Adobe セキュリティ速報

Adobe Premiere Pro に関するセキュリティアップデート公開 | APSB21-56

情報 ID

公開日

優先度

ASPB21-56

2021 年 7 月 20 日

3

要約

Windows 版および macOS 版の Adobe Premiere Pro に関するアップデートが公開されました。 このアップデートはクリティカルな脆弱性に対処します。この脆弱性が悪用されると、現在のユーザーのコンテキストで任意のコード実行の原因になりかねません。 

対象のバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Adobe Premiere Pro 

15.2 以前のバージョン

Windows

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、Creative Cloud デスクトップアプリケーションの更新メカニズムを使用してインストールを最新バージョンにアップデートすることを推奨します。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度評価

入手方法

Adobe Premiere Pro

15.4

Windows および macOS

3

マネージド環境の場合、IT 管理者はアドミンコンソールを使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVSS base score 

CVE 番号

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス

CWE-788

任意のコード実行 

クリティカル

7.3

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2021-35997

謝辞

これらの問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた Topsec Alpha Team (yjdfy)の CQY 氏に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。 

更新履歴

2021 年 7 月 29 日:CVE-2021-35997 の CVSS ベーススコアと CVSS ベクターを更新


詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.html を参照するか、PSIRT@adobe.com 宛てに電子メールでお問い合わせください。

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