情報 ID
Adobe Experience Manager に関するセキュリティアップデート公開 | APSB22-40
|
公開日 |
優先度 |
---|---|---|
APSB22-40 |
2022 年 9 月 13 日 |
3 |
要約
Adobe Experience Manager (AEM)を対象としたアップデートが公開されました。これらのアップデートは重要と評価された脆弱性を解決します。 これらの脆弱性が悪用されると、任意のコード実行、セキュリティ機能のバイパスが発生する恐れがあります。
対象の製品バージョン
製品名 | バージョン | プラットフォーム |
---|---|---|
Adobe Experience Manager(AEM) |
AEM Cloud Service (CS) |
すべて |
6.5.13.0 以前のバージョン |
すべて |
解決策
アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、対象製品をご利用のお客様に最新バージョンへのアップグレードを推奨します。
製品名 |
バージョン |
プラットフォーム |
優先度 |
入手方法 |
---|---|---|---|---|
Adobe Experience Manager(AEM) |
AEM Cloud Service (CS) |
すべて | 3 | リリースノート |
6.5.14.0 |
すべて |
3 |
AEM 6.5 Service Pack リリースノート |
Adobe Experience Manager の Cloud Service をご利用のお客様には、新機能のほか、セキュリティや機能性のバグ修正を含むアップデートが自動的に配信されます。
AEM バージョン 6.4、6.3 および 6.2 のサポートについては、アドビカスタマケアにお問い合わせください。
脆弱性に関する詳細
脆弱性のカテゴリー |
脆弱性の影響 |
深刻度 |
CVSS 基本スコア |
CVE 番号 |
|
---|---|---|---|---|---|
クロスサイトスクリプティング(XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-30677 |
クロスサイトスクリプティング(XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-30678 |
クロスサイトスクリプティング(XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-30680 |
クロスサイトスクリプティング (保存済み XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-30681 |
クロスサイトスクリプティング (保存済み XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
6.4 |
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-30682 |
安全な設計原則への違反 (CWE-657) |
セキュリティ機能のバイパス |
重要 |
5.3 |
CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N |
CVE-2022-30683 |
クロスサイトスクリプティング (Reflected XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-30684 |
クロスサイトスクリプティング (Reflected XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-30685 |
クロスサイトスクリプティング (Reflected XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-30686 |
クロスサイトスクリプティング (Reflected XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-35664 |
クロスサイトスクリプティング (Reflected XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-34218 |
クロスサイトスクリプティング (Reflected XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-38438 |
クロスサイトスクリプティング (Reflected XSS) (CWE-79) |
任意のコード実行 |
重要 |
5.4 |
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N |
CVE-2022-38439 |
依存関係の更新
依存関係 |
脆弱性の影響 |
対象のバージョン |
xmlgraphics |
権限昇格 | AEM CS AEM 6.5.9.0 以前 |
ionetty |
権限昇格 | AEM CS AEM 6.5.9.0 以前 |
謝辞
一連の問題を報告し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。
Jim Green 氏(green-jam) --CVE-2022-30677、CVE-2022-30678、CVE-2022-30680、CVE-2022-30681、CVE-2022-30682、CVE-2022-30683、CVE-2022-30684、CVE-2022-30685、CVE-2022-30686、CVE-2022-35664、CVE-2022-34218、CVE-2022-38438、CVE-2022-38439
更新履歴
2021 年 12 月 14 日:CVE-2021-43762 の謝辞を更新しました
2021 年 12 月 16 日:情報の優先度を 2 に修正しました
2021 年 12 月 29 日:CVE-2021-40722 に対する謝辞を更新
詳しくは、https://helpx.adobe.com/jp/security.html を参照するか、PSIRT@adobe.com 宛てに電子メールでお問い合わせください。