ツール/アクションウィザードを選択します。
第 2 ツールバーにアクションウィザードツールセットが表示されます。
完全チェックツールは、Acrobat でアクセシビリティチェックに名称が変更されます(2020 年 5 月リリース)。
Acrobat の各種ツールを使用して、アクセシブルな PDF を簡単に作成し、既存の PDF のアクセシビリティをチェックできます。Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.0 や PDF/UA(Universal Access、または ISO 14289)などの一般的なアクセシビリティ規格に準拠した PDF を作成できます。ガイド付きのシンプルなワークフローで、以下の操作を実行できます。
PDF のアクセシブル化:定義済みのアクションで様々なタスクを自動化し、アクセシビリティをチェックします。また、手動で修正が必要な項目に対する実行手順も表示されます。問題のある領域をすばやく見つけて修正します。
アクセシビリティのチェック:完全チェック/アクセシビリティチェックツールを使用すると、文書が PDF/UA や WCAG 2.0 などのアクセシビリティ規格に準拠しているかどうかを検証できます。
アクセシビリティステータスのレポート:アクセシビリティレポートは、アクセシビリティチェックの結果をまとめたものです。問題の修正を支援するツールやドキュメントへのリンクが記載されています。
アクセシブルにするアクションでは、PDF をアクセシブルにするために必要な手順が表示されます。欠落している説明やタイトルなど、文書のアクセシビリティに関する問題を解決するように求めるガイドが表示されます。スキャンされたテキスト、フォームフィールド、テーブル、画像など、さらにアクションが必要な一般的なエレメントを調べます。このアクションは、ダイナミックフォーム(XFA 文書)またはポートフォリオを除くすべての PDF に対して実行できます。
ツール/アクションウィザードを選択します。
第 2 ツールバーにアクションウィザードツールセットが表示されます。
右側のパネルのアクションリストに、利用可能なアクションのリストが表示されます。
アクションリストで、「アクセシブルにする」をクリックします。
右側のパネルが切り替わり、アクセシブルにするアクションに含まれる各タスクとアクションの実行手順が表示されます。
アクセシブルにするアクションを適用するファイルを選択します。デフォルトでは、現在開いている文書に対してアクションが実行されます。アクションを実行する追加のファイルまたはフォルダーを選択するには、「ファイルを追加」を選択します。
「開始」をクリックします。
プロンプトに従って、アクセシブルにするアクションを完了します。
文書のアクセシビリティをテストする最良の方法は、読者が使用するツールを使用してみることです。ただし、それらのツールを持っていない場合でも、Adobe Acrobat の自動化されているチェック機能を使用して、PDF ファイルのアクセシビリティをチェックできます。Acrobat の完全チェック/アクセシビリティチェック機能を使用すると、アクセシブルな PDF の様々な特性をチェックできます。調査する問題の種類や結果のレポート方法を選択できます。
ツール/アクセシビリティを選択します。
第 2 ツールバーにアクセシビリティツールセットが表示されます。
第 2 ツールバーで、「完全チェック/アクセシビリティチェック」をクリックします。
アクセシビリティチェッカーのオプションダイアログボックスが表示されます。
「レポートのオプション」セクションで、結果の表示方法を指定するオプションを選択します。結果を HTML ファイルとしてシステムに保存することも、結果のファイルを文書自体に添付することもできます。
文書をいくつかのページに分けて完全チェックを行う場合は、ページの範囲を選択します。
文書が大きい場合は、完全チェック/アクセシビリティチェックは一度に 1 つのページに対して実行する方が効率的です。
「チェックするオプション」を 1 つまたは複数選択します。
「チェック開始」をクリックします。結果は左側のアクセシビリティチェッカーパネルに表示されます。ここには、問題を解決するために役立つリンクやヒントも表示されます。手順 2 でレポートを作成した場合は、選択したフォルダーに結果が保存されます。
完全チェック/アクセシビリティチェック機能ではコンテンツタイプが必須かどうかまでは判断できないので、読みやすさに影響しない問題も報告される可能性があります。すべての問題について修正が必要かどうかを検討することをお勧めします。
レポートには、ルールチェックごとに次のいずれかのステータスが表示されます。
完全チェック/アクセシビリティチェックに加えて、Acrobat には PDF のアクセシビリティをチェックするための他の方法も用意されています。
完全チェック/アクセシビリティチェックの実行後に不合格の項目を修正するには、アクセシビリティチェッカーパネルでその項目を右クリックするか(Windows)、Control キーを押しながらクリックします(Mac OS)。コンテキストメニューから、次のいずれかのオプションを選択します。
