ローカルパス:ローカルファイルシステムリソースのパスを参照するか、手動で入力します。
ColdFusion Builder の包括的なサーバー管理機能を使用すると、1 つのサーバービューから、ColdFusion サーバーの起動や停止、再起動を実行したり、ColdFusion Administrator やサーバーモニターにアクセスしたりできます。サーバービューの使用方法について詳しくは、「サーバービューの使用」を参照してください。
プロジェクト内のファイルをデバッグしたりプレビューしたりするには、サーバーを追加してプロジェクトに関連付けます。また、ColdFusion Builder に付属する拡張機能をインストールして実行する場合も、サーバーをプロジェクトに関連付けます。サーバーの追加方法について詳しくは、「ColdFusion サーバーの追加」を参照してください。
Web サーバーの用語について
サーバーをセットアップして管理する前に、以下のトピックに目を通して、マニュアルで使用されている Web サーバーの用語と概念について理解しておいてください。
Web サーバーの詳細と、Web サーバーを ColdFusion で使用できるように設定する方法について詳しくは、『ColdFusion の設定と管理』の Web サーバーの管理を参照してください。
ドキュメントルート
ドキュメントルートという用語は、Web サーバーから Web ページを提供するときに使用されるファイルシステムディレクトリを指します。この用語はサーバーの種類によって異なる場合がありますが、大部分の Web サーバーには同じ概念が当てはまります。
URL 接頭辞
URL 接頭辞は、ローカルファイルシステムのリソースを URL にマップします。
ColdFusion Builder では、Web ルートまたはドキュメントルートの外にあるプロジェクトをプレビューまたはデバッグする場合に、URL 接頭辞を使用します。
URL 接頭辞は、サーバーの作成時に指定することも、既存サーバーの設定を編集して指定することもできます。詳細については、「URL 接頭辞」を参照してください。
既存のプロジェクトまたはフォルダーに対する URL 接頭辞を指定することもできます。詳細については、「URL 接頭辞の設定」を参照してください。
使用例
「Project1」という名前のプロジェクトがあります。Project1 は、server1 に対して設定されています。server1 のドキュメントルートは C:¥server1¥MyDocs にあり、URL は http://www.example1.com です。Project1 の中には「 xyz 」という名前のリンクフォルダーがあります。フォルダー xyz は server2 のドキュメントルート C:¥server2¥MyDocs にリンクされており、このフォルダーにアクセスするための URL は http://www.example2.com です。リンクフォルダー xyz 内のすべてのファイルを ColdFusion Builder でプレビューしたいとしましょう。このシナリオでは、リンクフォルダー xyz 内のファイルをプレビューするには、URL 接頭辞を作成します。URL 接頭辞を作成するには、次の情報を指定します。
- 絶対パス:C:¥server2¥MyDocs¥
- フォルダー xyz にアクセスするための URL:http://www.example2.com
仮想ホスト
仮想ホストという用語は、単一の Web サーバー上で複数の Web サイト(ドメイン名)をホストする方法を指します。複数の Web サイトは、識別可能なホスト名によって区別されます。例えば、単一の IP アドレスで www.example1.com、www.example2.com、および www.example3.com という Web サイトを運用できます。
ColdFusion Builder の場合は、単一の ColdFusion サーバーを使用して、IIS や Apache などの外部 Web サーバー上の仮想ホストとして設定された複数の Web サイトを運用できます。
Web サーバーで仮想ホストを設定する方法については、各 Web サーバーのマニュアルを参照してください。
プロジェクトを仮想ホストに関連付けると、ColdFusion Builder の機能(プレビュー、デバッグ、コンテンツアシスト、拡張機能の作成など)が、プロジェクト内のすべてのフォルダーとサブフォルダーに適用されます。
仮想ディレクトリ
仮想ディレクトリという用語は、ドキュメントルートに物理的には含まれていないものの、サーバー URL を通じてアクセス可能なフォルダーを指します。仮想ディレクトリを作成するには、フォルダーのパスのエイリアスを URL で指定します。エイリアス名は、フォルダー内のリソースにアクセスするために使用されます。
