。 |
4125201 | 一度の送信でアップロードできる最大ファイル数を設定する機能を強化しました。 |
4076898 | 送信者および委任が同じ場合の委任を強化しました。 |
4021513 | 署名された文書の手書き署名の表示を改善しました。 |
新機能および改善された機能
受信者グループ
新しい送信機能を有効にした場合に、Adobe Sign - Enterprise アカウントで受信者グループ機能が自動的に有効になります(グループまたはアカウントに対して新しい送信機能を有効にするには、アカウント/アカウント設定/送信設定に移動するか、または「新しい送信機能」を検索します)。
受信者グループを使用すると、複数のチームメンバーがグループ全体の代理として署名または承認する権限を持つことができます。「受信者グループ」を単一の署名ステップとして追加し、複数の受信者をそのグループに追加します。指定した任意の受信者が、グループ全体の代理として参加することができます。これにより、誰か 1 人を待ってトランザクション全体が止まることを回避できます。 受信者グループは、署名者または承認者として定義することができます。必要に応じて、グループの各メンバーに対して個別に認証方法を指定できます。
「送信」ページからのリマインダーの設定
新しい送信機能では、送信者が、署名または承認用に文書を送信する前に、受信者に日次または週次で電子メールのリマインダーを自動的に送信する設定を「送信」ページから直接おこなうことができます。
送信済みの契約書の変更
2015 年 11 月リリースで一部のユーザーにリリースされた機能です。すべての Adobe Sign - Enterprise アカウントおよびグループ管理者は、正しくない文書を下書き状態にしたり、誤って送信してしまった場合の修正を送信者におこなわせることができます。契約書がまだ署名されていない場合は、契約書の変更によって、文書の追加、並べ替え、削除をおこなったり、文書のフィールドを編集したりできます。トランザクションをキャンセルし、新たにトランザクションを送信する必要はありません。管理者は、まず新しい送信機能を有効にする必要があります。その後、アカウントまたはグループレベルで送信済みの文書の変更を許可できます。
新しいオーサリング機能
新しい最新のオーサリング機能によって、文書を迅速に準備できます。4 月に導入された「ベータ版」のオーサリング機能が標準として搭載されました。新しいオーサリング機能では、条件フィールド、計算フィールドおよび高度な検証ルールを設定できる機能が追加されるとともに、従来のオーサリング機能と同等の機能を実現できます。管理者は、アカウント/アカウント設定/送信設定から新しい機能を有効にできます。
新しいオーサリング機能は、レスポンシブインターフェイスや、従来のバージョンと同等の機能を提供するだけではありません。作成ツールのページレイアウトが大幅に強化され、フォームの作成と送信のプロセスが大幅に容易になりました。
右側のパネルからフォームフィールドをドラッグ&ドロップすることで、文書の縦方向のスペースが広くなりました。
Shift キーを押しながらマウスで領域をマークすることで、複数のフィールドを選択し、文書上のフィールドを整列、削除または移動できます。
フィールド管理ツールは、文書の上に表示されます。
- 選択したフィールドを縦または横に整列します。
- 選択したフィールドの高さまたは幅(あるいはその両方)を合わせます。
- 選択したフィールドをページに合わせて整列します。
- フィールド名のドロップダウンリストを使用して、文書内の任意の位置のフィールドに移動します。
オーサリングプロセス中に、テンプレートにアクセスして保存できます。
- 既存のフォームフィールドレイヤーテンプレートを使用して、文書にフィールドを配置します。
- 新規文書テンプレートを作成して、文書ライブラリに保存します。
高度なフォームフィールド
Adobe Sign – Enterprise および Adobe Sign – Business アカウントでは、高度なフィールドタイプにアクセスできます。高度なフィールドには、動的に値を計算できるフィールド、他のフィールド値に基づいて条件的に表示または非表示にできるフィールド、カスタムの検証パターンを含むことができるフィールドなどがあります。
新しいウィジェット作成機能
ウィジェット作成ページが、様々なコンピューターやタブレットデバイスの異なるウィンドウサイズに適応して自動的に自身のインターフェイスを調整する、新しい最新の UI およびレスポンシブデザインによって再設計されました。新しい送信機能が有効になっているときに利用できます。
ウィジェットの拡張された副署オプション
新しいウィジェット作成機能を使用して Adobe Sign のウィジェットを作成するユーザーは、わかりやすいグラフィカルな署名順序指定インターフェイスを利用して、複数の副署名者および副承認者を署名プロセスに追加できます。各副署名者には必要に応じて独自の役割と認証方法を独立して割り当てることができます。
署名の画像または印鑑による署名
署名を入力したり描画したりする方法に加えて、あらかじめ準備した署名の画像や印鑑の署名を選択できるようになりました。印鑑タイプの署名を適用する場合、署名者は署名欄の上にある「画像」オプションを選択して、署名欄をクリックします。