修正:
Acrobat が自動で項目を修正するか、手動で修正するように指示するダイアログボックスが表示されます。
ルールをスキップ:
この文書の今後のチェックで使用されるアクセシビリティチェッカーのオプションダイアログボックスで、この項目の選択を解除し、この項目のステータスを「スキップ」に変更します。
説明:
オンラインヘルプを開きます。ヘルプでは、アクセシビリティの問題に関する詳細を確認できます。
再チェック:
すべての項目について、チェッカーを再実行します。項目を 1 つ以上変更した後は、このオプションを選択します。
レポートを表示:
不合格のチェック項目を修正するヒントへのリンクを含むレポートを表示します。
オプション:
アクセシビリティチェッカーのオプションダイアログボックスが開き、実行するチェックを指定できます。
文書の作成者は、アクセシブルな PDF のどの部分についてもコピー、印刷、抽出、コメント、編集を許可しないように指定できます。スクリーンリーダーは、音声に変換するために文書のテキストをコピーまたは抽出する機能が必要なので、この設定はスクリーンリーダーの文書の読み上げ機能を制限する可能性があります。
このフラグは、アクセシビリティを許可するセキュリティ設定を有効にする必要があるかどうかをレポートします。
ルールを自動で修正するには、アクセシビリティチェッカーパネルで「アクセシビリティ権限フラグ」を選択します。次に、オプション メニューで「修正」を選択します。
または、アクセシビリティ権限を手動で修正します。
ファイル/プロパティ/セキュリティを選択します。
「セキュリティ方法」ドロップダウンリストから「セキュリティなし」を選択します。
「OK」をクリックして文書のプロパティダイアログボックスを閉じます。
信頼できるエージェントとしてアドビに登録されている支援テクノロジー製品は、別の支援テクノロジー製品からはアクセスできない PDF でも読み上げることができます。Acrobat は、スクリーンリーダーまたはその他の製品が信頼できるエージェントであることを認識し、アクセシビリティのために、コンテンツへのアクセスを制限している通常のセキュリティ設定を上書きします。ただし、セキュリティ設定は、印刷、コピー、抽出、コメント追加、テキスト編集の防止など、他のすべての目的に対して有効です。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.1.1 非テキストコンテンツ(レベル A)、4.1.2 名前、役割、値
アクセシブルでない非テキストコンテンツが文書に含まれているかどうかをレポートします。文書にテキストが含まれていてもフォントが含まれてない場合は、画像のみの PDF ファイルであると考えらえます。
このルールチェックを自動で修正するには、アクセシビリティチェッカーパネルで「画像のみの PDF」を選択し、オプション メニューから「修正」を選択します。
または、このルールチェックを手動で修正するには、OCRを使用して、スキャンした画像のテキストを認識します。
ツール/スキャンと OCR の順に選択します。
第 2 ツールバーにスキャンツールセットが表示されます。
第 2 ツールバーで、テキスト認識/このファイル内を選択します。
処理するページと文書の言語を選択し、「テキスト認識」をクリックします。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.1.1 非テキストコンテンツ(レベル A)
このルールチェックが不合格になった場合、その文書は正しい読み上げ順序を指定するようにタグ付けされていません。
この項目を自動で修正するには、アクセシビリティチェッカーパネルで「タグ付き PDF」を選択し、「修正」を オプション メニューから選択します 。Acrobat がタグを自動で PDF に追加します。
タグを手動で指定するには、次のいずれかの操作を行います。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性、1.3.2、2.4.1、2.4.4、2.4.5、2.4.6、3.1.2、3.3.2、4.1.2 名前、役割、値
このルールチェックは手動で検証します。タグパネルに表示された読み上げ順序を、文書の読み上げ順序と一致させます。
PDF に文書の言語を設定すると、一部のスクリーンリーダーは適切な言語に切り替えることができます。このチェックでは、PDF にテキストの優先言語が指定されているかどうかを判定します。このチェックが不合格になった場合は、言語を設定します。
この言語を自動で設定するには、アクセシビリティチェッカータブで「優先言語」を選択し、オプション メニューから「修正」を選択します。読み上げ言語を設定ダイアログボックスで言語を選択し、「OK」をクリックします。
言語を手動で設定するには、次のいずれかの操作を行います。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:ページの言語(レベル A)
Acrobat アプリケーションのタイトルバーにタイトルがあるかどうかをレポートします。
