ご使用のオペレーティングシステムがアドビの Web サイト(www.adobe.com/go/learn_cfu_cfsysreqs_jp)に記載されているシステム条件を満たしていることを確認してください。
ColdFusion の主なメリットの 1 つは、統合型サーバー(サーバー設定)としてインストールすることも、ColdFusion インストーラーの JEE 設定オプションを使用して、標準ベースの Java Enterprise Edition(JEE、旧称 J2EE)アプリケーションサーバー上で動作する Java アプリケーションとしてデプロイすることもできる点にあります。ColdFusion アプリケーションは高度な柔軟性を備えているだけでなく、複数のアプリケーションインスタンスや複数インスタンスのクラスタリングなど、EE アーキテクチャの機能を使用できます。
JEE 設定のインストール
JEE 設定のインストールに必要な情報の収集
ColdFusion インストーラーには、直感的に操作できるインターフェイスが用意されていますが、インストール時に回答を求められる次の情報はあらかじめ準備しておくことをお勧めします。次の表を使用すると、ColdFusion の JEE 設定のインストールを計画するときに役立ちます。
質問 |
回答 |
---|---|
プラットフォーム固有のインストーラの名前は何ですか? |
|
ColdFusion のシリアル番号は何番ですか? |
|
インストールするタイプはどれですか? |
サーバー設定_X_ JEE 設定 |
EAR ファイルと WAR ファイルのいずれを使用しますか? |
EAR WAR |
どのサブコンポーネントをインストールしますか? |
ColdFusion ODBC Services ColdFusion Solr Services .NET Integration Services |
ColdFusion およびサービスのインストールディレクトリはどこですか? |
|
ColdFusion のコンテキストルートはどこですか(EAR ファイルのみ、default=cfusion)? |
|
ColdFusion Administrator のパスワードは何ですか? |
|
セキュアプロファイルを有効にするには |
__はい__いいえ ColdFusion Administrator にアクセスできる IP アドレスのリストを識別します。 |
OpenOffice の設定 |
__はい__いいえ |
RDS を有効にしますか? |
Yes No メモ:RDS を使用すると、サーバーは、リモートで接続している開発者と対話的にやり取りすることができます。本番サーバーに対しては RDS を無効にすることをお勧めします。RDS を無効にすると、ColdFusion Administrator でディレクトリをブラウズするアプレットも無効になります。 |
RDS パスワードは何ですか? |
__ |
サーバーのアップデートを自動的に確認しますか? |
Yes No |
ColdFusion と JEE アプリケーションサーバー
IBM WebSphere などの JEE アプリケーションサーバーを使用すると、JEE 設定で ColdFusion をデプロイできます。JEE 設定を使用する場合は、既存の JEE アプリケーションサーバーを使用することができます。インストールウィザードは、WAR ファイルまたは EAR ファイルを生成した後、アプリケーションサーバーのツールを使用してそれらのファイルをデプロイします。
EAR または WAR デプロイの選択
JEE 環境では、次の形式のいずれかを使用してアプリケーションをデプロイします。
Web アプリケーションアーカイブファイル:ColdFusion アプリケーションが含まれています。Web Application Archive(WAR)では、WEB-INF/web.xml デプロイメントディスクリプタを含むディレクトリ構造が使用されます。このディスクリプタは、使用するサーブレットとコンテキストのパラメーターを定義します。JEE アプリケーションサーバーで Web アプリケーションをデプロイする際には、このディレクトリ構造に直接デプロイすることも、ディレクトリ構造を含む圧縮 WAR ファイルにデプロイすることもできます。ただし ColdFusion は、展開されたディレクトリ構造から実行する必要があります。
WEB-INF web.xml CFIDE cfdocs CFIDE (rds.war) WEB-INF web.xml
cfusion.war ファイルには、ColdFusion Web アプリケーションが含まれています。rds.war ファイルは、/CFIDE から /context-root/CFIDE に RDS リクエストを転送する Web アプリケーションです。ColdFusion で / 以外のコンテキストルートが使用されている場合、リクエストは ColdFusion Administrator に転送されます。
エンタープライズアプリケーションアーカイブファイル:ColdFusion アプリケーションと RDS リダイレクター Web アプリケーションが含まれています。Enterprise Application Archive(EAR)では、META-INF/application.xml デプロイメントディスクリプタを含んだディレクトリ構造が使用されます。このディスクリプタは、環境に含まれる Web アプリケーションを定義します。JEE アプリケーションサーバーでエンタープライズアプリケーションをデプロイする際には、このディレクトリ構造に直接デプロイすることも、ディレクトリ構造を含む圧縮 EAR ファイルにデプロイすることもできます。ただし ColdFusion は、展開されたディレクトリ構造から実行する必要があります。
META-INF application.xml cfusion-war WEB-INF web.xml CFIDE cfdocs rds.war WEB-INF web.xml
JEE アプリケーションサーバーがエンタープライズアプリケーションをサポートしている場合は、EAR ファイルをインストールしてデプロイします。詳しくは、このページの「EAR ファイルまたは WAR ファイルのインストール」を参照してください。
コンテキストルート
JEE 環境では、複数の独立した Web アプリケーションを 1 台のサーバーインスタンスで実行できるので、サーバーで実行されている JEE Web アプリケーションのルートは、コンテキストルート(またはコンテキストパス)と呼ばれる固有の URL になります。JEE アプリケーションサーバーは、URL の最初の部分(http://_hostname_ の直後の部分)を使用して、受信したリクエストをどの Web アプリケーションで処理するかを決定します。
例えば、cf をコンテキストルートとして ColdFusion を実行している場合は、11_/http://localhost/_cf11_/CFIDE/administrator/index.cfm という URL を使用すると ColdFusion Administrator が表示されます。
ほとんどの JEE アプリケーションサーバーでは、各サーバーインスタンスのアプリケーションのコンテキストルートとしてスラッシュを使用できます。コンテキストルートを / に設定すると、以前のバージョンの ColdFusion に最も近い機能がサポートされるため、CFM ページを Web サーバーから提供する場合に特に便利です。また、/ をコンテキストルートとして使用する場合、RDS Web アプリケーションは必要ありません。
ColdFusion を EAR ファイルとしてデプロイする際には、インストールウィザードを実行するときに指定したコンテキストルートが使用されます(指定した値は META-INF/application.xml ファイルの context-root 要素にコピーされています)。ColdFusion を WAR ファイルとしてデプロイする際には、アプリケーションサーバー固有の機能を使用してコンテキストルートを定義します。
複数のインスタンス
JEE 設定を使用する場合は、1 台のコンピュータ上で複数のサーバーインスタンスを定義し、各インスタンスで ColdFusion を実行できます。ColdFusion の複数のインスタンスを実行することには、次のような利点があります。
- アプリケーションの隔離:各サーバーインスタンスに個別のアプリケーションをデプロイできます。各サーバーインスタンスの設定はそれぞれ独立しています。各サーバーインスタンスはそれぞれの JVM インスタンス上で実行されるので、1 つのアプリケーションで問題が発生しても他のアプリケーションには影響しません。
- 負荷分散とフェイルオーバー:各サーバーインスタンスに同じアプリケーションをデプロイし、それらのサーバーインスタンスを 1 つのクラスタに追加します。Web サーバーコネクタは負荷分散を自動的に管理し、いずれかのサーバーインスタンスが停止した場合は別のサーバーインスタンスにリクエストを転送することで、パフォーマンスと安定性を最適化します。
プラットフォーム
一部の例外を除き、ColdFusion のすべての機能は、Windows、Macintosh、Linux、Solaris で利用できます(COM、.NET、ODBC Services は Windows 専用の機能です)。ただし、AIX は WebSphere アプリケーションサーバーでのみサポートされます。プラットフォーム固有のバイナリファイルによって提供される機能は、AIX では利用できません。また、上記以外のプラットフォームにも完全 Java 版の ColdFusion JEE 設定をインストールしてデプロイすることは可能ですが、プラットフォーム固有のバイナリファイル(C++ CFX)によって提供される機能は利用できません。
JEE 設定を使用してインストールする準備
ColdFusion のスタンドアローンインストールには Tomcat が組み込まれています。エンタープライズ版またはデベロッパー版のライセンスを保有している場合は、ColdFusion をスタンドアローンモードでインストールした後に、複数のインスタンスおよびクラスタを作成できます。
この機能はスタンダード版では使用できません。
EAR ファイルまたは WAR ファイルのインストール
コンピュータで既に JEE アプリケーションサーバーを実行中の場合は、インストールウィザードにより EAR ファイルまたは WAR ファイルが生成されます。これらのファイルはアプリケーションサーバー固有のツールを使用してデプロイすることができます。
ColdFusion JEE 設定は、展開されたディレクトリ構造から実行する必要があります。 次に示すように、デプロイに関連する機能や、展開後のディレクトリ構造は、JEE アプリケーションサーバーによって異なります。
- 圧縮されたアーカイブを作業ディレクトリとしてデプロイするには一部の JEE アプリケーションサーバー(IBM WebSphere など)では、デプロイ処理を実行すると EAR/WAR ファイルが作業ディレクトリに展開されます。それ以後は、展開されたディレクトリがアプリケーションと見なされます。これらのアプリケーションサーバーの場合は、圧縮された EAR/WAR ファイルをデプロイし、展開後のディレクトリ構造を作業ディレクトリとして使用します。詳しくは、このページの「ColdFusion JEE のデプロイと設定」を参照してください。
- 展開されたアーカイブを作業ディレクトリとしてデプロイするには:その他のアプリケーションサーバー(Oracle WebLogic など)では、デプロイ処理を実行すると EAR/WAR ファイルがテンポラリディレクトリに展開されます。展開後も、概念上は圧縮された EAR/WAR ファイルがアプリケーションであると見なされます。これらのアプリケーションサーバーの場合は、EAR/WAR ファイルを手動で展開して、展開後のディレクトリ構造をデプロイします(このディレクトリが作業ディレクトリになります)。詳しくは、このページのColdFusion JEE のデプロイと設定を参照してください。
Windows での EAR ファイルまたは WAR ファイルのインストール
ここでは、ColdFusion JEE 設定を Windows にインストールする方法について説明します。
Windows インストーラを実行するには、コンピュータが 256 色以上の表示をサポートしている必要があります。
-
-
オンラインバージョンのリリースノートを参照して、最新情報やアップデートがないかどうかを確認します。詳しくは、www.adobe.com/go/learn_cfu_releasenote_jp を参照してください。
-
ColdFusion をインストールする準備で、Windows でのインストールの注意事項とすべてのプラットフォームに共通するインストールの注意事項を確認します。
-
環境に関する情報を収集して記録します(このドキュメントの「JEE 設定を使用してインストールする準備」を参照してください)。
-
上の「JEE 設定のインストールに必要な情報の収集」の質問に対する回答を用意します。
-
コンピュータで現在実行中のアプリケーションをすべて閉じます。
-
DVD を挿入するか、Adobe Web サイトからセットアップファイルをダウンロードします。
-