Web サイト(www.example.com)のドキュメントルートが c:¥xyz¥docs であり、Web サイトにコンテンツを提供するフォルダーが d:¥abc¥content にあるとします。その場合は、このフォルダーのエイリアスを content という名前で定義します。これにより、/http://www.example.com/content/ という URL を使用して、Web サイトにアクセスできるようになります。
ColdFusion サーバーの追加
ColdFusion Builder ワークスペース内に作成したプロジェクトやアプリケーションをテストするには、ColdFusion サーバーを追加します。この ColdFusion サーバーは、本稼動サーバーにデプロイする前にアプリケーションをテストして実行するための開発サーバーとして使用できます。ローカルとリモート両方の ColdFusion サーバーを追加できます。
ローカルサーバーの追加
サーバービューで、次のいずれかの操作を行います。
- 右クリックして「サーバーの追加」を選択します。
- をクリックします。
新規 ColdFusion サーバーセットアップウィザードで次の情報を入力します。
一般設定
- サーバー名:ColdFusion サーバーの名前。
- 説明:(オプション)サーバーの説明。
アプリケーションサーバー:ドロップダウンリストを選択して「JRun」を選択するか、「その他」を選択して JRun 以外 の サーバーを設定します。
ColdFusion Builder 内で JRun 以外のサーバーを起動、停止または再起動することはできません。
- ホスト名:ColdFusion サーバーホストの名前。例えば、localhost や 127.0.0.1 のように入力します。
- 「ローカル」を選択します。
その他の設定
- Webserver ポート:設定する ColdFusion サーバーインスタンスのポート番号を指定します。ColdFusion サーバーのデフォルトポート番号は 8500 です。
- コンテキストルート:(JRun サーバーを使用する JEE 設定のみに適用)コンテキストルートを入力します。JEE 環境では、1 つのサーバーインスタンス上で、独立した複数の Web アプリケーションを実行できます。したがって、サーバーで動作している JEE Web アプリケーション には それぞれ、コンテキストルート(コンテキストパス)と呼ばれる固有のベース URL があります。
- アプリケーションサーバー名:(JRun サーバーを使用する EE 設定のみに適用)ColdFusion をデプロイする JRun サーバーの名前。
- RDS ユーザー名:(オプション)RDS を使用している場合は、RDS ユーザー名を指定します。
RDS パスワード:(オプション)RDS パスワードを指定します。
RDS パスワードの設定は ColdFusion Administrator でおこないます。同じく ColdFusion Administrator で管理される ColdFusion Administrator パスワードと RDS パスワードを混同しないでください。
- ColdFusion Builder で SSL のサポートを有効にするには、「SSL の有効化」を選択します。Server Manager に登録されているサーバーとの通信には SSL を使用できます。
- ColdFusion Builder を起動または終了するたびに ColdFusion サーバーが自動的に起動または停止されるようにするには、「自動起動」および「自動停止」を選択します。
「次へ」をクリックします。
ローカルサーバーの設定
「ローカルサーバーの設定」タブを選択し、必要に応じて次のローカルサーバー設定を指定します。
- サーバーホーム:(Windows で動作するサーバー設定デプロイメントのみに適用)ColdFusion サーバーのホームディレクトリを参照して選択します。例:C:¥ColdFusion11¥cfusion
- ドキュメントルート:Web ルートの場所を参照して選択します。ColdFusion を IIS などの Web サーバーとともに設定する場合は、Web サーバーのドキュメントルート(c:¥inetpub¥wwwroot など)を選択します。この設定は、ColdFusion Builder でプレビュー、デバッグ、CFC 名の解決を行うために必要です。
- バージョン:(Windows で動作するサーバー設定デプロイメントのみに適用)バージョンドロップダウンリストから ColdFusion サーバーのバージョンを選択します。
- Windows サービス:(Windows で動作するサーバー設定デプロイメントのみに適用)「Windows サービス」オプションは、サーバー設定デプロイメントの場合にのみ使用でき、ColdFusion の JEE 設定デプロイメントでは使用できません。Windows Serviceを使用して ColdFusion サーバーの起動と停止を行う場合は、「Windows のサービスを使用してサーバーを起動または停止する」を選択します。
URL 接頭辞
(オプション)
