Acrobat Classic バージョンを、機能制限付きライセンスパッケージに含めることができるようになりました。これにより、安定リリースの Acrobat バージョンがお客様に提供されるため、安全な環境でより適切なデプロイメントが可能になり、ライセンス管理のエクスペリエンスが改善されます。
詳しくは、「Document Cloud 製品トラック」を参照してください。
分離機能制限ライセンスは、ネットワークから分離されたコンピューターで Adobe Creative Cloud アプリのライセンスを認証する方法です。この方法では、分離されたアクティベーションパッケージを使用して、ライセンスがアプリと共にコンピューターに直接インストールされます。パッケージは自己完結型で、インストール先のコンピューター固有のライセンス情報が格納されています。
Acrobat Classic バージョンを、機能制限付きライセンスパッケージに含めることができるようになりました。これにより、安定リリースの Acrobat バージョンがお客様に提供されるため、安全な環境でより適切なデプロイメントが可能になり、ライセンス管理のエクスペリエンスが改善されます。 詳しくは、「Document Cloud 製品トラック」を参照してください。 |
分離機能制限ライセンスパッケージにコンピューター固有のライセンス情報を含める場合は、パッケージの生成時に、コンピューターのアクティベーションコードを格納します。各コンピューターに対してアクティベーションコードを生成するには、Adobe ライセンス認証ツールキットを使用します。クライアントコードを生成した後、Admin Console で分離機能制限ライセンスパッケージを作成し、ユーザーコンピューターにデプロイします。
分離機能制限ライセンスのオプションは、Adobe がこのタイプのライセンスを使用する権限を付与した場合にのみ Admin Console に表示されます。このオプションはデフォルトでは表示されません。
コンピューターでアプリケーションを起動します。ライセンスは自動的にアクティベートされます。
ユーザーのコンピューターで Creative Cloud アプリのライセンスを認証するには、各コンピューターでアドビライセンス認証ツールキットを実行します。このツールは、コンピューターのマシン ID の CRC32 チェックサムを提供し、アドビはこれを使用して対応するライセンスを発行します。CRC32 は、マシン ID やデバイス ID ではなく、デバイスを特定できる情報でもありません。
ライセンスは、組織の契約終了日まで有効です。
2023 年 12 月以降、アドビのエンタープライズ版とグループ版のサポートポリシーに準拠したパッケージのみが、Admin Console の「パッケージ」タブで利用可能になります。
これにより、「パッケージ」タブのパフォーマンスと読み込み時間が最適化されます。
アクティベーションコードを生成したら、次の手順に従って分離機能制限ライセンスパッケージを作成します。
パッケージタブで、パッケージを作成をクリックします。
「機能制限ライセンス」を選択し、「次へ」をクリックします。
「分離ライセンス認証」を選択し、「次へ」をクリックします。
Adobe ライセンス認証ツールキットを使用して生成したアクティベーションコードを入力します。
または
複数のコンピューターに対応する CSV ファイルを作成した場合は、CSV ファイルをアップロードします。
または
製品のみのパッケージを作成するには、アクティベーションコードボックスを空のままにし、CSV ファイルをアップロードしないでください。このオプションは、インストールメディアとライセンスを別々に作成する場合に使用します。
ライセンス認証ツールキットで生成した適切なライセンスコードを入力していることを確認します。この手順では、ここで入力したエラーコードの有効性はチェックされません。
ただし、無効なライセンスコードを入力すると、エンドユーザーがそれに関連付けられたアプリを使用する際に問題が発生します。
使用権限画面で、必要な使用権限を選択し、「次へ」をクリックします。
設定画面で、必要なオプションを選択し、「次へ」をクリックします。
1 つのオペレーティングシステムとアーキテクチャータイプ用に作成されたパッケージは、別のオペレーティングシステムにデプロイすることはできません。
アプリの選択画面で、対応するアプリケーションの横にあるプラスアイコンをクリックしてパッケージに追加します。
必要に応じて、選択元の使用可能なアプリケーションのリストを絞り込むことができます。
最新バージョン:使用可能なすべてのアプリケーションの最新バージョンを表示します。
長期サポートバージョン:アドビの長期サポートバージョンを表示します。
ベータ版アプリ:使用可能なベータ版アプリを表示します。詳細情報。
以前のバージョン:以前のバージョンのアプリのリストを表示します。セキュリティアップデートまたは機能アップデートを受信しないバージョンが表示されます。
アプリのアドオン : 特定のアドビアプリにはアドオンが付属しています。したがって、1 つ以上のアドオンを持つアプリを追加する場合、作成するパッケージにアドオンを含めることができます。デフォルトでは、アドオンはパッケージに含まれていません。
選択が完了したら、「次へ」をクリックします。
パッケージにプラグインを含めた場合、必ずしもそのプラグインをサポートするアプリケーションを同じパッケージに含める必要はありません。ユーザーのコンピューターに以前にインストールされたアプリのプラグインとエクステンションを含めることができます。また、プラグインの対象となるアプリケーションがコンピューターにない場合、そのプラグインはコンピューターにインストールされません。
