説明
米国英語の時刻形式設定規則に基づいて、時刻値を形式設定します。
戻り値
カスタム形式に形式設定された時刻値。マスクが指定されていない場合は、hh:mm tt 形式で時刻値が返されます。国際時刻形式については、LSTimeFormat を参照してください。
カテゴリ
関数のシンタックス
TimeFormat(time [, mask ])
関連項目
CreateTime、Now、ParseDateTime、LSTimeFormat、DateFormat
履歴
ColdFusion 10:分のマスクの 「m または M」は 非推奨になりました。「n または N」を使用することをお勧めします。
ColdFusion MX 6.1: ミリ秒を表すマスク文字 L および l が追加されました。
ColdFusion MX:
- 余分な文字の処理方法が変更されました。 この関数では、mask 値の中の余分な文字の処理方法が、以前のリリースとは変更になっています。 具体的には次のとおりです。
- ColdFusion 5 以前では、形式設定された時刻と、余分な文字のアポストロフィ区切りリストが返されます。例えば、TimeFormat(Now(), "hh:mm:ss ") は、8:17:23 d'o'g を返します。
- ColdFusion MX では、形式設定された時刻と、余分な文字がそのまま返されます。例えば、上の例では、8:17:23 dog が返されます。
余分な文字が一重引用符で囲まれている場合(例:hh:mm:ss 'dog')には、ColdFusion 5 と ColdFusion MX のいずれでも、形式設定された時刻と余分な文字がそのまま返されます。例えば、この例では、8:17:23 dog が返されます。
- 次の mask パラメーターオプションのサポートを追加:short、medium、long および full
パラメーター
パラメーター |
説明 |
---|---|
time |
変換する日付時刻値または文字列です。 |
mask |
形式を指定するマスク文字からなる文字列です。
|
使用方法
日付時刻値を文字列として渡すときは、その値を引用符で囲みます。引用符で囲まない場合、その値は日付時刻オブジェクトの 数値 表現として解釈されます。日付および時刻の形式を設定する関数を使用しないと、データベースクエリの結果の日付時刻値は、その順序や形式がばらばらになる可能性があります。日付や時刻を適切な 形式 で表示し、ColdFusion アプリケーションのユーザーに混乱を与えないようにするには、DateFormat 関数と TimeFormat 関数を使用して、クエリからの日付時刻値を形式設定することをお勧めします。
例
<cfscript> todaydate = Now(); writeOutput(TimeFormat(todaydate)); </cfscript>
出力
07:24 AM
マスク z、Z、X、XX および XXX の使用例
<cfscript> writeoutput(timeFormat(now(), "hh:mm:ss, z")); writeoutput(timeFormat(now(), "hh:mm:ss, Z")); writeoutput(timeFormat(now(), "hh:mm:ss, X")); writeoutput(timeFormat(now(), "hh:mm:ss, XX")); writeoutput(timeFormat(now(), "hh:mm:ss, XXX")); </cfscript>
出力
07:26:56, UTC
07:26:56, +0000
07:26:56, Z
07:26:56, Z
07:26:56, Z
マスク k および K の使用例
<cfscript> myDateTime = now(); WriteOutput(timeFormat(myDateTime,"hh:mm:ss,k" & "<br/>")); WriteOutput(timeFormat(myDateTime,"hh:mm:ss,K" & "<br/>")); </cfscript>
出力
07:28:27,7
07:28:27,7