必ずしも、サーバーの作成時に URL を指定する必要はありません。サーバーを作成した後でも、サーバービューでサーバー設定を編集することで、URL 接頭辞を指定できます。既存のプロジェクトまたはフォルダーに対する URL 接頭辞を指定することもできます。詳細については、「URL 接頭辞の設定」を参照してください。
「URL 接頭辞」タブを選択して、次の情報を入力します。
-
-
URL 接頭辞:URL 接頭辞を入力します。
-
「追加」をクリックします。
仮想ホストの設定
(オプション)
ColdFusion Builder で仮想ホストまたは仮想ディレクトリを指定する場合は、設定済みの Web サーバーで、対応する設定を指定する必要があります。ColdFusion Builder ではこれらの設定は検証されません。そのため、Web サーバーの設定が ColdFusion Builder で指定した内容と異なっていても、ColdFusion Builder はエラーを生成しません。
仮想ホストを設定するには、「仮想ホストの設定」タブを選択して、次のようにします。
-
「新規」をクリックし、「仮想ホストの設定」セクションで次の情報を入力します。
a. 名前:仮想ホストの名前を指定します。例えば、vh1 など。
注意:任意の名前を指定できます。必ずしも Web サーバーで指定した名前でなくてもかまいません。
b. ホスト名:IIS または Apache Web サーバーの設定で指定したとおりの仮想ホスト名。例えば、www.example1.com などです。ColdFusion Builder で仮想ホストを作成した場合、その仮想ホストでは <サーバー名>-<仮想ホスト名> というネーミング規則が使用されます。プロジェクトプロパティのサーバードロップダウンリスト には、 このネーミング規則を使用した仮想ホスト名が表示されます。例えば、ColdFusion サーバー(localhost)で「vh1」という名前の仮想ホストを作成した場合、仮想ホストを識別するために ColdFusion Builder で使用されるネーミング規則は、「localhost-vh1」です。
c. ポート:Web サーバーの仮想ホストに割り当てられたポート。
d. タイプ:ドロップダウンリストから「HTTP」または「HTTPS」を選択します。
e. ドキュメントルート:仮想ホストのホームディレクトリの場所を参照するか、手動で入力します。例えば、Web サイト www.example.com が Apache Web サーバー上の C:¥abc ディレクトリにマップされている場合は、ホームディレクトリとして "C:¥abc" と入力します。
-
(オプション)仮想ディレクトリを作成するには、「仮想ディレクトリ」をクリックして次の情報を入力します。
a. エイリアス:フォルダーパスのエイリアスを指定します。
b. 場所:エイリアスを指定するフォルダーパスを参照するか、手動で入力します。例えば、Web サイト(www.example.com)のドキュメントルートが c:¥abc であり、d:¥xyz¥images でアクセス可能なフォルダー内のイメージを使用する必要があるとします。その場合は、フォルダーパス「d:¥xyz¥images」に対して「images」という名前のエイリアスを定義します。仮想ディレクトリの詳細については、 「仮想 ディレクトリ」を参照してください。
c. 「追加」をクリックします。
d. 「OK」をクリックすると、仮想ディレクトリが仮想ディレクトリの設定テーブルに追加されます。
-
「適用」をクリックします。仮想ホストが仮想ホストテーブルに追加されます。
仮想ホストの設定を変更するには、仮想ホストテーブルから仮想ホストを選択し、設定を変更して、「更新」をクリックします。
仮想ホストの詳細と、ColdFusion Builder での妥当性については、「仮想ホスト」を参照してください。
拡張機能のインストール
ColdFusion Builder に付属する拡張機能をインストールするには、「拡張機能のインストール」を選択します。
-
ColdFusion Web ルートの場所を参照して選択します。
-
拡張機能をインストールする Web ルート内の場所を参照します。拡張機能は、選択した場所の Extensions ディレクトリにインストールされます。
「終了」をクリックすると、ローカルの ColdFusion サーバーインスタンスが作成されます。これらの拡張機能の使用については、拡張機能の使用を参照してください。
バンドルされた ColdFusion サーバーの追加
リモートサーバーの追加
ColdFusion Builder にリモートサーバーを追加する前に、ColdFusion Builder の機能を使用して、リモートインスタンスを開始 / 停止する予定の場合は、次の作業を行います。
リモート ColdFusion サーバーでの Admin サーバーインスタンスの実行
リモートサーバーのバージョンと設定に応じて、次の作業を行います。
サーバーのリモートサーバー(バージョン 7.0.2、8.0.1)
