Adobe セキュリティ情報

セキュリティアップデート: ColdFusion 用ホットフィックス公開

リリース日: 2016 年 8 月 30 日

最終更新日: 2016 年 9 月 1 日

脆弱性識別番号: APSB16-30

優先度: 1

CVE番号: CVE-2016-4264

プラットフォーム:すべて

概要

ColdFusion バージョン 10 および 11 用のセキュリティホットフィックスが公開されました。これらのアップデートは、情報漏えいの原因になりかねない、重大な脆弱性を解消します(CVE-2016-4264)。

ご利用のお客様には、以下の「解決方法」の指示に従い、適切なホットフィックスを適用することを推奨します。

対象のバージョン

製品名 対象のバージョン プラットフォーム
ColdFusion 11 アップデート 9 とそれ以前のバージョン すべて
ColdFusion 10 アップデート 20 とそれ以前のバージョン すべて

注意:ColdFusion 2016 リリースは CVE-2016-4264 の対象ではありません。 

解決方法

アドビは、このホットフィックスの優先度を次のように評価し、対象製品をご利用のお客様に最新バージョンへのアップデートを推奨します。

製品名 Hotfixバージョン プラットフォーム 優先度評価 入手方法
ColdFusion 11 アップデート10 すべて
1 テクニカルノート
ColdFusion 10 アップデート21 すべて 1 テクニカルノート

影響を受けるバージョンのColdFusionをご利用のお客様には、次のテクニカルノートの手順に従ってアップデートを適用することを推奨します。関連する技術ノート:

また、ColdFusion セキュリティページに記載のセキュリティ設定を適用するとともに、該当するロックダウンガイドを参照することを推奨します。

脆弱性に関する詳細

これらのホットフィックスは、情報漏洩の原因になりかねない、細工された XML エンティティの解析に関連する問題を解決します(CVE-2016-4264)。

謝辞

この問題(CVE-2016-4264)を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた http://legalhackers.com の Dawid Golunski 氏にアドビより厚く御礼を申し上げます。

更新履歴

2016 年 9 月 1 日:アドビでは、9 月 1 日現在、公開 POC コードついて把握しています。これらの修正プログラムの優先度を優先度 2 から優先度 1 に変更しました。アドビの優先度とセキュリティ緊急度の詳細については、こちら(https://helpx.adobe.com/jp/security/severity-ratings.html)を参照してください。      

免責条項

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