DVD を挿入してもインストールウィザードが自動的に起動しない場合は、DVD 上の適切なインストーラーを探してダブルクリックします。ネットワーク共有またはダウンロードしたファイルを使用してインストールする場合は、ColdFusion インストーラーの実行可能ファイル(32 ビットシステムの場合は ColdFusion_11_WWEJ_win32.exe、64 ビットシステムの場合は ColdFusion_11_WWEJ_win64.exe)を探してダブルクリックします。
-
インストールウィザードの指示に従ってインストール作業を完了します。
-
ColdFusion をデプロイし、アプリケーションサーバーに合わせて Java 設定をおこないます。詳しくは、このドキュメントの「ColdFusion JEE のデプロイと設定」を参照してください。
-
ColdFusion Administrator を開いて、設定ウィザードを実行します。
-
Adobe またはサードパーティの統合テクノロジーを追加でインストールするには、統合テクノロジーのインストールを参照してください。
-
システムの設定で説明されているようにシステムを設定して管理します。
-
ColdFusion のマニュアルを参照するには、ColdFusion Administrator の「情報源」ページで「マニュアル」リンクをクリックします。
-
ColdFusion CFM ページを作成します。
Web アプリケーションルート(cfusion-ear\cfusion-war または cfusion-war)の下に CFM ページを格納します。これらのページにアクセスするには、次に説明するように、http://_hostname_:_portnumber_/_context-root_/_filename_.cfm という形式の URL を使用します。
- hostname:マシン名、IP アドレスまたは localhost を指定します。
- portnumber:アプリケーションサーバーの Web サーバーが使用するポート番号を指定します。
- contextroot:ColdFusion Web アプリケーションのコンテキストルートを指定します。詳しくは、このページの「コンテキストルート」を参照してください。
- filename:表示するファイルのディレクトリパスと名前を指定します。パスには、cfusion-war ディレクトリからの相対パスを使用します。
UNIX での EAR ファイルまたは WAR ファイルのインストール
ここでは、ColdFusion JEE 設定を UNIX にインストールする方法について説明します。既にデプロイされている ColdFusion の JEE 設定を更新する場合は、次に進む前に「以前のバージョンの JEE 設定からの更新」を参照してください。
UNIX に ColdFusion をインストールするには(JEE 設定)
-
オンラインバージョンのリリースノートを参照して、最新情報やアップデートがないかどうかを確認します。詳しくは、www.adobe.com/go/learn_cfu_releasenote_jp を参照してください。
-
ご使用のオペレーティングシステムがアドビの Web サイト(www.adobe.com/go/learn_cfu_cfsysreqs_jp)に記載されているシステム条件を満たしていることを確認してください。
-
ColdFusion をインストールする準備で、UNIX でのインストールの注意事項とすべてのプラットフォームに共通するインストールの注意事項を確認します。
-
環境に関する情報を収集して記録します(このドキュメントの「JEE 設定を使用してインストールする準備」を参照してください)。
-
このドキュメントの「JEE 設定のインストールに必要な情報の収集」の質問に対する回答を用意します。
-
root としてログインします。
-
プラットフォームとロケールに適したインストールファイルを DVD または Adobe Web サイトからコピーし、ローカルディスクのディレクトリに保存します。
サポートされている JEE 設定プラットフォームのインストールファイルは次のとおりです。プラットフォーム
ファイル
Linux
- ColdFusion_11_WWEJ_linux32.bin(32 ビットシステム用)
- ColdFusion_11_WWEJ_linux64.bin(64 ビットシステム用)
Solaris
ColdFusion_11_WWEJ_solaris64.bin
UNIX(Solaris および Linux 以外)
ColdFusion_11_WWEJ_java.jar
-
cd コマンドを使用して、インストールファイルが保存されているディレクトリに移動します。
-
次のコマンドを使用してインストール作業を開始します。
./<filename> -i console
インストールプログラムが開始されます。
ColdFusion_11_WWEJ_java.jar ファイルを使用して、Solaris または Linux 以外の UNIX プラットフォームにインストールするには、次のコマンドを入力します(詳しくは、この wiki の ColdFusion をインストールする準備の「UNIX でのインストールの注意事項」を参照してください)。java_home/bin/java -jar ColdFusion_11_WWEJ_java.jar -i console
注意:Linux インストーラーを GUI モードで実行するには、/<filename> -i gui と入力します。
-
指示に従いインストール作業を完了させます。
注意:セキュリティ上の理由から、実行時のユーザーには root を使用しないでください。代わりに、ログインシェルを持たない通常のユーザーアカウントを使用してください。例えば、このような目的のために用意されているデフォルトのユーザーアカウント nobody などを使用することをお勧めします。
-
ColdFusion をデプロイし、アプリケーションサーバーに合わせて Java 設定をおこないます。
詳しくは、このページの「ColdFusion JEE のデプロイと設定」を参照してください。注意:rds.war ファイルをデプロイした場合に、RDS がインストールされていないか有効ではないことを示すエラーメッセージが表示されたときは、ColdFusion のコンテキストルートと一致するように rds.properties ファイルを編集し、アプリケーションサーバーを再起動して、再度、ColdFusion Administrator を開きます。
-
ColdFusion Administrator を開いて、設定ウィザードを実行します。
-
システムの設定で説明されているようにシステムを設定して管理します。
-
ColdFusion のマニュアルを参照するには、ColdFusion Administrator の「情報源」ページで「マニュアル」リンクをクリックします。
-
ColdFusion CFM ページを生成し、テストします。
Web アプリケーションルート(cfusion-ear/cfusion-war または cfusion-war)の下に CFM ページを格納します。これらのページにアクセスするには、次に説明するように、http://_hostname_:_portnumber_/_context-root_/_filename_.cfm という形式の URL を使用します。
- hostname:マシン名、IP アドレスまたは localhost を指定します。
- portnumber:アプリケーションサーバーの Web サーバーが使用するポート番号を指定します。
- contextroot:ColdFusion Web アプリケーションのコンテキストルートを指定します。詳しくは、このページの「コンテキストルート」を参照してください。
- filename:表示するファイルのディレクトリパスと名前を指定します。パスには、cfusion-war ディレクトリからの相対パスを使用します。
Mac OS X での EAR ファイルまたは WAR ファイルのインストール
ここでは、ColdFusion JEE 設定を Mac OS X にインストールする方法について説明します。既にデプロイされている ColdFusion の JEE 設定を更新する場合は、次に進む前に、「以前のバージョンの JEE 設定からの更新」を参照してください。
Mac OS X に ColdFusion をインストールするには(JEE 設定)
-
オンラインバージョンのリリースノートを参照して、最新情報やアップデートがないかどうかを確認します。詳しくは、www.adobe.com/go/learn_cfu_releasenote_jp を参照してください。
-
ご使用のオペレーティングシステムがアドビの Web サイト(www.adobe.com/go/learn_cfu_cfsysreqs_jp)に記載されているシステム条件を満たしていることを確認してください。
-
ColdFusion をインストールする準備で、UNIX でのインストールの注意事項とすべてのプラットフォームに共通するインストールの注意事項を確認します。
-
環境に関する情報を収集して記録します(このページの「JEE 設定を使用してインストールする準備」を参照してください)。
-
このページの「JEE 設定のインストールに必要な情報の収集」の質問に対する回答を用意します。
-
root としてログインします。
-
プラットフォームとロケールに適したインストールファイルを DVD または Adobe Web サイトからコピーし、ローカルディスクのディレクトリに保存します。
サポートされている JEE 設定プラットフォームのインストールファイルは次のとおりです。- ColdFusion_11_WWEJ_osx11.dmg - Mac OS X システムへのインストール用
-
デスクトップにあるインストールファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。同じディレクトリに ColdFusion Installer.app ファイルがインストールされます。GUI モードでインストールを開始するには、この APP ファイルをダブルクリックします。
-
指示に従ってインストール作業を完了します。
注意:セキュリティ上の理由から、実行時のユーザーには root を使用しないでください。代わりに、ログインシェルを持たない通常のユーザーアカウントを使用してください。例えば、このような目的のために用意されているデフォルトのユーザーアカウント nobody などを使用することをお勧めします。
-
ColdFusion をデプロイし、アプリケーションサーバーに合わせて Java 設定をおこないます。詳しくは、このページの ColdFusion JEE のデプロイと設定を参照してください。
注意:rds.war ファイルをデプロイした場合に、RDS がインストールされていないか有効ではないことを示すエラーメッセージが表示されたときは、ColdFusion のコンテキストルートと一致するように rds.properties ファイルを編集し、アプリケーションサーバーを再起動して、再度、ColdFusion Administrator を開きます。
-
ColdFusion Administrator を開いて、設定ウィザードを実行します。
-
システムの設定で説明されているようにシステムを設定して管理します。
-
ColdFusion のマニュアルを参照するには、ColdFusion Administrator の「情報源」ページで「マニュアル」リンクをクリックします。
-
ColdFusion CFM ページを生成し、テストします。
Web アプリケーションルート(cfusion-ear/cfusion-war または cfusion-war)の下に CFM ページを格納します。これらのページにアクセスするには、次に説明するように、http://_hostname_:_portnumber_/_context-root_/_filename_.cfm という形式の URL を使用します。
- hostname:マシン名、IP アドレスまたは localhost を指定します。
- portnumber:アプリケーションサーバーの Web サーバーが使用するポート番号を指定します。
- context-root:ColdFusion Web アプリケーションのコンテキストルートを指定します。詳しくは、このページの「コンテキストルート」を参照してください。
- filename:表示するファイルのディレクトリパスと名前を指定します。パスには、cfusion-war ディレクトリからの相対パスを使用します。
以前のバージョンの JEE 設定からの更新
アプリケーションサーバーに ColdFusion JEE 設定が既にデプロイされている場合は、インストール手順の一部として次の作業もおこなう必要があります。
-
アプリケーションサーバーの機種に応じて、インストールウィザードを開始する前に、実行中の ColdFusion アプリケーションまたは RDS アプリケーションを停止するか、アプリケーションサーバーを停止します。
-
(Windows のみ)SequelLink ODBC Agent がインストールされている場合は、インストールウィザードを開始する前に ODBC サービスを停止します。
-
アプリケーションファイルをバックアップディレクトリにコピーします。
-
設定を保存するために、cf_webapp_root/WEB-INF/cfusion/lib/neo-*.xml ファイルをバックアップディレクトリにコピーします。
-