- ファイル AdminServerComponents.zip {CFHome} に解凍します。
次のファイルが {cfhome}/runtime/bin にコピーされます。
- adminstart.bat
- admin_jvm.config
- adminstart.sh
Admin Server インスタンスが {cfhome}/runtime/servers にコピーされます。
- {cfhome}/runtime/bin に移動し、adminstart.bat(Windows の場合)または adminstart.sh(Mac OS の場合)を実行します。
マルチサーバーまたは JEE のリモートサーバー(バージョン 7.0.2、8.0.1)
- AdminServerComponents.zip ファイルから、次のファイルを JRun_Home/bin に解凍します。
- admin_jvm.config
- adminstart.bat(Windows の場合)または adminstart.sh(Mac OS の場合)
- JRun_Home/bin に移動し、adminstart.bat(Windows の場合)または adminstart.sh(Mac OS の場合)を実行します。
サーバー、マルチサーバー、JEE のリモートサーバー(バージョン 9 以上)
ColdFusion 9(バージョン 9 以上)では、 Admin サーバーコンポーネントがデフォルトで付属していて、 Admin サーバーコンポーネントがインストール中に選択された場合は、それが実装されます。
- サーバーの場合は、{cfhome}/runtime/bin に移動して、adminstart スクリプトファイルを実行します。
- ColdFusion 9 以前のマルチサーバー設定の場合は、JRun_Home/bin に移動して、 adminstart スクリプトファイルを実行します。
リモート ColdFusion サーバーのセキュリティプロパティの更新
-
{CFHome}/runtime/lib/security.properties に移動します。
-
jrun.subnet.restriction と jrun.trusted.hosts の 値を、ColdFusion Builder がインストールされている コンピューター の IP アドレスに変更します。または、アスタリスク ワイルドカード を IP アドレスの値として使用すると、制約なしでサーバーを起動および停止できるようになります。
ColdFusion Builder でのリモートサーバー設定の指定
サーバービューで、次のいずれかの操作を行います。
- 右クリックして「サーバーの追加」を選択します。
- をクリックします。
新規 ColdFusion サーバーセットアップウィザードで次の情報を入力します。
一般設定
- サーバー名:ColdFusion サーバーの名前。
- 説明:(オプション)サーバーの説明。
アプリケーションサーバー:ドロップダウンリストを選択して CF+Tomcat バンドル(CF 11 サーバーの場合)を選択するか、「その他」を選択して別の JEE のサーバーを設定します。
ColdFusion Builder 内で JEE のサーバーを起動、停止または再起動することはできません。
- ホスト名:リモートサーバーホストの名前。
「リモート」を選択します。
localhost または 127.0.0.1 以外のホスト名を入力した場合、「リモート」は自動的に選択されます。
その他の設定
- Webserver ポート:設定する ColdFusion サーバーインスタンスのポート番号を指定します。ColdFusion サーバーのデフォルトポート番号は 8500 です。
- コンテキストルート:(JRun サーバーを使用する JEE 設定のみに適用)コンテキストルートを入力します。JEE 環境では、1 つのサーバーインスタンス上で、独立した複数の Web アプリケーションを実行できます。したがって、サーバーで動作している JEE Web アプリケーション には それぞれ、コンテキストルート(コンテキストパス)と呼ばれる固有のベース URL があります。
- アプリケーションサーバー名:(JRun サーバーを使用する EE 設定のみに適用)ColdFusion をデプロイする JRun サーバーの名前。
- RDS ユーザー名:(オプション)RDS を使用している場合は、RDS ユーザー名を指定します。
RDS パスワード:(オプション)RDS パスワードを指定します。
RDS パスワードの設定は ColdFusion Administrator でおこないます。同じく ColdFusion Administrator で管理される ColdFusion Administrator パスワードと RDS パスワードを混同しないでください。
- ColdFusion Builder で SSL のサポートを有効にするには、「SSL の有効化」を選択します。Server Manager に登録されているサーバーとの通信には SSL を使用できます。
