Adobe セキュリティ速報

Adobe After Effects に関するセキュリティアップデート公開 | APSB20-35

情報 ID

公開日

優先度

ASPB20-35

2020 年 6 月 16 日      

3

要約

Windows 版および macOS 版の Adobe After Effects に関するアップデートが公開されました。 このアップデートはクリティカルな脆弱性に対応しています。この脆弱性が悪用されると、現在のユーザーのコンテキストで任意のコード実行の原因になりかねません。

対象のバージョン

製品名

バージョン

プラットフォーム

Adobe After Effects

17.1 とそれ以前のバージョン

Windows および macOS

解決策

アドビは、これらのアップデートを次の優先度評価に分類しており、Creative Cloud デスクトップアプリケーションの更新メカニズムを使用してインストールを最新バージョンにアップデートすることを推奨します。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

製品名

バージョン

プラットフォーム

優先度評価

入手方法

Adobe After Effects

17.1.1

Windows および macOS

3

マネージド環境の場合、IT 管理者はアドミンコンソールを使用してエンドユーザーに Creative Cloud アプリケーションをデプロイできます。詳細については、こちらのヘルプページを参照してください。

脆弱性に関する詳細

脆弱性のカテゴリー

脆弱性の影響

深刻度

CVE 番号

領域外メモリー参照

任意のコード実行     

クリティカル  

CVE-2020-9661

境界を越えた書き込み

任意のコード実行     

クリティカル  

CVE-2020-9660

CVE-2020-9662

ヒープオーバーフロー

任意のコード実行     

クリティカル  

CVE-2020-9637

CVE-2020-9638

謝辞

一連の問題を指摘し、ユーザーの保護にご協力いただいた以下の個人および組織の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。    

  • Fortinet's FortiGuard Labs の Honggang Ren 様(CVE-2020-9637、CVE-2020-9638)
  • Trend Micro Zero Day Initiative の Mat Powell 氏(CVE-2020-9660、CVE-2020-9661、CVE-2020-9662)

更新履歴

2022 年 5 月 10 日:影響を受けるバージョンとプラットフォームを改訂。

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