Adobe セキュリティ情報

Adobe Media Encoder に関するセキュリティアップデート公開 | APSB19-52

情報 ID

公開日

優先度

APSB19-52

2019 年 11 月 12 日

3

要約

Adobe Media Encoder に関するアップデートが公開されました。このアップデートでは、ファイルの解析処理のクリティカルな脆弱性、および複数の重要な脆弱性が解決されます。この脆弱性が悪用されると、現在のユーザーのコンテキストで情報漏えいの原因になりかねません。

影響を受けるバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Adobe Media Encoder

13.1

Windows および macOS

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、Creative Cloud デスクトップアプリケーションの更新メカニズムを使用してインストールを最新バージョンにアップデートすることを推奨します。  詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度

Adobe Media Encoder

14.0

Windows および macOS

3

マネージド環境の場合、IT 管理者はアドミンコンソールを使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVE 番号

境界を越えた読み取り 

情報漏えい

重要

CVE-2019-8241

境界を越えた読み取り 

情報漏えい

重要

CVE-2019-8242

境界を越えた読み取り 

情報漏えい

重要

CVE-2019-8243

境界を越えた読み取り 

情報漏えい

重要

CVE-2019-8244

境界を越えた書き込み

任意のコード実行 

クリティカル

CVE-2019-8246

謝辞

この問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の個人および組織の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

  • Trend Micro Zero Day Initiative の Mat Powell 氏(CVE-2019-8241、CVE-2019-8243、CVE-2019-8244) 

  • Trend Micro Zero Day Initiative と Francis Provencher 氏による協力(CVE-2019-8242)

  • Qihoo 360 Core Security の Wen Guang Jiao 氏(CVE-2019-8246) 

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