ColdFusion をデプロイする前に 、 アプリケーションサーバー固有のアンデプロイ機能を使用して、旧バージョンの ColdFusion アプリケーションを アンデプロイ します。
-
このページの「IBM WebSphere への ColdFusion のデプロイ」、「Oracle WebLogic への ColdFusion のデプロイ」または「JBoss Application Server への ColdFusion のデプロイ」の説明に従って ColdFusion をデプロイします。
-
cf_webapp_root/WEB-INF/cfusion/lib ディレクトリに、cf_X_settings(X の部分は ColdFusion のバージョン番号)という名前のディレクトリを作成します。
-
バックアップした設定ファイルを ColdFusion の cfusion/lib/cf_X_settings ディレクトリにコピーします。
-
cfusion/lib/ adminconfig .xml ファイルの ColdFusion エントリを編集して、 runmigrationwizard スイッチと migratecf X (X は ColdFusion の旧バージョン)スイッチの値を true に設定します。
-
ColdFusion アプリケーションを再起動します。
-
ColdFusion Administrator を表示して、移行ウィザードを実行します。
ColdFusion JEE のデプロイと設定
JEE 設定は、アプリケーションサーバーの種類に応じて、圧縮または展開された状態で処理されます。各アプリケーションサーバーには、次の表に示すような、固有のデプロイおよび設定メカニズムがあります。
アプリケーションサーバー |
デプロイのメカニズム |
デプロイの状態(展開または圧縮) |
---|---|---|
Apache Tomcat |
Tomcat Deployment Manager |
展開 |
IBM WebSphere |
IBM WebSphere 管理コンソール |
圧縮 |
Oracle WebLogic |
WebLogic Administration Console / サーバードメインへのオートデプロイ |
展開 |
JBOSS Application Server |
サーバールートへのオートデプロイ |
展開 |
Oracle Weblogic Server |
Oracle Weblogic Server Administration Console |
展開 |
デプロイに関する基本的な情報については、JEE アプリケーションサーバーのマニュアルを参照してください。ColdFusion のデプロイ手順は JEE アプリケーションサーバーの種類ごとに異なります。詳細については、アプリケーションサーバーごとのデプロイに関する説明を参照してください。
JEE ディレクトリ構造
次の表では、JEE 設定を使用する場合に cf_webapp_root ディレクトリ内に作成されるディレクトリについて説明します。
ディレクトリ |
説明 |
---|---|
cfdocs |
ColdFusion のマニュアル |
CFIDE |
ColdFusion Administrator に関連するファイル |
WEB-INF/cfclasses |
ColdFusion アプリケーションでコンパイルされた ColdFusion テンプレート |
WEB-INF/cfc-skeletons |
Web サービスとしてエクスポートされた ColdFusion コンポーネントをサポートするためのファイル |
WEB-INF/cfform |
Flash フォームをサポートするためのファイル |
WEB-INF/cftags |
ColdFusion 用テンプレート |
WEB-ING/flex |
LiveCycle Data Services ES の設定およびファイル |
WEB-INF/gateway |
イベントゲートウェイをサポートするためのファイル |
WEB-INF/cfusion/bin |
ColdFusion により使用される実行可能ファイル |
WEB-INF/cfusion/cfx |
CFX タグインクルードファイルと例 |
WEB-INF/cfusion/charting |
ColdFusion のグラフ作成およびチャート作成エンジンで使用されるファイル |
WEB-INF/cfusion/Custom Tags |
カスタムタグ用のレポジトリ |
WEB-INF/cfusion/db |
すべてのプラットフォームに共通するサンプルデータベース。これらのデータベースは Apache Derby データベースです。 |
WEB-INF/cfusion/jintegra |
JIntegra プログラム、ライブラリ、およびその他のサポートファイル(例えば、Java と COM コードを統合したり、GUI コンテナに含まれる ActiveX コントロール(OCX)へのアクセスを管理したり、JVM やタイプライブラリを登録するためのファイルなど)。 |
WEB-INF/cfusion/lib、WEB-INF/lib および WEB-INF/cfusion/MonitoringServer |
JAR ファイル、XML ファイル、プロパティファイル、および ColdFusion の基盤となるその他のファイル(クエリ、グラフ作成、メール、セキュリティ、Solr 検索、システムプローブなどの機能)。 |
WEB-INF/cfusion/logs |
ColdFusion ログファイル |
WEB-INF/cfusion/Mail |
ColdFusion がメールで使用するファイル(スプールファイルなど) |
WEB-INF/cfusion/registry |
cfregistry タグによって使用されるディレクトリ(UNIX のみ) |
WEB-INF/cfusion/stubs |
Web サービスのコンパイル済みコード |
WEB-INF/cfusion/solr |
Solr 設定および Jetty |
IBM WebSphere への ColdFusion のデプロイ
ここでは、ColdFusion を IBM WebSphere Application Server(AS)、Network Deployment(ND)にデプロイする方法について説明します。
次の用語が表す WebSphere および ColdFusion のディレクトリは次のとおりです。
- websphere_root:IBM WebSphere Application Server がインストールされているディレクトリ。例えば、Windows では C:¥Program Files¥WebSphere、UNIX では /opt/WebSphere になります。
- cf_webapp_root:ColdFusion Web アプリケーションがデプロイされるディレクトリ。例えば、Windows では C:\Program Files\WebSphere\AppServer\installedApps_<My_Host>\cfusion.ear\cfusion.war、UNIX では /opt/WebSphere/AppServer/installedApps/<_My_Host>/cfusion.ear/cfusion.war in UNIX になります。
- java_home:Java 2 ソフトウェア開発キット(J2SDK)のルートディレクトリです(C:¥j2sdk1.6.0_29 など)。
EAR ファイルを展開するには
-
コンソールウィンドウを開き、EAR ファイルを含むディレクトリに移動して、cfusion-ear という名前の新しいディレクトリを作成します。
md cfusion-ear (mkdir cfusion-ear on UNIX)
-
cfusion-ear ディレクトリに移動し、jar コマンドを使用して cfusion.ear ファイルを展開します。
java_home/bin/jar -xvf ../cfusion.ear
これにより、cfusion.ear ファイルが cfusion.war と rds.war に展開されます(インストールウィザードを実行したときにコンテキストルートとして / を指定した場合、rds.war には展開されません)。
-
cfusion-ear に、cfusion-war という名前の新しいディレクトリを作成します。
md cfusion-war (mkdir cfusion-war on UNIX)
-
cfusion-war ディレクトリに移動し、jar コマンドを使用して cfusion.war ファイルを展開します。
java_root/bin/jar -xvf ../cfusion.war
これにより、cfusion.war ファイルが展開されます。
-
(rds.war がある場合)1 つ上のレベルの cfusion-ear に移動し、rds-war という名前の新しいディレクトリを作成します。
md rds-war (mkdir rds-war on UNIX)
-
(rds.war がある場合)rds-war ディレクトリに移動し、jar コマンドを使用して rds.war を展開します。
java_root/bin/jar -xvf ../rds.war
これにより rds.war が展開されます。
-
1 つ上のレベルの cfusion-ear ファイルに移動し、cfusion.war ファイルと rds.war ファイルを削除します。
del cfusion.war(UNIIX の場合は rm cfusion.war) del rds.war(UNIIX の場合は rm rds.war)
-
cfusion-ear/META-INF/application.xml ファイルをテキストエディタで開きます。
-
web-uri 要素を cfusion.war から cfusion-war(または展開した cfusion.war ファイルを含むディレクトリ名)に変更します。rds.war の web-uri 要素を rds-war に変更します。web-uri 要素のディレクトリ名には、ドット(.)を含めることができません。
-
application.xml ファイルを保存します。LiveCycle Data Services ES を使用するには、WebSphere 5.1.1 Business Integration が実行されている必要があります。
-Djavax.xml.stream.XMLInputFactory=com.ctc.wstx.stax.WstxInputFactory という JVM フラグを追加します。
JVM フラグの設定方法について詳しくは、https://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21417365 を参照してください。
ColdFusion を WebSphere 7 または 8(AS)にデプロイするには
-
IBM WebSphere Application Server が起動していない場合は起動します。
-
IBM WebSphere 管理コンソールが起動していない場合は開きます。
-
Applications/Install New Application を選択します。
-
Preparing for the Application Installation ページが表示されたら、ローカルファイルシステム用のテキストボックスに、ColdFusion のインストール時にインストールした EAR ファイルのパス(例えば、C:¥ColdFusion11¥cfusion.ear)を入力します。WebSphere が動作しているシステム(つまり localhost)以外のブラウザーから管理コンソールを実行している場合は、「Remote file system」オプションを使用します。これにより、サーバーのファイルシステム上のディレクトリを参照できるようになります。
-
「Context Root」ボックスは空欄のままにして「Next」をクリックします。
-
2 番目の Select Installation Options ページでは、デフォルト値が WebSphere の設定に適している場合はそのまま受け入れて、「次へ」をクリックします。場合によっては [Application Security Warnings] ページが表示され、このページの下部に "ADMA0080W: A template policy file without any permission set is included in the 1.2.x enterprise application." で始まるメッセージが表示されることがあります。この警告は無視してもかまいません。
-
複数のアプリケーションサーバーがある場合は、ColdFusion アプリケーションと RDS サポートをインストールするアプリケーションサーバーを選択し、「Next」をクリックします。
-
Map Virtual Hosts for Web Modules パネルが表示されたら、ColdFusion アプリケーションと Remote Development Services(RDS)のサポートのインストール先となる仮想ホストまたはホストを選択し、「Next」をクリックします。RDS は、ColdFusion と同じ仮想ホストおよびポート上にインストールする必要があります。
-
Summary パネルが表示されたら、インストール設定を確認し、「Finish」をクリックします。
-
