Adobe セキュリティ速報

Adobe Media Encoder に関するセキュリティアップデート公開 | APSB21-70

情報 ID

公開日

優先度

APSB21-70

2021 年 8 月 17 日    

3

要約

Adobe Media Encoder に関するアップデートが公開されました。  このアップデートは、現在のユーザーのコンテキストで任意のコード実行の原因になりかねないクリティカルな脆弱性を解決します。                       

対象のバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Adobe Media Encoder

15.4 以前のバージョン

Windows  および macOS

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、Creative Cloud デスクトップアプリケーションの更新メカニズムを使用してインストールを最新バージョンにアップデートすることを推奨します。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度

Adobe Media Encoder

15.4.1

Windows および macOS

3

マネージド環境の場合、IT 管理者はアドミンコンソールを使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVSS 基本スコア 

CVE 番号

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス

CWE-788

任意のコード実行 

クリティカル   

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2021-36070

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス

CWE-788

任意のコード実行 

クリティカル   

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2021-46818

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス

CWE-788

任意のコード実行 

クリティカル   

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2021-46817

謝辞

一連の問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた Topsec Alpha Team(yjdfy)の CQY 氏にアドビより厚く御礼を申し上げます。

更新履歴

2022 年 6 月 9 日:CVE 番号を CVE-2021-46818 と CVE-2021-46817 に変更

2022 年 5 月 10 日:影響を受けるバージョンとプラットフォームを改訂。


詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.htmlを参照するか、PSIRT@adobe.com
宛てに電子メールでお問い合わせください。

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