Adobe セキュリティ速報

Adobe Illustrator に関するセキュリティアップデート公開 | APSB22-07

情報 ID

公開日

優先度

ASPB22-07

2022 年 2 月 8 日

3

要約

Adobe Illustrator 2022 および Adobe Illustrator 2021  のセキュリティアップデートが公開されました。このアップデートは、権限昇格、アプリケーションのサービス拒否、メモリリークの原因になりかねないクリティカル重要中度の脆弱性を解決します。   
             

対象のバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Illustrator 2022

26.0.2 以前のバージョン 
 

Windows および macOS

Illustrator 2021

25.4.3 以前のバージョン 

Windows および macOS

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、Creative Cloud デスクトップアプリケーションの更新メカニズムを使用してインストールを最新バージョンにアップデートすることを推奨します。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度

入手方法

Illustrator 2022    

26.0.3

Windows および macOS

3

Illustrator 2021    

25.4.4

Windows および macOS

3

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVSS 基本スコア 

CVE 番号

領域外メモリーへの書き出し(CWE-787)

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2022-23186

NULL ポインター逆参照(CWE-476

アプリケーションのサービス拒否

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H

CVE-2022-23189

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス(CWE-788

メモリリーク

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N

CVE-2022-23190

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス(CWE-788

メモリリーク

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N

CVE-2022-23191

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス(CWE-788

メモリリーク

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N

CVE-2022-23192

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス(CWE-788

メモリリーク

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N

CVE-2022-23193

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス(CWE-788

メモリリーク

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N

CVE-2022-23194

バッファ終了後のメモリの場所へのアクセス(CWE-788

メモリリーク

重要

5.5

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N

CVE-2022-23195

領域外メモリー参照(CWE-125

メモリリーク

中度

3.3

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:N/A:N

CVE-2022-23196

領域外メモリー参照(CWE-125

メモリリーク

中度

3.3

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:L/I:N/A:N

CVE-2022-23197

NULL ポインター逆参照(CWE-476

アプリケーションのサービス拒否

中度

3.3

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:L

CVE-2022-23198

NULL ポインター逆参照(CWE-476

アプリケーションのサービス拒否

中度

3.3

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:L

CVE-2022-23199

バッファオーバーフロー(CWE-120

任意のコード実行

クリティカル

7.8

CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

CVE-2022-23188

謝辞

一連の問題を報告し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の研究者の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

Fortinet の FortiGuard Labs の Yonghui Han 氏(CVE-2022-23198、CVE-2022-23197、CVE-2022-23196、CVE-2022-23189、CVE-2022-23199、CVE-2022-23186)

Fortinet の FortiGuard Labs の Kushal Arvind Shah 氏(CVE-2022-23195、CVE-2022-23194、CVE-2022-23193、CVE-2022-23192、CVE-2022-23191、CVE-2022-23190、CVE-2022-23188)








 




 

 


詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.htmlを参照するか、PSIRT@adobe.com
宛てに電子メールでお問い合わせください。

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