LiveCycle ホームページのカスタマイズ

HTML コートや CSS ファイルをカスタマイズして、LiveCycle ホームページを組織固有のデザインにすることができます。例えば、特定の画像をカスタマイズして、組織のロゴとして使用することができます。ホームページは次のカスタマイズをサポートしています。

  • モジュールのプロパティのカスタマイズ
  • 新しいモジュールの追加
  • 既存のモジュールの非表示
  • アイコンのカスタマイズ
  • 新しいロケールの追加
カスタマイズした LiveCycle ホームページの例
カスタマイズした LiveCycle ホームページの例

事前準備

すべてのモジュールの場合、LiveCycle は一連のカスタマイズ可能なプロパティを持つノードを CRXDE ライトに作成します。次の表にこれらのプロパティの一覧を示します。

プロパティ名

Description

ローカライズ

Name

モジュールの名前。この名前はホームページに表示されます。 

Description

モジュールの説明。この説明はホームページに表示されます。 

URL

モジュールにアクセスするための URL

適用なし

Help Description

ヘルプ URL プロパティのツールヒントテキスト 

Help URL

ヘルプページのハイパーリンク

isActive

ホームページにモジュールを表示 / 非表示します。ホームページにモジュールを表示するには、isActive プロパティの値を True に設定します。

適用なし

モジュールのローカライズされていないプロパティのカスタマイズ

  1. CRXDE lite に管理者の資格情報を使用してログインします。CRXDE lite のデフォルト場所は http://<サーバー>:<ポート>/lc/crx/de です。

  2. /libs/livecycle/landingpage/components フォルダーに移動します。  

  3. ノードをカスタマイズするには、そのノードを /apps/livecycle/landingpage/components フォルダーにコピーして「すべて保存」をクリックします。

  4. 上の手順でコピーしたノードを選択し、「プロパティ」をクリックします。ローカライズされていないプロパティが表示されます。

  5. このノードのローカライズされていないプロパティを変更し、「すべて保存」をクリックします。

モジュールのローカライズされているプロパティのカスタマイズ

  1. CRXDE lite に管理者の資格情報を使用してログインします。CRXDE lite のデフォルト場所は http://<サーバー>:<ポート>/lc/crx/de です。

  2. /libs/livecycle/landingpage フォルダーに移動し、locales フォルダーを /apps/livecycle/landingpage フォルダーにコピーして「すべて保存」をクリックします。

  3. /libs/livecycle/landingpage/components フォルダーに移動します。

  4. ノードをカスタマイズするには、それを /apps/livecycle/landingpage/components フォルダーにコピーし、すべて保存をクリックします。

  5. 前の手順でコピーしたノードを選択し、プロパティをクリックします。

  6. カスタマイズするプロパティを選択し、その値を書き留めます。この値は、ローカライズできるコンテンツを含むノードの名前です。ローカライズされたコンテンツはホームページに表示されます。 

  7. /apps/livecycle/landingpage/locales フォルダーに移動します。使用言語のサブフォルダーを開きます。手順 6 で書き留めた値に似た名前のノードを選択し、プロパティをクリックします。  「sling:message」プロパティの値を変更し、すべて保存をクリックします。   

ホームページへの新しいモジュールの追加

  1. CRXDE lite に管理者の資格情報を使用してログインします。

    CRXDE lite のデフォルト場所は http://<サーバー>:<ポート>/lc/crx/de です。

  2. /libs/livecycle/landingpage/components フォルダーに移動します。 

  3. 何らかのノードを /apps/livecycle/landingpage/components フォルダーにコピーし、コピーしたノードの名前を変更します。「すべて保存」をクリックします。

    注意:

    分かりやすい名前を付けたほうがノードを識別しやすくなります。分かりやすい名前を選択します。

    注意:

    LiveCycle は、adminui、fm、cm、flexws、htmlws、pdfg、re、rm、および pr という名前のノードを使用します。これらの名前を自分のノードには使用しないでください。これらの名前を使用すると、/libs/livecycle/components/landingpage フォルダーにある既存のノードが上書きされます。 