タイトルを自動で修正するには、「アクセシビリティチェッカー」タブで「タイトル」を選択し、オプション  メニューから「修正」を選択します。概要ダイアログボックスで文書のタイトルを入力します(必要に応じて「変更しない」の選択を解除します)。
または、タイトルを手動で修正します。
ファイル/プロパティ/概要を選択します。
「タイトル」テキストボックスにタイトルを入力します。
「開き方」をクリックし、「表示」ドロップダウンリストから「文書のタイトル」を選択します。
「OK」をクリックして、概要ダイアログボックスを閉じます。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:2.4 ページタイトル(レベル A)
このチェックでは、21 ページ以上あり、文書構造に対応しているしおりがない文書が不合格になります。
文書にしおりを追加するには、アクセシビリティチェッカーパネルで「しおり」を選択し、オプション メニューから「修正」を選択します。ストラクチャエレメントダイアログボックスで、しおりとして使用するエレメントを選択して「OK」をクリックします(ストラクチャエレメントダイアログボックスには、「しおり」タブでオプションメニューをクリックし、「ストラクチャから新規しおり作成」コマンドを選択してアクセスすることもできます)。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:2.4.1 ブロックスキップ(レベル A)、2.4.5 複数の到達手段(レベル AA)
このチェックが不合格になった場合、色覚障害のあるユーザーにとってアクセシブルでないコンテンツが文書に含まれている可能性があります。
この問題を修正するには、文書のコンテンツを、WCAG セクション 1.4.3 のガイドラインに従って変更します。または、PDF ビューアでハイコントラスト色を使用するという推奨事項に従います。
編集/環境設定(Windows)または Acrobat/環境設定(Mac OS)を選択します。
「アクセシビリティ」をクリックします。
「カラーの表示を調整」を選択して、「ハイコントラスト色を使用」を選択します。ドロップダウンリストから色の組み合わせを選択し、「OK」をクリックします。
このチェックは、文書のすべてのコンテンツがタグ付きかどうかをレポートします。文書内のすべてのコンテンツをタグツリーに含めるか、ページ装飾としてマークします。
このルールチェックを修正するには、次のいずれかの操作を行います。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.1.1 非テキストコンテンツ(レベル A)、1.3.1 情報および関係性(レベル A)、1.3.2 意味のある順序(レベル A)、2.4.4 文脈におけるリンクの目的(レベル A)、3.1.2 部分的に用いられている言語(レベル AA)、4.1.2 名前、役割、値
このルールは、すべての注釈がタグ付きかどうかをチェックします。コメントや編集上のマーク(挿入やハイライト)などの注釈をタグツリーに含めるか、ページ装飾としてマークします。
Acrobat で注釈の作成時に自動的にタグを割り当てるには、タグパネルのオプションメニューから「注釈作成時にタグを作成」を選択します。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)、4.1.2 名前、役割、値
PDF 内の移動にはタブがよく使用されるので、タブの順序は文書構造に対応している必要があります。
タブの順序を自動で修正するには、アクセシビリティチェッカーパネルで「タブの順序」を選択し、オプション メニューから「修正」を選択します。
リンク、フォームフィールド、コメント、およびその他の注釈に関してタブの順序を手動で修正するには、以下の操作を行います。
ナビゲーションパネルで「ページサムネール」をクリックします。
ページサムネールをクリックし、オプション メニューから「ページのプロパティ」を選択します。
ページのプロパティダイアログボックスで「タブの順序」を選択します。「文書構造を使用」を選択し、「OK」をクリックします。
文書内のすべてのサムネールに対して、この手順を繰り返します。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:2.4.3 フォーカス順序(レベル A)
文字エンコーディングを指定すると、ユーザーが読み取れるテキストが PDF ビューアに表示されます。ただし、 文字エンコーディング の一部の問題は、Acrobat では修正できません。
適切なエンコーディングを指定するには、次の操作を行います。
WCAG は Unicode 文字のマッピングについて規定していません。
このルールは、すべてのマルチメディアオブジェクトがタグ付きかどうかをチェックします。コンテンツをタグツリーに含めるか、ページ装飾としてマークします。
コンテンツパネルを開き、ページ装飾としてマークするコンテンツを右クリックするか(Windows)、Control キーを押しながらクリックします(Mac OS)。コンテキストメニューから「ページ装飾を作成」を選択します(コンテンツパネルを表示するには、表示/表示切り替え/ナビゲーションパネル/コンテンツを選択します)。