ColdFusion Builder を起動するたびに ColdFusion サーバーを自動的に起動させるには、「自動起動」を選択します。
リモートサーバーの場合、「自動停止」は使用できません。
「次へ」をクリックします。
リモートサーバーの設定
-
ネーミング
ポート:リモートサーバーで動作している administrator サーバーインスタンスの
ネーミングポートを指定します。デフォルトのネーミングポート値は 2910 です。
ネーミングポート値は {servers}/admin/SERVER-INF/jndi.properties で指定されています。プロパティ java.naming.provider.url の
ポート値は、ネーミングポートまたは jndiport です。 -
ユーザー名: jmc ユーザー名を指定します。これは jrun -users. xml ファイルにリストされています。
-
パスワード: jmc パスワードを指定します。
-
ドキュメントルート:Web ルートの場所を参照して選択します。ColdFusion を IIS などの Web サーバーとともに設定する場合は、Web サーバーのドキュメントルート(c:¥inetpub¥wwwroot など)を選択します。
-
「マッピング」タブを選択し、次の情報を入力します。マッピングの情報は、リモートサーバーのファイルをプレビューするときやデバッグするときに使用されます。
- ローカルパス:リモート ColdFusion サーバー上でプロジェクトまたはフォルダーを探すときに ColdFusion Builder で使用するパス。
- リモートパス:(URL 接頭辞を指定する場合はオプション)リモート ColdFusion サーバー上のプロジェクトのパス。
URL 接頭辞:(リモートパスを指定する場合はオプション)URL 接頭辞を入力します。URL 接頭辞の詳細と、URL 接頭辞の使用例については、「URL 接頭辞」を参照してください。
注意:必ずしも、サーバーの作成時に URL を指定する必要はありません。サーバーを作成した後でも、サーバービューでサーバー設定を編集することで、URL 接頭辞を指定できます。既存のプロジェクトまたはフォルダーに対する URL 接頭辞を指定することもできます。詳細については、URL 接頭辞の設定を参照してください。
- 「追加」をクリックしてこのマッピングを追加します。
-
(オプション)仮想ホストを設定するには、「仮想ホストの設定」タブを選択して、次のようにします。
注意:ColdFusion Builder で仮想ホストまたは仮想ディレクトリを指定する場合は、設定済みの Web サーバーで、対応する設定を指定する必要があります。ColdFusion Builder ではこれらの設定は検証されません。そのため、Web サーバーの設定が ColdFusion Builder で指定した内容と異なっていても、ColdFusion Builder はエラーを生成しません。
- 「新規」をクリックし、「仮想ホストの設定」セクションで次の情報を入力します。
a. 名前:仮想ホストの名前を指定します。例えば、vh1 など。
注意:任意の名前を指定できます。必ずしも Web サーバーで指定した名前でなくてもかまいません。
b. ホスト名:IIS または Apache Web サーバーの設定で指定したとおりの仮想ホスト名。例えば、www.example1.com などです。ColdFusion Builder で仮想ホストを作成した場合、その仮想ホストでは <サーバー名>-<仮想ホスト名> というネーミング規則が使用されます。プロジェクトプロパティのサーバードロップダウンリストには、このネーミング規則を使用した仮想ホスト名が表示されます。例えば、ColdFusion サーバー(localhost)で「vh1」という名前の仮想ホストを作成した場合、仮想ホストを識別するために ColdFusion Builder で使用されるネーミング規則は、「localhost-vh1」です。
c. ポート:Web サーバーの仮想ホストに割り当てられたポート。
d. タイプ:ドロップダウンリストから「HTTP」または「HTTPS」を選択します。
e. ドキュメントルート:仮想ホストのホームディレクトリの場所を参照するか、手動で入力します。例えば、Web サイト www.example.com が Apache Web サーバー上の C:¥abc ディレクトリにマップされている場合は、ホームディレクトリとして "C:¥abc" と入力します。
- (オプション)仮想ディレクトリを作成するには、「仮想ディレクトリ」をクリックして次の情報を入力します。
a. エイリアス:フォルダーパスのエイリアスを指定します。
b. 場所:エイリアスを指定するフォルダーパスを参照するか、手動で入力します。例えば、Web サイト(www.example.com)のドキュメントルートが c:¥abc であり、d:¥xyz¥images でアクセス可能なフォルダー内のイメージを使用する必要があるとします。その場合は、フォルダーパス「d:¥xyz¥images」に対して「images」という名前のエイリアスを定義します。仮想ディレクトリの詳細については、 「仮想 ディレクトリ」を参照してください。