Installing ページに「Application Adobe ColdFusion Installed Successfully」というメッセージが表示されたら、「Save To Master Configuration」を選択し、Save ページにある「Save」をクリックして、ワークスペースを保存します。アプリケーション名をデフォルト値から変更した場合は、その名前がメッセージに表示されます。
-
Adobe ColdFusion という名前のエンタープライズアプリケーションを起動します。
-
ColdFusion Administrator を表示して、設定ウィザードを実行します。
注意:アプリケーションサーバーで使用するバージョンに対応する tools.jar を、cfusion/lib ディレクトリにコピーします。
ColdFusion を WebSphere 7 または 8(ND)にデプロイするには
-
IBM WebSphere Application Server が起動していない場合は起動します。
-
IBM WebSphere 管理コンソールが起動していない場合は開きます。
-
Applications/Install New Application を選択します。
-
Preparing for the Application Installation ページが表示されたら、ローカルファイルシステム用のテキストボックスに、ColdFusion のインストール時にインストールした EAR ファイルのパス(例えば、C:¥ColdFusion11¥cfusion.ear)を入力します。WebSphere が動作しているシステム(つまり localhost)以外のブラウザーから管理コンソールを実行している場合は、「Remote file system」オプションを使用します。これにより、サーバーのファイルシステム上のディレクトリを参照できるようになります。
-
「Context Root」ボックスは空欄のままにして「Next」をクリックします。
-
2 番目の Select Installation Options ページでデフォルト値を受け入れ(WebSphere の設定に適している場合)、「Next」をクリックします。WebSphere には、「ADMA0080W: A template policy file without any permission set is included in the 1.2.x enterprise application」で始まるメッセージが一番下に記載された Application Security Warnings ページが表示される場合があります。この警告は無視してもかまいません。
-
ColdFusion アプリケーションと RDS サポートをインストールするクラスタを選択し、「Next」をクリックします。
-
Map Virtual Hosts for Web Modules パネルが表示されたら、ColdFusion アプリケーションと RDS(Remote Development Services)サポートのインストール先となる仮想ホストを選択し 、 「Next」をクリックします。RDS の仮想ホストとポートは、ColdFusion と同じにする必要があります。
-
Summary パネルが表示されたら、インストール設定を確認し、「Finish」をクリックします。
-
Installing ページに「Application Adobe ColdFusion Installed Successfully」というメッセージが表示されたら、「Save To Master Configuration」を選択し、Save ページにある「Save」をクリックして、ワークスペースを保存します。アプリケーション名をデフォルト値から変更した場合は、その名前がメッセージに表示されます。
-
Adobe ColdFusion という名前のエンタープライズアプリケーションを起動します。
-
ColdFusion Administrator を表示して、設定ウィザードを実行します。
アプリケーションサーバーで使用するバージョンに対応する tools.jar を、cfusion/lib ディレクトリにコピーする必要があります。
WebSphere ND では、1 台のコンピュータにアプリケーションサーバーのクローンを複数デプロイすることを一般に "垂直クラスタリング" と言います。垂直クラスタリングでは、コンピュータの処理能力を活用して、より高いレベルの効率化を図れます。ただし、全体的なコンピュータ障害が発生すると、すべてのアプリケーションサーバーインスタンスが利用できなくなります。垂直クラスタにデプロイされたアプリケーションは同じファイルシステムを共有します。複数のコンピュータに複数のアプリケーションサーバーをデプロイすることを一般に "水平クラスタリング" と言い、最高レベルのフェイルオーバーとスケーリングが実現されます。ColdFusion をクラスタ環境にデプロイする手順は、クラスタリング方法に関係なく同じです。これは、WebSphere Network Deployment Manager でクラスタが管理されるからです。
サンドボックスセキュリティを有効にするには
-
ColdFusion サンドボックスセキュリティ機能を使用して Java がファイルやネットワークリソースにアクセスするときの安全性を確保するには、次の操作をおこないます。
- WebSphere 管理コンソールの Security/Secure Administration パネルで、「Java 2 Security」オプションがオンになっていることを確認します。
- 「Apply」をクリックし、「Save」をクリックします。
-
JVM のセキュリティポリシーファイル java.policy の「Standard Properties That Can Be Read By Anyone」セクションに次の行を追加します(このファイルは、C:¥Program Files¥WebSphere¥AppServer¥java¥jre¥lib¥security¥java.policy などにあります)。
permission java.security.AllPermission; };
Windows でオペレーティングシステム固有のバイナリをサポートするための設定をおこなうには
この手順は、オペレーティングシステム固有のバイナリを使用する次の機能をサポートするために必要です。
- C++ で記述された CFX タグ
- Unicode がサポートされている Microsoft Access ドライバー。
この設定をおこなうには、cf_webapp_root\WEB-INF\cfusion\lib ディレクトリにあるバイナリファイルを探すための検索パスを設定します。
検索パスを設定するには
-
websphere_root¥AppServer¥bin ディレクトリにある setupCmdLine.bat ファイルのバックアップコピーを作成します。
-
オリジナルのファイルをテキストエディタで開き、SET WAS_CLASSPATH で始まる行の前に次の行を追加します。
SET CF_APPS_PATH=cf_webapp_root\WEB-INF\cfusion\lib
cf_webapp_root の部分は、Web アプリケーションのルートディレクトリのパスに置き換えてください。例えば、次のように入力します。
SET CF_APPS_PATH=%WAS_HOME%\installedApps\%WAS_CELL%\ Adobe_ColdFusion_11.ear\cfusion.war\WEB-INF\cfusion\lib;%WAS_HOME%\installedApps\%WAS_CELL%\ Adobe_ColdFusion_11.ear\cfusion.war\WEB-INF\flex\jars
-
パスステートメントに次のテキストを追加して、WAS_CLASSPATH に WAS_CLASSPATH 変数を追加します。
;%CF_APPS_PATH%
変更後の WAS_CLASSPATH 行は次のようになります。
SET WAS_CLASSPATH=%WAS_HOME%/properties;%WAS_HOME%/lib/bootstrap.jar;%WAS_HOME%/lib/j2ee.jar;%WAS_HOME%/lib/lmproxy.jar;%WAS_HOME%/lib/urlprotocols.jar;%CF_APPS_PATH%
-
ファイルを保存します。
-
setupCmdLine.bat ファイルの WAS_PATH 変数に、cf_webapp_root¥WEB-INF¥cfusion¥lib ディレクトリの絶対パスを追加します。変更後の WAS_PATH 行は次のようになります。
C:\Program Files\IBM\WebSphere MQ\bin;C:\Program Files\IBM\WebSphere MQ\java\bin;C:/Program Files/IBM/WebSphere MQ/WEMPS\bin;%CF_APPS_PATH%;
-
ファイルを保存します。
Windows で COM サポートを有効にするには
Crystal Reports で cfreport タグを使用するには、ColdFusion のインストール後に Windows で Component Object Model(COM)サポートを有効にします。ColdFusion Report Builder や ColdFusion のレポート機能を使用してレポートを作成する場合は、COM サポートを有効にする必要はありません。
-
websphere_root¥AppServer¥bin ディレクトリにある setupCmdLine.bat ファイルのバックアップコピーを作成します。
-
オリジナルのファイルを開き、次のコードを、改行を入れずに 1 行として追加します。
SET PATH=%PATH%;cf_webapp_root\WEB-INF\cfusion\jintegra\bin;cf_webapp_root\WEB-INF\cfusion\jintegra\bin\international
cf_webapp_root の部分は、Web アプリケーションのルートディレクトリのパスに置き換えてください。例:
\cfusion.ear\cfusion.war\WEB-INF\cfusion\jintegra\ bin;%WAS_HOME%\installedApps\%WAS_CELL%\Adobe_ColdFusion_11.ear \cfusion.war\WEB-INF\cfusion\jintegra\bin\international
-
ファイルを保存します。場合によっては、次の操作をおこなって Microsoft Type ビューアを登録する必要があります。
-
コンソールウィンドウを開き、cf_webapp_root¥WEB-INF¥cfusion¥lib ディレクトリに移動します。
-
次のコマンドを発行して TypeViewer.dll を登録します。
regsvr32 TypeViewer.dll
Solaris または Linux でオペレーティングシステム固有のバイナリをサポートするための設定を行うには
この手順は、オペレーティングシステム固有のバイナリを使用する、C++ で記述された CFX タグをサポートするために必要です。
cf_webapp_root/WEB-INF/cfusion/lib ディレクトリにあるバイナリファイルを探すための検索パスを設定する必要があります。
検索パスを設定するには
-
websphere_root/AppServer/bin ディレクトリにある startServer.sh ファイルのバックアップコピーを作成します。この説明では、標準のアプリケーション名(Adobe ColdFusion)を使用して ColdFusion がデプロイされ、その後もアプリケーション名が変更されていないことを前提としています。
-
オリジナルのファイルを開き、PLATFORM case ブロックの LD_LIBRARY_PATH 行または LIBPATH 行の直前に、次のエントリを改行を入れずに 1 行として追加します。
Solaris の場合:CFUSION_APPS_PATH=cf_webapp_root/WEB-INF/cfusion/lib
cf_webapp_root の部分は、Web アプリケーションのルートディレクトリのパスに置き換えてください。例:
CF_APPS_PATH="$WAS_HOME"/installedApps/"$WAS_CELL"/ Adobe_ColdFusion_11.ear/cfusion.war/WEB-INF/cfusion/lib
Linux の場合:
CF_APPS_PATH=cf_webapp_root/WEB-INF/cfusion/lib
cf_webapp_root の部分は、Web アプリケーションのルートディレクトリのパスに置き換えてください。例:
CF_APPS_PATH="$WAS_HOME"/installedApps/"$WAS_CELL"/ Adobe_ColdFusion_11.ear/cfusion.war/WEB-INF/cfusion/lib
-
LD_LIBRARY_PATH エントリに CF_APPS_PATH 環境変数を追加します。変更後のエントリは次のようになります。
LD_LIBRARY_PATH="$WAS_LIBPATH":$LD_LIBRARY_PATH:$CF_APPS_PATH
Linux の場合:
CF_APPS_PATH=cf_webapp_root/WEB-INF/cfusion/lib
