プロファイリングする必要のあるサーバーを選択します。
ColdFusion パフォーマンス監視ツールセットのコードプロファイラー
コードプロファイラーの実行
パフォーマンス監視ツールセットは、ColdFusion サーバー上のすべてのトランザクションを監視し、応答時間など、トランザクションの基本的な詳細情報を取得します。
この手順では、トランザクションのすべてのコンポーネントの指標を記録しなければなりません。そのために、コードプロファイラーがあります。
コードプロファイラーを実行するには、左パネルにある「コードプロファイラー」をクリックします。
プロファイリングでキャプチャされないタグは次のとおりです。
- cfif
- cfelse
- cfelseif
- cftry
- cfcatch
- cfset
-
-
「メモリプロファイリング」オプションを有効にします。
このオプションを使用すると、メモリ消費量と変数の場所を確認できます。このフィールドはオプションです。メモリ使用量もプロファイリングする場合に、有効にします。
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プロファイルモードを選択します。
- アプリケーション:プロファイリングする必要のあるアプリケーションの名前を指定します。プロファイリングでは、追加されていない他のアプリケーションのデータはキャプチャされません。
- URL:プロファイリングする必要のある URL を指定します。URL を追加し、プロファイルのチェックボックスがオンになっていることを確認します。プロファイリングでは、追加されていない他の URL のデータはキャプチャされません。
- サーバー:プロファイリングする必要のあるサーバーを選択します。
-
処理を開始するには、「プロファイリングを開始」をクリックします。以下のように、プロファイリング結果を確認できます。
-
アクション列では、次の操作を実行できます。
- プロファイルデータの表示
- プロファイルデータのダウンロード
- プロファイルデータの削除
コードプロファイラーは次のビルトイン関数のみプロファイリングします。
- ORM
- ORMSearch
- ORMSearchOffline
- Encode*
- Decode*
- XMLFormat
- JSformat
- Encryption
- SecretKey
- GetSOAPRequest
- ObjectLoad
- ObjectSave
- Compare
- Wrap
- REFInd
- REFindNocase
- REMatch
- ファイル操作関数
- PrinterInfo
- StructAppend
- RunAsync
- StructToSorted
- Sort
- Map
- Each
- Filter
- Find
- Reduce
- Evaluate
- PrecisionEvaluate
- DateDiff
- XML 関数
- 配列関数
プロファイルデータの表示
プロファイルデータを表示するには、アクション列にある目のアイコンをクリックします。
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以下のように、1 つの実行が展開されます。
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実行した cfm の url をクリックします。
次のセクションを確認できます。
基本情報
このセクションには、次の詳細情報が表示されます。
- HTTP メソッド
- URI
- ステータスコード
- 応答時間
- テンプレートのパス
- クラスター ID
- ...その他
コードフロー
このセクションには、 cfm ファイルの特定の行番号と、その行のコードの実行にかかった時間が表示されます。
CF サーバー
このセクションには、次の詳細情報が表示されます。
- JVM:ヒープと非ヒープのメモリ使用量、GC の回数、その他の JVM プロパティなどを確認できます。
- テンプレートキャッシュサイズ:テンプレートキャッシュの数やヒット率などを確認できます。
- リクエストキューのサイズ
- スロットルデータ
データベース
cfm で 使用されている データベースが表示されます。
外部サービス
cfhttp 、 cfhttp 、 cffeed など の サービスが 表示されます。
タグ/関数
cfm で 使用されている タグと関数、およびそれらが呼び出された回数が表示されます。
エラー/タイムアウト
cfm の 実行中に タイムアウトエラーが発生した場合に、そのエラーが表示されます。
メモリ
cfm で 使用されている 各変数が含まれている場所に加え、関数の名前と関数のスコープが表示されます。
プロファイルデータのダウンロード
プロファイルデータをダウンロードするには、アクション列にあるダウンロードボタンをクリックします。
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プロファイルデータを .json ファイルとしてダウンロードしたら、ColdFusion Builder を使用してそのプロファイルデータをインポートし、詳細にデバッグすることができます。
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ColdFusion Builder で、プロジェクトを右クリックし、「インポート」をクリックして、「コードプロファイラーデータをインポート」を選択します。
続行するには、「次へ」をクリックします。
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.json ファイルを選択し、「終了」をクリックします。
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プロジェクトを右クリックし、「パフォーマンス監視ツールセットプロファイラー/パフォーマンス監視ツールセットプロファイラーを実行」をクリックします。
以下のように、プロファイラータブで結果を確認できます。
ファイル内の行を表示するには、任意の項目をダブルクリックします。
注意:コードプロファイラーを実行する前に、コードをプロジェクトと同期させる必要があります。そうでない場合、行がコード内の間違った場所を示します。