Adobe セキュリティ速報

Adobe Experience Manager に関するセキュリティアップデート公開 | APSB23-43

情報 ID

公開日

優先度

APSB23-43

2023 年 9 月 12 日

3

要約

Adobe Experience Manager (AEM)を対象としたアップデートが公開されました。これらのアップデートは重要と評価された脆弱性を解決します。  これらの脆弱性が不正に利用されると、任意のコードが実行される可能性があります。

対象の製品バージョン

製品名 バージョン プラットフォーム
Adobe Experience Manager(AEM)
AEM Cloud Service(CS)
すべて
6.5.17.0 以前のバージョン 
すべて

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、対象製品をご利用のお客様に最新バージョンへのアップグレードを推奨します。

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度

入手方法

Adobe Experience Manager(AEM)
AEM Cloud Service リリース 2023.8
すべて 3 リリースノート
6.5.18.0
すべて

3

AEM 6.5 Service Pack リリースノート
注意:

Adobe Experience Manager の Cloud Service をご利用のお客様には、新機能のほか、セキュリティや機能性のバグ修正を含むアップデートが自動的に配信されます。

注意:
注意:

AEM バージョン 6.4、6.3 および 6.2 のサポートについては、アドビカスタマケアにお問い合わせください。

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVSS 基本スコア 

CVE 番号 

クロスサイトスクリプティング (Reflected XSS)(CWE-79

任意のコード実行

重要

5.4

CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N

CVE-2023-38214

クロスサイトスクリプティング (Reflected XSS)(CWE-79

任意のコード実行

重要

5.4

CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N

CVE-2023-38215

注意:

Apache httpd をデフォルト以外の設定でプロキシで使用している場合、CVE-2023-25690 の影響を受ける可能性があります。詳しくはこちらをご覧ください: https://httpd.apache.org/security/vulnerabilities_24.html

謝辞

一連の問題を報告し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。 

  • Jim Green 氏(green-jam) -- CVE-2023-38214、CVE-2023-38215

注:アドビは、HackerOne と非公開で招待制のバグバウンティープログラムを実施しています。アドビの外部セキュリティリサーチャーとして働くことに興味がある方は、次のステップをお知らせしますので、このフォームにご記入ください。


詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.html を参照するか、PSIRT@adobe.com 宛てに電子メールでお問い合わせください。

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