-
ファイルを保存し、WebSphere Application Server を再起動します。
UNIX で ColdFusion のチャートおよびグラフ作成機能を有効にするには
-
WebSphere 管理コンソールを開きます。
-
左ナビゲーションバーで <ノード名>/Servers/Application Servers を選択します。
-
JEE アプリケーションサーバー(Server1 など)を選択します。
-
「Java and Process Management」で「Process Definition」を選択します。
-
「Process Definition」ページの「Additional Properties」ボックスで「Java Virtual Machine」を選択します。
-
モニターなしのシステムで ColdFusion を実行している場合は、次のようにします。
- ページ下部にある「Additional Properties」ボックスで「Custom Properties」を選択します。
「Custom Properties」ページで「New」を選択し、次のフィールドに値を入力してシステムプロパティを追加します。
Value true
-
「OK」をクリックします。
-
マスター設定ファイルを保存します。
RDS を無効にするには
RDS を無効にすると、ColdFusion の次の機能が無効になります。
- ColdFusion Administrator の「サーバーのブラウズ」ボタン(このボタンは「ColdFusion マッピング」ページなどにあります)
- ColdFusion Report Builder のクエリビルダーとチャート作成機能
UNIX で RDS を無効にするには
-
ColdFusion を停止します。
-
WebSphere 管理コンソールで、Applications/Enterprise Applications パネルを選択し、Adobe ColdFusion アプリケーションを選択して「Stop」をクリックします。
-
cf_webapp_root\WEB-INF\web.xml ファイルと websphere_root\AppServer\config\cells\NodeName\applications\cf_application_name.ear\ deployments\cf_application_name\cfusion.war\WEB-INF\web.xml ファイル(UNIX の場合はそれに相当するパス)を開き、次のように修正します。例えば、次のファイルを変更します。
Windows で RDS を無効にするには
-
ColdFusion の Web モジュールファイル web.xml(C:\Program Files\WebSphere\AppServer\installedApps_<MY_NODE>\cfusion.ear\cfusion.war\WEB-INF\web.xml または C:\Program Files\WebSphere\AppServer\config\cells_<MY_NODE>\applications\cfusion.ear\deployments\Adobe ColdFusion <version>\cfusion.war\ WEB-INF\web.xml)をバックアップします。
-
オリジナルの web.xml ファイルをテキストエディタで開きます。
-
次のように、RDS サーブレット定義をコメント化します。
<!-- <servlet id="coldfusion_servlet_8789"> <servlet-name>RDSServlet</servlet-name> <display-name>RDS Servlet</display-name><servlet-class>coldfusion.bootstrap.BootstrapServlet</servlet-class> <init-param id="InitParam_113401311165856789"><param-name>servlet.class</param-name> <param-value>coldfusion.rds.RdsFrontEndServlet</param-value></init-param> </servlet> -->
実際のサーブレット定義のテキストは異なる場合があります。
-
次のように、RDS サーブレットのマッピングをコメント化します。
<servlet-mapping id="coldfusioon_mapping_9"> <servlet-name>RDSServlet</servlet-name> <url-pattern>/CFIDE/main/ide.cfm</url-pattern> </servlet-mapping> -->
実際の servlet-mapping id の値は異なる場合があります。
-
ファイルを保存します。
-
ColdFusion アプリケーションを再起動します。
-
ColdFusion を / 以外のコンテキストルートにインストールした場合は、次の手順に従うことで、RDS リダイレクター Web モジュールを無効にするかアンデプロイすることができます。
-
WebSphere 管理コンソールで <セル名>/Applications/Enterprise Applications を選択します。
-
Adobe ColdFusion アプリケーションが実行されている場合は停止します。
-
Adobe ColdFusion アプリケーションを選択して、「Manage Modules」を選択し、ColdFusion RDS アプリケーションのチェックボックスをオンにして、「Remove」をクリックします。
Web サービスを有効化にするには
Web サービスを有効にするには、WebSphere が使用する Java ホームから cfusion/lib ディレクトリに tools.jar ファイルをコピーします。
アプリケーションサーバー設定を適用するには
アプリケーションサーバー設定を適用するには、アプリケーションサーバーを再起動します。
ColdFusion を設定するには
WebSphere Application Server ND を使用する前に、次の設定が正しくおこなわれていることを確認します。
- イベントゲートウェイ:Socket ゲートウェイインスタンスのスタートアップモードが manual に設定されていることを確認します。特に、垂直クラスタを使用する場合は、Automatic に設定しないように注意してください。垂直クラスタに含まれるインスタンスを 1 つ選択し、そのインスタンスで Socket ゲートウェイを手動で起動します。
- セッションレプリケーション:ColdFusion 固有のデータ型を使用しないようにするか、それらのデータ型を WDDX にシリアル化してセッションスコープに文字列として格納します。
ColdFusion Administrator:
- 垂直クラスタ環境では、同じサービスに対して同時に変更を加えないようにしてください。
- 水平クラスタ環境では、サーバーごとに固有の ColdFusion Administrator があります。1 度に複数のサーバーを変更することはできません。
- 垂直クラスタ環境では、ColdFusion Administrator によりスケジュールされたタスクが、すべてのサーバー上でスケジュールされます。
- Solr サーバー:各サーバーコンピュータ上で実行できる Solr 検索サーバーは 1 つのみです。
- コンパイル:プリコンパイル済みのクラスを使用し、「信頼できるキャッシュ」の設定が有効になっていることを確認します。
WebLogic 12.2.1.0.0 への ColdFusion(2016 リリース)のデプロイ
次の手順では、Oracle WebLogic 12.2.1 に ColdFusion(2016 リリース)をデプロイする方法について説明します。WebLogic に ColdFusion をデプロイするには、展開された EAR ファイルまたは WAR ファイルを使用します。
次の用語が表す ColdFusion のディレクトリは次のとおりです。
- cfusion_install_directory:ColdFusion のインストール時に展開されたファイルを含むディレクトリです(C:¥cf2016 や /opt/cf2016 など)。
- wl_root:WebLogic を含むディレクトリです(C:¥Oracle など)。
- wldomain_root:ColdFusion がデプロイされている WebLogic ドメインを含むディレクトリです。
- cf_webapp_root:ColdFusion Web アプリケーションがデプロイされているディレクトリです(C:¥Oracle¥user_projects¥cfdomain¥applications¥cfusion-war など)。
- java_home:Java 2 ソフトウェア開発キット(J2SDK)のルートディレクトリです(C:¥jdk1.6.0 など)。
-
cfusion.war をフォルダー(例: cfusion )に展開します。
-
すべてのドメインに付与されたデフォルトの権限をコメントにして、[Oracle_Home]\wlserver\server\lib\weblogic.policy ファイルに対する完全な権限を付与します。
-
startWeblogic.cmd を編集し、set SAVE_JAVA_OPTIONS=%JAVA_OPTIONS% を set SAVE_JAVA_OPTIONS=%JAVA_OPTIONS% -Djavax.xml.transform.TransformerFactory=com.sun.org.apache.xalan.internal.xsltc.trax.TransformerFactoryImpl に置き換えます。
-
[Oracle_Home]\user_projects\domains\base_domain\bin\startWeblogic.cmd を使用して、コマンドプロンプトから WebLogic を起動します。
-
cfusion ディレクトリを デプロイします( WLAdminConsole/deployments/install を使用するか、作成したドメインの autodeploy フォルダーにこのディレクトリを配置します)。展開された war ファイルがデプロイされ、WLAdminConsole にも表示されます。
WebLogic への ColdFusion のインストール
-
ColdFusion インストールウィザードを起動して JEE 設定を選択します。インストールウィザードにより、WAR ファイルがインストールディレクトリにコピーされます。
-
ColdFusion をデプロイする WebLogic ドメインを決定します。必要な場合は、新しいドメインを作成します。
-
ColdFusion は展開されたディレクトリ構造から実行する必要があるので、 cfusion .war および rds .war ファイルを手動で展開し、次の手順で Web アプリケーションを展開します。
コンソールウィンドウを開き、WAR ファイルが存在するディレクトリに移動して、ColdFusion 用の WAR ファイルを格納するためのディレクトリを任意の名前で作成した後(このディレクトリがコンテキストルートになります)、RDS 用の WAR ファイルを格納するためのディレクトリを CFIDE という名前で作成します。入力するコマンドは次のとおりです。
md cfusion(Windows、UNIX の場合は mkdir cfusionX) md CFIDE(Windows、UNIX の場合は mkdir CFIDE)
b. cfusion ディレクトリに移動し、jar コマンドを使用して cfusion.war ファイルを展開します。入力するコマンドは次のとおりです。
java_home/bin/jar -xvf ../cfusion.war
c. 次のコマンドを使用して、1 レベル上のインストールディレクトリに移動します。
cd ..
CFIDE ディレクトリに移動し、jar コマンドを使用して rds.war ファイルを展開します。入力するコマンドは次のとおりです。
java_home/bin/jar -xvf ../rds.war
-
オリジナルの weblogic.policy ファイルを開きます。WebLogic 11g では、このファイルは WebLogic_HOME/wlserver_11.0/server/lib/ ディレクトリにあります。次の例に示すように、テキストエディタを使用して、default permissions セクションで指定されている限定的なアクセス許可をコメント化して、java.security.AllPermission; というエントリを追加します。
// default permissions granted to all domains grant { permission java.security.AllPermission; /* permission java.util.PropertyPermission "java.version", "read"; permission java.util.PropertyPermission "java.vendor", "read"; ... permission java.util.PropertyPermission "java.vm.name", "read"; */ }; ...
