Adobe Connect と統合されたテレフォニーアダプターをインストールして、オーディオコンファレンス機能を提供する方法を学習します。
統合されたテレフォニーアダプターは、Adobe Connect と特定のオーディオコンファレンスプロバイダー間の通信を提供します。統合されたアダプターには高度な呼び出し機能があるので、主催者とプレゼンターが会議でオーディオコンファレンスをコントロールできます。
統合されたテレフォニーアダプターをインストールするには、Adobe Connect インストーラーを実行します。
インストール時に、アダプターについて特定の情報を個別に設定する必要があります。詳しくは、以下を参照してください。
Adobe Connect Server 用の複数のオーディオブリッジを有効にすることができます。会議の主催者は、Adobe Connect Central で会議を作成するときに、使用するオーディオブリッジを選択します。各会議は、1 つのオーディオブリッジのみを持つことができます。
インストール時に必要な情報
アスタリスク(*)のマークが付いた項目は必須です。
ダイヤルアウトを有効にする
システム規模でダイヤルアウトを有効にします。このオプションを選択しない場合、次の 4 つのエントリでの選択は無視されます。このオプションを選択する場合、次の 4 つのエントリを使用して、ダイヤルアウトの実装方法を指定します。
ホストのダイヤルアウトを有効にする
会議の主催者のダイヤルアウトを許可します。
プレゼンターのダイヤルアウトを有効にする
プレゼンターのダイヤルアウトを許可します。
参加者のダイヤルアウトを有効にする
参加者のダイヤルアウトを許可します。
自分に電話するダイアログを有効にする
ダイヤルアウトが有効な場合、このオプションを選択すると、会議に出席しているときに自分に電話するダイアログボックスが参加者に表示されます。
Meeting Exchange ホスト名*
Meeting Exchange Server のホスト名またはアドレス。
通信事業者 ID*
Meeting Exchange Server との関連付けに使用する通信事業者のチャネルの ID。
ログイン ID*
Meeting Exchange Server との接続の確立に使用するログイン ID。
パスワード*
Meeting Exchange Server に接続するときにログイン ID と一緒に使用するパスワード。
FTP ディレクトリ*
Bridge のオーディオファイルの FTP ディレクトリ。
FTP ログイン*
FTP ログインのユーザー名。
FTP パスワード*
FTP ログインのパスワード。
Meeting Exchange ダイヤルイン番号*
Meeting Exchange Server に接続するときに Adobe Connect でダイヤルされる有効な電話番号。
InterCall テレフォニーアダプター
InterCall テレフォニーアダプターでは、会議の主催者、プレゼンターおよび参加者が Adobe Connect 会議室のオーディオコンファレンス機能を制御できます。このアダプターには、VoIP または SIP プロバイダーと、会議を録音する Adobe Media Gateway(Universal Voice)が必要です。以下のワークフローを完了して、テレフォニーアダプターを有効にします。
Intercall は、CCAPI の代わりに API の使用をお勧めします。
導入の計画
InterCall アダプターを導入するには、次の表に示すように、特定のポートが使用可能である必要があります。
ポート |
説明 |
---|---|
80 |
InterCall では、ポート 80 を Adobe Connect との HTTP 通信に使用します。このポートは、InterCall から Adobe Connect へのコールバックを受信できるように、着信の通信用に開く必要があります。 |
443 |
InterCall では、ポート 443 を Adobe Connect との HTTPS(SSL)通信に使用します。このポートは、InterCall から Adobe Connect へのコールバックを受信できるように、着信の通信用に開く必要があります。 |
8443 |
Adobe Connect では、ポート 8443 を InterCall との HTTPS(SSL)通信に使用します。Adobe Connect では、このポートを CCAPI または API、および認証サービスに使用します。このポートは、発信メッセージを Adobe Connect から InterCall に送信できるように、開く必要があります。 |
9080 |
上記のように、このポートは通常、テレフォニーに必要です。ただし、InterCall の場合は、クラスタ内の各ノードのファイアウォールでこのポートを開く必要があります。 |
インストール時に必要な情報
アスタリスク(*)のマークが付いた項目は必須です。
