最終更新日 :
2024年10月18日
Adobe Camera Raw の新機能および機能強化について説明します。
削除機能では、選択機能およびオブジェクト検出機能が強化されました。オブジェクトを検出を使用すると、オブジェクトを丸で囲むか手書きで指定して、写真から素早く削除できます。最適な結果を得るには、削除するオブジェクト周辺の影や余分なスペースも含めて手書きで指定します。
詳細については、写真からのオブジェクトの削除を参照してください。
Adobe Firefly の生成 AI の技術を利用した生成拡張で、カンバスの元のサイズを超えて拡張し、被写体を元の状態に保ったまま必要な縦横比を実現することができます。
生成拡張は現在、テクノロジープレビューとして使用可能です。切り抜きパネルの機能にアクセスするには、Adobe Camera Raw 環境設定/テクノロジープレビューで、新しい AI 機能と設定パネルを選択します。フィードバックを送るを選択して、フィードバックや提案を共有することもできます。
詳しくは、生成拡張による画像の拡張を参照してください。
新たに追加されたカメラとレンズについては、サポート対象プロファイルの一覧で確認できます。
- ノイズ除去機能において、より多くのファイル形式がサポートされるようになりました(iPhone カメラの Apple ProRaw を含む)。
- 新しい Adobe Adaptive(Beta)プロファイルで写真を向上させることができます。このプロファイルで、SDR と HDR の両方で画像に対するアダプティブな調整をお試しください。
- 新しい DNG ファイルを作成しなくても、ディテールパネルのノイズ除去、Raw ディテール、超解像度を非破壊的に使用できます。
- 新しく導入されたアダプティブプリセットを使用すると、肌のスムージング、ゴールデンアワーの空のシミュレートなど、写真の要素を部分的に向上させることができます。