管理オプション |
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確定画面で、以下を指定します。
パッケージ名:パッケージの名前を入力します。
フラットパッケージを作成:macOS プラットフォームを選択した場合は、フラットパッケージを作成するオプションを利用できます。このオプションはデフォルトで選択されています。詳しくは、「フラットパッケージの作成」を参照してください。
パッケージをビルドする前に、パッケージに格納するアプリケーションと設定をレビューすることができます。
「パッケージを作成」をクリックします。
macOS パッケージを作成している場合、Adobe Package Downloader が、コンピューターにダウンロードされます。プロセスを開いて実行し、ダウンロードを完了します。詳しくは、Adobe Package Downloader を参照してください。
パッケージ作成プロセスが開始されると、パッケージリストに戻ります。
パッケージが正常にビルドされると、パッケージをダウンロードするように求められます。
また、対応するパッケージ行のアクション列に、
ダウンロードリンクが表示されます。これを使用して、後でパッケージをダウンロードできます。
パッケージは Admin Console で 3 日間だけ利用可能です。パッケージをダウンロードできる残り時間を確認するには、そのパッケージ名の右側にある をクリックします。
注意 |
作成したパッケージに、修正が必要なバグまたは問題のためにロールバックされた 1 つ以上のアプリが含まれている場合、このパッケージは「無効化済み」と表示されます。このパッケージはダウンロードできなくなります。 また、無効化されたアプリを含むパッケージを以前にダウンロードしたことがある場合は、それをデプロイしないでください。無効化されていないバージョンのアプリで新しいパッケージを作成してデプロイする必要があります。
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ダウンロードされるパッケージファイルは .zip ファイル形式です。 macOS 10.14 以前のバージョンでは、ダブルクリックしてパッケージファイルを展開すると、展開できないことを示すエラーが発生することがあります。 これは、macOS Archive Utility が、Zip64 モードを使用して圧縮された大きなファイルの展開をサポートしていないためです。
ファイルを展開するには、ファイルをダウンロードしたフォルダーでターミナルを開き、unzip コマンドを実行します。 unzip <ファイル名>.zip |
ダウンロードしたパッケージには、Packageinfo.txt ファイルが含まれます。このファイルには、そのパッケージに関する次のような情報が含まれています。
PackageInfo.txt ファイルは、情報提供のみを目的としています。
組織が契約を更新し、ユーザーにライセンスを再付与する必要がある場合。最新のアプリを入手するには、アプリを含む新しいパッケージをデプロイします。契約更新に従ってアプリを更新するには、新しいパッケージをデプロイします。次の手順を実行して、パッケージを作成するか、作成済みのパッケージを更新できます。
Admin Console にログインし、パッケージ/パッケージに移動します。
組織内のすべての管理者が作成したすべてのパッケージの履歴が表示されます。
更新する期限切れのパッケージをクリックします。
パッケージの詳細パネルで、「パッケージを更新」をクリックします。
更新されたパッケージとデプロイをユーザーマシンにダウンロードします。
以下の場合にコンピューターから個々のライセンスを削除できます。
Adobe ライセンス認証ツールキットを使用してライセンスを削除する場合Adobe ライセンス認証ツールキットは、ライセンスのアクティベートまたはアンインストールに使用されるコマンドラインユーティリティです。Admin Console からダウンロードしたライセンスパッケージに含まれています。または、Admin Console のパッケージ/ツールから直接ダウンロードできます。
ライセンスを削除にするには、管理者権限で次のコマンドを実行します。
Windows:
adobe-licensing-toolkit.exe --precondition --uninstall --filePath <.json ファイルの絶対パス>
macOS:
sudo ./adobe-licensing-toolkit --precondition --uninstall --filePath <.json ファイルの絶対パス>
詳しくは、これらの手順を参照してください。
.json ファイルは、Admin Console からダウンロードされ、ユーザーマシンにデプロイされたパッケージ内にあります。ファイルにはライセンス情報が含まれています。
1 台のマシンに複数のライセンスがインストールされている場合、管理者権限で次のコマンドを実行してライセンスを削除します。
Windows:
adobe-licensing-toolkit.exe --precondition --uninstall --all
macOS:
sudo ./adobe-licensing-toolkit --precondition --uninstall --all
詳しくは、これらの手順を参照してください。
ユーザーのコンピューターからライセンスを削除する代わりに、ライセンスと製品をアンインストールすることもできます。これには、機能制限ライセンスパッケージ自体を使用します。
詳しくは、ユーザーのコンピューターからパッケージをアンインストールする方法を参照してください。
アクティベーションコードを生成したときに、コンピューターのデバイス ID(Sha 256)の CRC32 チェックサムのみが Adobe と共有されます。共有される情報は、デバイスを特定できません。
すべてのパッケージには、ライセンスファイルが組み込まれます。ライセンスのみのパッケージを作成するには、パッケージにアプリケーションを追加する手順をスキップします。
ライセンスのみのパッケージは、デプロイ先のクライアントのコンピューターに、ライセンスなしまたは体験版ライセンスのアプリケーションが既にデプロイされている場合に作成します。
Microsoft の System Center Configuration Manager(SCCM)を使用してパッケージをデプロイするには、SCCM コンソールからインストール / アンインストールプログラムを作成する必要があります。インストール / アンインストールプログラムを作成する手順は、「SCCM によるアドビパッケージのデプロイ」のこのセクションに記載されています。
上記の手順を使用して、SCCM でパッケージを作成およびデプロイします。ただし、以下の例外があります。
手順のステップ 2 :
必要に応じて、Windows 版のアドビライセンス認証ツールキット(adobe-licensing-toolkit.exe)ファイルをダウンロードします。
分離機能制限ライセンスで認証されたライセンスは、契約の終了日に失効します。
契約更新後に、管理者は次のいずれかの方法でユーザーにライセンスを再割り当てすることができます。
ユーザーは、延長猶予期間開始から 99 日間、利用可能なアドビアプリにアクセスできますが、その間、新しいパッケージを作成することはできません。詳しくは、「契約の有効期限フェーズ」を参照してください。
この 99 日間の猶予は、ライセンスが更新された場合のデプロイメントを容易にするために、アドビが独自の裁量で提供しており、変更される可能性があります。
分離機能制限ライセンスでは、仮想化環境でのアドビアプリケーションはサポートされていません。
管理者が分離アクティベーションパッケージで機能制限ライセンスを削除しても、Admin Console のライセンスのカウント数は更新されません。これは、パッケージのデプロイ後、アドビライセンスサーバーとの通信が行われないためです。
Adobe License Decoder は、コンピューター上のすべての機能制限ライセンスについて情報を提供するコマンドラインツールです。このツールは、コンピューター全体でインストールされたライセンスファイルを調査し、以下の情報を提供します。
ツールのダウンロードや詳細なドキュメントには、Github リポジトリーを使用します。
クライアントコンピューターでアクティブ化されたパッケージを識別するには、次の手順に従います。
このコマンドは、コンピューターにインストールされているすべてのアプリのライセンス情報を表示します。
出力例:
Adobe Licensing Toolkit (0.1.5.57) License Details NpdId : MWVjZGNlMzMtZGU2Yi00ZmNlLTkzZTktY2MxMjBhZmFiZjg1 AppId : Photoshop1 DeploymentMode : FRL_ONLINE, FRL CacheExpiry : 03/06/19 20:01:56 India Standard Time LicenseId : 511F26523959D15EBD9B LicenseExpiry : 03/06/21 20:01:56 India Standard Time NpdId : YjZiOGU0ZTItYTkxNy00NTFlLWFkOTItZTljNTc2M2U2OTgx AppId : Animate1 DeploymentMode : FRL_CONNECTED Operation Successfully Completed
Admin Console にログインし、「製品」タブに移動します。
フィルタリングされたパッケージのリストで、パッケージをクリックします。パッケージの詳細が右側に表示されます。 Admin Console のパッケージライセンス ID は、上記の Licensing Toolkit コマンドの NpdId に対応します。 これを使用して、クライアントコンピューターにインストールされているパッケージを識別します。 |
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パッケージライセンス ID は、2021 年 7 月 24 日以降に作成されたパッケージでのみ使用できます。
はい。Adobe XD は、ETLA 契約を通じて購入した Creative Cloud コンプリートプランの機能制限ライセンスプランの一部として利用できます。ただし、ユーザー指定ライセンス環境の XD と比較すると、XD インターフェイス、機能、ワークフローに違いがあります。
差異について詳しくは、「機能制限ライセンス環境の Adobe XD」を参照してください。