ツール/アクセシビリティ/読み上げ順序を選択して、コンテンツにタグ付けします。コンテンツを選択して、必要に応じてタグを適用します。
タグ パネルを使用して、タグを割り当てます。タグツリーでエレメントを右クリックするか(Windows)、Control キーを押しながらクリックして(Mac OS)、「選択範囲からタグを作成」を選択します。(タグパネルを表示するには、表示/表示切り替え/ナビゲーションパネル/タグを選択します)。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.1.1 非テキストコンテンツ(A)、1.2.1 収録済みの音声しか含まないメディアおよび収録済みの映像しか含まないメディア(A)、1.2.2 収録済みのキャプション(A)、1.2.3 収録済みの音声ガイドまたはメディアの代替(A)、1.2.5 収録済みの音声ガイド(レベル AA)
アニメーションやスクリプトなど、画面のちらつきを発生させる要素は、光過敏性てんかんのあるユーザーが発作を起こす原因となる可能性があります。これらの要素は、拡大した画面を見えにくくするという特徴もあります。
画面のちらつきルールに不合格の場合、画面のちらつきの原因となるスクリプトやコンテンツを手動で削除または変更します。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.1.1 非テキストコンテンツ(A)、1.2.1 収録済みの音声しか含まないメディアおよび収録済みの映像しか含まないメディア(A)、1.2.2 収録済みのキャプション(A)、1.2.3 収録済みの音声ガイドまたはメディアの代替(A)、2.3.1 3 回の閃光またはしきい値以下(レベル A)
コンテンツと機能が両方とも支援テクノロジーにアクセシブルでない限り、コンテンツはスクリプト依存になりません。スクリプトが、キーボードナビゲーションに悪影響を及ぼしたり、入力デバイスの使用を妨げたりすることのないようにしてください。
スクリプトは手動でチェックします。アクセシビリティを低下させるスクリプトやコンテンツは、削除または変更します。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.1.1 非テキストコンテンツ(レベル A)、2.2.2 一時停止、停止、非表示(レベル A)、4.1.2 名前、役割、値
このルールチェックは、JavaScript のフォームを含む文書に適用します。このルールチェックが不合格になった場合は、そのページが時間制限のある応答を必要としないようにします。ユーザーに時間制限のある応答を強要するスクリプトは編集するか削除して、ユーザーがコンテンツを読んだり使用するときの時間を十分確保できるようにします。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:2.2.1 調整可能な制限時間(レベル A)
スクリーンリーダーがアクセスできる URL にするには、PDF で適切にタグ付けされたアクティブリンクにする必要があります(アクセシブルなリンクを作成する最も良い方法は、「リンクを作成」コマンドを使用することです。このコマンドは、スクリーンリーダーがリンクを認識するために必要な 3 つのリンクすべてを追加します)。ナビゲーションリンクを繰り返し使用せず、また、複数回表示されるリンクをユーザーがスキップする方法を提供するようにします。
このルールチェックが不合格になった場合は、ナビゲーションリンクを手動でチェックして、コンテンツに含まれるリンクが多すぎないようにします。また、複数回表示される項目をユーザーがスキップする方法も提供します。例えば、文書の各ページに同じリンクが出現する場合は、「ナビゲーションをスキップ」リンクも含めるようにします。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:2.4.1 ブロックスキップ(レベル A)
アクセシブルな PDF では、すべてのフォームフィールドはタグ付けされ、文書構造の一部になっています。さらに、フォームフィールドのツールヒントプロパティを使用して、情報や操作方法をユーザーに提供できます。
タグ付きフォームフィールドを追加するには、ツール/アクセシビリティ/自動タグフォームフィールドを選択します。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)、4.1.2 名前、役割、値
アクセシビリティを確保するため、すべてのフォームフィールドにテキストによる説明(ツールヒント)が必要です。
フォームフィールドにテキストによる説明を追加するには、以下の操作を行います。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)、3.3.2 ラベルまたは説明文(レベル A)、4.1.2 名前、役割、値
文書内の画像に代替テキストを含めるか、ページ装飾としてマークします。