c. 「追加」をクリックします。
d. 「OK」をクリックすると、仮想ディレクトリが仮想ディレクトリの設定テーブルに追加されます。
- 「適用」をクリックします。仮想ホストが仮想ホストテーブルに追加されます。
仮想ホストの設定を変更するには、仮想ホストテーブルから仮想ホストを選択し、設定を変更して、「更新」をクリックします。仮想ホストの詳細と、ColdFusion Builder での妥当性については、 仮想 ホストを参照してください。
「次へ」をクリックします。
拡張機能のインストール
ColdFusion Builder に付属する拡張機能をインストールするには、「拡張機能のインストール」を選択します。
-
ColdFusion Web ルートの場所を参照して選択します。
-
リモート ColdFusion サーバー上の ColdFusion Web ルートの場所を参照して選択します。
-
拡張機能をインストールする Web ルート内の場所を参照します。拡張機能は、選択した場所の Extensions ディレクトリにインストールされます。
「終了」をクリックすると、リモート ColdFusion サーバーインスタンスが追加されます。これらの拡張機能の使用方法については、「拡張機能の使用」を参照してください。リモートサーバーへの接続に成功すると、ColdFusion Builder に表示されるサーバーステータスが実行中に変わります。リモートサーバーへの接続に成功しなかった場合は、サーバーステータスが不明に変わります。エラーについて詳しくは、「コンソールビュー」を参照してください。
サーバービューの使用
サーバービューは、ColdFusion Builder からサーバーの起動、停止、再起動を行う場合に使用します。また、サーバービューからは、ColdFusion サーバーモニターと ColdFusion Server Administrator も起動できます。
サーバービューがワークベンチに表示されていない場合は、ウィンドウ/ビューの表示/その他を選択して、サーバービューを追加します。ビューの表示ダイアログボックスで、ColdFusion/サーバービューを選択します。
サーバーの起動、停止、再起動、削除
-
サーバービューでサーバーを右クリックします。
-
「サーバーを起動」、「サーバーを停止」、「サーバーを再起動」、「サーバーを削除」のいずれかを選択します。「サーバーを再起動」を選択すると、サーバーが停止した後に起動されます。
ColdFusion Server Administrator の起動
-
サーバービュー内を右クリックします。
-
「ColdFusion Administrator を起動」を選択します。
-
ユーザー名とパスワードを指定します。
-
「OK」をクリックして、ColdFusion Administrator を表示します。
リモートシステムへの接続
ftp、ssh、sftp などのリモートシステムに接続できます。
リモートシステムに接続する手順は次のとおりです。
-
ウィンドウ/ビューの表示/その他をクリックします。
-
次のように、リモートシステムのグループを展開し、「リモートシステム」をクリックします。
「開く」をクリックします。
-
「リモートシステム」タブで「ローカル」を右クリックし、新規/接続をクリックします。
-
例えば FTP サーバーに接続する場合は、新規接続ウィンドウで「FTP のみ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
-
リモート FTP の場所の URL を入力します。
「終了」をクリックします。
-
「リモートシステム」タブで、新しく追加した FTP の場所を右クリックし、「接続」をクリックします。
接続するため、「OK」をクリックします。
-
「コンソール」タブに接続のステータスが表示されます。その場所のすべてのフォルダーに必要な権限が付与されていることも確認できます。
「リモートシステム」タブでは、Files サブディレクトリのファイルの一覧を確認できます。
RDS サーバー設定のインポート
RDS サーバーが既に設定されている場合は、RDS サーバーの設定を直接インポートして、RDS サーバーをサーバービューに追加できます。
-
サーバー ビューで 右クリックして「サーバーの追加」を選択します。
-
「RDS サーバーから設定をインポート」を選択し、サーバービューに追加する RDS サーバーをドロップダウンリストから選択します。
-
「OK」をクリックします。
-
RDS 設定を変更するには、ColdFusion サーバーセットアップの変更ダイアログボックスで変更を指定して、「終了」をクリックします。
これで、サーバーをプロジェクトに関連付けて、プロジェクトのデバッグ、プレビュー、テストをおこなえるようになります。