署名者は、表示される参照ボックスで、使用する画像ファイルを参照し、署名画像として添付できます。Adobe Sign は、署名の画像や印鑑ができるだけ鮮明に表示されるように、背景を除去します。
完了したら、署名欄に画像署名が表示されます。今後のトランザクションでこの印鑑を使用する場合は、「署名をプロファイルに保存」チェックボックスをオンにし、「適用」をクリックして画像を署名として適用します。文書に戻ると、署名の画像が反映されています。印鑑タイプの署名を使用することが法律で義務付けられている場合に利用できます。
スムーズな署名
マウスやスタイラスを使用して、よりスムーズで実物に近い署名をおこなうことができ、顧客や従業員の満足度が高まります。
パスワードの複雑性の強化
新たに、より厳しいパスワードのルールが導入されました。パスワードは 8 文字以上(100 文字以下)であることが必要です。また、以下の文字を含んでいることが必要です。
- 1 文字以上の小文字
- 1 文字以上の大文字
- 1 文字以上の数字
- 1 文字以上の特殊文字
また、以下のロジックが適用されるようになりました。
- パスワードは、よく使用されるパスワードのリストと照合されます。
- パスワードの履歴が 10 件保存されます。過去に使用した 10 個のパスワードと同じものは利用できません。
- パスワードには、ユーザーの姓、名、電子メールアドレスを含むことはできません。
ユーザーは、新しい基準に従うために 90 日間の猶予が与えられます。
強化された電話認証
電話による署名者の認証が強化され、6 桁のコードが必要になりました。これにより、確認コードの強度が 100 倍に向上しました。このアップグレードは、電話による認証を利用するすべてのトランザクションに自動的に適用されます。署名者が署名を新たなユーザーに委任する必要がある場合は、委任ワークフローから直接新しい署名者の電話番号を指定できます。
全面的なローカライゼーション
監査証跡、ローカライズされた「レポート」ページ、強化された文字サポート、フォームフィールドでの追加の日付および通貨形式など、アプリケーション全体のコンテンツが 36 のサポートされるすべての言語でローカライズされています。
508 条に基づくアクセシビリティ
新しい Web インターフェイスでは、体や視覚に障がいをお持ちのユーザーや署名者にとって、ログイン、ダッシュボード、新しい送信機能、署名機能などが全体的に大幅に使用しやすくなっています。
新しいアクセシビリティ機能により、WCAG 2.0 AA、ヨーロッパの EN 301 549、米国のリハビリテーション法第 508 条などのアクセシビリティに関する標準規格に準拠することに努める政府機関などの組織でコンプライアンスを強化できます。
強化されたキーボードナビゲーション
体に障がいをお持ちのユーザーは、他人の支援なく、キーボードを使用してログイン、契約書の送信と署名、ダッシュボードの管理をおこなうことができます。マウスは必要ありません。すべてのフィールドでタブ移動が有効になっています。また、クリック可能なボタンやアイコンによって、必要なすべてに機能にアクセスできます。
スクリーンリーダーのサポート
視覚に障がいをお持ちのユーザーは、スクリーンリーダーを利用することで、Adobe Acrobat Reader で文書を開いて読み、Adobe Sign でフォームの入力、署名、提出をおこなうことができます。
署名者は、署名中にタブを使用することで正しい順序でフィールド間を移動できます。また、フィールド名が読み上げられるので、どのような情報が要求されているかを把握でき、別の署名者への委任や署名の拒否などのオプションを見つけることができます。スクリーンリーダーが最適に機能するように、フォーム作成者は、各フォームフィールドに対してツールチップやわかりやすい名前を付ける必要があります。このようにすることで、障がいのあるユーザーがフィールドに入力するときに、そのフィールドでどのような情報が必要とされているかを読み上げられた情報から把握できます。
開発者ツール
Java SDK
開発者は、アドビの Java SDK を使用することで、Java アプリケーションへの迅速な統合を実現できます。この SDK には、Adobe Sign REST API を利用したクライアントサイド Java オブジェクトがあらかじめ組み込まれています。詳しくは、Adobe Sign 開発者ポータルで概要のドキュメントを参照するか、または直接 Java SDK のページを参照してください。
モバイルの更新
分割画面
iOS iPad および iPad Pro - iOS 9 デバイスの iPad および iPad Pro でマルチタスクが新たにサポートされ、生産性が向上しました。新しい分割画面モードにより、モバイルユーザーは 2 つのアプリを並べて実行できます。
新しいモバイルヘルプ
1 クリックでアクセスできる新しいヘルプにより、iOS および Android のモバイルユーザーは必要なときに簡単にヘルプを参照できます。ユーザーは、モバイルアプリ内のホーム画面のダッシュボードから直接ヘルプにアクセスできます。
Adobe Sign プランで利用できる機能
機能 | Adobe Sign プラン | 米国で提供開始 | EU で提供開始 |
---|---|---|---|
受信者グループ |
Adobe Sign – Enterprise |