このルールチェックが不合格になった場合、次のいずれかの操作を行います。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.1.1 非テキストコンテンツ(レベル A)
スクリーンリーダーは、ネストされたエレメントの代替テキストを読み取りません。したがって、ネストされたエレメントには代替テキストを適用しないでください。
ネストされたエレメントから代替テキストを削除するには、次の操作を行います。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.1.1 非テキストコンテンツ(レベル A)
代替テキストが、常にページ上のコンテンツの代替表現となっているようにします。エレメントに代替テキストがあってもページコンテンツがない場合に、どのページのものかを識別する方法はありません。読み上げ環境設定で、スクリーンリーダーオプションが文書全体を読み上げるように設定されていない場合、代替テキストはスクリーンリーダーで読み上げられません。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.1.1 非テキストコンテンツ(レベル A)
代替テキストで注釈を隠すことはできません。注釈が、代替テキストを持つ親エレメントの下でネスト化されている場合、スクリーンリーダーでは認識されません。
ネストされたエレメントから代替テキストを削除するには、以下の操作を行います。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)、4.1.2 名前、役割、値
このレポートでは、代替テキストを必要とする図以外のコンテンツ(マルチメディア、注釈、3D モデルなど)のチェック結果を表示します。代替テキストが、常にページ上のコンテンツの代替表現となっているようにします。要素に代替テキストがあってもページコンテンツがない場合に、どのページのものかを識別する方法はありません。読み上げ環境設定で、スクリーンリーダーオプションが文書全体を読み上げるように設定されていない場合、代替テキストはスクリーンリーダーで読み上げられません。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.1.1 非テキストコンテンツ(レベル A)
テーブル構造は複雑なので、アクセシビリティを手動でチェックすることを推奨します。
このルールは、テーブルの各 TR が、Table、THead、TBody、または TFoot の子であるかどうかをチェックします。
「タグパネルでの表のタグの修正」を参照してください。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)
適切なテーブル構造では、TH および TD は TR の子です。
「タグパネルでの表のタグの修正」を参照してください。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)
アクセシビリティを確保するため、PDF 内のすべての表には、ヘッダーが必要です。
「タグパネルでの表のタグの修正」を参照してください。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)
アクセシブルなテーブルでは、各行に同じ数の列と、各列に同じ数の行が含まれている必要があります。
「タグパネルでの表のタグの修正」を参照してください。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)
テーブルサマリは オプションですが、 アクセシビリティを向上させます。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)
このチェックは、各箇条書き項目(LI)が、箇条書き(L)の子であるかどうかをチェックします。このルールチェックが不合格になった場合、箇条書きの構造が正しくありません。箇条書き構造では、箇条書き要素に、箇条書き項目要素が含まれている必要があります。また、箇条書き項目要素に含めることができるのは、ラベル要素と箇条書きボディ要素だけです。
箇条書き構造を修正するには、以下の操作を行います。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)
箇条書き構造では、箇条書き要素に、箇条書き項目要素が含まれている必要があります。また、箇条書き項目要素に含めることができるのは、ラベル要素と箇条書きボディ要素だけです。このルールチェックが不合格になった場合、箇条書きの構造が正しくありません。
箇条書き構造を修正するには、以下の操作を行います。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:1.3.1 情報および関係性(レベル A)
このルールは、ネストされた見出しをチェックします。このチェックが不合格になった場合、見出しは適切にネストされていません。
箇条書き構造を修正するには、以下の操作を行います。
WCAG の次の関連セクションを参照してください:2.4.6 見出しおよびラベル(レベル AA)。見出しの順序は WCAG で要求されているものではなく、推奨事項です。