ColdFusion(2018 リリース)アップデート 4

ColdFusion(2018 リリース)アップデート 4

注意:

以下のアップデートは累積的なもので、以前のアップデートがすべて含まれています。以前のアップデートを行っていない場合、最新のアップデートを適用することで、以前のアップデートも適用されます。また、スキップしたアップデートで行われた変更をメモしておいてください。

以前のすべての ColdFusion アップデートのリストを表示するには、このアップデートページを参照してください。

ColdFusion(2018年リリース)アップデート 4(リリース日:2019年6月11日)には、次の変更が含まれています。

  • セキュリティ情報 APSB19-27 に記載されているセキュリティ脆弱性への対処。
  • 関数 FileAppend のサポートを追加。
  • 次のプラットフォームがサポートされるようになりました。
    • IBM PowerPC ベースの RHEL 7.6 および SuSE 15
    • Mac OS X 10.14
  • Mac、Windows、Linux 用の Server Auto Lockdown インストーラーが更新されました。インストール手順については、「Server Auto Lockdown インストーラー」を参照してください。

LiveCycle Data Services のアップデート

Adobe LiveCycle Data Management 機能へのリモートアクセスが無効になりました。

潜在的なセキュリティリスクを回避するため、ホストまたはネットワークのファイアウォールで RMI ポートへのアクセス制御を行うことをおすすめします。

インストール後に LCDS を有効にする場合は、次の手順に従ってください。

  • jvm.config ファイルを開き、次のフラグを追加します。
    • -Dcoldfusion.rmi.enable=true
    • -Dcoldfusion.rmi.enablelcds=true
  • ColdFusion Administrator を起動して、「リモート Adobe LiveCycle Data Management アクセスの有効化」オプションを有効にします(有効になっていない場合)。
  • ColdFusion を再起動します。

状態

以降の手順

アップグレードを適用するに、「リモート Adobe LiveCycle Data Management アクセスの有効化」オプションを有効にしていない場合

アップグレード後に、「リモート Adobe LiveCycle Data Management アクセスの有効化」オプションを有効にすると、次のエラーメッセージが表示されます。

設定を更新しようとする際にエラーが発生しました。

LCDS の RMI が無効になっています。jvm.config ファイルで coldfusion.rmi.enable と coldfusion.rmi.enablelcds JVM フラグを true に設定して、サーバーを再起動してください。

注:このエラーメッセージは、前の手順で説明したように jvm.config にフラグを設定していない場合にのみ表示されます。

アップグレードを適用するに、「リモート Adobe LiveCycle Data Management アクセスの有効化」オプションを有効にした場合

LCDS が予期したとおり動作しない場合があります。詳細については、上のセクションを参照してください。

JNBridge のアップデート

このアップデートにより、JNBridge で .NET から Java サイドへのリモートアクセスが無効になります。

潜在的なセキュリティリスクを回避するため、ホストまたはネットワークのファイアウォールで JNBridge ポートへのアクセス制御を行うことをおすすめします。

ポートへのアクセスを許可するには、次の手順に従います。

  1. neo-dotnet.xmlCF_HOME/cfusion/lib)ファイルをバックアップします。
  2. neo-dotnet.xml に次のフラグを追加します。
    1. <var name='hostIP'><string>0.0.0.0</string></var>
    2. <var name='ipWhitelist'><string>127.0.0.1;<リモートの .NET サービスが実行されているマシンの IP></string></var>
  3. ColdFusion を再起動します。
注意:

ColdFusion(2018年リリース)のすべてのアップデートと機能を確認するには、リリースノートを参照してください。

修正されたバグ

このアップデートで修正されたバグの一覧については、「修正されたバグ」のリストをご覧ください。

前提条件

  1. 64 ビットコンピューターでは、64 ビット版 ColdFusion の 64 ビット JRE を使用します。
  2. ColdFusion サーバーがプロキシの背後にある場合は、サーバーが更新通知を受け取ってアップデートをダウンロードできるようにプロキシ設定を指定してください。スタンドアロンインストールの場合は jvm.config の下のシステムプロパティ、JEE インストールの場合は対応するスクリプトファイルを使用してプロキシ設定を指定します。
    • http.proxyHost
    • http.proxyPort
    • http.proxyUser
    • http.proxyPassword
  3. JEE アプリケーションサーバー上で実行している ColdFusion の場合、アップデートをインストールする前に、すべてのアプリケーションサーバーインスタンスを停止します。

インストール

このアップデートをインストールする方法については、「 サーバー 更新」セクションを参照してください。アップデートに関する質問については、この FAQ をご覧ください。

  • アップデートはColdFusion インスタンスの Administrator か、コマンドラインオプションでインストールできます。
  • Windows ユーザーは、「スタート/すべてのプログラム/Adobe/Coldfusion 2018/Administrator」を使用して ColdFusion Administrator を起動できます。
  • Microsoft 8.1、Windows 、Windows 10、Windows Server R2 2012、および Windows Server 2016 のユーザーは、「管理者として実行」オプションを使用して  wsconfig  ツール({cf_install_home}/{instance_name}/runtime/bin にある)を起動する必要があります。
  • ダウンロードおよびインストール」オプションを使用してアップデートをインストールするときに、次のエラーが表示された場合、フォルダー {cf_install_home}/{instance_name}/hf_updates に書き込み権限があることを確認します。「{cf_install_home}/{instance_name}/hf-updates/hotfix_004.properties のファイルで書き込みファイル操作を実行するときにエラーが発生しました。」
  • コネクタ設定ファイルは、{cf_install_home}/config/ wsconfig /backup にバックアップされます。コネクタの再設定後、worker.properties ファイルに対して行われたカスタム変更をすべて元に戻します。

アップデートの手動インストール

  1. このリンクをクリックして、アップデート JAR をダウンロードします。
  2. ダウンロードした JAR で、以下のコマンドを実行します。ColdFusion サービスを開始したり停止する特権と ColdFusion ルートディレクトリへのフルアクセスを持つ必要があります。

    Windows:<cf_root>/jre/bin/java.exe -jar <jar-file-dir>/hotfix-004-314546.jar

    Linux ベースのプラットフォーム:<cf_root>/jre/bin/java -jar <jar-file-dir>/hotfix-004-314546.jar

ダウンロードした JAR の実行には、ColdFusion にバンドルされている JRE を必ず使用してください。スタンドアローン ColdFusion の場合、これは <cf_root>/jre/bin にあります。

ColdFusion サービスおよび他の設定済み Web サーバーを再起動する権限を持つユーザーアカウントからアップデートをインストールします 。

アプリケーションを手動で更新する方法については、このヘルプ記事をご覧ください。

インストール後

このアップデートの適用後、ColdFusion のビルド番号は 2018,0,04,314546 になるはずです。

アンインストール

アップデートをアンインストールするには、以下のいずれかの操作を行います。

  • ColdFusion Administrator で、「サーバーアップデートアップデートインストール済みアップデート」に移動して「アンインストール」をクリックします。
  • コマンドプロンプトからアップデートのアンインストーラーを実行します。例:java -jar {cf_install_home}/{instance_home}/hf_updates/hf-2018-00004-314546/uninstall/uninstaller.jar

上記のアンインストールオプションを使用してもアップデートをアンインストールできない場合、アンインストーラーが破損している可能性があります。ただし、次の操作を実行すれば、手動でアップデートをアンインストールできます。

  1. {cf_install_home}/{instance_name}/lib/updates からアップデート jar を削除します。
  2. {cf_install_home}/{instance_name}/hf-updates/{hf-2018-00004-314546}/backup ディレクトリから {cf_install_home}/{instance_name}/ にすべてのフォルダーをコピーします。

コネクタ設定

2018 アップデート

コネクタの再作成が必要

アップデート 4

いいえ

いいえ

はい

はい

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