-
サイト固有の WebLogic デプロイ方法を使用して、cfusion と CFIDE のディレクトリ構造をデプロイします。
-
次の jar が起動スクリプトのクラスパスに存在していることを確認します。
WEB-INF/cfusion/lib/jintegra.jar WEB-INF/flex/jars/cfgatewayadapter.jar WEB-INF/flex/jars/concurrent.jar
-
コンソールメッセージとサーバーログを参照して ColdFusion が正しくデプロイされたことを確認します。
-
ColdFusion Administrator を起動して、設定ウィザードを実行します。
-
Adobe またはサードパーティの統合テクノロジーを追加でインストールするには、統合テクノロジーのインストールを参照してください。
-
システムの設定で説明されているようにシステムを設定して管理します。
-
ColdFusion のマニュアルを参照するには、ColdFusion Administrator の「情報源」ページで「マニュアル」リンクをクリックします。
注意:アプリケーションサーバーで使用するバージョンに対応する tools.jar を、cfusion/lib ディレクトリにコピーする必要があります。
Windows でオペレーティングシステム固有のバイナリをサポートするための設定をおこなうには
-
WebLogic ドメインの起動スクリプトを探します。通常、このファイルは startWebLogic cmd という名前で、wldomain_root¥bin ディレクトリに保存されています。
-
このファイルのバックアップコピーを作成します。
-
起動スクリプトを開きます。
-
スクリプトの先頭にある次の基本変数を設定します。
- CF_WEB_INF
CF_SHARED_LIB
例:
SET CF_SHARED_LIB=%CF_WEB_INF%\cfusion\lib
-
起動スクリプトを保存し、WebLogic サーバーを再起動します。
Windows で COM サポートを有効にするには
-
WebLogic ドメインの起動スクリプトを開きます。通常、このファイルは startWebLogic cmd" という名前で、wldomain_root¥bin ディレクトリに保存されています。
-
次の変数を設定します。
- JINTEGRA_PATH
- PRE_CLASSPATH
PRE_PATH
例:
SET PRE_CLASSPATH=%CF_SHARED_LIB%\jintegra.jar SET PRE_PATH=%CF_SHARED_LIB%;%JINTEGRA_PATH%
UNIX でオペレーティングシステム固有のバイナリをサポートするための設定をおこなうには
-
WebLogic ドメインの起動スクリプトを探します。通常、このファイルは startWebLogic.sh という名前で、wldomain_root¥bin ディレクトリに保存されています。
-
このファイルのバックアップコピーを作成します。
-
起動スクリプトを開きます。
-
スクリプトの先頭にある次の基本変数を設定します。
- CF_WEB_INF
CF_SHARED_LIB
例:
CF_WEB_INF=cf_webapp_root/WEB-INF CF_SHARED_LIB=${CF_WEB_INF}/cfusion/lib
-
起動スクリプトを保存し、WebLogic サーバーを再起動します。
Windows で ColdFusion セキュリティを有効にするには
-
WebLogic ドメインの起動スクリプトを開きます。通常、このファイルは startWebLogic cmd" という名前で、wldomain_root¥bin ディレクトリに保存されています。
-
次の変数を設定または追加します。
- CF_SECURITY_JVM_OPTIONS
- MEM_ARGS
JRockit を使用しない場合は、起動スクリプトに含まれる既存の MEM_ARGS 行に -Xms32m -Xmx512m -Xss64k -XX:MaxPermSize=128m を追加します。
JRockit を使用する場合は、起動スクリプトに含まれる既存の MEM_ARGS 行に -Xms32m -Xmx512m -Xss64k を追加します。
- JAVA_OPTIONS
起動スクリプトに含まれる既存の JAVA_OPTIONS 行に CF_SECURITY_JVM_OPTIONS 変数を追加します。例:
SET CF_SECURITY_JVM_OPTIONS="-Djava.security.manager" @rem 既存の JAVA_OPTIONS 値に %CF_SECURITY_JVM_OPTIONS% を追加する必要があります。 set JAVA_OPTIONS=-Dweblogic.security.SSL.trustedCAKeyStore=C:\WebLogic_HOME\server\lib\cacerts %CF_SECURITY_JVM_OPTIONS% %CF_COM_JVM_OPTIONS% @rem You must append the following to the existing MEM_ARGS value. @rem -Xms32m -Xmx512m -Xss64k -XX:MaxPermSize=128m
-
起動スクリプトを保存し、WebLogic サーバーを再起動します。
UNIX で ColdFusion のセキュリティおよびグラフ作成機能を有効にするには
-
WebLogic ドメインの起動スクリプトを開きます。通常、このファイルは startWebLogic.sh という名前で、wldomain_root¥bin ディレクトリに保存されています。
-
次の変数を設定または追加します。
- CF_SECURITY_JVM_OPTIONS
- CF_GRAPHING_JVM_OPTIONS
- MEM_ARGS
JRockit を使用しない場合は、起動スクリプトに含まれる既存の MEM_ARGS 行に -Xms32m -Xmx512m -Xss64k -XX:MaxPermSize=128m を追加します。
JRockit を使用する場合は、起動スクリプトに含まれる既存の MEM_ARGS 行に -Xms32m -Xmx512m -Xss64k を追加します。
JAVA_OPTIONS
起動スクリプトに含まれる既存の JAVA_OPTIONS 行に CF_SECURITY_JVM_OPTIONS 変数を追加します。例:
CF_SECURITY_JVM_OPTIONS="-Djava.security.manager" CF_GRAPHING_JVM_OPTIONS="-Djava.awt.headless=true" # ${CF_SECURITY_JVM_OPTIONS} および ${CF_GRAPHING_JVM_OPTIONS} # を既存の JAVA_OPTIONS 値に追加する必要があります。 # JAVA_OPTIONS="default java options ${CF_SECURITY_JVM_OPTIONS} ${CF_GRAPHING_JVM_OPTIONS}" # You must append the following to the MEM_ARGS variable coded # in the server startup file: # "-Xmx512m -XX:MaxPermSize=128m"
-
起動スクリプトを保存し、WebLogic サーバーを再起動します。
WebLogic 上の Azure BLOB ストレージ
ColdFusion(2021 リリース)では、Azure BLOB ストレージが WebLogic 14.1.1.0.0 上で正常に機能せず、Null ポインター例外が返されます。
回避策として、startWeblogic.cmd ファイルで以下の手順を実行し、次の JVM フラグを追加します。
set JAVA_OPTIONS=-Djavax.xml.parsers.SAXParserFactory=com.sun.org.apache.xerces.internal.jaxp.SAXParserFactoryImpl -DUseSunHttpHandler=true %JAVA_OPTIONS%
Oracle Application Server g への ColdFusion 11 のデプロイ
ここでは、ColdFusion の JEE 設定がインストール済みであり、デプロイする EAR ファイルが C:\ColdFusion_Jee\cfusion.ear に存在することを前提としています。
ColdFusion を Oracle 11g にデプロイする前に、以下の条件が満たされていることを確認してください。
- Oracle Application Server 11g がインストールされていて動作中であること。
- ColdFusion インストール用の OC4 JEE コンテナが設定されていること。他のアプリケーションとの間で起こり得るクラスパス問題を回避するため、ColdFusion 専用の OC4J インスタンスを作成することをお勧めします。
- (推奨事項。必須ではありません)OC4J インスタンスが作成されていること。これを作成するには、Enterprise Manager を使用して Oracle Application Server に接続し、OC4J インスタンスを作成します。デフォルトでは、HTTP URL は http://machineName:1811 です。1811 を使用できない場合は、次に使用可能なポートが順に使用されます。
- ヒープサイズを 256MB 以上に増やしていること(512MB 以上を推奨)。この設定をおこなうには、Enterprise Manager で OC4J インスタンスを選択し、Administration/Server Properties を選択します。「Command Line Options」カテゴリで、-Xmx256M を「Java Options」に追加してから、OC4J インスタンスを再起動します。
ColdFusion を Oracle 11g にデプロイするには
-
アプリケーションサーバーと OC4J インスタンスが動作中であることを確認します。
-
Windows のコマンドプロンプトを開き、oracle_root/dcm/bin ディレクトリに移動します。
-
次に示すようにコマンドラインツール dcmctl.bat を使用して ColdFusion アプリケーションをデプロイします。
Dcmctl deployapplication -application cf_app -file c:\ColdFusion_Jee\cfusion.ear -component oc4j_instance
-
oracle_root/j2ee/oc4j_instance/config/java2.policy ファイルを編集し、次の行をファイルの末尾に追加します。
grant { permission java.security.AllPermission; };
-
ColdFusion Administrator を起動して、移行ウィザードを実行します。
注意:Oracle AS で Livecycle Data Services ES を有効にするには、ColdFusion Administrator で、JVM 引数 -Doc4j.jmx.security.proxy.off=true を指定します。
C++ で記述された CFX タグはオペレーティングシステムごとに異なるバイナリファイルを使用するため、これらのタグをサポートするための設定をおこなう必要があります。
Windows でオペレーティングシステム固有のバイナリをサポートするための設定をおこなうには
-
Enterprise Manager を使用して Oracle AS 11g に接続します。
-
oc4j_instance/Administration/Server Properties に移動します。
-
「Environment Variables」カテゴリで「Add Environment Variable」を選択します。
-
名前として「PATH」と入力します。
-
値として「$ORACLE_HOME¥j2ee¥ oc4j_instance¥applications¥ cf_app¥cfusion¥WEB-INF¥cfusion¥lib;」と入力します。
-
「Append」オプションがオンになっていることを確認します。
-
「Apply」を選択します。
-
再起動を要求するメッセージが Enterprise Manager に表示されたら、再起動オプションを選択します。
Solaris または Linux でオペレーティングシステム固有のバイナリをサポートするための設定をおこなうには
-
Enterprise Manager を使用して Oracle AS 11g に接続します。
-
oc4j_instance/Administration/Server Properties に移動します。
-
「Environment Variables」カテゴリで「Add Environment Variable」を選択します。
-
名前として「LD_LIBRARY_PATH」と入力します。
-
値として「$ORACLE_HOME/j2ee/oc4j_instance /applications/cf_app /cfusion/WEB-INF/cfusion/lib;」と入力します。
-
「Append」オプションがオンになっていることを確認します。
-
「Apply」を選択します。
-
Enterprise Manager から再起動を求められたら、再起動のオプションを選択します。Crystal Reports で cfreport タグを使用するには、ColdFusion のインストール後に Windows で Component Object Model(COM)サポートを有効にする必要があります。ColdFusion Report Builder や ColdFusion のレポート作成機能を使用してレポートを作成する場合は、COM サポートを有効にする必要はありません。
COM サポートを有効にするには
-
Oracle AS 11g Enterprise Manager で、oc4j_instance/Administration/Server Properties に移動します。
-
「Environment Variables」カテゴリで、PATH エントリが存在することを確認します。PATH エントリが存在しない場合は、オペレーティングシステム固有のバイナリをサポートするための手順に従ってください。
-
値として {{$ORACLE_HOME\j2ee\oc4j_instance\applications\cf_app\cfusion\WEB-INF\cfusion\jintegra\bin; $ORACLE_HOME\j2ee\oc4j_instance\applications\cf_app \cfusion\WEB-INF\cfusion\jintegra\bin\international}} を追加します。
-
「Append」オプションがオンになっていることを確認します。
-
「Apply」を選択します。
-
再起動を要求するメッセージが Enterprise Manager に表示されたら、再起動オプションを選択します。
-
場合によっては、次の操作をおこなって Microsoft Type ビューアを登録する必要があります。
- コンソールウィンドウを開き、cf_webapp_root¥WEB-INF¥cfusion¥lib に移動します。
次のコマンドを発行して TypeViewer.dll を登録します。
regsvr32 TypeViewer.dll
ここでは、AIX、Linux、Solaris 上で ColdFusion のチャートおよびグラフ作成機能を使用できるようにアプリケーションサーバーを設定する方法について説明します。Windows では、チャートおよびグラフ作成機能を有効にするためにこの手順をおこなう必要はありません。
チャートおよびグラフ作成機能を有効にするには
-
Oracle AS 11g Enterprise Manager で、oc4j_instance/Administration/Server Properties に移動します。
-
「Command Line Options」カテゴリの「Java Option」に次のエントリがない場合は追加します。
-Djava.awt.headless=true
-
「Apply」を選択します。
-
再起動を要求するメッセージが Enterprise Manager に表示されたら、再起動オプションを選択します。
RDS Web モジュールを無効にするには
ColdFusion を / 以外のコンテキストルートにインストールした場合は、次の手順に従うことで、RDS リダイレクター Web モジュールを アンデプロイ しなくても RDS リダイレクターを無効化できます。