ダイヤルアウトを有効にする
システム規模でダイヤルアウトを有効にします。このオプションを選択しない場合、次の 4 つのエントリでの選択は無視されます。このオプションを選択する場合、次の 4 つのエントリを使用して、ダイヤルアウトの実装方法を指定します。
ホストのダイヤルアウトを有効にする
会議の主催者のダイヤルアウトを許可します。
プレゼンターのダイヤルアウトを有効にする
プレゼンターのダイヤルアウトを許可します。
参加者のダイヤルアウトを有効にする
参加者のダイヤルアウトを許可します。
自分に電話するダイアログを有効にする
ダイヤルアウトが有効な場合、このオプションを選択すると、会議に出席しているときに自分に電話するダイアログボックスが参加者に表示されます。
CCAPI ホスト*
InterCall CCAPI サービスの URL。
CCAPI 認証ホスト*
InterCall CCAPI 認証サービスの URL。
クライアントコールバック URL*
Adobe Connect にコールバックするときに InterCall サービスで使用するコールバック URL。この URL は公開アクセスが可能である必要があります。
アプリケーショントークン*
InterCall オーディオサービスとの通信を識別するときに使用する値。
国コード*
Adobe Connect で使用可能なコンファレンスサービス番号が表示される国コードのリスト。
無料通話番号国コード
コンファレンス番号が無料の国コード(例えば、US)。
MeetingOne NA または EMEA テレフォニーアダプター
MeetingOne テレフォニーアダプターでは、会議の主催者、プレゼンターおよび参加者が Adobe Connect 会議室のオーディオコンファレンス機能を制御できます。
インストール時に必要な情報
アスタリスク(*)のマークが付いた項目は必須です。
ダイヤルアウトを有効にする
このオプションを選択すると、システム規模でダイヤルアウトが有効になります。このオプションを選択しない場合、次の 4 つのエントリでの選択は無視されます。このオプションを選択する場合、次の 4 つのエントリを使用して、ダイヤルアウトの実装方法を指定します。
ホストのダイヤルアウトを有効にする
会議の主催者のダイヤルアウトを許可します。
プレゼンターのダイヤルアウトを有効にする
このオプションを選択すると、プレゼンターがダイヤルアウトできます。
参加者のダイヤルアウトを有効にする
このオプションを選択すると、参加者がダイヤルアウトできます。
自分に電話するダイアログを有効にする
ダイヤルアウトが有効な場合、このオプションを選択すると、会議に出席しているときに自分に電話するダイアログボックスが参加者に表示されます。
MeetingOne API URL*
MeetingOne オーディオコンファレンス API サービスの URL。
SSH
録音の SSH ダウンロードを有効にするかどうかを指定します。
テレフォニー API サーバーのログイン*
MeetingOne オーディオコンファレンス API サービスに使用する ID です。
テレフォニー API サーバーのパスワード*
管理者アカウントのパスワードです。
パスワードの確認
MeetingPlace 管理者アカウントのパスワードを再入力します。
PGi(以前の Premiere Global)NA テレフォニーアダプター
PGi テレフォニーアダプターでは、会議の主催者、プレゼンターおよび参加者が Adobe Connect 会議室のオーディオコンファレンス機能を制御できます。この情報は、両方の PGi NA アダプターに適用されます。
インストール時に必要な情報
アスタリスク(*)のマークが付いた項目は必須です。
ダイヤルアウトを有効にする
このオプションを選択すると、システム規模でダイヤルアウトが有効になります。このオプションを選択しない場合、次の 4 つのエントリでの選択は無視されます。このオプションを選択する場合、次の 4 つのエントリを使用して、ダイヤルアウトの実装方法を指定します。
ホストのダイヤルアウトを有効にする
このオプションを使用すると、会議の主催者がダイヤルアウトできます。
プレゼンターのダイヤルアウトを有効にする
このオプションを選択すると、プレゼンターがダイヤルアウトできます。
参加者のダイヤルアウトを有効にする
このオプションを選択すると、参加者がダイヤルアウトできます。
自分に電話するダイアログを有効にする
ダイヤルアウトが有効な場合、このオプションを選択すると、会議に出席しているときに自分に電話するダイアログボックスが参加者に表示されます。
PGi ホスト名*
PGi オーディオコンファレンスサービスのホスト名または IP アドレス。この値は PGi によって提供されます。 例えば、PGi NA の場合、この値は csaxis.premconf.com となります。
PGi ポート番号*
