調整レイヤーを追加します。次のいずれかの操作をおこないます。
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「色相・彩度」調整レイヤーを使用して、画像内のカラーの色相、彩度、明度を調整する方法を学習します。
「色相・彩度」を使用すると、画像内の特定のカラーの色相、彩度および明るさを調整したり、画像内のすべてのカラーを同時に調整したりすることができます。この調整は特に CMYK 画像内の特定のカラーを調整して出力デバイスの色域に含める場合に適しています。
この短時間のビデオを観ると、画像のカラーを変更する方法が簡単にわかります。
「色相・彩度」補正の適用
-
- メニューバーで、レイヤー/新規調整レイヤー/色相・彩度を選択します。新規レイヤーダイアログボックスで「OK」をクリックします。
- 色調補正パネルで色相・彩度アイコンをクリックします。
イメージ/色調補正/色相・彩度を選択することもできます。この方法では調整が画像レイヤーに直接適用されるため、画像情報が破棄されます。
-
属性パネルで、次のオプションを選択します。
- プリセットメニューから、色相・彩度プリセットを選択します。
- 画面セレクターの表示切り替えツール の右側にあるメニューから、次の操作を行います。
- 「マスター」を選択すると、すべてのカラーを一度に調整できます。
- 調整するカラーに応じて、一覧表示されている他のプリセットカラー範囲の 1 つを選択します。
カラー範囲を変更するには、「色相・彩度」を使用した調整するカラー範囲の指定を参照してください。
-
色相を調整するには、次のいずれかの操作を行います。
- 色相スライダーをドラッグするか、値を入力して希望の色に仕上げます。
ボックスに表示される値は、そのピクセルの元のカラーを基準としたカラーホイール上での回転角度を示しています。正の値は回転が時計回りであることを示し、負の値は反時計回りであることを示します。値は -180 ~ +180 %の範囲で入力します。
- 画面セレクターの表示切り替えツール を選択します。次に、Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながら画像内のカラーをクリックし、画像内を左右にドラッグして色相の値を変更します。
- 色相スライダーをドラッグするか、値を入力して希望の色に仕上げます。
-
彩度を調整するには、次のいずれかの操作を行います。
- 値を入力するか彩度スライダーを右(彩度は増加)または左(彩度は減少)へ移動します。
設定できる値の範囲は -100(彩度を下げてくすんだ色にするパーセンテージ)~ +100(彩度を上げるパーセンテージ)です。
- 画面セレクターの表示切り替えツール を選択し、画像内でカラーをクリックします。クリックしたまま画像の左または右へドラッグすると、クリックしたピクセルが含まれるカラー範囲の彩度が増減します。
- 値を入力するか彩度スライダーを右(彩度は増加)または左(彩度は減少)へ移動します。
-
「明度」に値を入力するか、スライダーを右にドラッグして明度を上げるか(白をカラーに追加します)、左にドラッグして明度を下げます(黒をカラーに追加します)。値は -100(黒のパーセンテージ)~ +100(白のパーセンテージ)の範囲になります。
色相・彩度の設定を取り消すには、属性パネルの下部にあるリセットボタン をクリックします。
「色相・彩度」を使用した調整するカラー範囲の指定
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「色相・彩度」補正を適用します。
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属性パネルで、画面セレクターの表示切り替えボタン の右側にあるメニューからカラーを選択します。
2 つのカラーバーの間に、調整スライダーと対応するカラーホイール値(度単位)が表示されます。
- 内側の 2 つの縦スライダーは、カラー範囲を定義します。
- 外側の 2 つの三角形スライダーは、カラー範囲に対する調整がフォールオフする位置を示しています(フォールオフとは、調整を適用する位置と適用しない位置とを明確に分けるのではなく、調整を徐々に減らしていくことを意味します)。
-
色調補正パネルのスポイトツールまたは調整スライダーを使用して、カラー範囲を修正します。
- スポイトツール で画像内をクリックまたはドラッグし、カラー範囲を選択します。
- カラー範囲を拡張するには、サンプルに追加スポイトツール を使用して、画像内をクリックまたはドラッグします。
- カラー範囲を減らすには、サンプルから削除スポイトツール を使用して画像内をクリックまたはドラッグします。
- スポイトツールを選択した状態で Shift キーを押すと範囲に追加され、Alt キー(Windows)または Option キー(Mac OS)を押すと範囲から削除されます。
- 白い三角形のいずれかをドラッグし、範囲を変更せずにカラーのフォールオフ量(調整を徐々に適用する量)を調整します。
- 三角形と縦のバーの間の領域をドラッグし、カラーのフォールオフ量を変更せずに範囲を調整します。
- 中央の領域をドラッグして調整スライダー全体(三角形と縦のバーを含みます)を移動し、異なるカラー領域を選択します。
- いずれかの縦の白いバーをドラッグして、カラーコンポーネントの範囲を調整します。調整スライダーの中央から縦のバーを移動して三角形に近付けると、カラー範囲が増え、フォールオフ量が減ります。調整スライダーの中央から縦のバーを移動して三角形から離すと、カラー範囲が減り、フォールオフ量が増えます。
- Ctrl キー(Windows)または Command キー(Mac OS)を押しながらカラーバーをドラッグし、別のカラーがバーの中央に来るように調整します。
A. 色相スライダー値 B. 範囲に影響を与えずにフォールオフ量を調整する C. フォールオフ量を変更せずに範囲を調整する D. カラー範囲とフォールオフ量を調整する E. スライダー全体を移動する
別のカラー範囲に入るように調整スライダーを変更すると、このカラー範囲を反映して、(画面セレクターの表示切り替えボタン の右側 にある)メニューの名前が変更されます。例えば、イエロー系の範囲をカラーバーのレッド部分に入るように変更すると、名前は「レッド系 2」になります。1 つのカラー範囲から 6 つまでをそのバリエーションとして変換できます(「レッド系」から「レッド系 6」など)。
初期設定では、カラーコンポーネント選択時のカラー範囲は 30 度の広さで、左右に 30 度のフォールオフがあります。設定したフォールオフ量が少なすぎると、画像内に縞模様を生じることがあります。
- スポイトツール で画像内をクリックまたはドラッグし、カラー範囲を選択します。
グレースケール画像の色彩の統一とモノトーン効果の作成
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(オプション)グレースケール画像の色彩を統一するには、イメージ/モード/RGB カラーを選択して画像を RGB に変換します。
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「色相・彩度」補正を適用します。
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属性パネルで「色彩の統一」オプションを選択します。描画色が黒または白の場合、画像は赤い色相(0 度)に変換されます。描画色が白と黒以外の場合は、画像は現在の描画色の色相に変換されます。各ピクセルの明度の値は変更されません。
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(オプション)色相スライダーで別のカラーを選択します。「彩度」と「明度」のスライダーは、ピクセルの彩度と明度の調整に使用します。