2016 年 8 月 22 日 | 2016 年 8 月 22 日 |
「送信」ページからのリマインダーの設定 | すべて | 2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
送信済みの契約書の変更 |
Adobe Sign – Enterprise | 2016 年 8 月 22 日 | 2016 年 8 月 22 日 |
新しいオーサリング機能 | すべて | 2016 年 8 月 22 日 | 2016 年 8 月 22 日 |
高度なフォームフィールド | Adobe Sign – Enterprise、Adobe Sign – Business | 2016 年 8 月 22 日 | 2016 年 8 月 22 日 |
新しいウィジェット作成機能 | Adobe Sign – Enterprise、 Adobe Sign – Business |
2016 年 8 月 16 日 |
2016 年 8 月 18 日 |
ウィジェットの拡張された副署オプション | Adobe Sign – Enterprise、 Adobe Sign – Business |
2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
署名の画像または印鑑による署名 | すべて | 2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
スムーズな署名 |
すべて | 2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
パスワードの複雑性の強化 |
すべて | 2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
強化された電話認証 |
Adobe Sign – Enterprise、Adobe Sign – Business |
2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
アクセシビリティ | すべて | 2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
全面的なローカライゼーション | すべて | 2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
Java SDK | API | 2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
分割画面 | iOS | 2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
モバイルヘルプ | iOS、Android | 2016 年 8 月 16 日 | 2016 年 8 月 18 日 |
解決された問題
問題 ID | 説明 |
---|---|
4169765 | SAML で、ログイン時にリダイレクトのループが発生することがある問題を修正しました。 |
4168049 | アポストロフィを含む電子メールアドレスにおけるいくつかの問題を修正しました。 |
4164782 | スケジュールしたレポートが誤った時間に実行されていた問題を修正しました。 |
4157207 | 中間の電子メールが CC に対して抑制されている場合は、ヘッダーに CC の宛先の電子メールアドレスが含まれなくなりました。 |
4156570 | ダッシュボードのグラフの情報が正しくない問題を修正しました。 |
4155916 | API メソッド userCredentials が誤ってパスワードを要求していた問題を修正しました。 |
4155454 | 署名ツールの OAuth 証明書へのハイパーリンクが正しい URL に修正されました。 |
4155091 | 監査レポートのいくつかのイベントの時刻が正しく表示されない原因になっていたいくつかの問題を修正しました。 |
4144769 | 削除された契約書で削除日付が記録されていなかった一時的な問題を修正しました。 |
4137757 | ワークフロー作成ツールの機能が強化されました。 |
4125201 | 契約書に追加された添付ファイルの数が多すぎる場合のエラーメッセージを修正しました。 |
4005568 | 署名済みの契約書に誤ってオプションのフィールドが表示されていた問題を修正しました。 |
解決された問題
問題 ID | 説明 |
---|---|
4112518 |
特定のモバイルデバイスで署名する際の、署名の消去に影響する問題を修正しました。 |
4138409 | ライブラリの文書がアルファベット順に表示されるようになりました。 |
4146475 | ドロップダウンメニューの一部の値が正しく解析されないエラーを修正しました。 |
4153959 | 条件付きフォームフィールドの問題を修正しました。 |
4168084 | ユーザーリストを書き出す際のエラーの原因となっていたまれな状況を解決しました。 |
4170204 | 一部の署名者の ID 確認があいまいであった問題を修正しました。 |
4171854 | 署名しようとする際にまれに発生していたエラーを修正しました。 |
4171894 | API によって作成された一部のウィジェットが失敗する問題を修正しました。 |