  4. 新しくペーストしたノードを選択し、プロパティをクリックします。  必要に応じて、他のプロパティの値を変更し、「すべて保存」をクリックします。

    注意:

    isActive プロパティが true に設定されていることを確認してください。 

モジュールのストリングのローカライズ

  1. CRXDE lite に管理者の資格情報を使用してログインします。CRXDE lite のデフォルト場所は http://<サーバー>:<ポート>/lc/crx/de です。

  2. locales フォルダーを /libs/ livecycle/landingpage/ フォルダーから /apps/livecycle/landingpage/ フォルダーにコピーし、すべて保存をクリックします。

  3. /apps/ livecycle/landingpage/components/locales フォルダーに移動し、サブフォルダーを開きます。このサブフォルダー内にサブフォルダーにある任意のノードのコピーを作成します。「すべて保存」をクリックします。

  4. キーの名前を反映するように、新しく作成したノードの名前を変更します。例えば、フォルダーの名前を ALC.LP.MyModule.description に変更します。

  5. 名前を変更したフォルダーを選択し、プロパティをクリックします。

  6. プロパティタブで、sling:key プロパティの値をそのノードの名前に設定し、sling:message プロパティの値をローカライズした文字列に設定します。「Save All」をクリックします。

モジュールにアクセス制御リストを追加する

  1. http://<server>:<port>/lc/crx/explorer を開き、管理者資格情報でログインします。

  2. グループ管理をクリックします。新しいウィンドウが開きます。

  3. グループ管理ウィンドウで、グループの作成をクリックし、GroupID を追加し、プリンシパル名を追加し、「OK」をクリックし、「閉じる」をクリックします。

    注意:

    GroupID とプリンシパル名が同じであることを確認してください。さらに、これらの名前は、アクセスが必要な LiveCycle 権限 / ロールの名前と同じである必要があります。 

  4.  http://<サーバー>:<ポート>/lc/crx/de を開き、管理者資格情報でログインします。

  5. /apps/livecycle/landingpage/components フォルダーに移動します。アクセス制御リストを追加するノードを選択します。 

  6. アクセス制御をクリックし、everyone グループを除く必要のないすべてのグループを削除します。

  7. + をクリックし、必要なグループを探します。許可jcr:read を選択します。OK をクリックし、すべて保存をクリックします。

ロゴの変更

  1. CRXDE lite に管理者の資格情報を使用してログインします。CRXDE lite のデフォルト場所は http://<サーバー>:<ポート>/lc/crx/de です。

  2. /apps/livecycle/landingpage/ で画像フォルダーを作成し、それに画像を追加します。画像を追加するには、次の手順を実行します。

    1. WebDav クライアントをインストールします。 
    2. WebDav クライアントで、/apps/livecycle/landingpage/images フォルダーに移動します。詳しくは、「Webdav アクセス」を参照してください。
    3. 新しい画像を追加します。例えば、newLogo.png と newOrgName.png を追加します。
  3. /apps/livecycle/landingpage/css フォルダーに移動します。newStyle.css という名前のファイルを作成し、すべて保存をクリックします。

  4. newStyle.css ファイルを開き、編集します。次のスタイルを newStyles.css に追加します。

    .header .logo{
        background: url(../images/newLogo.png) no-repeat 0px 0px;
    }
     
    .header .name{
        background: url(../images/newOrgName.png) no-repeat 0px 0px;
    }

    すべて保存」をクリックします。

    注意:

    推奨サイズは、ロゴ画像は 70 x 70 ピクセル、OrgName 画像は 253 x 30 ピクセルです。

  5. GET.jsp ファイルを /libs/livecycle/landingpage フォルダーから apps/livecycle/landingpage フォルダーにコピーします。

  6. GET.jsp ファイルを開き、編集します。GET.jsp ファイル内で次のコードを探します。

    <head>
        <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=UTF-8">
        <% if (user == null) { %>
        <meta http-equiv="refresh" content="0;URL='/lc/libs/cq/core/content/welcome.html'" />
        <%} else { %>
        <title>Adobe&reg; LiveCycle ES4</title>
        <link type="text/css" href="/libs/livecycle/landingpage/css/style.css" rel="stylesheet">
        <% } %>
    </head>