PGi オーディオコンファレンスサービスに接続するときに Adobe Connect で使用するポート番号。この値は PGi によって提供され、通常は 443 を使用します。
PGi Web ID*
PGi オーディオコンファレンスサービスに接続するときに使用する ID。この値は PGi によって提供されます。
PGi パスワード*
PGi オーディオコンファレンスサービスに接続するときに使用するパスワード。この値は PGi によって提供されます。
録音ダウンロードログイン*
PGi オーディオコンファレンスサービスからオーディオ録音をダウンロードするときに使用するログイン。
ダウンロード用パスワード*
PGi オーディオコンファレンスサービスから録音を取得するときに録音ダウンロードログインと一緒に使用するパスワード。
ダウンロード用 URL
PGi オーディオコンファレンスサービスから録音をダウンロードするときに Adobe Connect で使用する URL。PGi NA のデフォルト値は、https://ww5.premconf.com/audio/ です。
ユニバーサル回線番号の国コード*
ユニバーサル回線番号に対応する国コード。
Arkadin テレフォニーアダプター
Arkadin テレフォニーアダプターでは、会議の主催者、プレゼンターおよび参加者が Adobe Connect 会議室のオーディオコンファレンス機能を制御できます。このアダプターには、VoIP または SIP プロバイダーと、会議を録音する Adobe Media Gateway(Universal Voice)が必要です。テレフォニーアダプターを有効にするには、次のワークフローを完了します。
導入の計画
Arkadin テレフォニーアダプターを機能させるには、テレフォニーサービスを実行する Adobe Connect Server のホスト IP アドレス(アルカディンのファイアウォールにホワイトリスト登録されているもの)を入手する必要があります。その IP アドレスはアルカディンのファイアウォールで許可されているので、アルカディンサービスをホストする Adobe Connect Server は、パブリック IP アドレスを持つ必要があります。
詳しくは、http://www.arkadin.com/ を参照してください。
インストール時に必要な情報
ダイヤルアウトを有効にする
このオプションを選択すると、システム規模でダイヤルアウトが有効になります。このオプションを選択しない場合、次の 4 つのエントリでの選択は無視されます。このオプションを選択する場合は、次の 4 つのエントリを使用して、ダイヤルアウトの実装方法を指定します。
ホストのダイヤルアウトを有効にする
このオプションを使用すると、会議の主催者がダイヤルアウトできます。
プレゼンターのダイヤルアウトを有効にする
このオプションを選択すると、プレゼンターがダイヤルアウトできます。
参加者のダイヤルアウトを有効にする
このオプションを選択すると、参加者がダイヤルアウトできます。
Arkadin クライアントアプリケーションの識別子*
Arkadin クライアントアプリケーションの識別子(アルカディン提供、デフォルト値なし)。
Arkadin サーバーの URL*
Arkadin サーバーの URL(アルカディン提供、デフォルト値なし)。
Adobe Connect 外部ホスト名*
Adobe Connect 外部ホスト名。デフォルト値は https://[external-hostname]/servlet/bamboo/ です。
Arkadin アクセス番号サーバーの URL*
Arkadin アクセス番号サーバーの URL(アルカディン提供、デフォルト値なし)。
Arkadin 認証サーバーの URL*
Arkadin 認証サーバーの URL(アルカディン提供、デフォルト値なし)。
LoopUp テレフォニーアダプターでは、会議の主催者、プレゼンター、参加者が Adobe Connect 会議室のオーディオコンファレンス機能を制御できます。ここに添付されているサンプルファイルを使用してアダプターを設定します。
主催者、プレゼンター、参加者のダイヤルアウト機能を有効または無効にするには、telephony-capabilities ファイルで以下の設定を切り替えます。
<capability id="dial-out" enabled="true">
<host enabled="true" />
<presenter enabled="true" />
<participant enabled="true" />
</capability>
これは、特に必要な場合を除き、余分な情報がアダプターエンドポイントと共有されるのを避けるためです。サーバーで余分なログを抑制し、ローカルログのみを保持するには、以下の設定を telephony-settings ファイルに追加します。
<setting id="LogSuppressAllByContract">true</setting>