プリフライト結果について
プリフライトの検査結果は、一覧またはコメントとして表示するか、プリフライトダイアログボックスで個別に確認することができます。結果リストには、問題点が重要度の順に(最初にすべてのエラー、次に警告、その他というように)表示されます。プリフライトプロファイルで指定した条件を満たさなかった各チェックの横に、警告アイコンが表示されます。
プリフライトダイアログボックスの上部に表示されるアイコンは、特定の重要度の問題が少なくとも 1 つ見つかったことを示します。赤いエラーアイコン 、黄色の警告アイコン および情報のみ(エラーや警告がない)の青の情報アイコン が表示されます。緑のチェックマーク は、問題が見つからなかったことを意味します。
一覧での結果の表示
プリフライトダイアログボックスには、選択したプロファイルで指定した条件に基づき検査が行われた後、フラグの付けられた問題が一覧表示されます。
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プリフライト検査を実行します。
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結果が表示されたら、次のいずれかの操作をおこないます。
詳細情報がある場合は、領域を展開して、問題のオブジェクトに関する詳細を表示します。表示される結果数は、プリフライト環境設定で設定します。
オブジェクトを別のビューで表示するには、「スナップビューで表示」を選択します。
監査追跡を埋め込むには、「監査追跡を埋め込む」をクリックします。プロファイルを使用してプリフライト検査を実行した場合にのみ監査追跡を埋め込むことができます。
プリフライトダイアログボックスで別のビューに切り替えた場合は、「結果」をクリックすると、結果一覧に戻ります。
PDF の該当するページでオブジェクトを確認するには、項目をダブルクリックします。対象のオブジェクトは、識別しやすいように点線でハイライト表示されます。このオプションは、文書内の複数個所に同じオブジェクト(例えばフォントなど)が存在する場合に便利です。場合によっては、オブジェクトの属性(カラースペースなど)が問題の項目となることもあります。そのような場合は、問題のある属性が使用されているオブジェクトをプリフライト検査で特定できます。
注意:プリフライトの環境設定の「ハイライト」タブで、線の種類、太さおよび色を変更できます。
スナップビューを使用した問題のオブジェクトの表示
スナップビューを使用すると、オブジェクトが複雑に重なり合っている場合でも、問題の項目だけを簡単に特定できます。文書情報フィールドやページラベルなど一部の項目は、表示できません。
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結果カテゴリを展開して、検査時に検出された問題のオブジェクトを表示します。
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問題のオブジェクトを一覧から選択します。
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「スナップビューで表示」をクリックします。
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プリフライトスナップビューウィンドウで、「背景色」からオプションを選択します。ここで選択した色がスナップビューの背景色として使用されます。注意:
矢印ボタンをクリックして、このビューですべての結果を参照できます。結果パネルがアクティブな場合は、キーボードの矢印キーを使用することもできます。
リソースおよび一般的な情報の表示
プリフライトダイアログボックスの「概要」セクションには、文書のすべての種類のプロパティやリソースが一覧表示されます。文書で使用されているカラースペース、フォント、パターン、ハーフトーン設定、グラフィックの状態、画像などが一覧表示されます。分析した文書に関する一般情報も表示されます。一般情報には、作成元のアプリケーション、作成日、最終更新日などが含まれます。
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プリフライトダイアログボックスの結果パネルで、「概要」セクションと「プリフライト情報」セクションを展開して詳細を表示します。
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「概要」セクションで、プロパティを展開してリソースを表示します。
コメントによる結果の表示
プリフライト結果を PDF にコメントとして埋め込み、通常の PDF コメントと同じように表示できます。例えば、右側のパネルウィンドウでツール/コメント/コメントのリストを選択し、個々のコメント(またはフィルタリングされたコメント)を一覧表示できます。
プリフライトコメントの挿入と表示
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プリフライトダイアログボックスの結果パネルで、オプションメニューから「結果をコメントとして挿入」を選択します。
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問題点が多数ある場合は実行の確認を求められることがあります。その場合、コメントを埋め込むには「埋め込み」をクリックします。
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PDF でコメント上にポインターを合わせるか、それぞれのコメントのノート注釈をクリックすると、コメントの内容が表示されます。
プリフライトコメントの削除
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プリフライトダイアログボックスで、オプションメニューから「プリフライトコメントを削除」を選択します。
監査追跡を埋め込む
監査追跡を埋め込むと、監査追跡情報と共に電子署名が追加されます。監査追跡情報として、使用されたプロファイルと作成元のアプリケーションが表示されます。プリフライト検査の成否も示されます。
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完全なプロファイルを使用してプリフライト検査を実行します。
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結果が表示されたら、「監査追跡を埋め込む」をクリックします。
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情報を表示するダイアログボックスで、「OK」をクリックします。
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ファイルを保存して、プリフライトダイアログボックスを閉じます。
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基本的な監査追跡情報を表示するには、左側にあるナビゲーションパネルの規格アイコン をクリックします。規格パネルで、必要に応じて次のいずれかの操作をおこないます。
文書で使用されているプロファイルがローカルシステムのプロファイルと同じであることを検証するには、「プロファイルのメッセージダイジェストを確認」をクリックします。例えば、特定のプロファイルを使用することをユーザーに指示した場合、これにより、そのプロファイルが確実に使用されたかどうかを確認できます。
監査追跡を削除するには、「プリフライト監査追跡を削除」をクリックしてファイルを保存します。
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その他の監査追跡情報を表示するには、ファイル/プロパティを選択し、「概要」タブの「その他のメタデータ」をクリックします。次に、表示されたダイアログボックスで「詳細」をクリックします。表示される一覧で、http://www.gwg.org/ns/gwg_preflight_v1 を展開します。この一覧には、基本的なプリフライト情報のほかに、結果の概要とプロファイルの実行日時が表示されます。
新しい監査追跡を埋め込むことによって既存の監査追跡を上書きできます。