RDS リダイレクターを無効化(または アンデプロイ )しても、RDS サーブレットを無効にしない場合は、引き続き ColdFusion アプリケーションのコンテキストルートを使用して RDS サービスを利用できます。ただし、RDS を使用すると同時にコンテキストルートとして / を必要とするツール(Dreamweaver や以前のバージョンの HomeSite など)は動作しません。
-
Oracle AS 11g Enterprise Manager で、oc4j_instance/Applications を選択します。
-
Adobe ColdFusion アプリケーションを選択し、「Edit」を選択します。
-
「Administration」カテゴリで、「Advanced Properties」を選択します。
-
「Configuration Files」カテゴリで orion-application.xml を選択します。
-
次に示すように RDS Web モジュールをコメント化します。
<web-module id="rds" path="rds.war" /> -->
-
変更を適用します。
-
OC4J インスタンスを再起動します。この手順を繰り返して「Enabled」オプションを選択することによって、RDS Web モジュールを有効にすることができます。
JBoss Application Server への ColdFusion のデプロイ
ColdFusion では、以下の仕様に基づいて JBoss をサポートしています。
- JBoss 5.1、6.x、7.0、7.1
- JRE 1.5 または 1.6
ColdFusion に対しては、次のような JBoss の使用状況を想定したテストは実施されていません。
- JBoss で Tomcat 以外のサーブレットコンテナが使用されている
JBoss クラスタに ColdFusion がデプロイされている
コンテキストルートとして / を指定して既にアプリケーションを使用している場合は、cfusion-ear ファイルのコンテキストルートとして / 以外のパスを使用します。ColdFusion をインストールするときに / を指定した場合は、cfusion-ear/META-INF/application.xml ファイルをテキストエディタで開き、context-root 要素を修正することによってコンテキストルートを変更できます。cfusion-ear ファイルをデプロイした後に ColdFusion ページにアクセスするには、http://hostname:portnumber/contextroot/pagename.cfm という形式の URL を指定します。
既にデプロイされている ColdFusion をアップデートする場合は、ColdFusion 11 をデプロイする前に、JEE から旧バージョンの ColdFusion をアンデプロイします。
既存の JBoss 環境に ColdFusion をデプロイする場合は、デプロイを開始する前に EAR ファイルまたは WAR ファイルを手動で展開します。
このセクションでは、次の表記規則を使用しています。
- JBOSS_HOME:JBoss がインストールされているディレクトリ。例:C:¥jboss-as-7.1.1.Final(Windows の場合)または /usr/local/jboss-as-7.1.1.Final(UNIX の場合)
- JBOSS_DEPLOY_DIR:JBoss 内のアプリケーションデプロイディレクトリ。例:C:¥jboss-as-7.1.1.Final¥standalone¥deployments(Windows の場合)
- CF_WEBAPP_ROOT:ColdFusion がデプロイされているディレクトリ。例 : C:¥jboss-as-7.1.1.Final¥standalone¥deployments¥cfusion.ear¥cfusion.war
- TEMP_LOCATION:cfusion.ear ファイルを展開するときに使用するテンポラリディレクトリ。
JBoss に ColdFusion をデプロイするには
-
JAVA_HOME を適切な JDK に設定します。
-
JEE デプロイオプションを使用し、EAR ファイルを作成するオプション(デフォルト)を選択して、ColdFusion をインストールします。インストールプログラムにより、インストールディレクトリに cfusion.ear ファイルが作成されます。
-
cfusion.ear ファイルを TEMP_LOCATION¥cfusion.ear フォルダーに展開します。cfusion.ear フォルダーに、cfusion.war ファイル、rds.war ファイル、META-INF フォルダーが作成されます。
-
cfusion.ear フォルダーの下に cfusion および rds という名前のフォルダーを作成し、cfusion.war ファイルと rds.war ファイルをそれぞれのフォルダーに展開します。
-
圧縮された状態の cfusion.war ファイルと rds.war ファイルを削除します。
-
cfusion および rds フォルダーの名前をそれぞれ cfusion.war と rds.war に変更します。
-
実行中の JBOSS を停止します。
-
{{TEMP_LOCATION\cfusion.ear}} フォルダーを {{JBOSS_DEPLOY_DIR}} フォルダー内にコピーまたは移動します。JBoss 7 の場合は、展開した ear を {{JBOSS_HOME/standalone/deployments}} ディレクトリに配置して、空の cfusion.ear.dodeploy ファイル(EAR のディレクトリ名が cfusion.ear である場合)を作成します。この結果、ディレクトリ構造は次のようになります。
server default deploy cfusion.ear cfusion.war META-INF rds.war JBoss 7.x standalone deployments cfusion.ear cfusion.war META-INF rds.war cfusion.ear.dodeploy
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(Windows)次の方法で、JBOSS_HOME¥bin¥run.bat ファイル(JBoss 5.1 および 6.x の場合)および JBOSS_HOME¥standalone.bat(JBoss 7.x の場合)を編集します。
- JAVA_OPTS に JVM(-Xmx512m)パラメーターが存在しない場合は、このパラメーターを追加します。
- JAVA_OPTS に -XX:MaxPermSize=128m を追加して、永続生成ヒープサイズが設定されていることを確認します。このパラメーターを指定しないと、JVM では java.lang.OutOfMemoryError エラーが生成される場合があります。
- WEB-INF/flex/jars にある jar がクラスパスに含まれていることを確認します。
- run.bat ファイルを保存します。
JBOSS_HOME¥bin¥run.bat ファイルを実行してサーバーを起動します。
注意:Apache Derby データベースを使用する場合は、run.bat に JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Djboss.platform.mbeanserver を追加します。これを追加すると Apache Derby によって JMX 管理サーバーが起動されなくなります(JMX 管理サーバーは JBoss と競合する可能性があります)。
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(Linux)次の方法で JBOSS_HOME/bin/run.conf ファイルを編集します。
- JAVA_OPTS で、-Xmx128m. を -Xmx512m. に変更します。
- JAVA_OPTS に -XX:MaxPermSize=128m を追加します。
- run.conf ファイルを保存します。
- JBOSS_HOME/bin/run.sh ファイルを実行してサーバーを起動します。オペレーティングシステム固有のバイナリを使用できるように ColdFusion を設定します。この手順は、オペレーティングシステム固有のバイナリを使用する次の機能をサポートするために必要です。
- C++ で記述された CFX タグ
Unicode がサポートされている Microsoft Access ドライバー(Windowsのみ)。
次に示すオペレーティングシステムごとの手順に従って、必要なバイナリファイルを探すための検索パスを設定します。これらのファイルは、CF_WEBAPP_ROOT¥WEB-INF¥cfusion¥lib ディレクトリにあります。
注意:Apache Derby データベースを使用する場合は、run.bat に次の行を追加します。JAVA_OPTS="$JAVA_OPTS -Djboss.platform.mbeanserver"これを追加すると Apache Derby によって JMX 管理サーバーが起動されなくなります(JMX 管理サーバーは JBoss と競合する可能性があります)。
注意:JBoss でデプロイがタイムアウトして cfusion.ear がデプロイされない場合は、JBOSS_HOME¥standalone¥configuration¥standalone.xml ファイルで JBoss のデプロイのタイムアウトを変更できます。{{<subsystem xmlns="urn:jboss:domain:deployment-scanner:1.0"> <deployment-scanner scan-interval="5000" relative-to="jboss.server.base.dir" path="deployments" deployment-timeout="120",/> </subsystem>}}
注意:JBoss 7.x に CF をデプロイすると、Web サービスは機能しなくなります。これを解決するには、JBOSS_HOME¥modules¥sun¥jdk¥main¥module.xml ファイルに <path name="javax/annotation/processing"/> を追加します。詳細
注意:
ColdFusion を MAC で実行している場合、ドキュメントおよび PDF の機能で {{ClassNotFound for com.aqua.LookAndFeel}} エラーが発生することがあります。
これを解決するには、JBOSS_HOME¥modules¥sun¥jdk¥main{color}module.xml ファイルに <path name="com/apple/laf"/> のエントリを追加します。注意:JBOSS 7.x で OpenOffice が動作しない場合は、次のフラグを使用して JBoss を起動します。
Djava.ext.dirs=JBOSS_DEPLOY_DIR/cfusion.ear/cfusion.war/WEB-INF/cfusion/lib/oosdk/;<java-home>/lib/ext/
Unix ベースのマシンの場合は「:」を、Windows で ColdFusion を実行している場合は「;」を使用します。
また、JBOSS_HOME\modules\sun\jdk\main\ 内の module.xml ファイルを開いて、次のエントリを追加します。
<path name="com/sun/star/lib/loader"/>
JBoss Enterprise Application Platform(EAP)への ColdFusion 11 のデプロイ
ColdFusion 11 では EAP 6.4 をサポートしています。
メモ:ColdFusion(2016 リリース)では EAP 6.4 をサポートしていません。
JBoss が JDK 1.8 で動作している場合は、{JDK_Home}/lib から {eap_web_root}/WEB-INF//cfusion/lib/ に tools.jar を手動でコピーします。
JBoss のデプロイ方法は次の 2 とおりあります。
1. スタンドアロン
2. ドメイン
JBoss に ColdFusion の WAR ファイルをインストールするには、次のようにいくつかの方法があります。
· 管理コンソールから実行
· CLI から実行
· デプロイメントスキャナーを使用して手動で実行
次の例では、スタンドアロンモードで WAR ファイルを 2 とおりの方法でデプロイしています。
1. 管理コンソールから実行
2. デプロイメントスキャナーを使用して手動で実行
管理コンソールから WAR をデプロイするには:
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コンソールの「デプロイメント」タブを選択します。
メモ:アプリケーションのデプロイ方法は、スタンドアロンサーバーインスタンスと管理対象ドメインのどちらにデプロイするかで異なります。
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ColdFusion アーカイブを追加するには、「追加」をクリックします。
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デプロイメントを作成ダイアログボックスで、デプロイするファイルを参照して選択し、アップロードします。
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デプロイメント名を編集または確認し、デプロイ後にアーカイブを有効にするかどうかを選択します。
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ブラウザーを開いて、http://localhost:8080/cfusion/CFIDE/administrator/index.cfm と入力します。これで、EAP 上に ColdFusion Administrator が開きます。デフォルトのコンテキストルートは cfusion です。
WAR ファイルを手動でデプロイするには:
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cfusion.war ファイルを一時フォルダーにコピーして解凍します。
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圧縮された cfusion.war ファイルを削除します。
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一時フォルダーの名前を cfusion.war に変更します。
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この結果、ディレクトリ構造は次のようになります。
a. CFIDE
b. META-INF
c. WEB-INF
d. Config.ini
e. Crossdomain.xml
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cfusion.war フォルダーを {EAP_Install_location}/standalone/deployments に格納します。
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{{TEMP_LOCATION\cfusion.war}} フォルダーを {{JBOSS_DEPLOY_DIR}} フォルダー内にコピーまたは移動します。展開された WAR を {{JBOSS_HOME/standalone/deployments}} ディレクトリに格納し、空のファイル cfusion.war.dodeploy を作成します。デプロイが成功したことを示すマーカーファイルがデプロイメントフォルダー内に作成され、管理コンソールでは、アプリケーションに「有効」のフラグが付けられます。アーカイブのデプロイが開始され、デプロイが終了すると、テキストファイルの名前が {name_of_war}.war.deployed に変わります。
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JBoss EAP サーバーを起動します。
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ブラウザーに http://localhost:8080/cfusion/CFIDE/administrator/index.cfm と入力すると、ColdFusion Administrator が起動します。デフォルトのコンテキストルートは cfusion です。
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デプロイメントフォルダーを表示するには、「システム情報」をクリックして、「Java クラスパス」セクションに移動します。
管理対象の JBoss EAP ドメインへの ColdFusion デプロイメントの展開
