3D シーンをライティング

Adobe Substance 3D Stager には、様々なライティング効果をシーン内に作成するための豊富なツールが用意されています。シーンをライティングするために、環境光、物理的なライトまたは放射マテリアルを使用できます。 

環境光とライトテクスチャ

環境光（360 パノラマ画像）は、シーン全体にわたるライティングおよび反射を実現します。レイヤースタックでライトテクスチャを追加して、カスタム環境光を作成できます。各レイヤーには、独自の位置、回転、サイズ、カラーリングなどがあります。 

Stager は、Substance の環境光とライトテクスチャの両方をサポートしています。パラメトリックなイメージベースドライトによって基盤となるシステムが構築され、その上でさまざまなカスタム環境光を作成することができます。

環境光は、シーン内に特定の位置を持ちません。つまり、オブジェクトが環境光に近づいたり、環境光から離れたり、環境光の背後に存在したりすることはできません。その結果、ライトとシャドウは、すべてのオブジェクトに均等に適用されます（サイズや位置に関係しません）。環境光は、設定が簡単で、ほとんどの一般的なライティングニーズに最適です。

詳しくは、イメージベースドライティングのドキュメントを参照してください。

物理的なライト

シーン全体には影響を与えないライティングを作成することもできます。物理的なライトは、シーン内に特定の位置を持つため、オブジェクトに近づくことも、オブジェクトから離れることもできます。これにより、3D シーン内の複数のオブジェクトにわたってライティングを減衰させることができます。物理的なライトは、ランプ、スタンド看板、スポットライト、窓などをシミュレーションできます。 

アセット／スターターアセットから、ライトを作成します。

次のオプションから選択できます。

詳しくは、物理的なライティングを参照してください。

放射マテリアル

放射マテリアルは、シーン内の任意のオブジェクトを光源に変えることができます。これは、デバイス上のボタンを発光させたり、電球を作成したりするなど、実在するオブジェクトの場合に便利です。発光する天体など、クリエイティブな活用にも便利です。 

詳しくは、Adobe 標準マテリアルを参照してください。

次のステップ

様々なタイプの光源を使用して、シーンをライティングする方法について説明しました。次は、3D シーンのレンダリングを作成します。

質問やアイデアがある場合

質問がある場合は、Substance 3D Stager コミュニティにご参加ください。投稿をお待ちしています。

新機能のアイデアを当社と共有することもできます。