    このコードを次のコードに置き換えます。  

    <head>
        <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=UTF-8">
        <% if (user == null) { %>
        <meta http-equiv="refresh" content="0;URL='/lc/libs/cq/core/content/welcome.html'" />
        <%} else { %>
        <title>Adobe&reg; LiveCycle ES4</title>
        <link type="text/css" href="/libs/livecycle/landingpage/css/style.css" rel="stylesheet">
            <!-- Entry of new style sheet at /apps/livecycle/landingpage/css -->
            <link type="text/css" href="/apps/livecycle/landingpage/css/newStyle.css" rel="stylesheet">
        <% } %>
    </head>

    すべて保存」をクリックします。

新しい言語のサポートを追加する

新しい言語のサポートを追加することができます。次の詳細手順は、コード nw で言語のサポートを追加するためのものです。

  1. CRXDE lite に管理者の資格情報を使用してログインします。CRXDE lite のデフォルト場所は http://<サーバー>:<ポート>/lc/crx/de です。

  2. GET.jsp ファイルを /libs/livecycle/landingpage フォルダーから apps/livecycle/landingpage フォルダーにコピーします。

  3. GET.jsp ファイルを開き、編集します。GET.jsp ファイル内で次のコードを探します。

    <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">
    <%
        response.setHeader("Cache-Control", "no-cache, no-store, must-revalidate"); // HTTP 1.1.
        response.setHeader("Pragma", "no-cache"); // HTTP 1.0.
        response.setDateHeader("Expires", 0); // Proxies.
     
        String acceptLngs = request.getHeader("accept-language");
        String locale = "en";
     
        if(acceptLngs != null && !"".equals(acceptLngs.trim())) {
            acceptLngs = acceptLngs.trim().toLowerCase();
            String[] lngs = acceptLngs.split(",");
            for(String lng : lngs) {
                lng = lng.trim().substring(0,2);
                if(lng.equals("en") || lng.equals("de") || lng.equals("ja") || lng.equals("fr")) {
                    locale = lng;
                    break;
                }
            }
        }

    このコードを次のコードに置き換えます。

    <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">
    <%
        response.setHeader("Cache-Control", "no-cache, no-store, must-revalidate"); // HTTP 1.1.
        response.setHeader("Pragma", "no-cache"); // HTTP 1.0.
        response.setDateHeader("Expires", 0); // Proxies.
     
        String acceptLngs = request.getHeader("accept-language");
        String locale = "en";
     
        if(acceptLngs != null && !"".equals(acceptLngs.trim())) {
            acceptLngs = acceptLngs.trim().toLowerCase();
            String[] lngs = acceptLngs.split(",");
            for(String lng : lngs) {
                lng = lng.trim().substring(0,2);
                if(lng.equals("en") || lng.equals("de") || lng.equals("ja") || lng.equals("fr") || lng.equals("nw")) {
                    locale = lng;
                    break;
                }
            }
        }

    Save All」をクリックします。

  4. locales フォルダーを /libs/livecycle/landingpage フォルダーから /apps/livecycle/landingpage フォルダーにコピーします。

  5. サブフォルダーを /apps/livecycle/landingpage/locales フォルダーから /apps/livecycle/landingpage/locales フォルダーにコピーします。コピーしたフォルダーの名前を application_nw に変更します。

  6. application_nw フォルダーを選択し、「プロパティ」をクリックし、 jcr:language プロパティの値を nw に設定します。

  7. application_nw フォルダーにあるすべてのノードの sling:message プロパティの値を特定のロケールテキストに設定します。「すべて保存」をクリックします。

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