3D シーンをレンダリングし、必要に応じて設定を調整する方法について説明します。
レンダリングは、シーンのモデル、マテリアル、およびライトをピクセルとして描画するプロセスです。Adobe Substance 3D Stager は、インタラクティブな方法によるリアルタイム手法とオフラインの方法によるレイトレーシング手法を兼ね備えています。レンダリング設定を使用して、速度および画質を柔軟に制御できます。
リアルタイムレンダリングとレイトレースレンダリング
Stager の初期設定では、速度とインタラクティブ機能について最適化されたリアルタイムレンダリングが使用されます。
一方、レイトレーシングを有効にすることもできます。レイトレーシングでは、同名の手法を使用して、シーンを通過する光線を発します。発された光線は、オブジェクトおよびマテリアルに反射してから、カメラレンズに当たって反射します。これは、現実の物理的なカメラで起こる内容を模倣しています。
レイトレーシングでは、リアルなシャドウ、反射および透過性を作成するための詳細情報を得られます。
Stager は、CPU(macOS および Windows)と GPU(Windows のみ)の両方でレイトレーシングをサポートしています。
ビューポートコントロールバー/レイトレーシングを使用して、デザインモードでリアルタイムとレイトレーシングを素早く切り替えることができます。
レンダリング設定パネルを使用して、アクティブなレンダリング方法を設定し、レンダリングパフォーマンス設定とレンダリング品質設定を設定します。 リアルタイムの方法とレイトレーシングの方法の両方を設定できます。これには、全体の品質の設定、変位やノイズ除去を使用するかどうかの設定などの共通の設定が含まれます。
レンダリング設定パネルを使用して、パフォーマンスと画像品質を微調整します。
レンダリング設定について詳しくは、こちらを参照してください。
次のステップ
シーンのレンダリングを作成する方法について説明しました。この記事で使用されている用語の詳細については、Substance 3D Stager の用語集を参照してださい。