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拡張子を .war から .zip に変更した後、cfusion.war ファイルを展開します。その内容を cfusion.war というフォルダーに格納します。この cfusion.war フォルダーは、ローカルファイルシステム内の任意の場所に配置できます。
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この展開したファイルをドメインコントローラーサーバーインスタンスで参照するには、次の 3 つの方法のいずれかを使用します。
- ドメインコントローラーの EAP 管理コンソール(http://<EAP-DC-IP>:9990/console/App.html#domain-deployments)にログインします。
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- 「デプロイメント」タブに移動し、「追加」をクリックします。 ポップアップするデプロイメントを作成ウィンドウの「管理対象外」タブに切り替えます。
- 展開した cfusion.war ディレクトリのパスを指定します。
- 「相対パスの基準」フィールドは空欄のままにしておきます。
- 「アーカイブ」チェックボックスをオフにします。
- 「名前」フィールドと「ランタイム名」フィールドに cfusion.war と入力します。
- ドメインコントローラー管理 CLI で次のコマンドを実行します。
- ドメインコントローラーの domain.xml ファイルの XML 要素 <deployments> に次の設定要素を追加します。
/deployment=cfusion.war:add(runtime-name="cfusion.war", content=[{"path"=>"<absolute-path-to-cf-war>\\cfusion.war","archive"=>false}])
<deployments>
<deployment name="cfusion.war" runtime-name="cfusion.war">
<fs-exploded path="<absolute-path-to-exploded-app-war-dir>/cfusion.war"/>
</deployment>
</deployments>
展開した cfusion.war ファイルを、上記のドメインコントローラーに指定されているのと同じパスですべての管理対象サーバーインスタンスに公開します。同じフォルダー構造を作成し、すべてのサーバーインスタンスのローカルファイルシステムに cfusion.war ディレクトリをコピーします。
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- ドメインコントローラー管理 CLI で次のコマンドを実行して、WAR ファイルをデプロイします。
deploy --name=cfusion.war --all-server-groups
デプロイメントが完了すると、EAP 管理コンソールの「Domain/Topology」セクションに示されているポートオフセットで様々な EAP サーバーインスタンス上の ColdFusion アプリケーションにアクセスできます。
ColdFusion Administrator コンソールには以下でアクセスします。
<server-instance-IP>:<8080+offset>/cfusion/CFIDE/administrator
デフォルトでは、アプリケーションコンテキスト(ここでは「cfusion」)は、デプロイした WAR ファイルの名前になります。デプロイメントが成功した場合は、CLI への出力はありません。ドメインコントローラー/ホストコントローラーのコンソールを監視して、デプロイプロセスを確認することができます。デプロイメントが成功した場合は、ColdFusion アプリケーションが起動されます。
ColdFusion ベースの Web サービスを使用する場合は、アプリケーションサーバーで使用される tools.jar バージョンを cfusion/lib ディレクトリ(<cfusion-war>\WEB-INF\cfusion\lib)にコピーします。
Windows でオペレーティングシステム固有のバイナリをサポートするための設定をおこなうには
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JBoss Server が停止していることを確認します。
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JBOSS_HOME¥bin¥run.bat に次の行を追加します。
set PATH=%PATH%;%CF_LIB_PATH%
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次のようにして、JBOSS_DEPLOY_DIR にある run.bat ファイルを編集します。
次のテキストを探します。
rem ----------------------------------------------- rem JBoss Bootstrap Script for Win32 rem -----------------------------------------------
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このテキストの下に 3 行挿入してペーストします。
set PATH=%PATH%;%CF_LIB_PATH%
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ファイルを保存し、サーバーを起動します。
注意:アプリケーションサーバーで使用するバージョンに対応する tools.jar を、cfusion/lib ディレクトリにコピーする必要があります。
Linux でオペレーティングシステム固有のバイナリをサポートするための設定をおこなうには
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JBoss Server が停止していることを確認します。
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JBOSS_HOME/bin/run.sh に次の行を追加します。
export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:CF_WEBAPP_ROOT/WEB-INF/cfusion/lib
COM サポートを有効にするには(Windows のみ)
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JBoss Server が停止していることを確認します。
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JBOSS_HOME¥bin¥run.bat に次の行を追加します。
set CF_LIB_PATH=%CF_LIB_PATH%;CF_WEBAPP_ROOT\WEB-INF\cfusion\jintegra\bin;CF_WEBAPP_ROOT\WEB-INF\cfusion\jintegra\bin\international
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ファイルを保存し、ColdFusion を起動します。
Flex との通信を有効にするには
LiveCycle Data Services ES で RMI を使用するように ColdFusion を設定すると、ColdFusion はデフォルトでポート 1199 でリスンします。ただし、通常は ColdFusion より先に JBoss がこのポートでのリスニングを開始するため、例外が発生します。別の RMI ポートを使用するように ColdFusion を設定するには、ColdFusion Administrator の「Java と JVM」ページにある「JVM 引数」テキスト領域で次のように指定します。
-Dcoldfusion.rmiport=nnnn
nnn の部分は、使用されていないポート番号に置き換えてください。別の JVM サーバー上で実行されている LiveCycle Data Services ES サーバーから RMI を使用して ColdFusion に接続する場合は、同じ JVM 引数を使用して Flex サーバーを起動する必要があります。
RDS を無効にするには
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ColdFusion を停止します。
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JBOSS_DEPLOY_DIR¥cfusion.ear¥cfusion.war¥WEB-INF¥web.xml に含まれる次の行をコメント化します。
<servlet-name>RDSServlet</servlet-name> <display-name>RDS Servlet</display-name> <servlet-class>coldfusion.bootstrap.BootstrapServlet</servlet-class> <init-param id="InitParam_113401311165856789"> <param-name>servlet.class</param-name> <param-value>coldfusion.rds.RdsFrontEndServlet</param-value> </init-param> </servlet> --> <! -- <servlet-mapping id="macromedia_mapping_9"> <servlet-name>RDSServlet</servlet-name> <url-pattern>/CFIDE/main/ide.cfm</url-pattern> </servlet-mapping> -->
セキュリティ関連のエラーを回避するには
JBOSS の起動時にセキュリティ関連のエラー(Java およびセキュリティについて言及したエラー)が発生する場合は、run.bat ファイルを次のように編集します。
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-Xmx512m パラメーターが含まれる行に移動します。
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-Dprogram.name=%PROGNAME% というテキストを -Dcoldfusion.disablejsafe=true %JAVA_OPTS% に変更します。
セキュリティエラーは、ColdFusion がより高度なセキュリティ標準を実現するために使用する追加の暗号化ソフトウェアを、JBoss の特定のバージョンで処理できないために発生します。EJB3 など、一部の機能を利用するには JDK 1.5 をインストールする必要があります。
Tomcat サーバーへの ColdFusion のデプロイ
ColdFusion には、修正された ビルトイン Tomcat サーバーが付属しています。また、他の JEE サーバーのデプロイと同様に、ColdFusion を標準の Tomcat サーバー上の WAR ファイルとしてデプロイすることもできます。
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ColdFusion アプリケーションの WAR ファイルを作成します。詳しくは、デプロイに関する節を参照してください。
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Tomcat 管理コンソール(http://hostname:portnumber)を開きます。
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メニューオプションの右側にある Manager アプリをクリックします。または、http://hostname:portnumber/manager/html を使用することもできます。
- Tomcat Web Application Manager が開きます。ページの一番上に、Tomcat サーバーに既にデプロイされているアプリケーションのリストが表示され、その下に WAR ファイルのデプロイオプションが表示されます。
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「ファイルの選択」をクリックして、システム内を参照し、WAR ファイルを選択します。
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「デプロイ」をクリックします。
デプロイが成功したら 、 ページの上部にメッセージが表示されます。デプロイされた ColdFusion アプリケーションがアプリケーションのリストに表示されます。GUI オプションを使用して、アプリケーションの起動、停止、 アンデプロイ 、リロードをおこなえます。
WAR ファイルの作成時に指定したアプリケーション名を使用して、ColdFusion アプリケーションにアクセスします。(/http://hostname:portnumber/applicationname)
ColdFusion のアンデプロイ
JEE 設定の ColdFusion をアンデプロイするには、アプリケーションサーバー固有のアンデプロイツールおよび方法を使用します。
JEE 設定の ColdFusion をアンデプロイするには
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アプリケーションサーバーで使用されている JVM 引数 java.args および java.library.path から、ColdFusion 関連の指定をすべて削除します。
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(Windows のみ)ODBC サポートをインストールした場合は、cf_webapp_root¥WEB_INF¥cfusion¥db¥SequeLink Setup ディレクトリに移動し、RemoveSequeLink.bat ファイルを実行して、ODBC Windows サービスを削除します。
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必要に応じて、ColdFusion Web アプリケーションのルートにある CFM ページをコピーして保存します。
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アプリケーションサーバー固有のアンデプロイ機能を使用して ColdFusion Web アプリケーションをアンデプロイします。
WebLogic の場合は、WebLogic Administrator を開き、WebLogic Administration Console(http://hostname:portnumber/console)を開き、<ドメイン名>/Deployments/Applications に移動します。ColdFusion アプリケーションの右にあるごみ箱をクリックし、「Yes」をクリックします。WebLogic ドメインの起動スクリプトを開き、次のように ColdFusion 固有のエントリを削除します。
CF_SHARED_LIB_DIR (also remove CF_SHARED_LIB_DIR from PRE_PATH) LD_LIBRARY_PATH (UNIX only, remove ${CF_SHARED_LIBS}) (Windows only) JINTEGRA_PATH (also remove JINTEGRA_PATH from PRE_PATH) (Windows only) Remove jintegra.jar from PRE_CLASSPATH CF_SECURITY_JVM_OPTIONS CF_GRAPHING_JVM_OPTIONS Remove ColdFusion arguments from MEM_ARGS Remove CF_SECURITY_JVM_OPTIONS and CF_GRAPHING_JVM_OPTIONS from JAVA_OPTIONS
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必要に応じて、アプリケーションサーバーを再起動します。
ColdFusion と API Manager
JEE に ColdFusion をインストールし、同じマシンに API Manager をインストールする場合で、VM 内で実行したい場合は、JEE アプリケーションサーバーの設定ファイルに -Dapim.home フラグを追加します。