4172180 | モバイルデバイスで名前と署名タイプアイコンが表示されなかった問題を修正しました。 |
4172282 | 一部のフィールドで特定の文字が適切に表示されていなかった問題を修正しました。 |
4173147 | 一部のフィールドで特定の文字が適切に表示されていなかった問題を修正しました。 |
4173238 | 特定のカスタムデータ形式が原因でエラーになっていた問題を修正しました。 |
4173469 | 特定のパラメーターが原因で文書の処理に遅延が発生していた問題を修正しました。 |
新しいオーサリング機能によるテンプレートの作成
テンプレートの作成で、新しいオーサリング機能が使用できるようになりました。洗練された新しいインターフェイスからウィジェットやライブラリテンプレートを作成することができます。このインターフェイスは、「送信」ページから文書をオーサリングするときに表示されるものと同じです。
テンプレートを作成するには、まず「ダッシュボード」ページの「その他の機能」セクションに移動します。
作成できるテンプレートは、2 種類あります。どちらか一方だけを作成することも、両方を同時に作成することもできます。
- 再利用可能な文書 - フォームフィールドと文面を含む完成された文書。文面が変化しないボイラープレート文書に最適です。
- フォームフィールドレイヤー - 文面を含まないフィールドのオーバーレイレイヤー。文面は異なるものの、フォーマットが同じ文書を生成する場合に最適です。フィールドは常にページ上の同じ場所に配置されます。
オーサリングでのフィールド検証
新しいオーサリング機能では、送信プロセスでフォームを構築する際に利用できる Adobe Sign の標準フィールドをすべて使用できます。
さらに、テンプレートプロパティにも改良が加えられ、ウィンドウの右上にわかりやすく表示されるようになりました。
調整できるプロパティは、以下のとおりです。
- テンプレート名の編集
- テンプレートタイプの変更
- テンプレートのアクセスプロファイルの変更
オーサリング時にフィールドレベルで問題を検出し、エラーの修正をサポートする新しい機能が導入されました。 テキストタグや Acrobat フィールドを含む新しい文書をアップロードすると、Adobe Sign はすべてのフィールドプロパティを検証して、エラー(無効なフォントサイズ、循環参照が作成される数式など)がないことを確認します。。 エラーが検出されると、エラーの件数がバナーに表示されます。このバナーには、エラーのあるフィールドに移動できるナビゲーションアイコンも表示されます。
以下にエラーが検出されたフォームフィールドの例を示します。このフォームフィールドは、社会保障番号を入力するフィールドですが、デフォルト値がテキストになっています。
右側の「次のエラー」ボタンをクリックすると、エラーを含む次のフィールドが開き、フィールドの上部にエラーの原因が表示されます。
508 条に基づくアクセシビリティ
このリリースでは 508 条への準拠をさらに強化し、タブコントロールやスクリーンリーダーのサポートを送信ページの前後のページ、利用条件のページ、パスワードや KBA 認証のページなど、多数のページに拡大しました。
Adobe Sign プランで利用できる機能
機能 |
Adobe Sign プラン |
米国で提供開始 |
EU で提供開始 |
日本とオーストラリアで提供開始 |
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新しいオーサリング機能によるテンプレート作成 |
すべて |
2016 年 12 月 6 日 |
2016 年 12 月 8 日 |
2016 年 12 月 9 日 |
オーサリングでのフィールド検証 |
すべて |
2016 年 12 月 6 日 |
2016 年 12 月 8 日 |
2016 年 12 月 9 日 |
508 条に基づくアクセシビリティ |
すべて |
2016 年 12 月 6 日 |
2016 年 12 月 8 日 |
2016 年 12 月 9 日 |
解決された問題
問題 ID |
説明 |
---|---|
4178251 |
新規のユーザーがスムーズにプロビジョニングできるよう SAML 自動プロビジョニングの機能を改善しました。 |
4174444 |
「イベント/警告」ページで受信者グループの文面を改善しました。 |
4174255 |
文書のアップロード機能により、確認テキストに契約の名前が挿入される問題を修正しました。 |
4146475 |
ドロップダウンフィールドや引用符を使用する文書テンプレートのエラーを修正しました。 |
4141360 |
一部の Unicode 文字が正しく表示されない問題を解決しました。 |
4124564 |
ダッシュボードダイヤルのレポート範囲に関するテキストを改善しました。 |
4180288、4176436、4176436 | デジタル署名フィールドの処理を改善しました。 |
4177102 | 上位ドメインでの電子メール確認の処理機能を改善しました。 |
4174233 | グループとアカウントのレベル設定に関する UI のテキストを改善しました。 |
4173355 | iOS デバイスで署名する際に GPS 情報が取得されない問題を修正しました。 |
4172106 | 添付ファイルで署名後に非表示になるテキストタグフィールドのラベルの問題を修正しました。 |