ドキュメントから Creative Cloud ライブラリにテキストを追加し、他のユーザーやアプリケーションと共有できます。ライブラリのアセットテキストは、テキストに適用された文字スタイル、段落スタイルおよびその他の属性を保持します。Illustrator または InDesign のドキュメントでライブラリのテキストアセットを再利用することができます。詳しくは、Creative Cloud ライブラリ - アセットを同期、共有して共同作業するを参照してください。
Creative Cloud ライブラリのテキストアセットを使用する場合、そのレンダリングと構成は、テキストアセットを使用するアプリケーションによって実行されます。例えば、InDesign から Creative Cloud ライブラリに追加したテキストアセットを Illustrator で使用する場合、テキストの構成は Illustrator によって実行されます。したがって、一部の構成が異なることがあります。InDesign で適用された機能と完全に同じ機能が適用されたテキストが取得されます。InDesign の何らかの機能が Illustrator で不足している場合、Illustratorでは、その機能が削除されるか、レンダリングされません。
InDesign の共有テキストアセットをグラフィックアセットとして Illustrator に追加することで、見た目を同じにすることができます。テキストアセットをグラフィックとして追加するには、Ctrl キーを押しながらアセットを追加します。
Illustrator での InDesign のテキストアセット:レンディションの違いの例
InDesign で作成したテキストアセットを Illustrator で使用した場合、機能と属性が InDesign と Illustrator でどのようにレンダリングされるかの例を次に示します。
下線
InDesign には、Illustrator よりも多い下線オプションがあり、Illustrator で使用できないオプションは、Illustrator でのテキストアセットの使用時には失われます。
箇条書きの記号や自動番号
箇条書きの記号と自動番号は Illustrator ではサポートされていないので、これらの属性は、Illustrator でのテキストアセットの使用時には失われます。
表
表は Illustrator ではサポートされていないため、この機能は、Illustrator でのテキストアセットの使用時には失われます。
脚注
脚注は Illustrator ではサポートされていないため、この機能は、Illustrator でのテキストアセットの使用時には失われます。
Illustrator での InDesign のテキストアセット:レンディションの違いの例(日本語のみ)
InDesign のテキストアセットを Illustrator で使用すると、次の機能は失われます。
機能
- ルビ
- 圏点
- 斜体
- 数値の文字列処理
- 一部の文字組みプリセット
- 一部の禁則プリセット